フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
旧地獄旅行はあの後、無事に帰還できました。旅行したら感想ですが、やっぱり推しは最強で、可愛いくて、美人さんなんだと再確認できました。
現在は6月。最後に赤い封結晶のせいで並行世界行きになったのが4月。もう二ヶ月は何事もなく暮らせてます。日頃の行いのおかげです、ね。
「ダンテ、おはようございます。」
「フフ・・・おはよう・・・。」
皆んなは梅雨って好きかい?私は好きだぞ。この時期は何かノスタルジーな気分になれるからね。ただし気温が夏並みな日、テメーは嫌いだ。消えてしまえ!
「もう梅雨ですね。」
「そうだねー。」
幻想入りして初の6月の頃は、フィレンツェ(幻想郷)で推しと暮らしてたから、今回が初の梅雨体験だな。幻想郷でもこんなに雨って降るんだなぁ・・・・・。
ところで今の気温はいくつだろ。OK聖杯!気温教えてくれ。ふむふむ・・・普通なのね。最高やな幻想郷!これが外の世界だったら・・・夏並み気温×好湿度のベストマッチで殺されかける。
まあ幻想郷で地球温暖化進んでも、私には聖杯がある。普段は私だけにしているが、場合によっては私と推しとその他に、快適な温度になるように調節してあげる。私は優しいからね。
「ダンテ、
「そうだねー。」
うん、6月が梅雨なのは知ってる。今雨降ってるから分かるよ。裁判長でも同じことを言うなんて・・・まだ可愛らしいところあるんだ。見つけられて良かった。
「ダンテ、私は貴方だけの
「そうだねー。」
令呪を全然使わないから忘れてた。強さも賢さも美しさも圧倒的な天使を、サーヴァントとして従えるなんて、カルデアのマスターみたいなコミュ力があって出来ることだからね。
つまり陰キャには大天使とは、サーヴァントとマスターの関係とではなく、ただの契約関係止まり。だがそれが良い。推しを自分のモノにするなんて嫌だもん。推しの独占は重罪ですから。
「なら今すぐ
「そう・・・なの?」
「そうです!」
書く物?行く場所?すること?頼むから何のことか教えてください!抽象的な表現で伝わるわけないだろ!!前世でも分からない時があったんだからさ!
「朝食中に漫才しないでくれない?迷惑よ。」
女苑さ、失礼すぎない!?ダンテ(本物)はギャグキャラだけど、ダンテ(偽物)は真面目キャラなんで。だって人前でボケるのは恥ずかしいし・・・。
「無料で漫才が見れるんだから文句を言っちゃダメだよ。」
「紫苑まで馬鹿にしないでくれ。」
貴様らをここに住まわせて、能力の制御を可能にしてくれたのが誰か分かってんのか?そうだねメタトロンだね。何もしてないから反論できないねw
これだから陰の者はさぁ・・・他人に対して何かしようと思わないわけ?私は思わないけど、陰キャ諸君はちゃんとしてよね。
「ダンテ。良い考えを思いつきました。」
「どうしたの?」
「教会を建てましょう。」
??????何故そのような考えを???????
天使の考えることってたまに何一つ分からないことあるよな・・・そこも推しの良いところなんだけどね!良いよー!さっそく教会を建てよー!
「・・・・・私は結婚式が気になったので、試しに人里の人間に結婚式をさせてみようと思ったんです。」
遠い目をした裁判長が言う。その様子は懺悔している雰囲気を出しているが、周りの人溜まりが静寂と雰囲気を消し去っていく。
「金ならあるわ、今すぐさせて!」
「予約したいんだが、いつなら空いてる?」
「ドレスの色を変えたいのですが、可能ですか?」
人溜まりの正体は、式を上げたい人里の人間。一人だけでもさせてみたいがために、手を込んで頑張った結果、付き合っていたカップルや夫婦がこぞって押し寄せてきたのだ。
「・・・・・流行るかもしれないと考えましたが、これほどまで増えるとは聞いてないです。」
「フフ・・・・・私もだよメタトロン・・・・・。」
初めて1日すら経っていないのに、こーんなに人が来るとかおかしいじゃんね。暇だから手伝ったのに新事業をやるなんて想像つかないよ。
「いったい何が・・・何がダメだったのでしょう。」
幸運値の高さが原因なんじゃね?知らんけど。やっぱりAランクとEXランクが揃うと、大抵のことは叶うんだね。何処ぞのランサーとアーチャーとは違って、Eランクにならなくて良かったー!
「す、すみませーん。」
まさかの桂姫がここに参上。桂姫も結婚式をしたいのか。ところで相手は!?相手はいったい誰なんだ!?生半可な奴だったら、マスター許しません!
「私もしたいのですが良いですか?」
「別に構いませんが
私も知りたいから早く教えて!出来るだけkwskね!好きになった経緯とか、最近したこともあると最高です。相手が同性でも百合は素晴らしいから許す!
「それは・・・その・・・・・。」
ん?何故私の方を見るんです?
「結ばれたければ私を倒してからです。かかってきなさい。生きて帰しませんよ。」
「メタトロンさん!?」
「良いですよ。受けて立ちます。」
「桂姫さん!?」
この後、天使を使って争いかけた二人を何とか止めた。しかし桂姫の相手は分からなかった。いつの日か知れると良いな。