フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「あの女共との会話は楽しかったですか?ダンテ。」
物凄く怖いぞこの大天使。一周まわって冷静になれらくらいには。
怖いもんは怖い、例えそれが推しであっても。そもそも出て行った理由が怖くなったからやし・・・・・。
さてどう言い訳をしよう。
霊夢と魔理沙がいなくなってからこの法廷にある天使が全て第一階梯になっている。逃亡は不可能だろう。戦闘も無理だ。
何と言って切り抜けようか・・・
「全く楽しくなかった、君といたときの方が楽しかったよメタトロン。」
「私といたときが楽しかったなら何故出て行ったのですか?」
弁護士・・・いや被告人の気持ちってこんな感じか・・・。
まだ学校で作文発表してたときの方が緊張したね!!!
怖いのはこっちのが何万倍も上だがなあああああ!!!!!!
「私は普段、君に迷惑ばかりかけている。だから共に旅行でもしたかったのさ。今回のはその下調べだよ。」
「ではあの二人と何故会ったのですか?下調べなら会う必要も話す必要もないでしょう。」
まだ殺されてないだけまし・・・!!!そう思うっきゃない・・・!!
あと少しで終わってくれ、浮気がバレた彼氏のようで気分が不快じゃああああ!!!
・・・・・あの二人が悪いことにしてやろう。よくも私を怪しんでくれたね。これは罰だ!!くらえ!!!!
「私には君がいるから話したくなかった。でも、彼女らと会話しなかったら殺されていただろう。
ここに来た理由は帰るためでもあるが、助けてほしかったのだ・・・疑わせてしまって申し訳ない。」
良かった、あの女共に目移りしたわけじゃなくて。とても良かった!ダンテがいない間、嫌われたんじゃないかって・・・他の女が好きになったんじゃないかって不安になっていたのが、今では嘘みたいに気分が良くなっている
にしても・・・ダンテがこんなにも怯えるほど嫌いだったなんて、これならアイツらのこと好きになることはないでしょう。
「こちらこそ疑ってしまい、すみませんでした。それでは帰りましょう?ダンテ。」
「フフ・・・帰ろうか・・・。あと愛してると言ってくれるか?」
またですかダンテ。それ私以外にやると愛想尽かされますよ?まあ私以外にさせませんがね・・・フフフ。
さて貴方がいない間にいーっぱい練習したので、きっとダンテも満足してくれのことでしょう。
「分かりました。・・・・・ダンテ。愛してます。」
全てを裁定したあと、幻想郷に楽園を築きましょう。今は小さなここにしかいられませんが、ね。
その為にも私は幻想郷について調べて、幻想郷を滅ぼす必要がありますが・・・
今はこの幸せを噛み締めることにします。
・・・・・そうだ私も愛してるって言ってもらいたい。でも断られないように。
「これでは不公平です。」
「え?」
「今まで私が貴方に愛してしてると言ってきましたが、それだと不公平です。私は大天使にして公平なる裁定者。どちらか一方に天秤が偏ることは許しません。」
「つまり・・・何をすればいい・・・?」
「ダンテ。・・・私を愛してるって言ってくれますか?」
これなら理にかなっているはずですが・・・
変になってないだろうか?始めて私から頼んでみたが、こんなにも・・・こんなにも!!恥ずかしいものだとは。
普段からこんなことを何でこの男は言えていたのですか!?理解できません!!!
顔が赤くなり、だんだんと熱を感じます。心臓が静かなこの法廷で大きな音を上げて鼓動する。聞かれたくないと思うのに対して心臓の音は大きなまま変わらない。
「愛してるとも、私のメタトロン。」
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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
もう何ですかこの男!!そんな当たり前のように言って!!!私が勇気を出したのに何事もなくそう言って!!しかも私の!?ダンテの!?!?
何故そんなふうに言うのですか!!!!
ただ一言愛してると言えばいいのに!!!!!
私の心を弄んで・・・なんて男なんですか!
まったく・・・・・これじゃあ勝手に恥ずかしがっている私が馬鹿みたいじゃないですかっ!!!
「早く帰りますよ!!ダンテ!!!」
「フフ・・・何か怒ってないか・・・?」
「怒ってませんっ!!!!!」
「フフ・・・ごめんなさい。」
ヤンデレだけど好きな人相手にはたじたじっになって攻められる(攻めてる自覚なし)とすぐ照れちゃう系大天使は好きですか?
私は大好きですっ!!!!!!!!!!!!