フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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前回のあらすじ(ネタ9割)

裁判長「くっ・・・!幻想郷の賢者!!」
ダンテ「ヤバいぞメタトロン。」
怠惰ヌ「大変だねダンテ。あと裁判長は消えて。」
八雲紫「許さんぞ・・・!殺してやるぞ・・・・・ダンテ・アリギエーリ!!」

ダンテ「なななな、なっ、
     何ですってーーーーーー!!!???」


フフ・・・助けて・・・

 

【悲報】幻想郷の賢者が接触してきた

 

冗談抜きでの緊急事態!!!!

死んじゃう(半分冗談)が死んじゃう(ガチ)になっちゃたじゃねえかよ!!!!

ああああああああ!!!!来るなら先に言っておけよおおおお!!!!

言ってても来てほしくないがなあああ!!!!

 

そんな八雲紫の能力は『境界を操る程度の能力』。

聞かれてもよく分かんないので、出来ることを一部上げよう。

 

・空間の境界を操って裂け目を作ることで離れた場所同士を繋げる(これがスキマ)

・昼と夜の境界を弄り、夜を留める

・夢の世界にある人や物を強制的に現に取り出す

 

何この・・・何???いかれているのか???

そんな能力持っている奴が私に殺意を向けている。本人的には敵意でも、命が飛びそうでビビる。

 

 

 

メタジャン呼ぶか?来るまでに殺されるか、そもそも助けが届かなくて終わりだろう。

天使で応戦するか?全部壊されて終わりだろうな。しかもさっきいたのは野に返しちゃったし。

・・・胃が痛い。でも一旦会話するか。

 

「フフ・・・まさか八雲紫がここに来るとはな・・・。」

「あら?知っていたのね。なら自己紹介は省いて・・・貴方を始末しにきました。」

「・・・私は何もしていないのに・・・酷いね。」

「酷いはこちらのセリフよ。霊夢と魔理沙に不意打ちした挙句、弾幕ごっこを出来ないと嘘を吐き、幻想郷のルールを無視して天使を襲わせたダンテ・アリギエーリさん?」

 

やっべ死にそう。紫さんブチギレてるよ。

不意打ちじゃないよ!!勝手に現れただけだし、被害者は私の方じゃ。弾幕ごっこを出来ないのも本当さ!!スペカの作り方、ルールすら知らんし。天使に関する被害は全部、メタトロンのせいです!!私じゃありません!!!

くっそ!何かいい方法を思いつくんだ!!考えるんだ私よ!!何も思いつかなかったら死ぬからな!!考えろ・・・考えろ・・・考えろ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思い、ついた。

でも効くかな、これ?失敗すればその場で首が飛ぶ(物理)可能性が大になるが。別にいいか。

『「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ』って誰かも言っていたので大丈夫だ。

そも、何もしなくても首飛びそうだし。仮に失敗して死ぬことになったら・・・聖杯使ってティアマトとか殺生院キアラとかカーマとか呼んでやる。私の死後、ビーストに苦しめ。

 

 

 

覚悟はできたよ、さあやろうか。(建前)

まだ死にたくないな(本音)

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

今回の異変は看過できないものだ。幻想郷のルールである、"人里内にいる人間は襲わない"を無視されたことにより、人里の人間は家から出ず、このままでは妖怪への恐怖がなくなり、天使への恐怖のみになる。

 

それでも本来なら、この異変に私は関わらなかった。

・・・霊夢と魔理沙を弾幕ごっこをせずに攻撃をし、更に騙して撤退させた男。ダンテ・アリギエーリ。

紅魔館の話を隠れて聞いたが、地獄・煉獄・天国を巡った男らしく、それら由来の能力を保有しているらしい。

おそらく天使は、天国由来の能力だろう。

 

「あら、酷いことするのね?貴方。」

 

早苗との話が終わったところを確認してから私はスキマから出た。あの男の表情から、驚いているのが分かる。私が来るのは想定外だったのかしら?

 

「フフ・・・まさか八雲紫がここに来るとはな・・・。」

「あら?知っていたのね。なら自己紹介は省いて・・・貴方を始末しにきました。」

「・・・私は何もしていないのに・・・酷いね。」

「酷いはこちらのセリフよ。霊夢と魔理沙に不意打ちした挙句、弾幕ごっこを知らないと嘘を吐き、幻想郷のルールを無視して天使を襲わせたダンテ・アリギエーリさん?」

 

白々しい男である。こいつがどんな能力を持っているか分からないから、会話はしなくてはいけないとはいえ、本当に白々しい。

こんな異変起こしておいて、ルールが分からないなんて嘘が効くと思っているの?・・・早苗は効いたけど。

 

「さてと会話は充分かしら?」

「・・・・・・・・・・。」

「無言とは酷いわね。それじゃさ「『法則固定(コンクルージョン)』」何!?」

 

霊夢達にやったように、不意打ちをしようとして!!もはや能力を調べるなんてどうでもいい、早く始末しないと!

私はダンテに弾幕を放つ。弾幕ごっこで使うものではなく、人を殺めるための弾幕を。

 

「第一階梯・権限使用。『法則固定(コンクルージョン)

『ダンテ・アリギエーリに対する敵対行為、及びダンテ・アリギエーリの許可のない能力の使用、逃亡行為を禁止とする』」

 

しかし、弾幕は突如現れた顔と手のひらに穴の開いた金色の天使が防いでダンテも言っていた法則固定(コンクルージョン)を使用した。

そして、私はダンテに攻撃も能力の使用も逃亡も出来なくなってしまった。急いで藍を呼ばないと・・・!

 

でも来ない。いや違う・・・最初から繋がっていない。これすらも禁止されているというの!?

この異変は罠だった。天使どもを止めるために来た連中を、裁判長が罰を下すだけだと思っていたが・・・本命はこっち。ダンテが使った法則固定(コンクルージョン)で一人ずつ確実に始末するものだった。でも私はそう簡単には死なないわよ?

 

「一つ『八雲紫はダンテ・アリギエーリの所有物として能力、思考も含めた全てを支配される』

二つ『八雲紫は【幻想郷の愚者】とダンテ・アリギエーリに言われたとき、思考を停止し、人形となる』

フフ・・・ではおやすみ・・・。【幻想郷の愚者】。」

 

は?アイツ今、何と言っ、て—————。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「さてと会話は充分かしら?」

「・・・・・・・・・・。」

「無言とは酷いわね。それじゃさ「『法則固定(コンクルージョン)』」何!?」

 

そう。私が思いついたのは法則固定(コンクルージョン)を使った無力化・・・。ここで倒さないのかって?私の実力では倒せません。仮に倒せるとしても、私の幻想郷滅ぼしたくないから倒さんよ。

じゃあさっき言った、聖杯でビースト呼ぶって言ったのは何なのか?私が死んだ後は何が起ころうが問題ない。

 

私が法則固定(コンクルージョン)を使おうとした途端、紫が弾幕を飛ばす。素人でも分かる、あれ殺すためのやつだ。視界がスローモーションになる——いかん、走馬灯も出てきた。あ、まじで死ぬ感じか。

 

「第一階梯・権限仕様。『法則固定(コンクルージョン)

『ダンテ・アリギエーリに対する敵対行為、及びダンテ・アリギエーリの許可のない能力の使用、逃亡行為を禁止とする』」

 

いきなり現れた天使がそう言った。誰!?誰なの!?怖いよ!!でもナイス!!では改めて・・・

 

「一つ『八雲紫はダンテ・アリギエーリの所有物として能力、思考も含めた全てを支配される』

二つ『八雲紫は【幻想郷の愚者】とダンテ・アリギエーリに言わたとき、思考を停止し、人形となる』

フフ・・・ではおやすみ・・・。【幻想郷の愚者】。」

 

私が言うと・・・紫の動きが止まった。先程まで出ていた敵意も何事も無いように消えていった。

 

「フフフ・・・・・成功して良かった・・・・・死ぬかと思った。」

 

何はともあれ、生き残れて良かった!!

 




Q.何で成功したの?

A.ダンテくんが聖杯奪われていないので主としての格があった(格はメタジャンと同等)+メタジャンとの契約(私を護ってほしい)である程度補正がかかった+紫が法則固定(コンクルージョン)を知らなかったから+天使の不意打ち。まあつまり運が良かったからですね。


Q.幻想郷の愚者にした理由は?

A.ダンテ「周りに言われなさそうだから7割・嫌がらせ3割」


Q.どうして第一階梯の天使がいるの?

A.何でだろうなぁ・・・ところで、この天使は小さくなれて、ダンテを守ることを優先し、何故か位置情報を発信するみたいですね。普段はダンテがサイバンチョから貰ったお守りの中にいるみたいですが・・・きっと関係のないことでしょう。
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