フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・絶望しそう

 

「ここまで来れば・・・っ! ぐああああああ!!!!!」

 

あの結界から出て安心しかけたが、追尾してきた光線をとっさのところで回避したが・・・光線が木に当たった瞬間、爆発した。

爆発を防ごうとしたが威力が強すぎて、そのままダメージを負ってしまった。ここ周辺も抉られたかのような跡ができた・・・きっとここらへんにいた妖怪達も巻き込まれてしまっただろう。

 

「・・・半霊で、本当に良かった。」

 

人間だったら死んでいたが、私は半人半霊。おかげで死にかけまで耐えれた。今よりも、自分が半霊であって良かったと思った日は絶対ない。

まずい・・・重傷すぎる。今追撃・・・もしくは妖怪が襲って来たら、そのまま殺されてしまう。かといって誰も来ないとこのまま死ぬかもしれない。

 

「妖夢さん!!大丈夫ですか!!??」

 

「ああ・・・早苗さんですか。大丈夫です・・・死んで・・・いませんよ、まだ死にかけ・・・ですから。」

 

「それは大丈夫じゃないんです!!!今治しますからね!!!」

 

ごもっともだが死んでないだけ良かった方なのも事実だ。それに守矢神社に被害がないか心配だ、結界の外、ここ妖怪の山にさっきの攻撃が当たった以上、心配するのは仕方ないだろう。

 

 

 


 

 

 

「治してくれて、ありがとうございます。」

 

「いえいえ大丈夫ですよ。あんなに怪我をしているのに無視をするほど、良心がないわけじゃないですから。

 

早苗さんがいなかったら、あのまま死ぬんでいたかもしれなかった。流石は奇跡を起こす程度の能力を、持つ巫女。本当に感謝するしかない。あと、守矢神社は無事だった。でも妖怪の山に爆発が起こった以上は、しばらくの間は参拝客は来ないだろうが。

 

「二人とも大丈夫?」

 

「大丈夫ですよ、諏訪子様。」

 

「私も治ったのでなんとか。」

 

そんなことを考えていると、諏訪子さんが現れた。

 

「あの、諏訪子さんも神奈子さんも、今回の異変に参加するんですか?」

 

ふと思った疑問を口にした。今、神奈子さんはいないが参加するか、しないかくらいは、分かっているだろうから答えてはくれることでしょう。

 

「うん、私達も参加するよ。早苗に騙し討ちをしたらしいし、あと妖怪の山が爆発させられて、参拝客がしばらくは来ないだろうし。神奈子は今、結界に向かってるよ。」

 

「そうですか・・・お互いに頑張りましょうね。」

 

 

 

 


 

 

 

 

「お前達が早苗を騙し討ちした奴らか?」

 

はい→そうか死ね。

いいえ→嘘ついたな死ね。

 

・・・すまん。どうしたら助かる。

騙し討ちしてないのに、そう思われる私に可哀想な現在。私が何をしたと・・・!結構やらかしたな。

 

(ダンテ。アイツ始末しますか?)

 

(メタトロン、ステイ。落ち着け。まずは会話をするから。)

 

八坂神奈子。その能力は、乾を創造する程度の能力。乾とは天を表すため言い換えれば、天を創造する程度の能力。そんな神に殺意剥き出しにされてキレそう・・・。

昔はあんなに幻想郷行きたいと思ったのに今は帰りたいが強くなる。

いや帰りたいじゃないな、関わりたくないだな。

 

「フフ・・・何か勘違いをしているみたいですが、騙し討ちなんてしていませんよ?神奈子さん。」

 

怒りを抑えつつ、可能な限り普段通り会話を行う。言葉には気をつけろよ?私には願望器こと聖杯があるのだぞ!!私の意思一つで幻想郷に大打撃を与えられることを理解せよ!!

 

「弾幕ごっこが出来ないと言ったのは?」

 

「それも事実です。私・・・スペルカードの作り方知らないし、持ってないので・・・。」

 

事実。弾幕は多分練習すれば良いだろうけど・・・スペカの作り方を知らない以上、出来るわけがない!!

 

「裁判所から天使が出てると言ったのは?」

 

「それも事実です。仮に裁判所内で何をされようが仕方ないでしょう?敵の本拠地なんですから。」

 

正論やろ?何で本拠地で攻撃されないと思ってんの??そう思うやつはアホしかいないだろ。

 

「では・・・いきなり不意打ちしたのは?」

 

「弱者は正攻法では勝てないんですよ。知ってますか?」

 

何か私会う奴全員に怪しまれない?人間不信になりそ・・・。人間じゃない奴もいることは知ってるけどね。

 

「そうか・・・でもお前も敵だろう?」

 

「私は敵対した覚えはないのですが・・・酷いですね。」

 

 

 

・・・・・・・・・・・本来なら敵対しない方がいい。それは知っていますが、やめました。ムカつくから攻撃します。メタジャンにさせるつもりは無いよ、流石にね?ならどうするか・・・私も一応戦闘能力は保有しているですよ。

 

「貴様らは一度、神の荒ぶる御魂を味わうと良い!」

 

「神符「水眼の如き美しき源泉」!!」

 

では・・・・・宝具解放。

 

「苦しい!苦しい!苦しい!」

 

我が怒りを——八つ当たりを喰らうがいい!!

弾幕が来るが・・・問題なぞ無い。私には信頼できる、サーヴァントがいるのでね。

 

「貴方の攻撃は全部、届きません。」

 

メタジャンが全ての攻撃を消し去った。う〜ん、流石のチートっぷり。今は頼もしい。普段?怖いですが・・・一般人だもん。仕方ないよね。

 

「ちっ・・・!」

 

「我が暗黒よ、今この世に溢れん!」

 

スキルを使い、周辺を地獄に変える。相手が諏訪子だったら戻されるところだったが・・・相手は神奈子。多分問題ない。

ほう・・・防御に徹するか、だが例え攻撃が当たらなくても、逃げられたとしても問題はない。私の宝具はただ門を開けるだけなので・・・攻撃は勝手に行われるからさ。

 

「さあ!この門を潜るなら希望を捨てよ!」

 

門が開く。中から出てくるは、マレブランケ、ケルベロス、ケンタウロスなどなど。地獄の炎も出てくるので、ここら一体は山火事になるかもな・・・。悪いのは神奈子なんで反省してもろて。

 

「汝は今、地獄にいる」

 

さあ戦闘を始めようか・・・いやだけど!!

やめたいけど!!!

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