フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

32 / 198
フフ・・・初めての戦い

 

「まだ続くか!!」

 

「私は門を開けただけ・・・閉じぬ限り地獄は溢れ続ける。」

 

帰ってくれないか・・・この戦闘狂め!!!何気に初めての戦闘相手が神様なの辛い。でも私にはメタジャンがいるので死ぬことはない。聖杯戦争ってこんな気分なのか。

 

門の前から離れぬよう、炎、地獄の住民達を一旦出すのをやめて、戦いを始める。

 

「神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」!」

 

「こい、ケンタウロス!」

 

相手はスペカを使うけど・・・私にそんなものない。こちらに来る弾幕とレーザーをケンタウロスに乗って回避する。無論ただ回避に徹するのみではない。

 

「こい、ケルベロス!」

 

「邪魔だ犬!・・・っち!」

 

やはりバレるか。ケルベロスを呼んだが・・・"だけ"ではない。ついでにマレブランケも呼んだが全て潰された。くそっ!初めての戦闘なんだから、加減しろよ馬鹿!!

 

「ミノタウロス・・・!!」

 

「神秘「葛井の清水」」

 

神奈子の横から現れたミノタウロスは、スペカを出す前に放たれた一発の弾幕で腹に風穴が開いた。そしてそのまま、倒れるミノタウロスを簡単に避けてスペカが発動した。

 

私の周囲を弾幕が覆う。何もしなければ死ぬ。

 

「コキュートス。フェノメノ!」

 

門から出すものを、炎から冷気へ、マレブランケ達からフェノメノへ変更・・・そして発射。

弾幕は凍り、乗っているケンタウロスが弓で殴り、砕く。フェノメノは弾幕の代わり。でも攻撃は当たらないだろうな・・・。

 

「風雨の神である我に、冷気で挑むか!」

 

「挑まないに決まってるとも。」

 

神に勝てるなんて思わないからな!!それにフェノメノは反応されることなく迎撃された。自信がなくなるので、無視はしないでください!

 

「火焔天よ!」

 

火焔天とは、ダンテ(本物)が書いた神曲において、地球と月の間にあると考えられた火の本源。焔が上へ上へと向かうのは、この天へ帰らんとするためと考えられたもの・・・。

FGOにおいて、コキュートスも火焔天も使用はしていなかったが・・・やっぱり簡単に使えたぜ。効くかって・・・?さあ?

 

上空に火焔天を顕現し、操り焔を落とす。

雨みたいにすると、能力で吹き飛ばされるだろうから、収束し・・・光線のように焔を放つ。その様はまるで終末が来たかのよう。

 

「火なんぞ吹き飛ばして・・・っち!」

 

「対策するに決まっているだろう。」

 

物凄く暑い(小並感)。

簡単に避けられるのは悲しいが、それはどうでもいい。死なないように足掻き続けるだけだからな!

 

「天竜「雨の源泉」!」

 

放たれた光線に雨のような弾幕が放たれ、衝突した部分から小さな弾幕が降ってくる。

 

「我が天使の軍勢よ!!」

 

メタトロンから借りた権限を使い、第五、第四階梯の天使を呼び、弾幕の迎撃、神奈子への攻撃、妨害を任せる。

勝つことはできないならば負けなければいい。

 

法則固定(コンクルージョン)『現在ここに展開されている結界内部の視認を私、ダンテ、神奈子以外を禁ずる。なおそれに疑問を持つことも同様に禁ずる』」

 

「結界・・・これは!」

 

そう・・・メタトロンが結界を展開してくれたのだよ。本当にありがたい。言われるまであるなんて知らなかったけどネ。

 

法則固定(コンクルージョン)『八坂神奈子は私、メタトロン・ジャンヌの所有物として能力、思考も含めた全てを支配される』」

 

「それでは思考をやめなさい、八坂。」

 

 

 


 

 

 


 

 

 


 

 

 

初めて戦ったけど辛かったし、怖いし二度とやりたくない。これを毎回幻想郷ではやるんですか?

いかれてるよマジで。

 

それと宝具撃つのに、本来ならば絶望を耐えなきゃいけないのに、どうしてへっちゃらなのー?

という疑問があるかも知れないがその答えは簡単。

 

対抗策を用意していたからさ!!

絶望が来ること分かっていたなら対策するに決まっているでしょ。苦しみたくないし。

 

おかげで絶望感はそんなになかった。まあ初めて宝具使ったときも使用してたけどネ!!

 

その対抗策はお守り。メタジャンの力から作った絶望感を軽減するもの。宝具限定だけどね。

それでも撃つと少し気分が悪くなるからな・・・・・

連発するのは控えておこう。

 

あと道具が増えちゃった。紫は私、神奈子はメタジャンが使役するようになったよ。バレたらマズイが・・・バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。とりあえず、メタジャンが記憶消して帰しておいたので、神奈子はもういません。

 

「助けてくれてありがとう。メタトロン。」

 

「どういたしまして、ダンテ。」

 

しばらく・・・うん。外に出ないようにしよう。

出てもいいことがないからね。

 

それに疲れた・・・早く帰ろう。

 

 

 


 

 

 

ダンテの意外な一面を見た。

普段は常に落ち着いている、冷静な人だったが今回は違う。あの八坂という女相手にダンテは、初めて戦うことを始めた。

普段は私に頼っていたダンテが、自分の力で。

地獄門を出し、魔獣を呼び、戦っていた・・・。

 

私は不要になったのかと一瞬だけ不安になったが、魂を見ればそんなことなく、むしろその逆。戦いたくないという気持ちでいっぱいだった。

 

私は歓喜した。

私は必要とされている。私の成そうとしていることに意味がある。その事実を心から喜んだ。

しかし疑問が出来る、『何故ダンテは私に頼らなかったのか?』それが気になる。

 

「何故あのとき、私に頼らず自分で戦うことを選んだのですか?」

 

「普段から頼ってばっかだし・・・たまには自分でも戦ってみようと思ったからだよ。」

 

「楽しかったですか?」

 

「いえまったく。」

 

どれも事実であった。優しいがそれ故に離れていこうとしてしまう。でも大丈夫だ。呼ばれてすぐにした契約・・・「私を護ってほしい」。これがある限り、私は常に貴方を護り続ける奇跡を使える。

 

一生・・・いや死んだ後も護るためにダンテ。貴方に奇跡を使いましょう。それが貴方を愛した私の役目ですから。




初の戦闘シーン上手くいけたかな?変になってないならいいけど。より上手くなるために頑張って上達します。でも上達するにはダンテが戦う必要が・・・
必要な犠牲ってこれのことか。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。