フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「まだ続くか!!」
「私は門を開けただけ・・・閉じぬ限り地獄は溢れ続ける。」
帰ってくれないか・・・この戦闘狂め!!!何気に初めての戦闘相手が神様なの辛い。でも私にはメタジャンがいるので死ぬことはない。聖杯戦争ってこんな気分なのか。
門の前から離れぬよう、炎、地獄の住民達を一旦出すのをやめて、戦いを始める。
「神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」!」
「こい、ケンタウロス!」
相手はスペカを使うけど・・・私にそんなものない。こちらに来る弾幕とレーザーをケンタウロスに乗って回避する。無論ただ回避に徹するのみではない。
「こい、ケルベロス!」
「邪魔だ犬!・・・っち!」
やはりバレるか。ケルベロスを呼んだが・・・"だけ"ではない。ついでにマレブランケも呼んだが全て潰された。くそっ!初めての戦闘なんだから、加減しろよ馬鹿!!
「ミノタウロス・・・!!」
「神秘「葛井の清水」」
神奈子の横から現れたミノタウロスは、スペカを出す前に放たれた一発の弾幕で腹に風穴が開いた。そしてそのまま、倒れるミノタウロスを簡単に避けてスペカが発動した。
私の周囲を弾幕が覆う。何もしなければ死ぬ。
「コキュートス。フェノメノ!」
門から出すものを、炎から冷気へ、マレブランケ達からフェノメノへ変更・・・そして発射。
弾幕は凍り、乗っているケンタウロスが弓で殴り、砕く。フェノメノは弾幕の代わり。でも攻撃は当たらないだろうな・・・。
「風雨の神である我に、冷気で挑むか!」
「挑まないに決まってるとも。」
神に勝てるなんて思わないからな!!それにフェノメノは反応されることなく迎撃された。自信がなくなるので、無視はしないでください!
「火焔天よ!」
火焔天とは、ダンテ(本物)が書いた神曲において、地球と月の間にあると考えられた火の本源。焔が上へ上へと向かうのは、この天へ帰らんとするためと考えられたもの・・・。
FGOにおいて、コキュートスも火焔天も使用はしていなかったが・・・やっぱり簡単に使えたぜ。効くかって・・・?さあ?
上空に火焔天を顕現し、操り焔を落とす。
雨みたいにすると、能力で吹き飛ばされるだろうから、収束し・・・光線のように焔を放つ。その様はまるで終末が来たかのよう。
「火なんぞ吹き飛ばして・・・っち!」
「対策するに決まっているだろう。」
物凄く暑い(小並感)。
簡単に避けられるのは悲しいが、それはどうでもいい。死なないように足掻き続けるだけだからな!
「天竜「雨の源泉」!」
放たれた光線に雨のような弾幕が放たれ、衝突した部分から小さな弾幕が降ってくる。
「我が天使の軍勢よ!!」
メタトロンから借りた権限を使い、第五、第四階梯の天使を呼び、弾幕の迎撃、神奈子への攻撃、妨害を任せる。
勝つことはできないならば負けなければいい。
「
「結界・・・これは!」
そう・・・メタトロンが結界を展開してくれたのだよ。本当にありがたい。言われるまであるなんて知らなかったけどネ。
「
「それでは思考をやめなさい、八坂。」
初めて戦ったけど辛かったし、怖いし二度とやりたくない。これを毎回幻想郷ではやるんですか?
いかれてるよマジで。
それと宝具撃つのに、本来ならば絶望を耐えなきゃいけないのに、どうしてへっちゃらなのー?
という疑問があるかも知れないがその答えは簡単。
対抗策を用意していたからさ!!
絶望が来ること分かっていたなら対策するに決まっているでしょ。苦しみたくないし。
おかげで絶望感はそんなになかった。まあ初めて宝具使ったときも使用してたけどネ!!
その対抗策はお守り。メタジャンの力から作った絶望感を軽減するもの。宝具限定だけどね。
それでも撃つと少し気分が悪くなるからな・・・・・
連発するのは控えておこう。
あと道具が増えちゃった。紫は私、神奈子はメタジャンが使役するようになったよ。バレたらマズイが・・・バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。とりあえず、メタジャンが記憶消して帰しておいたので、神奈子はもういません。
「助けてくれてありがとう。メタトロン。」
「どういたしまして、ダンテ。」
しばらく・・・うん。外に出ないようにしよう。
出てもいいことがないからね。
それに疲れた・・・早く帰ろう。
ダンテの意外な一面を見た。
普段は常に落ち着いている、冷静な人だったが今回は違う。あの八坂という女相手にダンテは、初めて戦うことを始めた。
普段は私に頼っていたダンテが、自分の力で。
地獄門を出し、魔獣を呼び、戦っていた・・・。
私は不要になったのかと一瞬だけ不安になったが、魂を見ればそんなことなく、むしろその逆。戦いたくないという気持ちでいっぱいだった。
私は歓喜した。
私は必要とされている。私の成そうとしていることに意味がある。その事実を心から喜んだ。
しかし疑問が出来る、『何故ダンテは私に頼らなかったのか?』それが気になる。
「何故あのとき、私に頼らず自分で戦うことを選んだのですか?」
「普段から頼ってばっかだし・・・たまには自分でも戦ってみようと思ったからだよ。」
「楽しかったですか?」
「いえまったく。」
どれも事実であった。優しいがそれ故に離れていこうとしてしまう。でも大丈夫だ。呼ばれてすぐにした契約・・・「私を護ってほしい」。これがある限り、私は常に貴方を護り続ける奇跡を使える。
一生・・・いや死んだ後も護るためにダンテ。貴方に奇跡を使いましょう。それが貴方を愛した私の役目ですから。
初の戦闘シーン上手くいけたかな?変になってないならいいけど。より上手くなるために頑張って上達します。でも上達するにはダンテが戦う必要が・・・
必要な犠牲ってこれのことか。