フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
四季映姫。
その能力は白黒はっきりつける程度の能力。
この能力を以って下された審判は二度と覆ることはなく、被告は彼女の裁きに従うほかないのである。
また、この能力は境界をハッキリさせるということも意味しており、八雲紫の天敵ともなりえる能力でもある。
しかも、幻想郷の閻魔である彼女に対してはあらゆるものが嘘をつくことは出来ず、また彼女自身が絶対的な善悪の基準を持っているため判断に迷うことはない。
そう"八雲紫の天敵"になりえて、審判は"二度と覆ることはなく、裁きに従うしかない"。
そんなやつに見つかって、逃げたいのに逃げられない。私の幸運はEかよ。本物ダンテの幸運はAだったじゃねぇかよー!!
あの後も逃げようとしたけど、結局捕まって説教をされています。誠に遺憾である。
「いいですか?貴方は自分勝手すぎます。自らの身だけを守ってもそれは善ではないのです。しかも貴方は、守るために他者を犠牲にしています。このままでは地獄に落ちますよ?」
ダンテだからな私、気づいたら地獄から天国にいた!とか普通にあり得るのよ。それにこんな事言ってさ・・・自分のこと蔑ろにしたらしたで、絶対にそれで説教するねんで?やっぱりどの裁判長もクソや。
「聞いていますか!?」
「はい・・・聞いてます。」
「なら私が何を言っていたか言えますか?」
「自分勝手すぎるから・・・直そうって言ってました。」
「シャキッとする!!」
「ぐぅ・・・!」
正座して痺れている足を蹴るなんて・・・!!許さんぞ閻魔め。というかさ、もしかしてだけど私のやったこと全部バレてる説ある?
・・・・・・・・・・オリチャー発動!!ここで地獄門だして逃亡するぜ。出す場所を私の真下。出る場所を・・・第九圏に設定。通れる人物は私のみ。いざオープン。
「貴方は自分の本心を伝えれば良いのに、そうしないから・・・っていない!?」
久しぶり寒い地獄。
ここに来た理由は、紫がここの管理者だからだよ。普段はいつも通りだけど、私の命令一つでここに来るからさ。これが便利で便利で。メタジャンの前で契約して良かった。
「こい、管理者。」
「・・・・・。」
無言でスキマから出て来る〜!怖いな(本心)。暗殺者みたいでビビっちまうよ。まあ良いかそんなこと。いいからスキマ開けてくれ・・・え、前、能力借りたはずだって?そんな事もあったね。覚えてるとも。それでも来た理由?遠回りしたかったからです・・・色んなところ行きたいの!!家にばっかいても暇になるのよ・・・・・。
「裁判所まで繋げろ、私が通ったら戻って良いぞ。」
「・・・・・。」
無言のままスキマが開けられる。さ〜て、早く通って新しい家をどうするか決めに行くぞー!!
「貴女は人間、妖怪に説教という建前に、地獄に落ちると脅迫していること。これは重罪です。」
「貴女もここに訪れる人に勝手に裁判を始め、私欲で判決を下している。傲慢ですよ、貴女も地獄に落ちることになります。」
「まだ罪を重ねる気ですか・・・おや、ダンテ。どうしたのですか?」
やっぱり来ない方が良かったのかも知れない。裁判所に来たら、裁判長VS裁判長の戦いが始まっていた・・・。家で見たいよこういうのは。
まあでも来ちゃったし観戦だけしてるか。
「ルーラー、少し君に会いたくなってね・・・気にしなくても良いさ。それでは裁判を続けようか・・・フフ。」
「そうですか。・・・では続きを始めましょう。被告、四季映姫。」
「望むところですよ。ルーラー、ダンテ。」
家でお菓子でも食べながら見たいよこの戦い。今度ここにカメラ付けて見れるようにしよ。でもテレビはないな・・・仕方がない、聖杯で出すか・・・。
え、何で私も裁判に参加することになったん???
どうして??何もしてないぞ、今回は。今回こそは!!私は無罪や。まあそも裁判は映姫だけやし・・・心配することじゃないか。しかも相手はメタジャン。有罪確定やな、刑罰何にするのかな・・・。