フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・今物凄い悪役っぽい

 

「まずはこの場に来てくれてありがとな。」

 

礼儀正しいな饕餮ちゃん。能力強くて性格良くて頭良いとかズルじゃん。一応私も感謝しとこ。印象良くしたいから。

 

「フフ・・・こちらこそ話し合いに参加させて頂き、

感謝します。」

 

というか何で話がしたいだろうか?饕餮の目的は石油の回収のはず・・・だから埴安神が人間霊を保護しても本人は動かなかったし。

 

「それでは本題に入ろう。私の仲間にならないか?」

 

勧誘目的か〜。いいと思うが常に命令に従うのって癪なんだよな・・・。幻想入りしてからほぼ家にいたからね。かと言って断ると死ね!!!ってなったら面倒だし。協力関係を結ぶのが良いね。 

 

「申し訳ないがそれは出来ない。だが・・・君と協力関係を結びたい。」

 

「協力関係か・・・なら相応の実力を見せてくれるか?納得できたら許可しよう。」

 

だよね知ってる。饕餮は相応の相手としか協力関係を結ばない。どうするかは考えている。

私だから出来ることを・・・今しよう。

 

「君は旧地獄にある石油を回収すること・・・それが目的だろう?」

 

「貴様それをどこで!?」

 

だよね知らないのが普通だ。誰にも言ってないからね。でも私、転生者なもんで多少のことなら知ってるよー!普段から活用しているので使い方もバッチリよ。

 

「集めた石油を使い、畜生界だけではなく幻想郷中の欲を、自らのものとしようとしている・・・・・違うかな?」

 

「ああ、確かに正解だとも。だがそれだけでは協力するに値しない。」

 

うんうん、そうなるって知っているよ。だから追加で情報を出すとも。幻想郷にいる君を殺せるものについて。そいつを差し向けように手を引いた幻想郷の賢者の一人について。

 

「地上には君の天敵がいる。金髪の羽が特徴的な吸血鬼。そいつの能力は『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』だ。」

 

「なるほど。その能力があれば私を倒すことも出来るだろう。だか私は一人で回収しに行くんだぞ?バレるはずがないであろう。」

 

普通ならそうだがねー幻想郷の賢者とかいう激強キャラは見ているんだよね。多分今こうやって話してる私達も。プライバシーの侵害よ!!!

 

「摩多羅隠岐奈。彼女の能力は『あらゆるものの背中に扉を作る程度の能力』これにより彼女はいつでも私達を監視することが出来るのだよ。」

 

「・・・ちなみにそいつは何処にいる?」

 

「能力より作られた扉の中の異界。なのでこっちからは手出し不可で、情報奪われ放題だね。」

 

「はぁ〜〜〜。」

 

ため息を吐く饕餮。そりゃそうよね。可哀想・・・。

紫に遭遇した頃を思い出して胃が痛くなるね。

 

「そこでだ。私達二人協力して頑張ろうじゃないか。」

 

「何が望みだ?ここまで情報を集めておいてただで協力するとは考えられない。」

 

多分これで協力は出来るようになったぜ。

勿論私にだって願いはあるとも。

 

「私の望みはただ一つのシンプルな答えだ。それは——」

 

「それは——?」

 

「平穏が欲しいです。」

 

「・・・・・はぁ?だったら異変だのやめて普通に暮らしたら良いだろ。」

 

うん、それは分かってるよ。正論だけどね・・・

ここでは常識を知らない連中が多んだよ。

何でもかんでも暴力で解決しようとする奴が大多数なのがおかしいよ。話し合いたいのに・・・酷いよ。

 

「全員に敵だと思われちゃってぇ・・・・・話し合いたいのに全然聞いてもらえなくってぇ・・・・・。」

 

「なんか、うん、大変そうだな。」

 

「だから共に協力しよう。対価は私の平穏な暮らしで十分だとも。」

 

手を出して握手をするように促す。ここで失敗していたら、手から吸収されるだろうが・・・多分セーフや!!!うんそう信じてる。

 

「分かった。これからよろしくな!」

 

握手出来ました。よっしゃああああ!!!!

運は味方してくれているっ!!!

さてと・・・頑張って饕餮が暴走しないようにしつつ、メタジャンを止めなきゃな。

 

饕餮は原作で石油を吸収しすぎて狂暴になってたらしいのでね、食べ過ぎないようにさせなきゃいけない。失敗したら?メタジャンの異変と饕餮の異変の二つが同時期に開催決定!

 

でも大丈夫。失敗したら他の奴に任せる!!

幻想郷の賢者様に巫女がいれば解決出来るやろ。私はメタジャンが倒されなきゃ良いんでね。

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