フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・天使と天国ライフ

 

 

「ここが新しい場所・・・天界ですよ。」

 

仕事が終わってもあの世から出られないことが確定しました。ダンテだからって現世に出してもらえないのは酷い。なによ。ダンテ差別?それとも転生者差別?心は硝子なんだからやめてくれよ。

 

一応もう一人の私に解説。※私に別人格はない。

先に言っとくけど、私が前世で調べた内容なので間違ってても許してね。

 

天界。一言で言うと幻想郷の天国で、天人の住む異界の桃源郷。でも階級制らしく、位の低いの人達はとても貧しい暮らしをしているらしい。

やっぱり生命体って愚か。第三魔法使わないと。

 

生きたまま天界に行くことも可能なようで、その場合は修行を積むことで天人になる必要がある。なお生きたまま天人になると死神が迎えに来る。おふぁ○っくですわ〜!

 

でも安心してくれ。私達はスキマ妖怪の能力使って来たから天人じゃないよ。裏技っていうより、開発者の権限を借りてる感じ。どちらにせよ最低やな。

 

天人に死後なるには成仏する必要があるが、成仏出来るかは閻魔が決める。しかも天界は飽和状態・・・定員ピッタリなんで勝手な成仏は禁止されている。

やっぱり閻魔って独裁者だわ。

 

あと天界の桃と酒は美味いらしい。最高かよ。

でもそれ以外は美味くないらしい。最悪だよ。

まあ私達は聖杯から材料出すから食事は安心。天界のは桃しか食わん!酒は飲まんよ?私前世も含めても未成年だもの。

 

天人は神通力が使えるし不老ではあるが、長寿であって不死ではないので結局死ぬ。ちなみに妖夢の持つ白楼剣で斬られた幽霊は天界に住むことになるが転生出来ない。飯が美味くない場所に強制在住されても嬉しくない。むしろ苦痛だ。

 

天界とは確かに楽園ではあるがこの世の地獄を見たこともない一般人からすれば、飯が美味くない、退屈、天人になれても結局死ぬ以上、私は楽園ではないと評価をする。これなら天草の魂の物質化の方が良いと私は思う。

 

まあ安全な場所ではあるから地上と行き来出来れば最高なんだよね。スキマ妖怪さんを部下にして良かったー!!それに暇ではあるが、私は聖杯で娯楽をいっぱい出せるから、多分きっと問題無し!!

 

それじゃあ早速家に入るぞぉー!!

やっと不幸から逃げられる・・・フフ・・・嬉しい。

 

 

 


 

 

 

「お腹が空いたから何か作るが、食べたいものはあるかい?」

 

部屋で怠惰する前に何か食べたい。メタジャンにさせないで私がすることで、好感度がごく僅かに上昇します。何もしないと気が変わったときに死んじゃうからね。警戒はしておくに限るよ。

 

「カレーでお願いします。」

 

「フフ・・・了解!」

 

というわけでカレーを作るよ!まず材料を聖杯で用意します。牛肉、人参、じゃがいも、玉ねぎ、カレーのルーを出します。いや〜聖杯があるとお金がなくても材料用意できるから本当に便利だよね!!

お米は・・・炊くの面倒だし炊いた後の状態で出そう。

 

まずは野菜を洗う。聖杯から出したとはいえ洗わないで食べるのは・・・ちょっとね。勇気が必要になるからしない。今私が洗剤で洗うと思った人は謝罪してくださーい!

 

洗い終わったら、じゃがいもの皮をピーラーで剥いていく。最初は怖かったけどもう慣れた。前世の私じゃ、ここまで早く剥くことはできない!

 

終わったんで、玉ねぎの皮剥いてから買っていくよ!私は人参の皮剥かない派なんでこれでいい。玉ねぎをくし形切り、人参を乱切り、じゃがいも乱切りにする。

 

切り終わったんで肉を焼く。私は塩こしょうを入れるんだけど・・・入れない人もいるんだろうね。前世で肉焼くときは油なくても良いって言われたから私入れないけど、皆んなはこういう人もいるんだなぁで良いからね。

 

色が変わってきたら、野菜を入れて少し炒める。この間に水と聖杯の雫を用意する。炒めたら水を入れて聖杯の雫を入れる。入れることで灰汁がなくなる。さらに本来なら時間が経つのを待つ必要があるが、それをしなくて良くなる。雫も便利!!

 

最後にカレーのルーと雫を入れたら〜完成!!!炊いたお米を聖杯で出すもの忘れずに。昔は雫がないから、入れるかわりに聖杯の力で色々してました。家庭に一個あると便利。

 

「メタトロン出来たよー。」

 

「分かりました。」

 

ご飯は自分でよそってもらう。メタジャンの食べる量、私よりも多いから・・・一回私の分よそわせたら量が多くて大変だったので気をつけましょう(五敗)。

 

私もよそったので椅子に座って手を合わせて。

 

「「いただきます。」」

 

久しぶりのメタトロンとの食事。メタトロンを見ると少しだけ笑顔になってる・・・推しが幸せそうで良かった。さてどうしようか。

 

霊夢達+魔多羅隠岐奈が相手で、霊長国が消えたから動物霊どもは地上侵略しようとするだろうし、結局メタジャンを止めることは出来てないし、桂姫と磨弓は怠惰ヌの方に行っただろうし・・・大変だ。

 

「ダンテ。」

 

「どうしたの?」

 

「・・・愛してます。何よりも。」

 

「フフ・・・私も愛してる。」

 

最近お世辞増えたよな・・・なんでさ。怠惰ヌとのときは私のために滅ぼすって言ってたけど、十中八九嘘だよな。二ヶ月も経ってないのに惚れられるなんて有り得ないし・・・惚れる要素なんて私にないからね。

 

そういえば怠惰ヌのアレは焦ってたから忘れてだけど、よくよく考えれば、裁判長がいようがいまいが()()()()()

 

だって私は前世と同じ陰キャのままだからね。異性として好かれる人ではないし、しかも性格悪いやつだからね。推しには私みたいなやつじゃなくて他の人と幸せになってほしい。

 

・・・・・・・・・・でも彼女はほしいよ?ただ推しを幸せにするのは無理だから相手にしないだけで。可能なら彼女にしたいけどね!ちなみに第二の生でも彼女が出来なくても私は納得出来るから、八つ当たりはしないさ。安心してくれ。

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