フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
膝枕を少しだけ堪能してから外に出る。用事があるわけじゃない。ただ自然の空気を吸いたかっただけですね!フィレンツェ(幻想郷と新地獄)にいたときよりも自然を感じる・・・なんとなくだけど。
めっちゃ良い景色・・・こんな景色が修行も成仏しないで見れるなんて幸運だぜ!今度ここでバーベキューでもしよう。あと釣りもしたい。得意ではないけど、こっちには聖杯がいるんだ、絶対釣れる。
「あ、お久しぶりですねダンテさん。」
・・・・・よし!家帰ろ。私は何も見なかった。永江衣玖に久しぶりなんて言われてないから!私は早く家に戻れる男ぞ。前世で帰宅部だった私の実力を舐めないでいただきたい!
急いで家まで走って鍵を閉める。敏捷Cを甘くみないでいただきたいでほしいね。
危っっっなかった!!!流石にもう巻き込まれたくないので、玄関扉は開けないぞ。鍵をしめた、ヨシ!チェーンをした、ヨシ!天界に来たのは私じゃなくてメタトロンが連れてきたからなんで許して。メタトロンは最強だから出せないと思うけどね。
さーてと、今日も明日も頑張って引きこもろー!
・・・・・聞こえないな、聞こえないな。ドアノブがちゃがちゃされてる音も、ノックされてる音も、『開けてくださーい』と言ってる声も聞こえねぇな。幻聴が聞こえるだなんて最近ストレスで疲れたんだろうな。田舎に行ってメタトロンと二人で農家にでもなろうかな・・・でも私虫嫌いだ!じゃあ別のにするか。
「総領娘様!やめてください!」
もう忘れよ。何で外に出てすぐに東方キャラに会うんだよ!いや、会ってない・・・一体誰の記憶だろう?やっぱり疲れているんだな。もう部屋に帰ろう、そうしよう。
「「全人類の緋想天」!!」
ん?嫌な声が聞こえたぞ!!??
総員(私のみ)、退避願いまーす!!!!
なんか物凄い音がした(語彙力消失)。
どごごごごおおおおお!!!!みたいな感じの。何とか私はリビングに退避したから怪我はしてない。運は味方してくれている!ところであんな音したけど家は無事なのか・・・?それでは確認。
「・・・家が半壊してる。」
引っ越して二日目で家が半壊しました。私達に対して不幸多すぎない?もっと不幸減らしてくれよ〜。頼むよ〜。じゃないと近いうちに私が死んじゃう。
「何勝手に家建ててるのよ!!」
どうやら犯人は比那名居天子。右手には緋想の剣を持っている。あの剣は『気質を見極める程度の能力』を持っており、必ず相手の弱点を突くらしい。あの剣で家を壊したな。今度あれ投影しよ。
「ダンテ。何かありましたか?」
「家が半壊しました。」
メタトロンが降りてきた。というか凄いなあんなに音なったのに、何かありましたか?ですむなんて。前世の私だったら今頃パニックになってるよ。
「もしかしてここ貴女の土地でしたか?」
「いや私の土地じゃないわよ。他の人の土地でもないから、何となく家を壊しただけよ。」
くそっ!陰キャに優しい幻想郷はないのか!?ないなら今すぐ作ってから私とメタトロンと怠惰ヌをそっちに送れ!私はストレスフリーな暮らしを送りたいだけじゃ!!なのに何でこんな目に・・・。
(どうしますかダンテ。回収しますか?)
その回収絶対に(意味深)ついてるやん。それについてなくても人相手に回収はアウトじゃ!!流石にモブならまだしも、ネームドキャラが殺されるのは私嫌なんでやめてほしい。
(落ち着いて、しなくてもいいから。)
ここからどうやって天子を退散させるか。しかもメタジャンの発言的に怒っているからね。早くしないと犠牲者が二人になっちゃう!それだけは避けたい。本当に霊夢達に殺されることが決定するからね。でも一体どうすれば・・・。
「おしどり夫婦の邪魔をしてしまって、総領娘様が申し訳ございません。」
おい永江ぇ!私達のどこが夫婦だと言うんだ!?お前の目は節穴か???私がメタトロンと釣り合うわけないでしょうが!!その発言のせいで私にまで被害が飛んでくるかもしれないだろぉぉおお!?
「分かれば良いのです。次は私と夫の家を壊さないでくださいね。」
良いのか!?メタトロンお前、それで良いのか!?私なんかが夫扱いされて良いのか!?なんでだ・・・?まあ天子も永江も私も死ぬ心配がなくなったからヨシ!・・・・・・なのか?これで良いのか?私は一日限定でも推しの夫になれるのは嬉しいけど。
(良いですかダンテ。ここは私と夫婦であるように演じてください。いつも通りで大丈夫ですよ。)
メタジャンから演じろと言われました。なんでさ!
メタジャンだって嫌だろ私なんかと相手にされるのは・・・でも何で否定しないんだ?もしかしてそれほど絆レベル上がっているのか!?結果が出ているのは嬉しいね!でも夫婦のふりをしても良いほど上げるようなことはしてないんだけどなー。
「フフ・・・それではサヨナラー・・・。」
「ちょっと!すぐに帰らせようとしないでくれる!?」
何だよコイツ、子供か?そのくせ力はあるとか最悪なやつじゃん。誰か取り上げろよ。じゃないとコイツずっと帰らない気がする。どうすれば帰るか話するか。
「何で来たんですか?」
「天界に無断で入ってくるなんて、許されないことなのよ!だから成敗しにきたわ!」
「用がないみたいなので帰りますねー。」
「嘘よ、嘘!ずっと退屈だったから、何か面白いことをすると思って来たの!!」
まあ平和なのは良いことだけど、それが退屈で嫌な人もいるよね。しかも天子って裕福な家庭の子だから不幸なんて全然体験してないもんね。
「君に聞きたいことがある。君は地獄にいたことがあるかい?」
「何を言ってるのよ。私は
やっぱりか・・・メタジャンによって地獄の管理者になった記憶はない様子。これで一先ず私たちは安全。よくも支配してくれたな!って襲いかかるかもしれないから確認は大事。
にしても暇ねぇ・・・そうだ!良いことを思いついたぞ。コイツも月に連れて行こう。月は危険だから人数は多ければ多いほど良い。どれくらいヤバいかというと、紫が昔、月と戦争してボロ負けするくらい。行きたくなくなっちゃうな。
「フフ・・・君、私達と勝負しないか?」