フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「私は!嫦娥を!殺したいだけなのよぉ!」
「フフ・・・そうですか・・・。」
現在純狐は酒を飲んでます。私は飲む気はないので断りました。未成年飲酒は犯罪。たとえ体は成人でも心は未成年だから・・・まだ飲まない。私は飲まない代わりに酒を注いでます。
暇なので純狐の能力の説明をします。彼女の能力は『純化する程度の能力』。この能力は神を生む力らしい。この神とは神様のことではなく、名付けられる前の全ての自然や道具が持つ純粋な力。この力は名付けられることで通常失われるが、この能力により純粋な力を保持し続けることができ、さらに他に与えたりすることも出来る。
Fateで例えるなら現在の神秘を、神代かあるいはそれ以上前の神秘にすることが可能であると言えば、その強さが分かると思う。
これは私の憶測だが、ただの銃で神を殺せるようになったり、衰退した神秘を復興をさせたり、・・・・・もしかしたら根源接続も出来たりもするかもしれない。そんな能力を純狐は持っている。
うん、チートやね。しかも能力を使うと、死穢の匂いを身に纏った人間なら無条件で殺せるとのこと。あのさぁ、クソ強パワーアップもできるのに、即死も可能とかチートやナーフしやがれください。私もこんな能力ほしかったよ・・・。
そんな、ありとあらゆる存在を大天使であるメタジャンよりも強化できる可能性が濃厚な神霊、純狐の目的は嫦娥の殺害。動機は自身の息子を殺した夫に復讐をしたが、その夫が嫦娥と関係を持っていたから。理不尽だけど、私には無関係なんで勝手にしてもろて。
「にしても復讐・・・ですか。」
「何よ、あんた・・・えっと名前は!?」
「ダンテです。」
「ダンテまで復讐をやめろと言うのかしら!?私は息子を殺されたと言うのに!!私は殺しをするなと言うの!!??」
激おこ純狐。文字だけ見れば可愛いんだけど、能力がチートすぎるせいで物凄く死にそう。穢れがある・・・普通の人間に戻った私には即死攻撃適応中なんでね。怖いを通り越して死にそう(物理)。
「私は復讐はダメだと思わないけどな。」
「え!?そう・・・?」
復讐は悪いことか復讐は良いこと、どっちと聞かれたら私は悪いことと言うが、復讐によって苦しみがなくなって楽になる人もいるのも事実。ただし復讐内容によっては犯罪者になるから、捕まったり、殺されたりしても本人が悪いと思うがね。
「君がその嫦娥とどんな事があったのか私は知らないが、どんな事があろうとも、その復讐心は抱く事は正しいものだ。」
「・・・例えば、その復讐心が逆恨みや妄想からくるものだとしても、同じ事を言えるの?」
「心がある存在である以上、何を感じ、何を望み、何を思おうと、当然の事だ。そして人・・・妖怪も妖精も神霊も、その願いを叶えようと行動する者だからな。それで争いが起きたとしても、その思いは常に美しいものである。私はそれは揺るがないものだと思っている。」
「だから私は・・・君の思いを肯定する。」
長ったらしくてなんなのか分からない人に向けて簡潔に言うと、復讐心を肯定するから、殺さないでクレメンス・・・ってことです。機嫌を良くして。オーラで死にそう。神霊なんだったら下等生物の人間に優しくしてください。
「そう・・・ありがとうね。」
機嫌良くなったみたいだし、一先ずセーフ。また悪くならない様に頑張んなきゃいけないの辛いなぁ。神霊は怖い人達、はっきり分かんね!
問題はこっからだな。話によると月の都に天使と妖精が攻めているらしい。天使はメタジャン達が犯人だとして、妖精は純狐とヘカーティアが差し向けたものだな。
妖精を純狐がパワーアップさせることで月人が手出しできなくしたから月の都のピンチなんですね。
哀れなり、月の民よ。
問題は月の都をどうするか問題。助けるか、見捨てるか。私としてはどうでも良いけどなんか可哀想だから幻想郷の連中を連れてくることは手伝ってもいい。けど霊夢達に命を狙われている〜。まあ月の奴らが何とかするやろ。よし月の都は放置!決定!問題解決!
まぁ助けようとすると純狐&ヘカーティアが敵になるので私には出来ないのだけどね。
「純狐よ。そいつは誰だ?」
噂をすれば何とやら。首輪に繋がれた地球、月、異界を模したオブジェと個性的なTシャツが特徴の赤髪の女神、ヘカーティア・ラピスラズリ。コイツに会ったら言いたい事があったんだ。
「この人はダンテよ。」
「フフ・・・会ってすぐだが君に頼みがある。」
「ほう。どんなものか言ってみろ。」
威厳というか圧が強い。このままだと潰されそうだから早速本題に。
「そのTシャツはどこで買えますか?」
「お前、欲しいのか?」
「はい。」
Welcome♥Hellと大きく書かれたTシャツ、それがヘカーティアの最大の特徴と言っても過言ではないそれを、私はほしい。私は働いから負けみたいな文字が書いてあるTシャツが好きだから、可能ならばほしい。流石に着ているやつじゃなくて新品だからね?
「フフ・・・ほれ見た事か純狐!私の服は地獄でもメジャーになるほどのものなんだぞ!」
「これが欲しいの!?この変なTシャツが!?」
「失礼すぎないかしら!?」
仲良いなこのチート女神が。私もチート能力ほしかったなぁ〜!神様になりたかったなぁ〜〜!!私の周りだけ強いの羨ましいなぁ〜〜!!