フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「話だけ聞くわ。」
「フフ・・・それだけでもありがたい・・・。」
感謝・・・圧倒的感謝・・・!話を聞かずに戦闘が始まると、庭園が完成しないから負けるからね。まずは第一関門突破ァ!しかし、ここからもっと難易度が高いぞ・・・気を引き締めていくぞ。
「月の都は現在、妖精とメタトロンが率いる天使に襲われている。」
「しかし・・・今のメタトロンは一種の暴走状態にあり、命令を無視して月の都に攻撃している。」
水着だけでメタトロンを暴走するとか、姉なる者ってヤベェ奴だよ。早めに何とかしないと世界中の人々がお姉ちゃんの妹、弟になっちゃう!こんなのを放置しているカルデアは悪の組織だな。
「私はメタトロンを止めたい、君達は異変を解決したい。だから協力してメタトロンを倒さないか?」
ここで了承してくれたら楽なんだけど・・・、現実は非常だから断られるよな。
「私はアンタに一度騙された。今更信じろというの?それに話を聞くだけと言ったじゃない。」
ですよねー知ってた!!!少しくらいは私の都合良くても良いじゃん!!!幻想郷でくらい、ストレスから解放しやがれください。このままだと私死んでしまいます。
「なら
「それはどんなものなの?」
「契約違反すると死ぬ呪いがかかっている契約書だ。」
これくらいなら聖杯だけでも作れるから念の為にと使っていたが・・・まさか実際に使う(かもしれない)日が来るとは、人生って不思議だなぁ。
「契約内容はこちらで決めても良いかしら?」
レミリアが言ってきたけど別に良いよ。私は違反する気ないし。あっでも先に二つだけ契約内容は書いておくか。完全に任せるのはマズいからね。
「メタトロンを倒すまで双方に危害を加えないこと。契約内容は全てメタトロンを倒すまで。これは書いておくからあとはご自由に。」
「契約内容は私に任せてちょうだい。ダンテ、二人になれる部屋はあるかしら?」
二人で決めるのか、勝手に書くと思ってた。そのときは私が文句を言うことになるかもしれないからね、これは賢い選択だ。私にとっても得になので断らなくてもいいか。ささ、移動しましょうか!
「貴方とはこうして二人で話したいことがあったの。」
そうなん?初めて会ったときはメタトロンに宝具撃たれたときだけど、話すことある?何を企んでいるのか知らないが私は屈しない。推し第一ですから。
「貴方は気づいているの?」
何を???もったいぶらずに早く言ってくれよー。早くしろよ(豹変)。
「何のことだい?」
「ああ・・・なるほどね。」
何勝手に納得していてんだよ。会話しろよ、か・い・わ!報連相は大事だと分からないのか!?紅魔館の主なのにか!?そんなことは置いといて、さっさと契約書を作成しないとね。
「忠告してあげる。
「? 分かった。」
ファ!?怠惰ヌさん警戒されとるやんけ!!一体何をしたんですか?でも怠惰ヌがそんなことするか?しないな!この吸血鬼は無視しとこ。
「それで契約内容についてだけど、コチラからは三つあるわ。」
ええ三つもあるの!?一つも追加しないで欲しかったが仕方ないなぁ・・・変な奴以外は守るぜ。
「一つ、ダンテの殺害行為の禁止。二つ、メタトロンへの令呪の使用禁止。三つ、必ずダンテはメタトロンと直接戦闘すること。何か質問ある?」
殺害はする勇気がないからセーフ。令呪は禁止されても魔力リソースに使えるし、いざとなったら私自身に使えるからヨシ!戦闘は・・・うん。気合いで何とかしてやる!!
「一つもないな。早速書いて契約しようか。」
時間がない、早めに契約しよう!今こうしている間にもメタトロンが攻めに来るかもしれない!死にたくないのはお前も同じだろう?それでは契約書を書きますよー。
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束縛術式
対象:ダンテ・アリギエーリ
各条件の成就を前提とし、制約は戒律となりて、例外無く対象を縛るものなり。
制約:ダンテ・アリギエーリの殺害行為と、メタトロンへの令呪使用をメタトロンを討伐するまで禁則とする。ダンテは必ず、メタトロンと直接戦闘をしなくてはならない。
条件:博麗霊夢、霧雨魔理沙、レミリア・スカーレット、十六夜咲夜、レイセンの、ダンテ・アリギエーリに対する殺害・傷害の行為を、メタトロンの討伐まで不可能とすることを、代表者とダンテが了承する。
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「これで良いか?」
「良いわよ。じゃあ契約をしましょう。」
話が分かる吸血鬼は好き・・・じゃないです!!だから早く悪寒を止めてぇ!あ、止まった。何なんだよ一体!私が何をしたと言うのだ!!??
そんなことは置いといて、差し出された手に私も手を出し握手をする。これで