フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・いきなり落ち着きました

 

 

ダンテです・・・・・王の間の屋根を簡単に壊され、だんだん無惨な姿になりそうな空中庭園を、見ることしかできないダンテです・・・・・頭を抱えています。

 

現在冷静になってですね・・・どうしようか悩んでいるんです。穏便な解決方法について。今進めているのは、この勝負で勝って、メタトロンに罰与えたから許してもらおうぜ!ってやつなんだが・・・。

 

「・・・・・無理じゃね?」

 

私の視点で考えると許さないもん、妖怪の魔多羅隠岐奈さんも許さないことだろうね!・・・・・詰みじゃね?死刑確定じゃね?地獄逝き決定じゃね?

 

胃が痛いよ!!まずは胃薬を飲まないと・・・そのうち爆発する。容量守って飲もうね。

 

「これで一先ずはOKかな。」

 

薬は飲んですぐに効果は出ないだろって?プラシーボだよ、プラシーボ。信じれば楽になるから良いの良いの。酒じゃないだけマシでしょ。

 

「フフ・・・どうしよう・・・これ。」

 

なんで私はストレスに苦しめられているんだ。紫、神奈子、映姫を手下にして、この後のことを何も考えてなかっただけで・・・血も涙もねぇ!

 

「てか私は何故・・・こんなことをしたんだ?」

 

今までのことは全部自分の意思だよ?なんだけど、おかしいところがある。それは一般人だった私の価値観では思いもしないことを口走っていること。

 

分かりやすいところは、霊長国崩壊の際に、私が発言した『仕方なかったってやつさ』。

 

何も仕方なくないんだが???????何故私はあのときにあんな発言を・・・・・ってそれを考えるところだったわ。

 

 

 

何も分からんわ!!!こちとら一般人やぞ?警察や探偵さんみたいな推理は無理ですー。でも一応なんか考えておくか。なんかそれっぽい説を思いついたら、そう思い込もう。

 

うーーーーーん・・・・・・・・・・メタトロンが現人神にする際に、私の価値観を変えたとか?一番ありえんな、はい次だ次。

 

聖杯の悪影響?確認してみようか。悪影響ある?ない?そっか、疑ってごめんな!この説は違うか・・・。

 

実は魔多羅隠岐奈に何かされた説〜。あり得る・・・めっちゃあり得る!幻想郷守る側が異変の助長をするなんて・・・私妖心(私は妖怪の心が分からない)。

 

他にあるとすれば動物霊のせい、誰かの魔術のせい、純狐・ヘカーティアのせいの三択。

 

つまりよぉ〜私は悪くないってことじゃないか!そうだよね・・・私は誰かのせいで思考が変にされたから、これは私のせいじゃないってことだな。

 

「フフ・・・私は無罪・・・フフ・・・。」

 

あとはこの惨状を何とかすれば、私はストレスから解放されるんだな!よぉ〜し、頑張るぞぉ〜!

 

 

 


 

 

 


 

 

 


 

 

 

「貴女に質問があります。」

 

目の前にいる黒い私。強さは怠惰な私と同等ですが、連戦により消耗している今ではなかなかの強敵ですね。

 

「・・・・・。」

 

黒い私は声を発さない。おそらく会話はできないだろう。しかし攻撃を止めたから、聞くことはできる。なら十分。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

私が幻想郷を滅ぼしたとしても、ダンテがその気がなくても、どこかへ行ってしまう可能性がある。だから私以外に靡かないように、時間をかけて変えてきたのに・・・。

 

「・・・・・。」

 

黒い私は少し考える素振りをしたあと、紙とペンを作り、そこに書き始めた。

 

『そういうの良くないと思います。』

 

良くないのはダンテの方です。ただの人間なのにいつも優しくて、私のことが好きな人と一ヶ月も過ごしていたんですよ?好きになっても仕方ないじゃないですか。

 

『神にすること自体は私も同意します。』

 

幻想郷を物にしたとしても、妖怪の完全な撲滅は難易度が高い。いずれどこかで攻撃してくるかもしれない。だからこそ私はダンテを神にすることで、死ぬことがないようにしようとした。今はその途中だが・・・。

 

価値観の変更は、神格化のついでだ。私にかかれば、人間霊の信仰を利用にして、こんなこともできるのです。

 

「ところで、ダンテにキスする必要あります?」

 

『私は貴女の霊基の一部から生まれた。同じ人を好きになっても仕方ないじゃないですか。』

 

仕方なくないです!新しいライバルが・・・怠惰の私は百歩譲って良いとして、黒い私には渡せません!

 

「貴女の不法行為、その命で償ってもらいます!」

 

怠惰な私をダンテから離す方法を考えていたのに・・・このままだと私のダンテが取られてしまいます。私が一番長くいたのに!誰にも譲りません!

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