フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・いやー(一般人に戦闘は)きついでしょ

 

 

私の無罪が発覚した(まだしてない)あと、空を見上げる。上空には裁判長とオルタちゃんが戦っている。・・・こっちにまで被害が来そうで怖い。

 

てか霊夢達は無事なのか?トロンヌの力があれば無事だと思うけど・・・。白と黒のメタトロンが庭園をぶっ壊す!ってならなければセーフか。そこは主に祈っとくからヨシ!

 

まずは玉座から立つ。いつまでも座っていたから腰がいてぇ。学校の卒業式以来の痛み・・・懐かしいけど辛い。

 

今の私はダンテだから、せっかくだしフィニッシュは宝具で決めたい!なお決めたいだけで、実際に宝具を使うとは言ってないけどね!勝つのが最優先だ。

 

「フフ・・・紫、スキマをお願い。」

 

オルタちゃんを殺されると私は困る。姪?妹?娘?的な子を私は死なせたくない!堕天使だから簡単に死ぬと思ってないけど、念の為だ。

 

「はーあ、仕方がない。最後の一仕事といきますか。」

 

今この場に紫本人を呼ぶと、弁明できなくなるので能力をちょーっとだけ借りるね。本人が嫌だって言ってないから大丈夫っしょ!

 

それではダイブ開始っ!

 

 

 


 

 

 

えー、ただいま上空から落下中の男ダンテです。真っ逆さまなので酔いそう。今だけ耐えるんだ・・・終わったら安静にしよう。体調管理は大事だからね。

 

「来ましたか、ダンテ。」

 

ふぁ!?気づかれている・・・だと!?でもメタトロンならしゃーない、切り替えよ。私、ここで成果出したら、霊夢達に許してもらうんだ!

 

———————いや待てよ、今なら宝具撃てるんじゃね?撃てるやん撃つか。よ〜し宝具発動・・・・・あ、お守り忘れた。あのお守りのおかげで絶望から身を守ったのに、それがないとマズイですよ!でも宝具はもう発動するっ!

 

「嗚呼、至高天は消え、後には地獄門が残るのみ!」

 

逆さまな体を元に戻し、門を顕現する。あぁ・・・嫌だなぁ。この門が開いたら絶望が来るんでしょ?一般人に耐え切れるかな?ええいままよ!

 

「見るな!見るな!脳に虫が湧き、地獄が行進を開始する!」

 

門が揺れ、ついに開かれる。中から地獄の魔獣、炎が飛び出てくる。

 

汝、この門を潜る者(ラシャーテ・オーニ・スペランツァ)一切の希望を捨てよ(ヴォイ・ケントラーテ)!!」

 

ああああああああ!!!!!自分の黒歴史を脳内で無限に再生されている感覚・・・・・・。しかも頭が痛い・・・・・吐き気もする・・・・・・。小中学校のときの黒歴史が流れてくる!無理無理耐えられない、もう門閉じるぅぅう!!

 

門がすぐに閉じて消えた。お守りない状態で誰が使うかよこの宝具!!これに毎回耐えれている本物マジすごい・・・。

 

「10の恩寵、136万5千の祝福、72の翼、36万5千の輝く目。」

 

あ!メタトロンが宝具を使おうとしてるよ!また絶望しそう。しかーし、こちらにもメタトロンがいる。相手は弱体化しているから、多分何とかなるよね。ならないと死ぬ。

 

「いけるか?オルタ。」

 

「・・・・・。」

 

頷いてくれた。ありがとうございます!ありがとうございます!この状況じゃなければ『無口キャラなメタトロン可愛い!』って思っていたんだけどなぁー!

 

「一斉攻撃。」

 

光が来る。俺が出した炎を、魔獣が一瞬で消えていく。もし、世界の終末があるならば、こんな感じの光が天から降り注ぐことだろう。

 

「・・・・・。」

 

側に来たオルタちゃんが袖をちょっと掴む。オルタちゃんが何を思っているのか分からないが、この状況でやるべきことは・・・・・これだな。

 

「令呪を持って命ずる、俺を守れオルタ!!」

 

令呪二画目が消える。これのせいで対サーヴァント必勝法の成功確率が余計に下がってしまいました。全部私のせいです。あーあ。誰がマジで助けてくれ・・・。

 

オルタが手をかざし、金色の結界を私とオルタの周りを囲む。あとはもうできることは、信じるだけ。

 

結界を光が包む。結界にヒビが入らないようにお祈りしているから平気です。やはりお祈り・・・お祈りは全てを解決する!

 

包んでいた光が消えたと同時に結界も消える。早めに消えて良かった!よし、こっから対サーヴァント必勝法をするために頑張らないとな。

 

「・・・オルタさん、何故私を掴んでいるのですか?」

 

オルタが右手で私の両腕を掴んでいる。疑問に答えるために紙切れを見せてきた。『オリジナルに近づくには、こっちの方が早い。』と書いてある。え・・・・・冗談ですよね?

 

「ちょっと待って心の準備がああああ!?」

 

そしてそのまま投げられた。何故私がこんな目に遭わなくちゃダメなの!?カルデアのマスターだけにしてくれよ、こういうのは!

 

「ダンテ!?」

 

ほらサイバンチョも困惑してる!これは計画外だから私にも説明はできないぞ!だがこれで接近できた。後は野となれ山となれ!

 

勢いに任せてメタトロンに抱きつく。何故か即座に反則してこないことに疑問に思いながら、最後の令呪を使用する。成功しないかもしれないが・・・勝つためにチャレンジするぜ!

 

「最後の令呪で汝に命ずる。目を覚ませ、我が造形神(イドラデウス)!」

 

メタトロンに令呪を使うのは禁止されているが、メタトロン以外に契約した相手がいる。そう埴安神桂姫。怠惰ヌに取り込まれているが、同じメタトロンの裁判長から助け出せるような気がする。

 

令呪が消えてすぐ、裁判長の体が赤く輝く。その眩しさに目を瞑る。光が収まり目を開くと、埴安神桂姫がいた。成功して良かったぜ!!

 

何故かお姫様抱っこの形で。なんでさ!

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