生まれた頃から、己の賢さは自覚していた。人には見えない何かが見える。人には思いつかない、何かが頭に浮かぶ。それを回りの大人に話すと、決まって皆こう言うのだ。
「良く分かんないけど、なにそれ面白そう!」
興味を持った誰かは自分のアイディアを形にしようと、持てる技術と知識を組み合わせて実現させようとする。その人物だけでも駄目ならば、違う誰かが手助けして形になる。
それが楽しくて、面白くて、気が付けば次から次へと己の頭脳を最大限に活用していた。真に理解者と言える人物は、人間にも亜人にも異形にもいなかったが……それでも理解しようとする者らと共に、空想を現実に変える作業は魅力的だった。
「嬢ちゃんもやってみるかい?」
いつからかこう言うのは如何だろうかと発案するだけでなく、自分も手を動かしていた。中にはいいところのお嬢さんなのだから、それらしくもっとお淑やかに……なんて言葉もあったが、己の頭の中にある発想を形にすることに私は夢中になっていた。それを繰り返すうちに、いつしか私の手先は器用になり、私の発案は世紀の発明などと呼ばれるようになっていた。
しかしながら、偶に突飛な発想をし過ぎるのか、周りが付いてこれなくなることもあった。それに賢い者が澄ました態度をしていると、時には妬まれる事も覚えた。だから私は、努めて陽気な振る舞いをすることも覚えた。そんな日々が続き、いつの間にか私はこう呼ばれていたのだ……博士、と。
「なにはともあれ、まずはここからだよな」
何回行ったり来たりしているのか不明だが、再びエ・ランテルにモモンガはいた。今回の来訪目的は金稼ぎ手段の模索と、ナザリック住民の名簿提出だ。
名簿は今しがた窓口で渡して来た。なので、するべきことは単純に金稼ぎの方法を探すこと。
「まずは職業斡旋所にでも行ってみるか」
庁舎で聞いた話ではあるが、初めてエ・ランテルに来た人向きに、何の職に適性があるのか調べるために、職業斡旋所が設けられているらしい。そこでなら何かしらの仕事が見つかるだろうとのことで、モモンガ一行もそこを目指してみる。
「意外と閑散としているでありんすねぇ?」
「職業斡旋ていうぐらいだから、もっと人混みとかいるかと思っていたが、そうでもないのか?」
庁舎から歩いて10分。大規模な都市の職安ともなれば、そこそこ広めの建物かと思っていたのだが、見た目は5階建ての西洋風雑居ビルと言った感じ。扉を開けたら、いつも通り内装と外装の大きさが一致しない構造となっている。
モモンガはもっと人がいるかと思っていたのだが、数名人がいるだけだ。その人たちは掲示板を見て張り付けられている紙を剥がし、受け付けまで持って行っている。
その光景を見てあそこで仕事を探すのだろうかとモモンガは思ったが、掲示板に行く前に一応受付に寄ってみる事にした。
「すいません。庁舎でこちらにくれば、何かしらの仕事を斡旋して貰えると聞いたのですが」
「いらっしゃい。その物言いだと、あんた新参者かい?」
「そうです。つい先日この都市に来たばかりでまだ仕事もなく、何か出来る事がないかと思って……」
「そんならあそこに張り出してる紙から、自分達でも出来そうなのを持ってきたらいいさ。ここは日雇い労働者の斡旋から、長期的な雇い入れ先の紹介なんかを大々的に行う場所だからね。あんた達も、何かしら得意な事ってあるだろ?」
そう言って指さしたのは、先ほどの掲示板だ。モモンガは礼を言ってから、そちらに行ってみた。
「ふむ……物運びに薬草集めにギルドの人員募集。結構仕事があるものだな」
モモンガが眼鏡を手にざっと見てみると、多岐に渡る仕事が張り出されている。と言っても、ここに掲示されているのは大半が雑用だったり、ちょっとした力仕事などの、臨時的に人手が必要になる仕事が大半で、鍛冶などの専門職は殆どない。
「どれにされますか?」
「そうだな。あまり下積み仕事は好きではないが、新参者の我らが出来る労働となると、かなり数が絞られてしまう……まずは多数の雑務をこなし、人脈作りに勤しむ方が案外近道かもな」
「下積みですか。なんだか、地道な作業になりそうですね」
「そういうな、アウラ。営業活動は足を運ぶのが基本。ユグドラシルもそうだが、まずはレベルアップから行うのが先決なのだ」
「い、一般メイドさん達みたいにですか?」
「その通りだ。と言う訳で、まずはこれにしてみようか」
そう言ってモモンガが取ったのは──
「運び終わりました!」
「あんがとよ、骨のあんちゃん! よぅし、全員休憩にすっぞ!!」
エ・ランテル城壁の少し外。各所から行商人達が持ち込んでくる資材受入の場所が足りないので、大規模倉庫の建築計画が立てられており、そこで石やら木やらを建築資材置き場まで運ぶ作業の募集があったので、それをモモンガ達は行っていた。
「いやぁ、あんちゃん魔法詠唱者なのに、中々力があるね。予定より早く終わりそうだ」
「そう言って頂けると助かります」
「嬢ちゃん達、見た目よりずっと力が強いんだな」
「セバスさんだったよな……どんな腕力してるんだよ。エ・ランテルでも相当上じゃねえか?」
100レベルの身体能力は、大戦期の猛者がいるこの街でもかなり上位にくる。
休憩に入ったモモンガらだが、疲労無効やらの効果で特に疲れていない。一緒に作業していた人たちも、アウラが見る限りレベル30以上の人材。特に疲れた様子もなかったので、モモンガは情報収集がてら話しかけてみた。
「お疲れ様です」
「おう、おつかれ」
ドリンクどうぞと差し出しながら、作業員達の間に紛れ込んでモモンガは話し出す。彼らが話すのは、どこそこの料理が上手いだの、嫁さんが怖いだの、新しい煙草が微妙だっただのと多岐に渡る。それらにうんうん頷きながら、モモンガはちょっと気になっていた話題を切り出してみた。
「私はこの街に来たばかりで、大戦の話も人づてに聞いただけです。そこでふと思ったのですが、この国で一番強い人……となると、誰になるのでしょうか? やはり大戦を生き残られた方?」
「なんだ? あんちゃん、マジックキャスターなのに喧嘩の強さやらに興味がある、喧嘩自慢なタイプか?」
「まぁ少しは。昔は仲間に最強の剣士がいて、彼に勝とうと思って対人戦なども学んだもので……それで気になったんです」
「対人戦を好むマジックキャスター! そりゃ珍しいな」
「その最強の剣士ってのも気になるな」
強い人が誰か。この話題は彼らの琴線に触れたのか、かなり食いつきが良かった。それを見てモモンガは、どこの世界でも男は最強議論が好きなんだなと思った。
(建御雷さんとか強さ議論好きだったものな。ぺロロンチーノさんも強さを追求してたし、男の子は強いってワードが好きなんだろな)
モモンガは強さそのものよりも、土下座して油断を誘うだの、情報をわざと流して誘い込んで袋叩きにして潰すだの、最終的に勝てば良かろうの精神なので最強と言うワードにはそこまで興味もないが、ギルドメンバーには強いと言う言葉に憧れを持つ者は少なくなかった。
「この国で最強なぁ……連邦でも一番強い戦士か……純粋に強いといやぁ、リ・エスティーゼのランポッサとか?」
「あー、太陽王のおっさん」
「太陽王?」
「リ・エスティーゼっつう、エ・ランテルから北西にある都市の領主さんだよ。もう69になる爺さんだが筋骨ムキムキで老齢とは思えないぐらいごつい体付きしていて……やべえぐらい強い」
モモンガは69で老齢となると人間種かと思い、同時に意外に思った。ワイトのように大戦を潜り抜けた猛者こそが強いと思っていたのだが、実際に名前が上がったのは人間種の老人。ユグドラシルでも最強を創りたいなら人間種を選ぶべきと言うのがセオリーだが、ここでもそうなのだろうかと思いつつ──
「そんなにですか?」
「そんなにだ。リ・エスティーゼは、街自体がかなり武人気質な都市でな。文化そのものはエ・ランテルとそこまで変わらなく、物作りが好きな奴も多いが、同時に昔から連邦でも強いやつはリ・エスティーゼを目指す! なんて言うくらいでな」
「そんな気風なせいか、4年に一度武神祭が開かれるんだ」
「武神祭?」
モモンガが詳しく聞いてみると、武神祭とは大戦が終わってから開かれるようになった大会らしい。戦争が終わり多数の種族は多くの道を選ぶようになった。しかし中には、戦いの中に己を置く武人とでも呼べる気質の者らもそれなりにいた。
彼らは己こそが一番強いと言う自負を持っており、その腕を試せる場所を欲しがった。そこで始められたのが武神祭だ。自らが最強だと思うものが集まり、命を賭けて腕を競い合う祭り。それが武神祭だった。
「似たような催しにアーウィンタールの闘技場もあるが、あっちは娯楽としての要素が強い」
「対して、武神祭はガチだ。参加するやつも大戦期の英雄だの、その種族で一番強いやつなんかも混ざっていやがる」
「そこでずっと優勝してるのが、ランポッサだ。あの領主様が参加したのは、まだ領主になる前だから……いつだっけ?」
「20代の時だったはずだ。それから10回連続で王者の座を誰にも譲らず防衛し続けた」
「そんでついたあだ名が太陽王。燦然と空に輝き続ける太陽のように、頂点を守る王者って意味でな」
「へぇ! 俺は直接見たこと無いし、武神祭にも興味が無かったが、あの領主様はそんなに強かったのか」
「ああ、すげえぞ。俺は昔、リ・エスティーゼにその武神祭を見に行ったが、そん時のことを思い出すぜ。その時にも大戦期の異形や亜人なんかも出場してたんだが、そいつらを打ち破って決勝に出たのは、わけぇ人間種二人だった。そいつらの決勝戦も凄かったが、あろうことか途中でランポッサが飛び入り参加」
「飛び入りって……」
「通年なら勝った方とランポッサが戦うんだが……『気に入った。お前達二人は、私に挑む権利がある。この国最強の王者として、相手をしてやろう』……てな」
「無茶苦茶な話だな、おい」
「そんだけ若者を気に入ったのだろ。そこから二人相手にして、切った張ったの大立ち回り。二人は良く粘ったが、結局いつも通りランポッサが無傷で大勝利よ。そんでもって負けた二人に対してよっぽど気に入ったのか、『そなたらはまだ発展途上、私が鍛えてやる!』……で終わった」
「なんとも……剛毅な方なんですね。そのランポッサと言う領主は」
中々破天荒な領主に対して、モモンガは呆れるばかりだ。しかし同時に、かなり気になる事でもある。
(大戦期の異形と言う事は、ワイトさんレベルの猛者。そんな猛者を打ち破る二人と、そんな二人と同時に戦って勝つ最強の王者……ひょっとして、ランポッサなる領主はワールドチャンピオン?)
ワールドチャンピオン。それはユグドラシルにおいて、各ワールドで行われる公式の武術トーナメンの優勝した者だけが成れる特別な
(もしもワールドチャンピオンなら……それにこの世界のクラス獲得の自由度。もし俺の思う通りに、どこからでも上位の近接クラスが獲得できて、なおかつワールドチャンピオンの補正値も乗っていたら? そのランポッサさんがレベル幾つなのかは分からないが、もしも100あって、本当に俺の思うドリームビルドで編成してるならレベル120相当のステータスやスキル構成もあり得る。そもそも、この世界って上限レベルが100なのか? 何かを知ったら、次から次へと知りたいことが増えていくな)
120レベル相当のステータス。もしかしたら100越えのレベル。なるほど、本当にそうなら最強と呼ばれてもおかしくはないとモモンガは納得する。同時に、この世界の住民と争いたくない気持ちが一層強くなる。ナザリック内に引きずり込めれば第八階層やルベドと言った秘密兵器があるが、外でやるにはどう考えても力不足だ。守るに易し攻めるに難し、ナザリック地下大墳墓の特性上、防衛戦であればかなり分が強いが、逆に他所に攻め込むとなると、どうしても戦力不足が露呈する。これはユグドラシル時代からも顕著な、アインズ・ウール・ゴウンの弱点。
そんなことをモモンガが考えている内に、作業員達の話はまだ続く。
「あー、その2人ってあれか。ランポッサの『両翼』」
「あの爺さんがいなけりゃ、両翼も十分最強候補だろ」
「いなけりゃなんて条件付けてる時点で、最強にはほど遠いだろうが!」
「いやいや、分かってないな諸君。戦士と言うなら太陽王は最大候補かも知れないが、魔法詠唱者だって負けていないよ。棺の壊し手を忘れたのかい?」
「竜王殺しの吸血姫か? そいつがありなら、アーウィンタールの魔導元帥だってそうだろうが」
「……二つ名ばかりで何のことか分からんな」
彼らにはそれだけで通じるのだろうが、モモンガにはランポッサなる領主以外はさっぱりだ。件の人物達について詳しく聞きたかったモモンガだが、休憩時間が終わり仕事に戻ることになったので聞き出す事は出来なかった。
それからと言うもの、五日間ほどモモンガは日雇い労働を繰り返した。とにかく名前を憶えて貰う、人脈を構築する。営業活動は日々の積み重ねの賜物であり、足で稼いでなんぼの精神を発揮した。
一緒に活動する五人にしても、セバスとパンドラは言わずもがな、残り三人もカルマ値の変動やらで気性が穏やかになったのか特に文句もなく仕事に付き合ってくれた。
そして六日目。
「指名依頼ですか?」
「そうだよ。あんた宛に、頼みたい仕事があるんだとさ」
いつものように斡旋所に来たら、モモンガ達に直接指名依頼が来たと言う。これを聞いて、当然モモンガは受けるつもりだった。新参者が指名を断ったなどとでも噂されたら、次から新しい依頼が来る確率はグッと減る。それは現状何があっても避けたい。とは言え一応パンドラに、モモンガは聞いておく。
「これって、何か裏とか罠とかあると思うか?」
「その確率はかなり低いです。私どもが活動してから、数日経ちます。その間にそこそこ顔も売りましたし、我々の技能はエ・ランテル内でもかなり上位だと思われます。なので指名されたとしても、そこまでおかしくはないかと」
当初はエ・ランテル中に高技能持ちが溢れていると思っていたモモンガだが、数日働けばそうではないと気づいた。レベルの中央値は50前後で、ワイトなどの90を超える人材は都市全体で見ても1%もいなかった。なのでモモンガ達のように、100レベル6人組となるとかなり希少。日雇いで働いたら、ぜひうちにこないかと誘われた事もある。
それらの事実から、パンドラは罠の可能性は0ではないが、純粋に仕事としての話の可能性の方が高いと判断した。
「是非受けさせてください」
「あいよ。それじゃ、先方さんに話をしておくよ。もし受けて貰えるなら、明日来るって言っていたから、今日受ける仕事は、今日中に終わる分にしておきな」
モモンガ自身の判断、パンドラの推察。二つの事情から断る理由も無かったので、モモンガは受ける事にした。受付のアドバイスに従い、モモンガはいつものように日雇いの仕事をこなす。
明けて翌朝。モモンガが指定されていた時間に斡旋所に行くと、こっちだよと受付に案内されて依頼人二人と対面した。一人は10代半ばぐらいの少年で、短く刈り込まれた金髪と太い眉と三白眼。もう片方は喪服のような黒いドレスを身に纏い、長い金髪と緑の目が特徴的な美女だ。
「初めまして! 私はヴァーチ・イノセンスと申します。こちらが──」
「ダーク=ナイトだ。よろしく頼む」
「だー……何?」
「ダーク=ナイトだ」
「……本名……ですか?」
「本名ではない。魂の名前だ」
「…………………………」
「すみません、こういう人でして。彼女はラキュース・アインドラと言います。ダーク=ナイト云々は……気にしないでください。そういう時期なんです」
「そう……ですか」
そういう時期と聞いて、ああ、まぁ……とモモンガは無理矢理納得する。軍服が超格好よく見えたり、意味もなくドイツ語を気に入ったりするのはよくある事なのだ。そのせいで時折、横に立っている軍服埴輪に黒歴史を穿り返されて羞恥に悶えているモモンガには良く分かる。
(でもそれを、こんな仕事の話をする場でもしてるのか? いや、でもこの国では普通のことなのかもしれない……ないな。横にいるヴァーチさんが、そういう時期って言うぐらいだし)
たぶん本当に気にしない方が良いのだろうと、モモンガは首を数回横に振って忘れる事にして、自分達の自己紹介も終わらせる。
「ええと……では、ラキュースさんと御呼びしても宜しいでしょうか?」
「構わない。その名も、我が名の一つには変わらないからな」
「あ、はい……ありがとうございます……それで、私どもを指名されたそうですが、一体どのような仕事なのでしょうか?」
気になる事は山ほどあるが、依頼主の自尊心を傷つける事もあるまい。ともかく本題に入ろうとしたモモンガだが──
「すみません、モモンガさん。実は今日依頼をされたのは、私達の連れなのですが──」
「彼女は少し遅れていてな。すぐに来るとは言っていたのだが」
「あ、そうだったんですね……では、ここでお待ちした方が良さそうですね」
<伝言>もまともに使えないこの都市で下手に出歩くと、簡単に待ち合わせができない。それらの理由からモモンガ一行が二人と待つこと15分。待ち人が姿を現した。
「ごめんなさいヴァーチ、ラキュース。ちょっと花を摘んでいたら遅くなってしまったわ。そちらの方々が、モモンガさん達ですね」
待ち人は小走りしながら走ってくる。その人物は非常に綺麗な顔つきをした人物で、腰まで伸ばした絹のような金髪と相まって一種の妖精にすら見えてくる。単純に美貌を数値にしたならば、モモンガが知る限りではシャルティアやアルベドに匹敵すらしそうな顔立ちの少女。
ただし恰好が美少女と呼ぶには不釣り合いだった。綺麗なドレスでも身につければ社交界の御令嬢で通りそうな少女なのに、緑のツナギの上に白衣となんとも言えない出で立ちをしている。
「お待たせしました! 私がモモンガさん達に指名依頼させて頂きました、ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフと申します。気軽に
原作とは全く違う歴史を歩んだラナー登場回
ヴァーチ・イノセンス:原作名クライム。商家イノセンス家の次男坊。原作では王都の孤児だったが、本作では孤児になることなく両親に育てられた。名前が違うのは孤児だった少年を拾ったラナーがクライムと名付けたイベントがそもそも発生していないから
ラキュース・アインドラ:名門武家アインドラの令嬢。レベルアップで強くなるのと相まって発症したせいか、ダーク=ナイトを自称したりと色々とこじらせている。でも良い子なのは原作とあまり変わらない