トブの大森林での採取作業。生態系が特殊なこともあり、この森で取れる薬草は大抵高品質だ。都市で栽培したものよりも効果の高い薬草が採れるのだが、採取に来る者は少ない。
その理由の一つを、現在モモンガは嫌と言うほど思い知っていた。
「マーレ! 頭下げて!! シャルティアは先行しないで後衛の守りに回って!!」
「ちびすけも前に出過ぎてありんせんか!! そこにいたら巻き込まれかねんせんえ!!」
次から次へと湧き出る魔獣にゴブリンの群れ。普段は森から出てこない──昔は森近くだけでなく、カルネ村を含む村々の地域やエ・ランテルなどにも出没していたが、当時は大戦直後だったこともあり、エ・ランテルなどには今よりもわんさか英雄級が暮らしていた。その者らが討伐し続けた事で刷り込まれたのか、基本的に魔獣などは大森林から出てこない。
しかし森の中での縄張り争いや勢力争いは続いており、知能の低い亜人種や言葉が通じない魔獣などが群雄割拠している。それがトブの大森林なのだ。
入口付近は比較的安全で問題ないのだが、奥に行くにつれて襲撃の頻度は増していく。しかも面倒なのが、仮に襲撃してきた相手を殺したとて……生半可な殺害の仕方なら、放っておくと
「<魔法三重化・真なる死>! <魔法三重化・真なる死>!! <魔法三重化・真なる死>!!!」
自動蘇生による復活を阻止するためには、死体を一定以上に損壊させたり蘇生そのものを阻害する効果などで封じるのが効果的。ラキュースからそう教えられていたモモンガは、とにかく低位階蘇生を封じる<真なる死>で襲撃者達を抹殺していく。
(これがゲームならクソゲーだぞ! 自動湧きするモンスター全部が特定の方法で殺さないといけないとか!!)
初めてエ・ランテルに行く時に襲撃してきたゴブリン達。あれらはモモンガのアンデッド創造の素材にしたが、そのおかげで蘇生阻害の条件を自然と満たしていたらしい。他にもラキュースが度々口にしている暗黒なんちゃらほにゃららも、ダークパワー効果により自動蘇生ぐらいの弱い復活なら妨げられるのだとか。
その辺の事情を考慮したとしても、首を落としたり体を分断させたぐらいでは簡単に死なないのがこの世界の事情だ。ユグドラシルではゴア表現に対する規制があったが、この世界にそんなものはない。アウラ達が蘇生阻止する場合、死体蹴りで必要以上に体を破壊しないと駄目だった。
「うぇえ……僕の服が血みどろになっちゃう……」
「服の心配よりも、命の心配をしなさいよ!! ぶくぶく茶釜様から貰った服が汚れるのが嫌なのは分かるけど!!」
泣き言を言いながら、杖で熊型の魔獣の頭を叩きつぶすマーレをアウラが叱責する。今しがた頭が風船のように弾けた魔獣はマーレからすればまだまだ弱い敵だが、それでも今の頭を潰すまでの流れに持って行くため、足を6回殴りつけて転倒させている。無傷で勝てる相手ではあったが、それでも手間が必要なのには変わりがない。
これが一頭だけならまだしも、モモンガが見る限りでは見える範囲に似たようなのが8頭もいる。ここが開けた場所なら広範囲殲滅を得意とするマーレの独壇場になるが、森の中では真価を発揮できない。下手に発動したら味方ごと巻き込んでしまうからだ。それに遮蔽物が多いので、範囲型魔法が効果を発揮しきるのも難しい。
「次から次へときりがない! どんだけ数がいるのこの森!!」
逆に森の中で真価を発揮するのはアウラだ。矢を射掛けては魔獣にオーガと穴だらけにしていく。何頭かの魔獣をスキルでテイムしており、それらを戦線に投入することで数の差を覆す。魔獣が強いからこそ、テイマー混ぜ汎用型レンジャーの腕の見せ所だった。
他にも単体相手にこそ強いセバスは、率先してトロールなどのタフネス型を仕留めていく。回復力が高いトロール種だが、セバスには気を送り込む事で相手の内気を乱し治癒を阻害するスキルがある。それらを駆使すれば自動治癒持ちが相手でも、問題なく潰せていた……蘇生阻害のためスプラッター映像な残虐行為の数々に、モモンガはちょっと引いていたが。
素手で相手をバラバラに解体する様は、リアル時代の鈴木悟がみたら間違いなく胃の中身をリバースしている。グロ耐性が高いアンデッドボディーに、モモンガは感謝してもしきれない。
なお、戦線には守護対象のンフィーレアも参加している。薬師として
「みなさん後ろに退避してください! 一掃します!!」
別の敵を追撃していたンフィーレアが戻って来て全員に警告したので、慌ててシャルティアらは射線軸から退避する。それを確認してから……
──活躍どころか、一番大暴れして大森林の魔獣&ゴブリン&オーガ&トロールその他諸々軍団を壊滅させていた。そんなンフィーレアを……森が深くなってから、生身では危険と言う事で戦闘用アイテムを身にまとった彼をモモンガは見やる。
(あれ……やっぱどう見てもユグドラシルのパワードスーツだよな。アップデートで追加された)
その戦闘用アイテムとは、後発組がレベルアップするまでの補助用としてユグドラシルに実装されていた、パワードスーツによく似た鎧である。赤い装甲の中にアクセントとして白色が施されていて、両手には魔法収納機能付き大型のガトリングを二丁装備。肩には魔法を発射可能なキャノンが搭載されていて、そこから光線系の光属性魔法や炎弾が飛び出し敵を蒸発させていく。他にも高速飛行能力や、装甲とは別にマジックシールドを展開して防御する機能なども盛り込まれているのだとか。
普段はストレージの魔法を応用してブレスレットの形を取っているが、いざ使おうとすれば展開して全身鎧になるらしい。モモンガも、たっち・みーが好きだった特撮ヒーローのようにガシャガシャ鎧を纏う姿を見ている。その時に──
「おおっ!!! これが……変身……」
と涙を流すセバスがいた。心の奥底に眠る、たっちの特撮魂に火が灯ったのだろう……たぶん……
ともかく戦闘力の低さを補うために、ラナーから貰ったと言う専用装備を身に付けたンフィーレア。その強さは常軌を逸していた。
スーツパンチが当たれば、殺しきるのにマーレやセバスが数発は殴らないと死なないオーガが一撃で即死する。どこからともなく取り出したガトリングが光れば、大量のゴブリンが即死する。
これ俺たちいるかな? とモモンガが思うぐらいには一騎当千の有様だった。
(ユグドラシルのパワードスーツは、俺が知る限りでは良くて80レベル相当の強さ。一点物やアーティファクトならもっと上かもしれないが……どう考えても、あれ着たンフィーレア君は異常なんだよな。あっちの仕様と違って、こっちのスーツはHPとMPも馬鹿みたいに増えてるし)
ユグドラシルのスーツではHPとMPは増えない。しかしこっそりステータス確認のためにンフィーレアのHPを見てみると、セバスの1.5倍以上はあるのだ。MPもモモンガの1.5倍ぐらいはあるので、どう考えてもステータス方面がおかしなことになっている。
(あれこの世界で作成された一点物らしいけど、一度作れたなら、量産しようと思えばできるよな? ……こわ)
高レベルだけが脅威なのではなく、高レベル生産職による兵器も大概やばいことになっている。そう考察したモモンガが少しだけ肝を冷やしていた。この考察は当たっていて、例えばエ・ランテルの城壁にある外敵に対する備えとしての砲塔。あれはマジックキャスターによるチャージが必要で、他にも魔法技師による定期メンテを行ったりしなければいけないが、その分非常に威力が高い。
……ンフィーレアが使うパワードスーツも、高い技術力で生産された代物。これはモモンガが気づいたように、大元はユグドラシルの産物だ。
元々はアインドラ家、つまりラキュースの生家にある蔵の中で埃を被っていた物。それをラナーが発見し、リバースエンジニアリングで生産できるよう理論を構築した。
しかしこの世界では、パワードスーツと言えども大した戦力にならない。これはリ・エスティーゼの話になるが、その辺に普通に80レベルが歩いているのだ。そんな世界でHPとMPが増えない鎧など、ただの動く的。だから理論は構築しても、再現する意味がない。なのであまり役に立たない、よくある兵器設計図の一つとして封印される筈……だった。
「なら作っちまえばいいじゃん。通用する鎧を」
そこは最強議論大好きリ・エスティーゼ。本人だけでなく、武器の強さにも興味があるやつがわんさかいる。彼らはラナーの理論を見て、大魔改造を開始した。
今のままでは弱いかもしれない、だからその性能を底上げすりゃいいんだよ!!
……マジックアイテム作成時に、とある理論を利用するとお手軽に性能が上げられる。その理論とは制約だ。
これはユグドラシルにもあった、デメリットがある代わりに強力なメリットを得られるシステムが近い。特定条件でしか使えないや、特定人物にしか使えないなどのデメリットを持たせる代わりに、通常よりも強力な効果を得られる。ユグドラシルにもこの手のアイテムは複数あり、代表例はギルド武器だ。
ギルド武器はギルド長専用装備で、ギルド長にしか使えず破壊されると拠点が崩壊するデメリットがあるが、代わりに作り方次第では神器級すら超えて世界級相当の効果を持たせられる。実際ナザリックのギルド武器は神器級アーティファクトを複数仕込んだことで、ワールドアイテムを知るモモンガでも匹敵すると太鼓判を押せる代物だ。
この世界にも、かつてはこれを使用して造られたマジックアイテムがあった。代表例は叡者の額冠と呼ばれる、スレイン法国に存在した神器。今では高位階魔法の使い手が珍しくもなくなったが、昔は第三位階魔法の使い手ですらレアだった。そんな時代に、使い手を選びなおかつ装着すると自我を失うが、代わりに高位階魔法を使えるようになる効果を持ったのがこのアイテムだ。
今時は高位階魔法も普及し、それを元にしたマジックアイテムも多数あるので、下手に使用制限の制約を課さなくとも使い勝手のいいアイテムは多数ある。だからこの技術が使われるのは、専用装備などを作る時か、砲門や城門などの設置型マジックアイテムに用いられるぐらいだ。専用装備にしても価格を考慮したら、汎用性の高いルーン製の方が好まれる。なのでよほど拘りがある者以外、制約を課したマジックアイテムなど造らない。
けれどリ・エスティーゼの兵器開発者達は……はっちゃけた。
製作者はラナーを筆頭とした職人集団。彼らが最強の鎧を作ろうとした時のプロトタイプがンフィーレアの使うパワードスーツで、最強にするためにそれはもう大量の制約を付けた。○○のクラスがいる、男性しか使えない、女性しか使えない、種族は○○限定エトセトラ……。
しかもそれを一個の鎧に組むのではなく、構成する装甲板一枚一枚の方に組むと言う有様。矛盾する要素を大量に積んで、本来であれば複数個の装備に持たせるような複合効果を一つの鎧に納めてしまった。
結果として……最強兵器は誰にも使えなくなった。大量の制約を満たせる1個人など存在しない。だからこの鎧──『神殺し』は、理論上の最強装備でしかない……普通なら。
あらゆるアイテムを
「敵は……今ので全滅したみたい」
「やっとでありんすか。MPが半分以上はなくなりんした」
「うぅ、返り血と脂でべとべとするよ」
「じっとしていろ。<清潔>。これで多少は汚れもマシだ」
「ダーク=ナイト様、誠に感謝いたします」
「礼など構わん。暗黒の力に染まろうとも、この身には光の力も宿っている。正義の前では、困っている仲間がいるなら助けるのは当たり前だ……騎士としてもな」
「僕はまだ余力があるので、先行しますね」
モンスターの数が多いせいで、一行の消耗が思った以上に激しく、シャルティアなどは自己申告通りMPが6割は消耗している。HPの方はスポイトランスによる吸収で余裕があるが、戦闘が長引いたら不味いぐらいには消費が激しい。
それはモモンガも同じで、4割はMPを使用済み。あまり闘いを続けるには、良いとは言えないコンディションだ。
ラキュースなどもそれなりに消耗しており、その他も相応に戦った分HPなどに多少の減りがある。ラキュースとシャルティアがいるのでHP面はまだ問題ないが、回復させるとなるとその分MPを消費するので使いどころを考えないといけない。
しかし鎧によるブーストがあるンフィーレアはまだまだ戦えるので、彼が先行して安全を確保する。依頼者が先行するなど正気の沙汰ではないが、消耗した味方がやられて足を引っ張る方がよほど邪魔。それにンフィーレアが先頭に立つのはいつもの事らしく、今更とやかく言う事でもないらしい。
けれどモモンガとしては、クライアントを先行させるなど若干心苦しいのか──
「すまないンフィーレア君。私たちがあまり役に立てず」
「役にたってないだなんて! 全然そんなことありませんよ。いつもの傭兵たちよりも、よっぽど楽です」
「そうか? そう言ってくれるとありがたいが……しかし君がこれほど強いならば、ソロで採取に来た方が更に楽なのではないか?」
「そうでもないぞ。たしかにこれを着たンフィーレアは強いが、不測の事態とはどこからやってくるのか分からん。それに採取をするとなると装着したままではやりにくいから、脱がざるを得ない。そのタイミングを狙われたりすれば、ひとたまりもないな」
ラキュース曰く圧倒的な戦闘力を誇る神殺しだが、これを着ていると兜越しになるせいか薬草採取時に何の薬草なのか判断しにくくなるらしい。なので戦闘時以外は脱ぐ必要があるのだとか。
(重武装だとペナルティをくらうのか。この辺もユグドラシルにそっくりだな)
モモンガもそうだが、マジックキャスターは装備面でのペナルティが中々多い。分かりやすいところで言えば、モモンガは剣や甲冑を装備できない。剣を握ることは出来るのだが、振ろうとすると手から摩擦が無くなったかのように滑り落ちてしまう。甲冑を着こもうとすると、まるで骨に引っかかるかのように手が入らない。そんな不可思議現象が起きてしまう。
それはンフィーレアも例外ではなく、神殺しを使う事はできるが薬師としての技能が著しく低下する。なので採取となると危険だが生身にならなければいけない。その間周囲を固めて護衛する戦力として、ラキュースや雇われ傭兵などが必要となってくる。
そんな話を聞きながら、特に効能が高い薬草採取地へと一行は進む。森のあちこちから視線を感じるらしくアウラは気を張り詰めているが、先ほどの大暴れにより警戒しているのか森の住民たちは仕掛けてはこない。
そんなこんなで進む事数時間。それが見えて来た。
「何年ぐらいの樹木なんだろ?」
可愛らしく首を傾げるマーレの視線の先にあるのは、樹齢数千年はありそうな大木だ。触手のように四方八方に伸びた木々は数百mはあり、周りの木よりも数倍は巨大だ。
その大木を見て、アウラはん~と唸り、モモンガは──
「これ樹木じゃなくて、トレント系モンスターじゃないのか?」
よく見たら顔っぽい何かがついているのに気づいた。ユグドラシルで森型ダンジョンに行けば、それなりにいたトレント──木の形をしたモンスターの大型版ではないかと。
「モモンガ様の言う通りです。これ、生命反応があります」
「モモンガ殿の言葉は当たっている。これは大昔、竜王が封印した魔樹らしくてな。封印したは良いものの、それでも触手が辺りの木からエネルギーを吸収したりして、それはもう大変だったそうだ」
「だった?」
「……付近に植生している森精霊達が吸収されて堪るかと、徒党を組んで袋叩きにしたらしい。今では周囲の植物に寄生されて、逆に栄養分となったそうだ……噂をすれば、その森精霊の一人がお出ましだ」
ラキュースが見ている方に目を向けると、トコトコと誰かが歩いてくる。アウラは気づいていたようで弓に手をかけていたが、ラキュースの言葉から知り合いだと分かったのか手を離していた。
その誰かは、人間に似ているが人間ではない何か。濃い樹木のような褐色の肌──と言うよりも肌部分が木で出来ていて、これまた濃いグリーン色の髪の先には花が複数咲いている。モモンガは蛇の頭の代わりに、髪の先が花になったメデューサのようだと思った。
人間と違い服は全く着ておらず、全身が木の少女。服を着せる木製マネキンに人間の頭部を乗せたら、こんなデザインになるかもしれない。
「鎧の人に暗黒騎士。それに……いつもと同じく全く違う戦士達。今日も薬草を採りに来られたのですか?」
「そうですピニスンさん。今日もよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくです。早速ですが、いつものをお願いできますか?」
ピニスンと呼ばれた森精霊──ドライアドが手を差し出したので、ンフィーレアは木箱を一つ取り出し手渡す。
「あれは?」
「バレアレ薬品店が販売している、植物用の液体肥料が入っている」
「肥料……ドライアド…………物々交換?」
「そうだ。あの魔樹の頂点には、調合に使うと高い薬効成分が抽出可能な薬草が生えていてな。その薬草以外にも、ピニスン達森精霊が宿る草木から取れる葉は効能が良い」
トブの大森林が魔境と言っても、住民全員が森の外に対して敵意を持つわけではない。ドライアドのように、森に住む方が生態として合っている種族もいる。彼女らとしても魔獣らのような言葉が通じない種族よりも、外から来た人間種でンフィーレアのように話が通じる相手の方が色々と都合が良かった。
「初めて採取に来たときは、薬草を採ろうとしたら凄く反対されたんです。でも一目で良い薬草だと分かったので、どうしても欲しくて……それでこれと交換ならどうですかって、肥料を渡したらピニスンさん達が気に入ってくれて。それ以来、ここの薬草を採る時には物々交換をしているんです」
「なるほどなぁ……欲しいものは奪うのではなく、お互いに利益が出るように。本当にエ・ランテルは、つくづく相互理解の社会だな」
うんうん頷き、最大利益の幸福追求の理念に深く感心するモモンガの傍らでマーレは魔樹を見ながらぽつりと──
「……なんだかこの木、哭いているような」
「そうなの?」
「私にも、マーレ様の言う言葉が分かりますね。そうですな……ケテ……スケテと言っている気がします」
「それは素直に助けを求めているのでありんせんか?」
「うーん……でも、この木が周りを困らせようとしたから、反逆にあっただけだから……ごめんなさい」
ドルイドであるマーレと、気の流れを感知するセバスは魔樹が救援要請を出しているのに気がついたようだが、特に助ける義理もないので放置することに。困っていたら助けるのは当たり前の理念を持つセバスも、流石に周囲を害そうとする相手は要救助対象外だ。
そんなやり取りをしている内に、森精霊達からピニスンを通して許可が出たので、ンフィーレアは薬草の採取を開始。木箱に詰めてはストレージに放り込んでいく。
「終わりました。それでは今回の採取はここまでにして、日が暮れる前に帰りましょう」
「了解です……転移が使えたら来るのも帰るのも楽なんですけどね」
「大森林は魔力が濃いせいか、転移が上手く働かないですからね。徒歩で移動するのか一番です」
自然そのものが次元封鎖と同じ力を持つ森では、転移系は機能しない。空から飛んで帰ろうにも、森の中にいる敵より厄介な飛行型モンスターが我が物顔で飛び回るのがこの世界だ。素直に陸路で帰るのが一番だと、一行は来た道を引き返してカルネ村に戻るのであった。
大森林の魔樹:原作名ザイトルクワエ。意識はあるのだが寄生効果複数掛けにより体は動かない。HPが無駄に多いせいで、吸収される量を回復量が上回っている。つまり死ねないので、一生を森の養分として過ごすことに。ソロ活動は辛いね2号
制約:使用者の限定・特定条件下でないと真の力が使えない・難度制限など限定的な分、誰にでも使える汎用的なマジックアイテムより強力にできる。ユグドラシルにおけるメリット・デメリットシステム
神殺し:原作でアズスが装備していたパワードスーツを解析して作成された現地産の試作型。使い手を選ぶとか使えたら最強とかのプロトタイプってかっこいいよねなノリで生まれたせいで本来であれば誰にも使えなかったがンフィーレアのタレントが解決した。名前の由来は神すら殺せる兵器
ンフィーレア・バレアレ
ウェアラブル・マスター10Lv アークウィザード10Lv アルケミスト(ジーニアス)15LV スパギリスト5Lv ファーマシスト(ジーニアス)5Lv ドクター15Lv スーパードクター10Lv アスクレイオス5Lv 他7Lv 計82Lv
二つ名的なやつ:『天才薬師』、一部には『機甲薬師』とも
()内はパワードスーツ装備時
HP:45(150)
MP:50(150)
攻撃:20(150)
防御:35(150)
素早:25(150)
魔攻:55(150)
魔防:60(150)
総耐:50(150)
特殊:60(150)
計 400(1350)
後書きキャラ紹介第一号。戦闘職じゃないので素のステータスは低く、レベルが20も下のナーベラルぐらいしかない。スーツ有でも戦闘の駆け引きとかは苦手。ただしそれを補ってあまりある馬鹿ステータスでスペックだけならマーレの2倍(マーレのステータス総計が670~680ぐらい)