転生した冒険者ですが、最強でも勇者でもございません 作:カラメルカルメ
はじめまして
執筆には慣れていないのでお手柔らかにお願いします
あらすじでも書いたように、俺TUEEE要素はなしです…多分、恐らく、メイビー
―――異世界転生、それは異世界ものを愛する人や夢見る人など様々な人が憧れるものである
「はぁ…はぁ……ぐうッ!」
「ちょっと!どうするのよこれ!?」
「し、知らねぇよ!」
「やっぱり、挑むには早かったんじゃ…」
そして転生した場合、転生と共についてくるものが転生特典だ
『グギャギャッ!』
「くッ…!ゴブリンの数が多い!ミュラ、援護してくれ!」
「もう魔力がないわよ!ポーションだってそろそろなくなるし!」
「ならシエラ、回復してくれ!魔力が回復するまでなんとか耐える!」
「すみませんが私もミュラさんと同じで…それに、アレスさんを回復するとサグマさんの回復が…」
最強魔法に大量の魔力、勇者の力や神の加護など、世界へ降り立つと無双できる夢のような力が付与される
「お前ら……俺を……置い…て逃げろ……」
「何言ってるんだサグマ!お前もいてこのパーティなんだぞ!」
『グルァッ!』
「このッ…!邪魔だ!」
「サグマさん、とりあえずこのポーションを飲んでください」
しかし、中にはそんな力をもらえずに転生する人間もいる
「俺を……見捨てて、お前……らは逃げろ……どうせ俺は助、からねぇ………」
「そんなことを言うな!絶対に助けてここから脱出するから!」
「そうよサグマ!私達で勇者パーティになるって約束したでしょ!?」
「ミュラさん、ポーションか薬草はありませんか?そろそろ私の持ってるポーションが尽きそうで…」
だが、そんな能力をもらえなくても自前の知識チートや努力チートでやがてそいつらも無双する
では俺はどうなのかって?
『グオォ!!!』
「ホブゴブリン!?まずっ…」
「ヨイショ…っと」
『グガァァァッ!?』
「やっぱ上手く掛けれないな、落語家でも目指せば言葉遊びって上手くなるかな?」
「え?」
「あ、どうも」
目の前でホブゴブリンに奇襲を掛けられた少年の横へと並び、至近距離で眼球へと弓矢を放つ
だってこうでもしないと命中しないし……弓道部じゃないですよ俺は
少年の首根っこを掴んで後ろに投げ飛ばし、自分も後ろに下がりながら革袋に入れていた液体を地面へ撒いていく
そこへ額から血を流し、怨みと殺意を込めた目を向けたホブゴブリンがこちらを睨み、ゴブリン達と共に咆哮を上げながら向かってくる
ちなみに血が流れているのは俺の矢が外れたからだ、これだから俺はさぁ…
「あの、あなたは…」
「はいはい危ないよ、今から汚物を消毒するんだから」
「え?」
復帰して俺へ質問してこようとする少年を未だに呆けている少年のメンバー達のところに下がらせて近くに落ちていた松明を液体へと投げ込む
それでは皆様、復唱しましょう
「汚物は消毒だーッ!」
松明が液体へと触れた瞬間、ものすごい勢いで燃え広がり、ゴブリン達を焼いていく
殆どが燃える痛みに悶え苦しんでいるが、偶にこちらへ特攻する猛者が走ってくる
「こっちくんな…やっぱ石投げだけは上手いよな俺って…川で石投げしてたのが活きてんのかな」
そんな輩へ近くに落ちていた石を自分の嫌いな人間に当てるように容赦なく投げていく
石で当たったゴブリンは次々と倒れて動かなくなり、倒れた仲間に足を引っ掛けて動かなくなっていく
それでも起き上がって向かってくる奴はショートソードでトドメを刺す
そうしているうちにゴブリンの群れは全滅した
ホブゴブリン?執拗に石投げてたら焼肉になったよ
…こんな感じで卑怯と陰湿な戦法で生き残っております
だって俺、
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