転生した冒険者ですが、最強でも勇者でもございません 作:カラメルカルメ
2話目です
面白いなと感じてもらえると幸いです
「―――ということで、無謀な依頼を受けるのは辞めましょう」
「「「「はい…」」」」
ゴブリンを全滅させた後、洞窟を脱出して少年達を説教していた
理由は無謀な依頼を受けパーティを壊滅に追い込んでいたことと、周りがそれを止めなかったからだ
脱出後に聞いてみたらどうやらこのパーティは最近Eランクに上がったらしく、自分達ならいけると調子に乗って洞窟探索の依頼を受けたらしい
この世界のランクは異世界設定によくあるものと同じで上からA、B、C、D、E、F、Gランクとなっている?
よくあるSランクがない?知らんよ、ギルドが最高ランクをAにしてるんだもん
あれじゃない?7つランクあるんだから十分だろってことじゃないの(適当)
「次からは今回を教訓を活かして十分な準備をして洞窟へ挑むこと、自分達の実力もしっかりと把握して無理に奥へ行かないこと、わかりました?」
「「「「はい…」」」」
「なら説教はお終いです、回収できたゴブリンの耳は全て差し上げるので気をつけてお帰りください」
さて、無知なパーティへ説教してスッキリしたから洞窟へ入るか…いや〜洞窟探索しようとしたらパーティいて面倒だったんだよね、俺あんま人と話すの得意じゃないし
後ろでなんか言われているような気がするが全てインセクト、無視します
少し早歩きにして洞窟へと潜る…えぇ?冒険者パーティを知りたい?
えー…わんぱくイケメン、筋肉イケメン、無口美少女、ツンデレ美少女、そんな見た目でした、以上
別の言い方をするならショタ二人とロリ二人だ
だってそれ以外知らないし…そもそも関わる気あんまないし…
オデ、ヒト、コワイ。モンスター、タオス、イキガイ
「なんでくたばれ巨大蜘蛛」
『キシャァァァ!!?』
後ろから蜘蛛の頭胸部に頭大の岩を落として潰す
素で人に気付かれることのない俺くらいになればモンスターを気付かれずに転がすことくらい余裕のよっちゃんなのです
俺の職業は冒険者だ…本来であればモンスターの一部をギルドが買い取ってくれるので綺麗に倒すのが筋であるのだが、そんな事したら俺が返り討ちにあうので卑怯に勝つしかないのだ
「まぁ、これでも素材は採れるからいいや」
死骸は見せられたものじゃないがこっちは下手したら生死が関わるので文句を誰かに言われる筋合いはない
少し前、近くにいた冒険者に「もっと綺麗に倒せ」と言われたがソイツに死骸ぶん投げたら何も言わなくなった、結局最後は黙らせればいいのだ
こんな感じでゴブリンに遭遇すればキャンプファイアを開催し、蜘蛛に出会えば岩で叩き潰していく
ゴブリンは耳や牙が使えるらしく、燃えた後に回収している
なんでも両方漢方などの薬の材料になるのだとか
焦げていても完全に炭になっていないならそこまで問題はないと前にギルドに言われているので、俺の倒し方は問題ない
蜘蛛は牙が解毒薬の材料になるらしい、偶に入手できる粘性のない糸は服の材料として高値で取引される
まぁ、糸は蜘蛛が巣を張ってないと回収できないので関係ないです
「うーん…少し前に冒険者が探索したって聞いたし、やっぱりしょっぱいなぁ…そろぼち引き返そうかな、説教しておいて自分は無理して怪我しましたなんて恥ずかしくて言えないし」
そうしよう、俺はプライドだけは高いのだ
帰りはできればモンスターに遭遇しないことを祈りつつ、洞窟から脱出した
ちなみに俺の引き返した道には大量の潰れた蜘蛛がいるのでした…湧きすぎだろ、マ〇クラじゃないんだよここは
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ちょっとした救出後の話と一部の説明会でした
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