1%のクジ   作:中二満載

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14話

「フン....『ザ・ワールド』」

 

 DIOが目にも留まらぬ速さで自動人形を破壊した。

 

 

時間を止めて破壊したと言った方が正しい、当の本人であるDIOはどうかしたかの様な顔をしていた。

 

「ねぇ..DIO」

「なんだ?....蛾荒よ...」

 

僕はDIOに尋ねた。

 

「僕は....能力を使ってまで彼奴らを逃がさないようにしたのに君がここまでやってしまったら僕は何をすればいいんだい?」

 

そう、僕は怒っていた、自分でもこんなに怒ることはなかったが何故か目の前にいる奴らは似ていたのだ。

 

「ほう....貴様がそこまで殺気を出すなど珍しいこともあるものだな?...何が貴様をそこまでさせた?」

「確かに自分でも驚いているよ.....でも..彼奴を見ていると思い出してしまうんだ....」

 

そう、あの時僕が殺された時のことを?

    

 

 

 能力に目覚めたあの敵を

 

 

「なるほど...確かに似てるものだ!....では我はもうう手を出さん貴様が勝手にやるといい!」

「?!.....ありがとう」

 

 

DIOに礼を言い残りの敵の前に立った、だがもう二人しかいないがもうそんなことはどうでもいい。

必要なのは目の前の敵を完全沈黙させることだ。

 

「イレインッ!!お前は僕を守れッ!!」

 

奴には感情が無のだろう。

残り1体にもかかわらず主人を守ろうと前に出たのだった。

 

「ッ!?君ッ!!下がるんだ!」

 

それを見た恭也さんが僕と自動人形達の間に割って入ろうとした。

 

「邪魔...」

 

僕は彼の肩を掴みすずか達の所に投げた。

 

「うわ!?...」

 

「今はアッチの人達を守ってる事をオススメするよ。このままだと危ないと思うから」

 

 

「....君は、一体....」

「僕は....僕は只のどうしようもない.....化け物ですよ。」

「化け物!?」

「はい....この世にはみ出してしまった人間であることに耐えられなかった只の化け物です。」

 

僕は只そう言うしか思い付かなかった。

 

「だから僕は大丈夫なんであの2人を守ってあげて下さい。奴は僕がやりますので」

「いや、あの氷村の横に控えているヤツは違う。あれはイレインと言って、恐らく最強の……その……」

 

 

 

人形なのに名前があるのか、イレインって自動人形は……あぁそうか、僕が夜の一族ってヤツの秘密を知らないと思ているらしい?

 

 

 

「自動人形なんですよね?」

「ッ!?き、君ッ!!何でそれを知ってるのッ!?」

 

 

 

重い雰囲気の恭也さんの代わりに答えたら、すずかを抱きしめていた忍さんが驚愕の声を僕にぶつけてきた。

ソッチを見れば、すずかは忍さんに抱きしめられている腕の中で顔を真っ青にしている。

いつの間に抱き締めたんだ!

 

 

「あぁ、さっきあの氷村って人が自慢気に話してたので……『自分達の血筋』とやらも」

 

 

 

『『『『『ッ!?』』』』』

 

 

 

僕がそう返すと、僕の言葉を聞いた5人は驚き、僕に真剣な表情を向けた。

 

 

 

「……聞いたのね?私達の事も?」

「はい....同じ夜の一族ってのは聞きましたけど?」

 

「そう……こんな事、今聞く事じゃ無いのは分かってるんだけど……なら、君は怖く無いの?」

 

 

「?……何がですか?」

 

 

 

一体忍さんが僕に何を聞きたいのかトンと掴めず、僕は忍さんに聞き返してしまう。

だが忍さん達は、僕の聞き返しに深いな表情をせずに真剣な表情のままだ。

 

 

 

「私とすずかが夜の一族……つまり吸血鬼でも怖くないのかしら?」

「……」

 

 

 

その余りにも真剣な表情で語られる話しに、僕は口を噤んで忍さんの話を黙って聞く。

 

 

 

「私達は貴方達人間とは違う……定期的に血を吸わなきゃ生きていけないし、魔眼なんて危ないモノ、それに不老に近い寿命があるの……そんな人達の側に居て、味方しても、君は怖くないの?」

 

 

 

忍さんが話す内容……つまり自分達を受け入れてくれるのかって話しだろう。

あれだけ取り乱す事は、彼女達は本当に全てを秘密にして生きてる。

そうじゃなきゃこのご時世、吸血鬼だなんて事がばれでもしたらあっという間に研究材料にされるか、魔女狩りが横行する。

 

だから忍さんは改めて聞いたのだろう。

そう考えていると、忍さんに抱きしめられてるすずかがチラチラと伺う様な視線を僕に向けていた。

アリサも黙ってはいたけど、僕がどう答えるか心配な様だ。

まぁこの人達とは完全なる初対面だし、僕を信じきれないのも無理はないね。

でも。

 

「...プッ」

「?」

「「アッハハハハハハハハハ」」

 

僕も話しを聞いていたDIOも笑いが止まらなくなってしまった。

こいつらなんて言った?....吸血鬼?目の前にいる人形なんかに守られている奴がか?!

 

「あーあ...馬鹿馬鹿しい」

「……え?」

 

自分の聞いた言葉が信じられないって表情を浮かべて、忍さんは小さく言葉を漏らした。

彼女の周りに居る他の女性達も同じ顔になってる。

でもまぁ、質問を止める気なんざ無いけどな。

 

 

「夜の一族が持ってる力て?……それだけですか?」

 

 

 

「そ、それだけって……!?」

 

 

 

僕の軽い返しを聞いた人達の中から、すずかが声を張り上げて驚きを露わにする。

 

いや、たった3つだけならそこまで驚く事かな?

 

「申し訳ないけど僕はもっとシャレにならない力があるから」

「僕からすればそんだけの力でバケモンなんて言葉を使って欲しくない」

 

 

すずか達に背を向けた僕は、目の前に居る氷村に対して言った。

 

 

 

「だから見してあけますよ、化け物と言うのはね今目の前にいる僕自身のことを言うんですよ」

 

だから見せよう本当の吸血鬼の闘争を化け物の恐ろしさを僕自身の闘争を。

 

 

拘束制御術ー第八号ー解放

強制集合




久しぶりに書かせていただきました本当に何をやっているのか(泣)
オリジナルの能力です次回その能力が明らかになります

最後に本当に申し訳ありませんでした。
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