ロクデナシ賢者教師、現代ダンジョンを転移と核撃で破壊する 作:ゴミカス蛆虫宮沢鬼龍
君はお前もかかってこいともう一人の白髪の少女に声をかける。
「さいっきょうのヒナタさんの華麗なる剣技を見せてあげるんだよ!うおおおお!」
そう言って突っ込んでくる彼女の適正は魔法剣士だったという情報を得ている。
近接戦闘も黒魔術も使えるがそのどちらも中途半端な職業でありぶっちゃけハズレ職だ
君は友人…という程親しくないものの超越者としての仲間であるいけ好かない金髪の侍の美青年を頭に思い浮かべる。
君を除いた人類の中での唯一の【核撃】の使い手でありながら膂力、耐久力、身体能力も人類最高峰の化け物
あのレベルの化け物にはならなくて良い、なってほしくないと思いながら君は組手を開始した。
◆◇◆◇
なんというかアレだ、見込みねえなこいつ。
それが君が模擬戦を通じて彼女に感じた印象だった。
彼女は魔術は【小炎】しか使えないようだ。カナタと同じように第三位階の魔術が使用できるのなら見込みがあったが少なくとも魔術戦はカスだと思った。
剣術に至っては論外。へっぴり腰でこちらが攻撃するのを待ってしまっている。
迷宮剣術に後の先なんてものはない。
後に回った時点で先がなくなるからだ。
あるのは先の先だけだ。
少しでも敵の処理が遅れたら凶悪な魔術により一党が容易く壊滅させられる以上とにかく前に前に踏み込んでいって大暴れするのが迷宮前衛に求められる仕事だ。
隙だらけ、その上やられる前にやるという意志が感じられない。
カナタという赤髪が迷宮探索者として100点満点に近い素質を持っていただけにこのヒナタという白髪の少女の体たらくに君はがっかりした。
その上言動の節々から感じる蛆虫っぷりも君の気に触っている。
もうとにかくアレだったが善良で肝心要の時なら頭もキレた【聖女】から善性と知性を切り離したかの様な奴。
他人を苦しめて喜んだりこそしないものの行動が行き当たりばったりでいい加減で自己中心的で他責的。
一欠片の悪意もなく他人を苦しめるエキスパート。
外見が儚げな美少女のためかろうじて生存を受け入れられてる特級呪物
覚醒前の俺と同じ一見無害系クズ
それが君のヒナタに対する認識だ。
俺、こいつ嫌い、その無駄に良い面だけ俺によこせクソボケと君は思った。
君は女体化願望がある。といっても同性愛者だとか性同一性障害があるとか言うわけでは無い。
単純にチヤホヤされたい、ポンコツ部分を美少女フィルターをかけて誤魔化したいと言うだけの話である。
そこを勘違いして女になりたいと言っただけで君をゲイ扱いしたり心は女なのかよと聞いてきた人間は全員君の魔術で病院送りにされている。
話はそれたが無駄に良い顔への嫉妬、同族嫌悪もあって君はヒナタをカナタと同様に叩きのめした。