あらすじ
主人公IS動かした。
一夏sids
俺は今クラス中の好機心の籠った視線を向けられている。
何故か?それは・・・
一夏「何で女子ばっかりなんだよ!」
ここはIS学園、世界中からISを学ぶために女子が集まってくる学園だ。
クラスの右から左まで全部から視線を感じる・・・気まずい。
だが俺自身の視線は一人に釘付けになっていた・・・
上村戦道、第二回モンド・グロッゾの時に俺を誘拐犯から救出してくれた人、そして俺の初恋の人。
あの人は俺を千冬姉が来るまで保護してくれていたが俺を千冬姉に預けたあの後何処に行ったのか見当がつかなかったがこんな所にいるとは・・・意外と世間は広いようで狭いな。
俺と同じISを男性で初めて動かした人物第二号。
一夏「あ、あの!」
上村「ん?・・・もしかしてあの時の少年か?」
やった!覚えてもらえていた!
一夏「そうですよ!元気にしてましたか?」
上村「ああ、元気いっぱいだ・・・ただ仕事は多いがな。」
そんなこんなで雑談をして居ると教室のドアが開きそこから先生が出て来た。
山田先生「皆さん初めまして。私はこのクラスの副担任の山田真耶といいます。え~と取り敢えず自己紹介を出席番号順でお願いします。」
副担任?なら担任は何処に?
そんな事を考えていると。
山田先生「・・・君、織斑一夏君!」
一夏「はっはい!」
山田先生「ゴメンね、大きな声を出しちゃって。でも自己紹介、次織斑君の番なんだ。『あ』から始まっていま『お』なんだ。だから自己紹介してくれるかな?」
一夏「そ、そんなに謝らなくていいですよ。それにやりますからね。」
山田先生「本当ですか!約束ですよ!」
一夏「織斑一夏です。」
そこに『それから?』と言う沢山の視線が飛んでくる。
一夏は上村に助けを視線で求める。
一夏(上村さん~助けて!)
上村(・・・まあ自分の趣味とか好きな物を言えばいいと思うよ?)
一夏(分かりました。)
一夏「好きな事は・・・強いて言えば上村さんの家事の手伝いですかね?」
上村「ブフウ!」
生徒「え!上村さんって家事出来ないの?」
一夏「ああ、壊滅的だ。」
一夏(あの時と変わってなければ・・・)
生徒「えー!意外!」
上村「酷いぞ一夏、俺はあの時と違って少しは成長したんだ。」
一夏「どの位ですか?」
上村「ああ、流石にお前の姉さんを見ていると・・・危機感を持ったから練習したんだ。
大体普通の人くらいは家事ができるようになった。」
一夏「じゃあ肩もみさせてくださいね結構肩が凝ってるでしょ。」
上村「ああ、てか肩触っただけでわかるんだな。」
一夏「伊達に10年も肩もみしてませんよ。」
ガラガラ
千冬「遅れてすまない山田先生、仕事が長引いてしまってな。」
山田先生「別にいいですよ、何てったって私は先生ですから。」
まるでフフン何て効果音が着きそうな事を言ったぞあの人。
織斑先生「諸君、私が織斑千冬だ。
若干15歳君達を一年で使い物にするのが私の仕事だ。
逆らってもいいが返事はしろ。
わからなくても、はい、かいいえで答えろ、いいなら返事をしろ良くなくても返事をしろ。」
恐らくマトモな思考の持ち主ならすごい独裁者宣言だと思う。
織斑先生「さて時間も残り少ないので上村の自己紹介で終わらせる。」
織斑先生「余り余計なことは言うなよ?」
上村「あー俺は二人目の男性操縦者だ、まあ変な見た目だが君たちとは恐らくそんなに年は離れていないと思うから気軽に接してくれると助かる、以上だ。」
生徒「え?カラコン入れてるわけじゃないの?」
上村「ああ。」
生徒「何でそんな見た目になったの?」
織斑先生「まったく、少しは静かにしろ。」
クラス中「「「「はい」」」」
それから一時間目が終わり一夏は上村と話している時。
???「ちょっといいか?」
一夏「何だよ俺が助けを求めた時には答えてくれなかったくせに、なあ?箒?」
箒「な、なんだその態度は!鍛えなおしてやる!」
そう言いながら木刀で殴りかかってきた!
そこに・・・バギィ!
その音は上村が腰から抜いたナイフが箒が持っている木刀をへし折った音だった。
上村「おい、貴様俺の(家事の)恩人に何しやがる。」
そう言って持っていたナイフを箒の喉元に当てる、薄皮が切り裂かれ少し血が垂れる。
箒「ッ」
箒の行動に悲鳴を上げかけた女子達は、上村さんの行動に唖然としている。
まあ上村さんはまあまあ人間やめてるからな。
織斑先生「何の騒ぎだ!」
もうすぐ授業なので織斑先生が教室に入ってきた。
俺と箒を一瞥し、話しかけてきた。
織斑先生「これは如何言う状況だ。織斑、説明しろ。」
一夏「篠ノ之が俺たちに話しかけて来たので答えただけで彼女が激高木刀で殴りかかってて来たので上村さんがそれを阻止したということです。」
上村「別段騒ぐことはないでしょ。」
千冬「あのなぁ戦道。振り下ろされた木刀を見てから奪い取るなんて普通の人間には出来んぞ。」
上村「そう言わないで下さいよ千冬さん。」
戦道と言われたので千冬さんと言う。
つまり今は教師と生徒ではなく、友人として話している。
千冬「そもそも、何故そんな事になったんだ?」
千冬姉に聞かれ、俺は答える。
一夏「あまりにも篠ノ之が高圧的な態度だったからな。相手に礼を示せない相手にこちらから歩み寄る必要が無いだろ。」
俺の言葉に頷く千冬姉。
織斑先生「確かに礼を欠いた相手にこちらから歩みよる必要はないな。だがナイフは危ないから・・・いやいい持っていてくれ。」
上村「分かったよ。」
俺達の会話を聞いていた女子の一人が、
生徒「織斑先生と織斑君って姉弟なの?」
何を今更、苗字で分かるだろ。
一夏「ああ、そうだが。それがどうした?」
俺の言葉にさらに盛り上がる女子達。
生徒「やっぱり、見た目とかそっくりだし。」
生徒「じゃあ、織斑君がIS使えるのって千冬様の弟だから?」
生徒「でもでも上村君はどうなのよ?」
一夏「別に千冬姉の弟だから使える訳じゃ無い。そもそも何故使えるのか束さんもよく分かってないらしい。」
生徒「「束さんって、篠ノ之博士の事?」
一夏「そうだが・・・。」
他に束さんなんて居ないだろう。
織斑先生「ともかく戦道、銃だけは渡せよ。」
上村「分かりました。」
織斑先生「では授業を始める、山田先生。」
山田先生「はい。」
・・・居たのか、山田先生。
まったく気づかなかったな。
山田先生「織斑君、何か失礼な事考えてません?」
・・・なんだか鋭くない?
一夏「別に何も考えてませんよ。」
山田先生「本当ですね?」
だからその涙目を止めてください。
年上のはずなのに、なぜか年下っぽい感じの山田先生。
これじゃあ俺がいじめているみたいじゃないか。
上村「本当です。先生そろそろ授業を始めないと、織斑先生が・・・。」
上村さんが指を後ろに差す。
山田先生「へ?・・・はわわわわわ。それじゃあ授業を始めます。」
そこには鬼が居た。
慌てた山田先生が授業を開始したので、俺は集中して聞く事にした。
山田先生「ここまでで、何か質問のある人は居ますか?織斑君は大丈夫ですか?」
山田先生「何か解らない事があったら何時でもいってくださいね、私は先生ですから。」
ヤバい全然分からない!そうだ言っちゃおう!
一夏「はい!」
山田先生「はい織斑君!」
一夏「殆どわかりません!」
ズコーーー!
その言葉でクラスのほとんどの人がずっこけた。
織斑先生「織斑、教本はどうした。必読と書いてあったろ」
もしかしてあれか?
一夏「古い電話帳と間違えて捨てました。」
ズビシ!
一夏「ーーーーーーーッツ!」
織斑先生「必読と書いてあったろがバカ者、再発行してやるから一週間で覚えろ。」
一夏「いっいやあの厚さは・」
織斑先生「やれ。」ギロリ
一夏「はっはい。」
上村「お前間違えて捨てたのか?」
一夏「・・・そうです。」
上村「しょうがない、俺のを貸してやるから見ろ。」
一夏「でも上村さんは?」
上村「俺はクライアントに教えてもらったから大丈夫だ。」
生徒「といあえず質問なんですが、さっき山田先生はISはパートナーであり互いに分かり合うのが大事って言ってましたけど、それって彼氏彼女の関係みたいな事ですか?」
山田先生「如何なんでしょう?私も経験無いので分からないですね。」
女子高独特の雰囲気なのだろうか?
なぜか話をそっちに持って行きたがる。
織斑先生「山田先生、続きを。」
千冬姉がまたキレかかっているので、本来の流れに修正する。
山田先生「そうですね、では授業を続けます。」
それから授業が終わり俺は上村さんと話していた。
流石に連続で篠ノ之はこちらに来ないみたいだ。
そもそも来ても無視するのだがな。
???「ちょっとよろしくて。」
よろしくないですよ。
俺は話しかけてきた相手の気配で拒否した。
朝から上村さんに敵対心むき出しの視線を飛ばしていた相手だったからだ。
上村「あんた誰?」
セシリア「まぁ、私を知らない?イギリス代表候補生にして首席入学のこのセシリア=オルコットを。」
上村「いいや?全く知らない。」
俺の一言にセシリア=オルコットだっけか?彼女が反応した。
セシリア「何ですか、その態度。そもそも私に話しかけられただけで光栄な事ですのよ。それ相応の態度というものがあるでしょ。これだから男は・・・」
何言ってんの?
???『上村さん、あの女もしかしてイギリスの代表候補生ですか?』
上村(ああ、だがあんたが自分から進んで話をするなんて珍しいな。イギリス。)
イギリス『いえいえ、自国の候補生がこんな奴だとは思ってもいなかったのでね・・・少し ってやってもいいですかね?』
上村『ああ。いいぞ。』
あれ?上村さんの髪の色が青になってる、何時の間に。
上村?「そうですか、貴方が我が国の代表候補生ですか・・・品位が損なわれ過ぎています、イギリスは選びなおしたほうがいいですね。」
セシリア「男に対して礼儀正しくするなんて信じられないですわ。私は試験で唯一教官を倒したエリートなのですから。」
自分でエリート言うな。
上村?「ですがそれが男だからという理由で礼儀正しくしない理由にはなりません、あなたの家は貴族なのでしょう?だったら下々の者たちにも敬意を払う必要があります。」
セシリア「貴方に私の何がわかるといいますの!人の事情も知らないで!これだから男は・・・」
そこに予鈴が鳴った。
セシリア「また来ますわ!逃げないでくださいまし!」
来ないでください。
あ、上村さん元に戻った。
授業中
織斑先生「そうだ、今のうちにクラス代表を決めたいと思う。クラス代表とは言葉の通りクラスの代表だ。決まったら一年間変えるつもりは無いのでそのつもりで。」
生徒「織斑先生、クラス代表とは何をするのですか?」
織斑先生「そうだな・・・まずは来月にあるクラス対抗戦に出てもらう。後は、集会などに参加してもらったり、教師の手伝いをしてもらったりする。要するに普段は雑用を優先的にやってもらうことになる。」
雑用って・・・そんなこと言わない方が良かったんじゃないか?
織斑先生「ちなみに、自薦でも他薦でもかまわん。また推薦されたものには拒否権は無いのでそのつもりで聞く。誰かやりたい者、やらせたい者がいる奴はいないか?」
拒否権は・・・ないんですね。
生徒「織斑君がいいと思います!」
生徒「私も!」
生徒「私は戦道君がいいと思います!」
生徒「私もいいと思います!」
織斑先生「では候補者は織斑一夏そして上村戦道、他にいないか?」
一夏「織斑先生、俺はやる気が無いのですが・・・」
織斑先生「さっき言ったように推薦された者に拒否権は無い。推薦された以上覚悟を決めろ。」
織斑先生「他には居ないか?居なければクラス代表織斑、クラス代表補佐は上村で決定だ。織斑、上村、覚悟は良いな?」
一夏「甚だ不本意だが、仕方ない・・・。」
上村「俺はこいつが心配だからいいぞ。」
織斑先生「では、代表は織斑一夏、補佐を上村戦道に・・・」
セシリア「まってください!そのような選出は納得できませんわ!」
随分と大きな声だな・・・。
俺と千冬姉が話していると、教室の一番後ろの席からセシリア=オルコットの声が聞こえた、いや聞こえない方がおかしいぐらいの声量だったからな・・・クラス中の女子が耳を抑えてるぞ。
・・・篠ノ乃は涼しい顔してるがな。
織斑先生「何だ、オルコット。そんな大きな声を出さなくとも聞こえてるのだが。」
千冬姉が対応した。
とりあえずは様子見しとくか・・・
織斑先生「それで、何が納得出来ないんだ?」
セシリア「はい、ただ男であると言うだけで代表に選出されるなんておかしいですわ。
そもそも男がクラス代表などという屈辱を私に一年間味わえと言うのですの!?」
随分と言ってくれるな・・・。
あいつまた上村さんを馬鹿にしたな・・・如何やら上村さんもお怒りの様子だ。
セシリア「ただ物珍しいといった理由で代表に決めるなんておかしいじゃないですか。
いいですか私はこの国にサーカスを見に来ているわけではないのですよ!」
セシリア「そもそも、クラス代表は実力トップ のわたくしがなるべきですわ!それに技術的に後進的な国に来なければいけないこと自体精神的苦痛ですのに、これ以上私に苦痛を味わえなんて言うのですか!?」
それは言ってはいけないことだった。
???『もう我慢ならねえ借りるぞ?』
上村『おい!俺はまだそんなの認めて・・・』
その時上村は後ろに引っ張られた様な感覚を味わった後凄まじい眠気がきたので抗えずに泥の様に眠った。
上村?「戯言もたいがいにしろよ小娘。」
あれ?今度は髪が赤黒くなってる。
あ~あ知らないぞ・・・
セシリア「こ、小娘って!貴方ね!」
上村?「お前はここにいる生徒、教師の半分以上が日本人だと言うを忘れたのか?
そもそもISを作ったのは紛れもない日本人の篠ノ之束だ。
お前の国が作ったわけでは無い。
ここに来るという事を選んだのは貴様だろう、それに誰かが自分を推薦してくれるなんて思い上がるな。
それにISを権力の象徴として使ってる人に言われる筋合いはない。」
よし、追撃するか。
一夏「確かに今の発言には色々な問題がありました。それは俺たちにではなくオルコットに。」
セシリア「私の何が問題だと言うのですか!」
・・・さっき上村さんに言われただろうが。
あ、元に戻った。
一夏「人種差別、性別差別、これだけでも十分だが・・・お前は国家代表候補生なんだろ?」
セシリア「!?」
俺の発言の意図が分かったのだろう。
オルコットは絶句しているが、ほかの面々は理解していないな。
生徒の一人から聞かれた。
生徒「織斑君、どういう事?」
俺は続きを話す。
一夏「つまりお前の発言はイギリス国家の発言ととられてもおかしくない。そのことを理解していないお前が代表候補生とは。」
言外にイギリスを非難しているように話を切る。
これで俺の思うように話が進むだろう。
セシリア「貴方!私の祖国を非難するのですか!!」
・・・ほらこうなった。
一夏「先に非難したのはそっちだろ?」
セシリア「黙りなさい!男のくせして!」
一夏「だからそう言った発言が自分の首を絞めているんだろうが。何故分からない。」
そう言った直後突然セシリアのISブルーティアーズが勝手に動き出してセシリアにライフルを向ける。
上村「やめろ!・・・今殺すのは色々不味い・・・」
そう言うとブルーティアーズは直ぐに元に戻った。
わなわなと震えるセシリア。
セシリア「決闘ですわ!」
上村「決闘ね・・・別にいいが、ハンデはどうするんだ?」
セシリア「あら、いきなりお願いですか?これだから男は・・・」
上村「いや、俺がどのくらい手加減すればいいのかって?」
俺の発言に千冬姉、山田先生以外の女子が笑う。
生徒「立川君、本気で勝つつもり?」
生徒「男が女より強かったのなんて昔の話だよ。」
生徒「今からでも遅くないからハンデもらいなよ。」
一夏「いや、別に要らない。」
そもそも代表候補生くらいで満足している奴に上村さんが負けるわけが無い。
織斑先生「織斑、オルコット。決闘するのは構わないが、今すぐは出来ん。一週間後の月曜、放課後第3アリーナで行う。それまで私闘の一切を禁ずる。いいな?」
有無を言わせぬ迫力で言う千冬姉。
上村「了解です、織斑先生。そもそもこちらには戦う理由が無いので問題無いです。」
セシリア「分かりましたわ。一週間後、完膚なきまでに叩きのめしてあげますわ!」
最後まで傲慢なオルコットは席に戻っていく・・・。
織斑先生「では、授業に戻る。織斑、戦道、お前も座れ。」
一夏&戦道「「分かりました。」」
とりあえずこの騒動は持ち越しになった。
やれやれ・・・疲れたな。
昼休み
俺と上村さんと待ち合わせしてある、食堂に向かった。
どうやらまだ誰も来てないようだな。
上村「もう食べようぜ。俺はペコペコだ。」
そこに・・・
箒「おい、一夏。」
篠ノ乃がやってきた。
一夏「何か用か?」
篠ノ乃と話すだけで精神的に疲れるが、さっきみたいに襲い掛かられるのも御免だ。
箒「そうではない。一緒に食べても構わないか?構わないよな、幼馴染だから。それと。」
一夏「何だ?」
箒「上村は来ないよな?ここは幼馴染だけがいられる空間だからな。」
・・・相変わらずの自分勝手な理論だな。
幼馴染だから何だって言うんだよ。
そもそも俺は幼馴染などと認めては無いのだが。
一夏「悪い篠ノ乃、そもそも上村さんと約束してるから無理だ。」
箒「何!?」
先輩「ちょっと君。君って噂の子でしょ?」
第三者に声を掛けられた。
リボンの色が赤なので3年生なのだろう。
ちなみに1年が青、2年が黄色、3年が赤だ。
全学年に知り合いがいるので知っていたのだ。
一夏「どんな噂なのかは知りませんが、おそらくは俺の事なんでしょう。」
先輩「いきなり代表候補生と戦う事になるなんて、大変だね。」
一夏「早いですね・・・ついさっきぐらいの話なのに。」
これが女子の情報網なのか?
先輩「何なら、私がISの事教えてあげようか?」
必要ないのだが、そう言う訳にもいかないと考えていると・・・
箒「結構です。私が教える事になっているので。」
篠ノ乃が勝手に決めている。
何故お前に教わらなきゃいけないんだ。
お前の指導よりも海斗の方が教えるのは上手い。
先輩「君だって1年生でしょ?私が教えた方が良いと思うけど?」
箒「私は篠ノ乃束の妹ですから。」
先輩「篠ノ乃ってあの・・・。」
箒「ですので結構です。」
そこで束さんの名前を出すのか。
てかお前IS初心者だろうが。
いくら束さんの妹だからって、3年生に敵う訳ないだろうが。
先輩が去ってから俺は篠ノ乃に言う。
一夏「篠ノ乃、お前に教わる必要は無い。」
箒「何故だ!?」
一夏「すでに上村さんの方がお前よりISの事を知っている。しかも訓練相手にも困っていない、したがってお前に頼る必要は無い。」
箒「何故だ!私とお前は幼馴染だろ!」
一夏「だから?」
箒「何!?」
何故お前が驚く・・・。
一夏「そもそも俺は、お前と知り合いと言うだけで嫌なんだ。幼馴染なんて思った事もない。だから必要以上に俺に付き纏うな。」
言ってやった。
ようやく言えたな。
昔から何時か言ってやろうと思っていたが、束さんの妹なので仕方なく付き合ってたが、我慢の限界は当に過ぎているのだ。
箒「な、一夏貴様!!」
また何時の間にか出した竹刀で俺に襲い掛かってくる篠ノ乃、だから何ですぐに襲い掛かってくるんだ?
避けられない!くそっ!
そこに・・・
上村「てめえ何回言ったら覚えるんだ?」
そこには上村さんがいた。
すぐそこまで来ていた木刀を握りしめながら。
箒「知るか!ここで貴様を倒す!」
上村「他の人に迷惑にならないところでやれ。」
そう言い箒を放り投げる。
当然周りには配慮していると思うので篠ノ乃以外にダメージは無い。
「何事だ!」また織斑先生が登場した。
・・・もう少し早く来いよ、千冬姉。
一夏「さっきと大体同じです。」
とりあえず自己弁護。
まあ、これだけ目撃者がいるのだから、必要は無いだろうがな。
織斑先生「なるほど・・・篠ノ乃。お前は職員室に来い。説教だ。」
箒「何故ですか!?私は別に何も・・・」
織斑先生「いきなり竹刀で襲い掛かる時点で問題だ。」
千冬姉に連れられていく篠ノ乃、自業自得だ。
海斗「完膚なきまでに叩きのめしてやる。あの約束をもう2回も破ったんだ。」
海斗は一週間後の試合で手を抜く気が失せたのであった。
ちなみにそのころ箒は・・・
「(何故だ、一夏。昔はあんなに一緒にいたではないか。)」
職員室で説教されているのに、自分は悪くないと思い込んでいた。
そもそも一緒に居た訳ではなく付き纏っていたのだから、一夏が箒の事を思う訳無いのだが、そこは天性の自分勝手だ。
理解していなかったのだ
「(一夏、必ずお前の隣に立って見せる。)」
彼女が現実を理解出来る日は来るのだろうか・・・
後書きかくことねぇ・・・
5月18日修正いたしました。