あらすじ
上村箒に切れました。
一夏sids
あの後食事を終えて教室に戻ると。
箒「貴様のせいで怒られたではないか!!」
ミス勘違い・篠ノ之箒だった。
てか、まだ自分が悪いと思ってないのか・・・。
俺は再び迫り来る竹刀を見ながらそんな事を考えていた。
生徒達「「「きゃーーー!!」」」
ほら、普通の生徒が悲鳴を上げてしまってるじゃないか・・・。
今度も上村さんが竹刀を受け止め、篠ノ之に話しかける。
上村「危ないだろ、話を聞いていないのか?」
一夏「そもそも全中女子剣道大会の優勝者が竹刀を振り回すものじゃないだろ。」
別段俺にとっては危なくないのだが、普通の人間には恐怖を与えるだろう・・・。
箒「な、一夏その事を知っていたのか。」
別に知りたくは無かったが新聞に載ってたからな・・・。
一夏「まあ、一応な。」
だが口に出したのは別のこと。
事実を言えばまた激昂するだろうから、俺なりの配慮だ・・・篠ノ之に対してでは無く周りの女子達に対してだが。
箒「そうか、知っていてくれたのか・・・」
・・・また、何か勘違いしているような気がする。
確かに自分の都合の良いように脳内変換しているのだろう。
織斑先生「何をしている、とっくにチャイムは・・・篠ノ之お前は放課後私のところに来るように。ああ、逃げても無駄だぞ。地獄の果てまで追い掛け回し必ず私の元に引きずりこむので、そのつもりで。」
そういえば、さっきまで怒られてたんだっけか。
それなのにまだ反省してくれないなんて、流石の千冬姉でも悲しいかもな・・・
俺はそんな事を考えながら席に着く。
午後の授業は特に問題なく終わった・・・いや問題ならあったな。
生徒「織斑先生、質問なんですが・・・」
織斑先生「何だ?」
生徒「ひょっとして篠ノ之さんって、篠ノ之博士の関係者ですか?」
何だ、知らなかったのか・・・『篠ノ之』なんて苗字なのだから気が付きそうなものなんだが。
俺がそんな事を考えていると、千冬姉も同じだったみたいで・・・
織斑先生「何だ、気が付いてなかったのか。あんな苗字他に無いだろ。まあいい、確かにそこに居る篠ノ之は『アイツ』の妹だ。」
アイツって・・・友達をそんな風に言うものじゃないだろう。
俺のあきれた視線を感じ取ったのか・・・
織斑先生「何だ?織斑。」
一夏「いえ、別に・・・。」
朝もこんなやり取りをしたような気がするのだが。
そうかも知れないが、公私混同するものじゃないだろうが。
それが教師なら尚更だ。
生徒「え、すごーい。大物IS関係者の身内がクラスに2人も居るなんて。」
生徒「ひょっとして篠ノ之さんも凄い頭脳の持ち主?」
・・・さっきまでの行動で分かるだろうが。
学習しない、自分勝手、それでいて自分の否を認めない。
これで束さんと同じ頭脳なら、ISなんてものは生まれなかっただろうな・・・。
束さんは自分が楽しいと思うことを全力でする、篠ノ之は自分が全面的に正しいと思い込んでいる、姉妹で何故こうも似ているのに違うのか。
生徒「ねぇ篠ノ之さん、如何なの?」
箒「私はあの人とは違う!!あの人のことを私に言うな!!!」
・・・また随分と大きな声だな。
話しかけていた女子が吹き飛ぶんじゃないかと思えるくらいの衝撃だ。
実際話しかけていた女子は椅子から転げ落ちている・・・可愛そうに。
上村「口からあれだけの衝撃波を出せるなんて俺とは別の意味で人間やめてんじゃねえの?」
・・・だから五月蝿いって。
海斗の毒舌にツッコミを入れていると、篠ノ之が語りだした。
箒「私は姉とは違うのだ。だから私と姉を比べないでくれ。」
まだ興奮しているが、声のボリュームは落ち着いている。
その感情だけは同意出来るぞ、篠ノ之。
俺も散々姉と比べられて来たからな。
だが、そこまで拒絶する必要があるのか?
確かに束さんのせいで篠ノ之家はバラバラになってしまったが、それは束さんも同じだろ。
「そこまでだ、篠ノ之。」織斑先生が止める。
これ以上は話すべきではないからな。
織斑先生「そうだ、上村。」
・・・何だいきなり。
上村「何ですか?」
上村は内心嫌な感じがしていたが、上村と呼ばれた以上相手は教師だ。
答えない訳にはいかなかった。
上村の耳元に近づき、
上村sids
織斑先生「今度の決闘の時大口径は使うな別にハンデではないがあの程度の相手に見せるには勿体無いからな。」
・・・教師がそんな発言していいのかよと上村は思っていた。
上村は内心ため息を吐きたかったが、とりあえず返事をしておく事にした。
上村「分かった、だがそれだと完膚なきまでに叩きのめすのが面倒なんだが・・・」
織斑先生「なら、精神的に叩きのめすと良い。お前なら簡単だろ。」
上村「了解です。」
一夏「もう済んだか?」
周りの女子が不審がっているので俺は千冬姉を上村さんから離した。
・・・別にあんな顔の近くに行けて良いな~なんて思ってたわけじゃないぞ////
織斑先生「では、授業を再開する。」
織斑先生の一言でこの騒動は終わった。
そして放課後、俺達はまだ寮の鍵を貰っていないので千冬姉を探していると・・・
山田先生「織斑君、よかった、まだ教室にいてくれましたか。」
・・・随分と息の切れている山田先生が現れた。
上村「どうしました?随分と慌てて・・・とりあえず深呼吸してください。」
落ち着かせるには深呼吸が一番だよな。
山田先生「すぅーーーーー、はぁーーーーー、すぅーーーーー、はぁーーーーー。」
一夏「落ち着きました?」
山田先生「ええ、ありがとうございます織斑君、海斗君。」
・・・やっぱり子供っぽいな。
笑顔がニコッと言うよりは、ニパッって感じが合う。
擬音一つで印象が変わるのだから、笑顔も侮れん・・・。
山田先生「どうかしましたか?」
おっと、余計な事だったな。
一夏「いえ、別にどうも・・・ところで山田先生は何故俺達を探していたのですか?」
さっさと本来の流れに戻さないと面倒な事になりそうなので、俺は真面目に聞いた。
山田先生「そうでした、これ寮の鍵です。失くしちゃだめですよ。」
一夏「ありがとうございます、失くしませんよ。」
これで終わりだろうか。
俺は一礼をしてこの場から移動した。
部屋の鍵には『1836』と書いてある、如何やら上村さんも一緒なようだ。
此処か・・・。
俺達は鍵を差込み部屋に入っていった。
上村sids
あっという間に時間が経ち、決闘当日。
さて今、此処には一夏達がいるがちょっと問題が発生、専用機が届いて居ないのだ。
上村「一夏のまだなのか?」
そうだね、早く見たいよ。
一夏「そうだなって言うか来ないと困るぜ。」
一夏「正直、打鉄のような近接メインじゃないともっとこまると思うが。」
そうだなだって剣道しかやってないもんな。
と雑談していると。
山田先生「ハァーハァーおっ織斑君来ましたよ。織斑君の専用機が」
とかなり急いで此方に来た。
織斑先生「織斑、時間がないのでなフォーマットとフィッチングは実戦でやれ。」
千冬さんがそう言い山田先生は一夏を引っ張って行った。
俺と何故か箒の奴も着いていきました。
そして床が開くとゆっくり上がって来た。
「これが・・・」と一夏は言葉を洩らした。
山田先生「はいっこれが織斑君の専用機『白式』です」
俺から見た印象は騎士のような感じだけど白くないので名前と違うのではと思った。
「ん?」一夏は初めて触った時と同じことをしたけど違和感があるのか?
一夏「あの時とは違うな?」
山田先生「大丈夫ですか織斑君?」
一夏「あっすいません大丈夫です」
織斑先生「織斑、背中を預けるように乗ればいい」
言われたように乗る一夏。
千冬「一夏、大丈夫か?」
あっ千冬さんのレアセリフだ。
心配してるんだな。
一夏「ああ問題ないぜ千冬姉、上村さん、いってくる。」
箒「うむ、絶対勝ってこい一夏。」
どの口が言う?訓練の邪魔ばかりしやがった奴が。
上村「一夏、頑張れよ。」
そして一夏はカタパルトに乗り
一夏「白式、行くぜ」
飛び立ったのである。
織斑先生「何故貴様がここにいる?篠ノ之。」
一夏が飛び立った後この場において、完全な部外者である篠ノ之に対して千冬さんが尋ねる。
箒「な、私ですか!?」
お前以外誰が居るんだ?
織斑先生「当然だ!今この場において部外者はお前以外居ない!」
箒「何故です!?明らかに他クラスの物や上級生まで居るではないですか!そもそも私は一夏の幼馴染です、部外者ではありません!!」
だからあいつはお前の事、幼馴染などと認めてないし、それだけで関係者面されても困るのだが・・・。
織斑先生「この上村は数年前誘拐犯から織斑の身を守ってもらっているし、織斑本人がこの場に呼んだから問題は無い。だが、お前は違うだろ?幼馴染だから関係者?そんな理屈が通るとでも思ってるのか?」
箒「な、上村。お前からも何か言ってくれ。」
上村「織斑先生の言っている通りお前は部外者だろ。だから大人しくここから出て行ってくれ。そろそろ試合が始まるからこれ以上問題を起こさないでくれ。」
本音を言えば一刻も早く追い出したいのだが、さらに面倒な事になりかねないので今回はなるべく下手にでている。
箒「何故だ!昔は一緒に居たんですよ!?」
織斑先生「それはお前が付きまとっていただけだろ。篠ノ之、お前が束の妹では無かったら一夏はとっくにお前との縁を切っている。私もお前の事を叩きのめしているだろうな。だから今すぐこの場から出て行かない場合は、身の安全は保障できない。」
箒「くっ・・・分かりました。ですが私はあの人と関係無いです!!」
走ってピットから出て行った篠ノ之・・・だからお前が束さんと関係無かったら今生きていないかもしれないだが。
そのことを理解していない篠ノ之は束さんを否定している。
束さんも最近篠ノ之の事あまり話さなくなってきているので、どうなる事やら・・・。
次回!
オルコット死す!(ww)
デュエルスタンバイ!