あらすじ
セシリアちょっとトラウマスイッチオン!
上村sids
翌日、一時間目の授業の頭に・・・
山田先生「では、一年一組のクラス代表は、上村戦道君に決定です。そしてクラス代表補佐は織斑一夏君で決定です。」
織斑先生「上村、就任の挨拶をしろ。」
いきなりの無茶振りがやってきた。
なんだよ、就任の挨拶って。
上村「織斑先生、オルコットは納得しているのですか?あれだけやりたがってたのですから。」
遠まわしの拒絶。
無駄な抵抗だとは分かってるが、俺はなるべくならやりたくないのだ。
あの時は・・・まあ何とかなったが、それ以外はそんな事にはならないだろうな。
織斑先生「それなら問題は無い。そうだな、オルコット。」
そう言ってオルコットを呼ぶ織斑先生。
そう言えばHRに居なかったな・・・。
セシリア「このたびは、皆様の祖国を侮辱し、ならびに皆様に不快な思いをさせてしまって大変申し訳御座いませんでした。
これからは、一から出直すために皆様と一緒に学習していきたいと思っています。
そして、織斑一夏さん、上村戦道さん、貴方には何を言われても仕方ないと思っていますが、出来るなら償いの時間を頂きたいと思っています。いかがでしょう?」
教室に入ってきて謝罪するオルコットだが、俺は別のことが気になっていた。
随分とやつれているが何があったんだ?
昨日戦ったオルコットはもっと血色が良かった気がするんだがな。
今のオルコットは血の気が失せ、心なしか頬がこけている気がする。(原因 この前のヒートチェーンソードの所為。)
だが、折角謝罪しているのだ。
一夏「憑き物が落ちたな、今の感じなら良い友好関係が築けるかもな。謝罪は必要ない。こっちも散々煽ったんだ、お互い様だろ。」
上村「俺がそんなにネチネチいう性格と思うか?」
俺は悪しき風習から目覚めたオルコットに自分の気持ちを伝える・・・
一夏「そう言えば上村さん。」
上村「(。´・ω・)ん?」
一夏「何で俺ががクラス代表補佐になっているんだ?」
上村「良くぞ聞いてくれたな。」
上村「それは・・・」
クラス中「「「「ゴクッ」」」」
上村「俺は・・・まあ言っておこうか、仕事が在ってなたまに休むことになると思うからな。」
クラス中「「「「・・・・は?」」」」
上村「いや、だって今まで俺たまに休んだりしてただろ?」
クラス中「「「「うん。」」」」
上村「あれはまあ世界各地飛び回って仕事してるからだ。」
上村「って言われて仕方なく補佐を一夏にすることにしたんだ。」
生徒「そもそもなんで上村君はどんな仕事をするのさ?」
生徒「そうそう。」
上村「・・・血生臭い話だがいいのか?」
生徒「何してるのよ・・・」
上村「俺の企業秘密だ。」
上村「そうだ!セシリアに謝らなくては行けない。」
セシリア「何ですの?」
上村「あの時俺は君の情報を無断に見てしまい申し訳ない。」
セシリア「いいですわよ、別に候補生なら何もおかしくないですわ。」
上村「ありがとうセシリア。」 満面の笑み
セシリアの中で何かが変わった。
上村「どうした?俺の顔に何か付いてる?もしかして・・・俺寝ぐせついてた?」
セシリア「い、いえ別に大したことではありませんわ。」
セシリア(何故だろう、あの人のことが・・・かっこいいと思ってしまいましたわ////)
一夏(あいつは堕ちたな。)
セシリア「本当にご迷惑をおかけしました。」
よく分からないが、オルコットに再び謝罪された。
一夏「さっきも言った通り謝罪は必要ない。反省したなら、これから繰り返さなければ良いんだからな。だからこれからよろしくな、オルコット。」
セシリア「分かりましたわ、それから私のことはセシリアで構いませんわ。」
一夏「分かった。なら俺の事も一夏で良い。」
上村「おれは上村でいいぞ。」
セシリア「分かりましたわ、一夏さん、上村さん」
オルコット・・・もといセシリアと和解し俺はクラス代表に就任する事を承認する事にした。
上村「このクラス代表を任されることになった上村戦道です。精一杯クラスの仕事をこなしていきます。至らないところもあると思うので皆さん応援よろしくお願いします。」
一夏「この度クラス代表補佐になる事になった織斑一夏です。目立つのは好きではないですが、任された以上責任は果たしますので皆さん、応援よろしくお願いします。」
キッチリと腰を折りお辞儀をする。
すると、数秒間の静寂の後・・・
クラス中「「「「「こちらこそ、よろしくね。」」」」」
クラスが一つになった気がした・・・だが篠ノ之だけは窓の方を向き、肘を突いて外を見ていた。
一夏sids
織斑先生「では、これよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、オルコット、上村、実際に飛んで見せてみろ。」
4月も終わりに近づいたとある日。
午後の授業で飛行の見本をやれと言われた俺たち。
俺は大体3秒で白式を展開した。
織斑先生「オルコットは十分な速さだ。」
隣には、ブルーティアーズを展開したセシリアが同じように立っていた。
織斑先生「上村は・・・0,5秒か・・・早いな。」
上村「伊達に特訓してませんよ。」
上村さん早いな・・・
織斑先生「このように、熟練者なら展開に1秒と掛からない。では2人とも、飛べ。」
短い命令、俺達はそれに従い宙に浮かぶ。
そこに
セシリア「相変わらず、美しい飛び方ですわね、一夏さん。」
セシリアが話しかけてきた。
あの騒動以降、俺とセシリアの関係は友人になっている。
一夏「そうか?セシリアの飛び方も十分綺麗だと思うがな。」
などとやり取りをしていたら・・・
箒「一夏!何時までそんなところに居る!!早く降りて来い!!!」
地上で山田先生のインカムを奪った篠ノ之に叫ばれた。
そんなことしたらまた・・・
織斑先生「貴様は何をやっている!教師から物を奪うとは、良い度胸だな。放課後、たっぷりと説教してやる。」
あ~あ学習しないやつだな。
織斑先生「織斑、オルコット、上村、急降下と完全停止をやって見せろ。目標は地表から5センチだ。」
上村『大丈夫か?一夏?』
と上村さんの通信が入り一夏はやる気になった。
セシリア「5センチですか!?織斑先生、ちょっと難しいんじゃ・・・」
織斑先生「何だ、出来ないのか、オルコット?」
・・・煽ってるぞ、しかも教師が。
セシリア「そんなことはありませんわ!」
本当に煽り易いし乗り易いやつだな、セシリアは。
セシリア「では一夏さん、お先に失礼しますわ。」
セシリアは急降下していき地表10センチで完全停止した。
織斑先生「フッ、まだまだだな。」
教師が鼻で笑うなよな・・・。
上村『さて、一夏、お前の番だ。』
ああ、分かってる行くか。
俺は地表めがけて急降下をし、目標である地表7センチで完全停止して見せた。
上村「じゃあ俺も行くかな。」
上村さんも・・・あれ?速くない?・・・もしかして瞬間加速イグニッションブーストしてない?危ないよ?
だがそんな一夏の心配をよそに上村は地上から5cmジャストで完全停止した。
織斑先生「流石だな、上村。他はこれからも精進するように。」
セシリア「はい!
織斑先生に言われ返事をするセシリア、本当にセシリアは変わったな。
放課後の自主練を終え、部屋に戻ろうとしたらクラスの女子に声を掛けられた。
生徒「織斑君、今日の夜暇?」
何だいきなり・・・
一夏「別に予定は無いが・・・何の用だ?」
生徒「今日の夜に食堂で織斑君と上村君の代表就任パーティーをするから、参加して欲しいと思ってね。」
なんだ、そんな事か。
一夏「分かった。時間は何時だ?」
生徒「う~ん、準備が出来たら電話するから、番号教えてもらっても良い?」
一夏「ああ、構わない。」
俺は女子と番号を交換し部屋に戻った。
上村「済まない一夏仕事が入った何とかその就任パーティーに間に合わせるから先に行っといてくれ。」
一夏「分かった。」
生徒「うふふ、織斑君の番号get!」
その後ろに
笑ってるけど目が笑ってない上村がいた。
海斗「これを使って金儲けしたら承知しないぞ?なぜなら俺の(家事の)恩人だからな。」 ニコニコ
生徒「は、はいいいいい!」
生徒(怖すぎるんだけど~~!でも恩人って何があったんだろうかしら?)
そして夜・・・
生徒「織斑君、上村君、クラス代表就任おめでとう」
生徒「「「「「おめでとう」」」」」
食堂を貸切、俺と上村さんのクラス代表就任パーティーが行われた。
上村「一夏、これ食うか?うまいぞ。」
一夏「あーー」
上村「ほれっ。」
上村「今日はずっと食べさせてやる。」
俺は海斗に自分で物を食べる事を禁じられた。
・・・嬉しい////
そう言えば風邪をひいていた時にこんな感じに食べさせてもらったっけ。
箒「随分と人気者だな、一夏・・・フン。」
何故か不貞腐れている篠ノ之は食堂から出て行った。
・・・あれ?説教は終わったのか?
などと考えていると・・・
千冬「おい、一夏。篠ノ之は何処に行った?」
一夏「千冬姉?さっきまでそこに居たが・・・まさかまた逃げたのか?」
千冬「ああ。今は罰則で各トイレを清掃させていたのだが・・・目を離した隙に逃げた。」
・・・勇気ある篠ノ之の行動に敬礼!なんちゃって。
千冬「ともかく、さっきまでは此処に居たのだな。ならそう遠くには行ってないな。」
それだけ言って、千冬姉は行ってしまった。
・・・忙しい人だな、本当に。
黛「はいは~い、新聞部で~す。」
・・・今度は何だ?
上村「誰です?」
黛「2年生だから知らないわよね・・・じゃあこれハイ名刺。」
海斗「あ!もしかしてクライアントが言ってた捏造新聞部の部長か!」
黛「失礼ね!でも知っててくれてありがとう。」
一夏「知り合いか?」
海斗「ああ、知っているだけだ。」
質問には答えてくれた。
黛「なあに上くん、君の知り合いだったの?」
上村「ああ、5年くらい前一時期一緒の家に同居していたからな。」
・・・それ、言っちゃうのか。
クラス中「「「「「えーーーーーーーーー!!!」」」」」
ほらこうなった。
生徒「織斑君、上村君の家に住んでたの?」
生徒「じゃあ、千冬様と一緒に住んでるって事?」
生徒「もしかして、付き合ってるとか?」
質問は一つにしてくれないか・・・。
黛「はいはい、まずは新聞部の質問が先ね。その後で個人的な質問をするから。」
個人的って・・・
黛「じゃあまずは、クラス代表になった意気込みを。」
一夏「そうですね・・・任された以上は本気でやりますよ。」
黛「う~ん、ちょっとつまらないわね。まあいいわ、こっちで脚色しておくから。」
・・・脚色したら、インタビューの意味無いんじゃ?
上村「黛さん。」
振り向くとそこには・・・
黛「か、上村君・・・」 あせあせ
怒った上村さんが居た。
上村「一夏のコメントはちゃんとそのまま使ってくださいね?」
顔は笑ってるが、目が笑ってない。
黛「じょ、冗談ですよ。嫌だな~あはははは・・・・・・」
・・・本気だったな。
そのほかにも色々聞かれた後、
黛「じゃあ、今度は個人的な質問なんだけど・・・織斑君、誰かと付き合ってるの?」
この質問に俺は答えた。
一夏「・・・そりゃあ勿論上村さんですよ?////」(小声で)
黛「ふむふむ。で?告白はしたの?」
一夏「・・・片思いなだけです///」
この発言に食堂中が絶叫を上げた。
・・・なんで俺の周りでは、こんなに大声が出るんだ?
上村「因みに黛先輩?」
黛「なあに?上くん?」
上村「捏造なんてしたらどうなるかわかってますよね?」
黛「わ、分かってるわよ。」
本気だったな。
同時刻、IS学園正面ゲート
???「此処がIS学園ね。」
髪を左右に束ねた少女がIS学園に訪れていた。
???「えーと、受付って何処だったっけ?」
上着の中からくしゃくしゃにした紙を取り出し確認する。
この少女は随分と大雑把な性格らしい。
???「本校舎一階総合事務受付・・・って何処よ!」
ややこしい名前の場所に苛立つ少女。
???「探せば良いんでしょ、探せば!」
誰に言うでもなく大声をだす少女。
???「いっそ、ISで空から探してやろうかしら・・・」
彼女のとろうとしている行動は彼女の母国から絶対にやらないでくれと頼み込まれたものだった。
???「そういえば、上のジジイ共に止められてたんだっけ。」
寸でで思い出し、空から探すことは諦めた。
しばらくして・・・
先生「ようこそIS学園へ。凰鈴音さん。」
???「ねえ、織斑一夏って居るでしょ?何組?」
先生「えーと、一組ですね、凰さんは二組です。」
???「分かったわ、どうも。」
凰鈴音と呼ばれた少女は寮に向かって行った。
ストックがなくなるくらい出します。