あらすじ
謎のISが攻めてきた!
上村倒れる!
一夏sids
あの後俺は医務室にいた。
それは何故か、その理由は目の前にいる。
一夏「上村さん・・・」
目の前には頭を包帯で隠し眠っている片思いの相手。
医務室に運び込まれた後血液検査してみた所凄まじい物が発見された。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の成分と一緒に様々な薬物が検出された。
数え切れないほどの薬物が検出された事によって捕縛すべきと言う声が教師間から上がってきたがその声は如何やらすべての理由を知っている千冬姉によって揉み消された。
だから俺は千冬姉に聞いた、上村さんの過去に何があったのかを。
千冬「・・・聴くつもりなのか?あいつの過去を。」
一夏「ああ、俺はもう他の人を自分の鈍感さで泣かせたりはしたくない!だから・・・聞かせてくれ。」
千冬「・・・良いだろう、聞くといい。」
千冬「あれは・・・」
一夏sids out
千冬sids
私とて本人から断片程度しか聞いていない、だからあまり期待するな。
一夏「いいよ。」
・・・・如何やら上村は生まれてからここ16年間ずっと薬漬けになっていたみたいなんだ。
一夏「え?」
詰まる所生まれてから今日までずっと人体実験のモルモットにされていたんだ。
一夏「・・・もしかしてあれも。」
お前が言うあれは・・・多重人格のことか?
一夏「違うのか?千冬姉?」
ああ、あれはな・・・『勝手に人の秘密をばらさないでくれるかな?』
千冬「・・・起きたか上村。」
ポーランド「今はポーランドですよ。」
千冬「まあ、何時かはバレることだ今言ったほうがいいだろう?」
ポーランド「全く貴方はこっちの計画を邪魔しやがって・・・死にたいのか?」
凄まじい殺気に冷や汗を流す千冬だがそのことを悟られぬようにあくまでもその高圧的な態度は変えない。
千冬「知らんなお前の計画なんて。私は私がしたいようにするだけだ。」
パァン!
ポーランド「次は当てるぞ?」
ポーランドの手には銃が握られていた、先ほどの音からして発砲したのだろう。
千冬「・・・・済まない、調子に乗ったようだ。」
ポーランド「ふん。」
一夏「・・・か、上村さんはどうしてそんな酷い目に会ったんですか?」
ポーランド「だから俺は・・・ん?変われ?いいのか?辛いだろ過去を話すのは。」
ポーランドは誰かと話して意識を失ったかと思えば次の瞬間そこにいたのはいつもよく知る上村が居た。
上村「おはよう・・・かな?一夏?」
一夏「上村さん!」 ガバッ
上村「おっとっと、済まないな。一夏はよく頑張ったよ。」
そう言って頭を撫でられた一夏は泣き出してしまう。
~10分後~
上村「収まったか?」
一夏「はい。」
上村「そうそう、質問に答えていなかったな、今答えるから待ってちょ。」
一夏「いいんですか?」
上村「・・・まあ、言いふらさなきゃいいさ。」
上村「あれはもう生まれてからだったなあ。」
物心がついたときにはもう既に研究所に攫われていたらしい。
研究者1「こんな子供で何をするんだ?」
研究者2「ん?聞いてないのか?」
研究者1「ああ、で?何をするんだ?」
研究者2「如何やら日本でISなんて言うロボットができるっていう情報をボスが掴んでな、それに適応出来る男を薬物かなんかを使って人工的に作るんだとよ。」
研究者1「男には使えないのか?」
研究者2「如何やら使えないようだな、ま、俺たちには拒否権ねえからやるしかねえけどよ。」
研究者1「そうだよなぁ・・・」
そこからだ俺の人生は人としての人生を送れなくなったのは。
実験開始から恐らく10年後
その頃の俺は『実験、部屋に戻って休憩』しか許されなかった。
研究者1「あれからもう10年か~もう人間じゃねえな。」
研究者2「反応速度は0.0001を超えてるし、普通の人間には考えられない再生速度、そして・・・・」
研究者1「これが目玉だよなぁ、IS操縦能力か。」
研究者2「知能も凄いぜ?なんせIQが300超えてんだもん。」
研究者1「その代償として目の色彩の変化そして痛覚の鈍化、そして・・・まあ、あれだけの薬物ぶち込まれてんのによくこんなにも少ない薬害で済んだな。」
構成員「おい、お前らいいニュースだ。」
研究者1「何だよいいニュースって。」
構成員「如何やらISが落ちてきたみたいだ。」
研究者2「落ちてきたって・・・いったいどこからだよ?」
構成員「ソレガよお、未知の合金で作られてるし、内部のOSを覗いてみたらしいが、未知の言語で書かれてる、けどな。」
研究者1「何だよ、もったいぶらずに早く言え。」
構成員「お前らが担当している実験体のA-17のG-O-Dがいるだろ?そいつを名指しで呼んでんだよ。」
研究者1&2「「は?」」
構成員「だってよおこっちの支部には番号の後にG-O-Dってつく奴はあいつしかいねえだろ?」
研究者1「まあ・・・そうだが・・・」
構成員「だから本部に連れて行くんだとよ、そのISの起動実験でな。」
研究者2「本部・・・か、どうやってそのISはA-17G-O-Dの情報を掴んだんだろうな、ほら、今の所唯一の男性操縦者だから最高機密なのに。」
構成員「分からん・・・としか言いようがない。」
研究者1「まあ、なるようになるさ。」
研究者2「そうだな。」
研究者1&2((願わくばその時にこの子がこの地獄から解放されますように。))
その時の研究者の心は同じだった。
それから一ヶ月後
警備員1「ついて来い。」
「はい。」
(また実験か・・・飽きないな、もう俺のことは調べつくしているはずなのに。)
警備員2「今からお前は本部に輸送する、くれぐれも粗相をするなよ。」
「はい。」
次の瞬間何時ものように腕に睡眠薬が投与され、俺は意識を失った。
警備員1「・・・寝たか?」
警備員2「ああ、ぐっすりさ。」
警備員1「相変わらずいい寝顔するよなこいつ。」
警備員2「まったくだぜ。」
その時護衛としてついてきていた、まったくと言っていいほど話さない最高戦力である【ガーディアンズ】の序列1位ツルギが口を開けた。
ツルギ「なあ、俺達はまだこの子に地獄を見せるのか?」
警備員1「癪だが、俺たちにはこの子をこの地獄から引っ張り出す力はねぇよ。」
ツルギ「そうだなぁ・・・あのISならいけるかな?」
警備員2「そう・・・思いたいな。」
ちなみにこの警備員達はツルギと幼馴染なのでこんな口が聞ける。
~26時間後~
警備員達は車椅子で実験体A-17 G-O-Dを運んでいた。
そして謎のISが格納されている研究室に着きそこから離れた。
ツルギは何があってもいいようにISを展開した状態で待機していた。
研究者「A-17 G-O-Dを仮称流星にがいる部屋に入れろ。」
オペレーター「既にG-O-Dのいる部屋からここまでの通路が流星によるハッキングによって解放中。」
オペレーター「G-O-D移動中です。」
オペレーター「もう直ぐ部屋に侵入します。3.2.1.侵入しました。」
G-O-Dが部屋に入るのと同時に仮称流星はその何者も受け付けなかったハッチを自ら開けた。
研究者「やはりあの流星はG-O-Dを待っていたのか。」
G-O-D「君かい?僕なんかをずっと呼んでいたのは。」
そうG-O-Dが言った瞬間
オペレーター「ISコアの出力が急激に上昇中!このままの増加速度では拘束具が融解します!」
総帥「・・・凄まじいな。」
研究者「はっ!現在G-O-Dを仮称流星がいる部屋に誘導、その際G-O-Dが流星に呼びかけた際、唯一分かったコア出力が急激に上昇した次第であります。」
総帥「呼びかけただけでこれとは・・・搭乗した際にはどんな反応を見せてくれるんだろうな?」
オペレーター「G-O-D流星に接触します。3.2.1.0!」
カッ!
瞬間凄まじい光が部屋に満ちる。
光が収まるとそこには
オペレーター「流星起動しました。」
だがすぐさまおかしなことが起きる。
G-O-D「ぐあああああああああああああああ!」
ツルギ「どうしたんだい!?」
オペレーター「恐らく暴走しています!」
ツルギ「ッ!総帥お逃げください!」
流星の装甲が赤、青、黄、緑、黒、白、の六色に光り輝いたと思ったら全身から武器が出現し滅茶苦茶に撃ち出した。
次の瞬間そこは滅茶苦茶に破壊されていた。
そこから先は覚えていない。
一夏「そんなことが・・・・」
上村「もう過去のことさ・・・・・・・俺の恩人と名前をくれた人もそこであったな。」
最後の言葉は小声で聞こえなかった。
千冬「だからお前は
上村「ああ、だから一夏俺の手はもういくら悪人とは言え人の血で染まっている・・・お前の好意には答えられない、俺ではお前を穢してしまう・・・だから『それがどうした?』?」
一夏「俺は上村さんの色に染まれるならそれでいいよ?」
上村はその時の一夏がとても女性のように見えて仕方がなかった。
だがそれは髪が長い所為だろうと思いその考えを心の奥底に閉じ込めた。
上村「・・・・いいのか?俺なんかが一緒で?」
一夏「いいよ?ずっと一緒にないりたいと思っていたもん。」
上村「ハハッ・・・・最高の護衛対象を持ったな俺は。」
一夏「上村さん・・・・」
上村「一夏、これは俺の初めてだぜ?」
何時の間にか二人だけになっていた医務室の中で二人の影の顔部分が月明かりで重なっていた。
いかがでしたでしょうか・・・感想を送ってくれると作者はアンチでも何でも最初は喜びます、まあいけないところを言ってくだされば直します。