本日2回目の更新になりますね
生まれ変わりとやらを経験するとは思っていなかったが、私が生まれ変わった世界はヒロアカの世界で間違いない。
人々が個性という超能力を宿し、ヒーローが職業になっていて、ナンバーワンヒーローがオールマイトな世界は、どう考えてもヒロアカだろう。
そんな世界に生まれ変わってしまったが、私の個性がちょっと強すぎて問題があった。
ヒロアカの世界では名前が重要で、個性に応じた名前であることが多い。
「真大王馬」と書いて「しんだいおうま」と読む、今生の名を持つ私は、何故かダイの大冒険の真大魔王バーンそっくりの外見で、真大魔王バーンが出来ることは全て可能だったりする。
身体能力はとてつもなく高く、軽く掌を押すだけで、放たれた掌圧は岩を粉砕。
手刀は捨てられていた廃車を容易く両断。
大魔王のメラゾーマことカイザーフェニックスも出そうと思えば出せるが、オリハルコンすらも破壊するような大魔王のメラゾーマは気軽には出せないので出していない。
そんなとてつもない強個性を持つ私は雄英高校のヒーロー科に合格し、いずれヒーローのエッジショットとなる紙原伸也と同じクラスとなる。
紙原伸也とはクラスメイトとして仲良くなり、ヒーロー科としての活動を続けていった私は、ヒーローとしての免許を取得して雄英高校を卒業。
それから魔王系ヒーロー、バーンとして活躍していき、ヒーロービルボードチャートで上位にまで登り詰めた私。
オールマイトに次ぐナンバー2ヒーローにまでなった私に、順位を追い越されてナンバー3となったエンデヴァーには凄い目で見られることになったな。
そんなこともあったがオールマイトとオールフォーワンが行った決戦に参加した私。
莫大な数と質を持つオールフォーワンの軍勢へと容赦なく放つのは炎の不死鳥。
「カイザーフェニックス!」
強度の高い金属であるオリハルコンすらも破壊する炎の不死鳥が飛翔し、オールフォーワン配下の軍勢を灰へと変えていく。
イオナズン級の威力があるイオラを両手から連発し、イオラで爆破して数を削り、オールフォーワンの軍勢を崩していった。
オールフォーワンの配下を全て魔法で処理し、オールマイトとオールフォーワンが戦う場所へと向かう。
全盛期のオールマイトとオールフォーワンの全力戦闘は凄まじい戦いとなっていたが、私なら問題なく参戦できた。
そしてオールマイトに加勢し、大魔王のベホマでオールマイトを治療してサポートしていき、オールマイトの渾身の一撃で頭部を砕かれたオールフォーワンの身体をカイザーフェニックスで跡形もなく焼き付くす。
その後、オールマイトの負傷をベホマで完全に治療しておくと、元気になったオールマイトは翌日からヒーロー活動を始め、サイドキックのサー・ナイトアイに怒られてしまったらしい。
あれだけ元気ならオールマイトが活動時間を限定されるようなことはなさそうだ。
そう考えて私もヒーロー活動を始めてみたが、ある日捨てられていた赤子を拾うことになる。
養子ということにして赤子を育てていったが、すくすくと育ち、幼児となった子ども。
女児である子どもには蘭と名付けてあり、真大蘭という名前になるが、5歳で難関大学の入試の試験問題を全問正解することが可能な蘭が天才児なのは間違いない。
明らかに私よりも頭が良い蘭であるが、問題は、蘭がダイの大冒険のザボエラみたいな発想と能力を持っていることだ。
ザボエラみたいなことが可能な個性と頭脳を持つ蘭は、このままだと幼女版ザボエラになってしまうかもしれないな。
最近蘭は「キーヒッヒッヒ」と笑うこともあり、どんどんザボエラ化が進んでいるようだ。
いずれ蘭がとんでもないことを仕出かす前に、なんとかしなくてはいけない。
とりあえず腹を割って話してみることにしたが、異形系のヴィランの死体を集めて合成して死肉でパワードスーツを作るとかを考えていた蘭。
どう考えても超魔ゾンビと発想が一緒で、思い付いたことがほぼザボエラな義理の娘の頭に、私は凄まじく手加減した拳を振り下ろした。
「にょわー!痛いのじゃ!」
悲鳴を上げて頭を押さえ、半泣きになった蘭に「パワードスーツが作りたいなら死体を使わないものにしなさい」と言い、説教をしておく。
なんでこんなザボエラみたいな発想が出てくるんだこの子は、と思いながら、義理の娘が明らかにアウトな発想のヤバイことを考えていたら、それはいけないことだと根気よく教えていく日々。
そんな日々も過ぎていき、
オールマイトが引退して私がナンバーワンヒーローとなったり、雄英高校を卒業した生徒達が新たにヒーロービルボードチャートの上位にランクインしたりもしていた。
長い月日が経過して、なんとかザボエラみたいな発想を行動に移さないようにさせることができた義理の娘が、学校で出来たという友人を連れてきた時は、目頭が熱くなり思わず涙を流しそうになってしまったな。
そんな義理の娘である蘭が連れてきた友達は、成長した壊理であり、ギターの演奏が趣味であるらしい。
義理の娘に友人が出来たことが嬉しかった私は、とりあえず食べたいものを2人に聞いてから、出前を頼むことにした。
届いた出前を2人に渡し、友人としての時間を過ごしてもらったが、とても楽しそうにしていた2人。
まあ、大切な友人が居るなら、もうあの子は大丈夫かもしれないな。