どうも余楽です
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年内にアビトス編を終わらせられるか分かりませんが取り敢えず頑張って書いていきます
ーーーーーゲヘナ学園 風紀委員会本部前ーーーーー
先生とキリュウは協力者を募る為にゲヘナ学園へと来ていた。
目的としては空崎ヒナにホシノ救出作戦に協力してもらえないかの交渉だ。
今のアビドスの戦術幅が狭まっているいる、勿論彼女達が弱いからという訳ではないがアビドスはいわばバランス型の構成でその主軸はホシノが基本として前に出る事が多くそれに続いてシロコ達が攻撃するというホシノに依存した戦術が多くホシノが居ない今、絶妙に保たれていたバランスが崩れてしまった
そんな状態でPMCに殴り込んだ所で数に押し潰されてしまう、勿論ブルフロガで相手を殲滅してからホシノを助けるのもいいだろうが、腐っても相手は超が付くほどの大企業が抱えている民間軍事会社だ
きっと俺が排除したのも一部に過ぎないだろう。
ホシノの助ける為には確実に戦闘する事になる、その時はありったけの戦力を集める筈だ、それも別の支部まで動かしてな
そうなったら場合、ホシノ救出の難易度は上がる。だが、下げる方法もあるそれは、ゲヘナ最強と名高い空崎ヒナの力を借りる事、正直な話し力を貸してもらえるかは分からないが交渉しないよりかはした方が良いだろうと思い、ヒナに会いに来ていたのだが……
「はぁ?風紀委員長に会いたい?ゲヘナの風紀委員長に、そんなに容易く会えるとでも思っているのか?」
目の前に居る、銀鏡イオリによって遮られていた
イオリの言う通り、風紀委員長である空崎ヒナは多忙なのは知ってはいる。
ゲヘナの秩序の維持と問題児の鎮圧、噂ではあるが生徒会の仕事までやっているそうな、言葉だけでも多忙なのは伝わっているが実情は更に多忙を極めているらしい。
簡単には会えない事は分かっているが引き下がるつもりはない。
「簡単に会えない事は分かっているが少しだけでもいいからヒナに合わせてくれないか?彼女に頼みたい事があるんだ」
「無理に決まってるだろ。そんなに会いたかったら………そうだな、じゃあ土下座して私の足でも舐めたら 」
「イオリ」
そこまで言ったところでキリュウによって遮られる
「大事な話しだ、人の命が掛かっている。難しいのは承知の上だ……だからこそ頼む…ヒナに会わせて欲しい。ホシノを助ける為にはヒナの力が必要なんだ」
「え?……いや、ちょ……」
キリュウは、イオリに近付くと頭を下げた。今は大人してのプライドとか、尊厳を気にしてたらホシノは助けられない、ホシノを助けられるのなら自分の尊厳なんてクソ程どうでもいいと思っていた
キリュウはこれでは取り合ってくれないだろうと思い、すぐに土下座をしようとしたが突然、イオリから可愛らしい悲鳴が上がった
「ひゃんっ//」
悪寒を感じたキリュウは、恐る恐る顔を上げイオリを見ようとしたが、次に視界にはいった光景にキリュウはアルの様に白目を剥いていた
何故、そうなったかというと先生がイオリの足を舐めていたからだ
「な、何やってんだお前ぇ!!!!」
「ちょっ、まだ話しの途中……んっ//」
「イオリ!そんないかがわしい声を出すな!事案が起きてたみたい…….いや、起きてるな!」
キリュウは、すぐさま先生に近付き無理矢理引き剥がそうとするが…
「おい!先生さっさとイオリから離れろ!本当何やってんだお前!
……意外と離れねぇ…こんな状況で必要ねぇ馬鹿力発揮してんじゃねぇ!さっさとイオリから離れろ!というかイオリの足を舐めるなぁ!!」
"やら!いほりにこうほうしへもはへふまへやへない"
「「人の足しゃぶりながら喋んな!変態教師!!」」
「ほ、本当にやめ、んんっ///」
「イオリ、頼むからそんな声上げないでくれ!
俺がやってる訳でもないのにいかがわしい事してるみたいで罪悪感湧いてくる!」
まさに地獄絵図、大人の女性が女子生徒の足を舐め回し、足を舐められた生徒は顔を紅潮させながら声を漏らし、180cm以上の身長の男性が白目を向きながら叫び必死に足を舐め回す女性を引き剥がそうとする何とも言い難い光景が広がっていた。
何という地獄絵図だろうか、唯一の救いは周囲には人がない事だ
誰かに見られる前にさっさとイオリの足から先生を引っ剥がさなければこのまま誰かに見られた自身やイオリまでとばっちりを受けがない
そう考えたキリュウは更に力を込め引っ張ろうとするが、その抵抗は虚しく終わる
「イオリ、さっきから騒々しいけど何があったの?」
キリュウとヒナの目が合う、キリュウは素で声が漏れていた
「あ」
一方、ヒナは目の前で繰り広げられている光景の情報を処理していた
流石のゲヘナ最強と謳われている空崎ヒナでもこの混沌を極めた光景の情報は処理しきれなかったようだ
1分程の静寂、誰も喋らない。一名はイオリの足を舐める事に集中しているのかヒナには気付いてないみたいだ
そして、ヒナはようやく情報を出来たようで段々と顔が紅潮していった
勘違いされていると察したキリュウとイオリは弁明しようとしたがそれより前に先生がヒナの存在に気が付いたのか声を上げる
"ひな!"
「テメェはいい加減しゃぶんの止めろ!!そろそろ本気で蹴り入れんぞ!!!」
その後、ようやく先生をイオリから引っ剥がすことが出来たキリュウはイオリに綺麗な土下座をし、一方、先生はヒナと話していた
内容は勿論ホシノ救出のことだ
「自分の望みの為に何度も膝をつく姿なら、これまで何度も見てきた。でも、生徒の為に跪く人を見たのは先生が初めて。
顔を上げてちょうだい、先生。
言ってみて、私に何をしてほしいの?」
先生はヒナに事の経緯を説明した。
ホシノがアビドス高校の借金の肩代わりのために、カイザーPMCに囚われてしまったこと。それを助けるために、対策委員会のみんなで向かおうとするが、今のままでは力不足なこと。
そして、それを解決する為にはヒナの力を貸して欲しいことを伝えた
「事情は分かったわ。でも、その前に一つ聞かせて、わざわざ私の力を借りなくても、噂のシャーレの最終兵器がいれば、小鳥遊ホシノを助けることなんて容易でしょう?
それなのにどうして私の力を貸りたいの?」
ヒナの質問にはイオリへの謝罪を終えたキリュウが答えた
「どんなに突出した兵器があろうが個人は助けられない。
確かにブルフロガならPMCを殲滅出来るが、それだけだブルフロガは大勢を救うことは出来ても個人を救える訳ではない………そんな事を昔に嫌という程味わった
だからこそ、俺は自惚れない。1人の力で救えるとは思い込まない二度も同じ過ちを繰り返さない為に」
「………分かった、力は貸す。
行くのは私とアコ、イオリにチナツの4人それでいい?」
ヒナの力だけでも借りられれば充分だというのにまさかイオリ達も来るというのなら更に作戦の成功率は上がる、断る理由などない
そう思った先生はすぐに感謝を伝えてた
"ありがとう!ヒナ!"
キリュウは、先生達を見ながら考え込む
こっちの準備は整った。いい意味で予想外な事も起きがそこはいい。
後は、シロコ達の交渉は上手く行ってたら良いんだが……こっちは断られる可能性も頭に入れておくか、なにせ交渉相手はキヴォトス随一のお嬢様学園だしな
断られることも視野に入れて此処を離れたらアル達に連絡するか
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その頃、アル達はというと屋台として営業を再開した柴関ラーメンへ来ていた
勿論、今回は資金は潤沢にあるので心置きなくムツキ達にラーメンを奢れるとアルは意気込んでいた
「ここを、こうして……うん、よし!完成だ。こんなもんかな」
柴大将は、屋台の準備を終えると不備がないかを確認する
不備がないのが分かるとすぐにラーメンを作れる様に定位置に戻るとムツキが柴大将に声を掛ける
「これで見るのは二度目だけど立派な屋台だね!いい感じじゃん!」
その言葉を聞いた柴大将は嬉しいそうに鼻を擦りながら昔を思い出に浸りながら昔の事を話した
「元々、柴関ラーメンは屋台から始めこともあってな。なんだか若返ったみたいだよ
最初は大変だったがそれも今ではいい思い出だ」
「昨日も言ってたけど、またお店を開くことにしてくれて助かったよ~」
「ああ。ちょっと前にどっかの誰かさんが、お店の前にお金を置いて行ってくれたこともあってね」
そのお金を置いていったのは勿論、アル達だ。ブラックマーケットで偶然拾った1億円の大金、最初こそ自分達の為に使おうと思っていたのだが大金が故に使い所に逆に悩んでしまったのだ
そして、そうこうしている内に風紀委員会に柴関ラーメンが破壊されてしまい、自分達のせいでと罪悪感を抱いたアルによってこの大金は柴大将に渡すことにしたのだ
ちなみに最初は、風紀委員会が修繕費を支払うと申し出もあったが大金が手に入った柴大将は断った
「引退して、ゆっくりしようと思ってたんだが……営業してほしいと言われちゃあ仕方ないってことで、店を開いたんだ」
「へ、へへへー、そそそうなんだー!そんな優しい人たちがいるなんて、嬉しいわねー!」
ま、まさかバレてる!?
アルのバレバレの演技をムツキは必死に笑いを堪え、ハルカは何をすればいいか分からずあたふたし、それを見たカヨコは頭を抑える
「さて!俺も気合いを入れようかね!」
そう言うと柴大将はラーメンの準備を始めた
待つこと10分程、完成した柴関ラーメンがアル達の前に一つ置かれる
「はいよ!柴関ラーメンお待ち!」
ただしその量は明らかに前回よりも増えていた
そこらの大食い店よりも盛られたラーメン、きっと先生とキリュウがこれを見たら明日の胃もたれ予想しお腹を抑えているだろう
カヨコは、柴関ラーメン若者の特権盛り(仮称)を見て少し顔を引き攣っていた
「これ、また量を間違ってる気が……?」
「あはっ、まあ良いじゃん良いじゃ~ん」
「そうね、それじゃあ」
「「「「いただきまーす!」」」」
各々が真ん中に置かれた山盛りという枠組みに納めていいか分からないのラーメンを食べ始めた
4人で分ているとはいえ時間にして約25分以上でアル達は、柴関ラーメンを食べ終えた。
本当は大盛りを4人分頼もうとしてたアルだったが柴大将あの山盛り?のラーメンを善意で用意してくれたのだせめて4人分のラーメン代だけでも払おう。
そう思ったアルはお会計にしようとした時にスマホが鳴った
アルは一体誰からの連絡なのか分からずスマホを見るとキリュウからだった。アルは慌てて電話に出る
「はい、便利屋68の陸八魔です」
『急な連絡すまないアル』
「キリュウ。今日は一体なんの要件で?」
『依頼だ。ホシノ救出の為にアビトス砂漠にあるカイザーPMCの駐屯地襲撃に協力してほしい今回の依頼は、可能な限りの戦力を揃えて挑みたい。
君の…いや、便利屋68の……アウトローの力を貸してほしい。報酬はそちらの言い値で 』
「キリュウ、悪いけど報酬なんていらないわ」
『……そうか。時間を取らせてすまなかった』
きっと、あの言い方からキリュウは勘違いしているみたいだけどキリュウ、珍しく貴方の予想は外れてるわよ
「報酬なんて、柴関ラーメンが味わえただけで十分よ!
その依頼!受けさせてもらうわ!」
そう高らかに宣言を してしまった
…………い、言っちゃったーーーー!!!!
ど、どうしよう……なんか流れでカッコいい台詞を言ったら、後に引けなくなったんだけど!?
や、やっぱり断ろうかしら?なにを弱気になってるの陸八魔アル!!ここで逃げてしまったらハードボイルドなアウトローになるなんて夢のまた夢よ!
『……クッ…ハハハハ!本当、君は本当に最高だな!アル!依頼の成功を期待するよ。アウトロー』
そういうとキリュウは電話を切った
電話が切れた後、カヨコが私に質問を投げかけた
「社長……本当に行くの?
この戦い、私たちには何のメリットもない。報酬も無しに、PMCと戦うなんて……」
「それでもよ。散々こき使ってくれた『お礼』』もしたかったしね。
さあ、私と一緒に地獄の底までついてくる覚悟はできたかしら?」
お会計を済ませたアル達は柴関ラーメンから立ち去って行った
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一方、シロコ達に協力者をどう集めるかについて話し合い方針を固めた後、二手に別れて協力者を集める事ことにした
準備を終えたシロコ達は、トリニティ総合学園へと向かった
何故トリニティ総合学園へ向かったのかというと、ヒフミに会う為だ。
ただし、ホシノ救出の為に戦闘に加わって欲しいという訳ではない戦闘能力が不安と言う訳でもないがヒフミは、平凡かは分からないが本人曰く普通の生活をしていたヒフミにホシノ救出の為にカイザーとの戦闘に関わった際に所属がバレた場合、色々と面倒なら事になる。
なら、戦闘に参加してもバレなければいいと考えた先生はティーパーティーと交流のあるヒフミを通し、迫撃砲とその砲手を増援として送ってもらう案を出し、シロコ達はヒフミに相談しに来ていた
「お久しぶりです、みなさん」
「お久しぶりです、ヒフミさん。元気そうでなによりです」
シロコ達から事前に連絡をもらっていたヒフミが、シロコ達を迎えるために正門前で待ってくれていた
「はい。これもみなさんのお陰です。
すいません。本当は私の方からお伺いしたかったのですが……って、あれ?
そう言えば、ホシノさんはどこに?」
ヒフミの質問にシロコ達の表情が曇る
シロコ達の表情を見たヒフミはホシノに何かあったのではと思い聞こうとしたら、それより先にアヤネがアビドスで何がありホシノが居ない理由を話した
「そんな……あれからそんなことがあったのですね……」
「はい……私たちにはどうにもできず……お願いです。ホシノ先輩を助けるために、トリニティに協力していただけませんか」
アヤネの嘆願に、ヒフミは少し考え始めた。
まさか、一度助けたとはいえ見ず知らずの自分達の為にここまで悩んでくれるとは思ってもみなかった。
人は面倒事を避けるものだなのにヒフミはどうだろうか、明らかに面倒事だというのに断る訳でなく悩んでいる、この子は優しいんだ、言葉などでは表しきれない程に
そんなことを考えていると、ヒフミはどうやら考えが纏まった様で此方を見る
「……ティーパーティーに相談してみます。少しお待ちください!」
そう言うとヒフミは、足早にその場を去ってしまった
時間にして30分くらいたった頃にヒフミが戻って来た。
だがその表情は少し暗く此方に近づいてくると申し訳なさそうに言ってきた
「すみません、みなさん…ナギサ様に相談したのですが今は保留だそうです」
まだ断られた訳ではないが保留となるとどう転ぶかは分からない
これ完全にあちらが決めることだ協力してもらえる可能性は低いだろう
先生に連絡しておこう
シロコ達は、ヒフミにティーパーティーに相談してくれたことにお礼を告げた
その後、ヒフミに見送られながらトリニティを後にした
トリニティを後にしたシロコ達はアビドスに向かう帰路で話していた
話題についてはやはり先程のトリニティの協力についてだ
セリカの意見としては協力は難しいのではないかという意見だ。分からなくはない、トリニティとしてはメリットがない戦闘に介入する意味などない。
とはいえここで諦めるほどシロコ達はやわではない、セリカに「諦めるのはまだ早い」とシロコがいうとセリカからは「分かってる!」と返した
すると話題は変わり別の協力者候補を探しにゲヘナへ向かった先生達の話題へと変わった
「そういえば先生とキリュウは、ゲヘナに行ったけど大丈夫かな…」
「先生とキリュウなら大丈夫」
シロコは親指を立てサムズアップをしながら自信満々にセリカに大丈夫と言い聞かせるがセリカとしては不安でしかない。
今の所、キリュウは問題等はないが、一番の不安要素は先生である。
信用は出来るし、信頼だって寄せているが彼女は尾行というなのストーキングをしたり時折、欲望に忠実な節があるこんな状況だ。変なことはしないだろうと思いつつ不安はあるのでセリカは心の中で祈った
(どうか何も起きず穏便に交渉が済みますように!)
セリカの願いは虚しくも先生に届く事はない。というか手遅れである
どのみち祈った所で無駄だろう。祈りではあの
ーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーー
早朝、先生達は正門前に集まっていた
準備は整った。
ヒナ達やアル達も準備を終えた事をモモトークで確認済み、作戦の準備は完了だね
"みんな、準備はいい?"
私の問いかけにシロコ達は頷いた。
「ん、準備は完璧」
「はい。弾薬などの補給も十分用意しました!」
「こっちもバッチリよ!睡眠はしっかり取ったし、お腹もいっぱい!カイザーPMCだろうが、どっからでもかかってきなさい!」
「私も、アビドス砂漠の地図をすべて最新のものに直しておきました。先生の頂いた情報から、ホシノ先輩の囚われたカイザーPMC基地の最短かつ安全なルートで案内します」
"よーし!それじゃあ、ホシノ救出作戦のかい "
そこまで言い掛けた所でキリュウに突然、何かを被らされたことで遮られてしまった。なんだろうコレ?
"えっと、キリュウ。私に被せたコレ何?
「ヘルメットだ。せめて頭だけでも守る物が欲しいからな」
"なんで、そんな物を急に?"
な、なんだかとてつもなく悪寒を感じる。この後、生命の危機にでも晒される様なそ、そんな悪寒を感じる……
あっ、ノノミとアヤネも私と同じみたいに感じたっぽい2人共顔色が悪い……
「今回の作戦は時間が限られている。奴らがどんな暴挙に出るか予測しづらい今、俺達に出来る事はただ一つ……先生、アンタが死なないギリギリの速度でブルフロガをぶっ飛ばして最速で敵基地に突貫する」
"……………え?"
「え?え?どうようこと?」
そういえばセリカは知らないよね。だってセリカの時は帰りはセリカを気遣ってあまり速度出してなかったし、ましてやセリカ気絶してたから記憶にはないか
「ねえ、キリュウ。もしかして、今回は前回より速い?」
「あぁ、かなり速い。
前回は先生を気遣って速度を落としていたが、今回はホシノがどのタイミングでどうなるか不確定だ。だから、今回は先生がギリギリ耐えられるまでの速度まで上げさせてもらう、ごめんな」
「ん、大丈夫。なんなら少し楽しみかも」
ねえ?なんでシロコはそんなに元気なの?私たち死なないとはいえ、ほぼ処刑宣告喰らったみたいなものだよ?
「準備は終わってんだろ。こっちの準備も終わったから早く乗ってくれ」
そう言うとブルフロガの手のひらが私たちの目の前に置かれる
正直、ブルフロガはカッコいいし乗りたい気持ちの方が勝ってるけど……これだけは正直あの移動法となると乗りたくはない……
"キリュウ。そ、その速度を少しだけでも落としてくれる助かるかなぁ"
「すまんな先生。それは無理だ」
"ですよねー…"
「ねえ、話しが見えて来ないんだけど…みんなの反応見てると私まで不安になってくるんだけど」
「みんな早く乗ろう、ホシノ先輩を助けに行こう」
「そうですね。ここで何を言っても意味ないでしょうし、一番早く着くならそれに越したことはありませんしね」
「はい!覚悟を決めて乗りましょう!」
"そうだね"
セリカは会話の内容がイマイチ掴めず一抹の不安を抱きながらブルフロガの手のひらに乗る
全員は最後に忘れ物がないかを確認するが忘れ物はない準備は万端だ
キリュウが先生達にブルフロガのスピーカー越しに話し掛けてきた
『全員、準備は万端か?』
"バッチリだよ"
『了解!しっかり掴まっておけよ!』
そういうと同時にブルフロガのスラスターが起動し一気に加速した。
確かにキリュウの言うとおり、かなり速いまるで臓器が押し潰されそうな感覚に先生は陥った
ブルフロガがある程度の高度まで昇るとカイザーPMC駐屯地に向け急加速する
各々は急加速に必死に耐えるアヤネやノノミは声こそ上げず、セリカと先生は絶叫系のアトラクションに初めて乗ったような悲鳴を上げる、シロコはこの急加速を楽しんでいた
「「…………ッ!」」
「イヤァァォァァァァ!?!?落ちる!?落ちるぅう!?!?」
"本当に死ぬぅううううう!!!!死んじゃうぅぅぅ!!助けてぇえええキリュウくぅぅぅぅぅん!!!!!".
「ん!最高!!」
「なんでシロコ先輩は楽しそうにしてるのよ!!!!」
再び、アビドスに少女達の悲鳴が響き渡った
ーーーーーーーーー次回予告ーーーーーーーーー
「ついに始まりますね」
「ホシノ先輩を必ず助けて!」
「連れて帰ったらみんなでお説教です☆」
「だから、待っててホシノ先輩」
「次回【それでも手放さなかったもの①】」
「また見てね」
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最後までご閲覧いただきありがとうございます
最近は忙しく投稿は少し遅めですがそれでも楽しんでくれたのなら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします
時計じかけの花のパヴァーヌ編で新MSを出すか出さないか※作者としては出したい色々と書くのが楽になる
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出す
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出さない ブルフロガで頑張れ(無慈悲)
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作者に任せる