どうも余楽です
遅くなって申し訳ありません。リアルでインフルエンザにかかりダウンしてましてそれでかなり遅れてしまいました
あれから一週間が経過した。
アビドスでの事後処理が終わり、ようやく休めると思っていたがインターネットに匿名でアビドスでの理事の暴挙、キリュウが操るブルフロガの戦闘などの動画が投稿されたことでの対処に追われていたがそれも何とか終わり
先生とキリュウはいつも通り話しながら仕事をしていた
雑談をしていると話題は動画の件に変わる
"そういえば誰が動画を投稿したんだろうね?
市街地での戦闘だけなら市民の誰かが撮ったってなるだろうけど、カイザーPMCの駐屯地での戦闘まで撮られているとなると流石に市民って訳ないだろうし…"
「まっ良いじゃないか。結果としてカイザー側が理事の暴挙ってことになって俺らの行動は咎められることは無かったんだしさ
それに、今回の一件でカイザー側から今回の戦闘で消耗した弾薬や街の修繕費を支払うことになったし悪いことばかりじゃないさ
お陰様で使えなくなると思ってた武装が使えるようになった」
今回の理事の暴挙の一件で会社全体で社会的信用を失ったカイザーは何とか信用を取り戻す為にアビドスに街の修繕費と消耗した弾薬費用を支払うと申し出があり、私たちはその申し出を有り難く受けた
その結果、カイザーは何とか社会的信用を少しは取り戻したがその代償として会社の経営が傾く程の費用を支払うことになった
原因は勿論キリュウ君のブルフロガだ。キリュウ君はあの時、理事たちを退ける為にありったけの弾薬やミサイルを使い果たしたらしく
ガトリングやミサイルは使えないと思っていた矢先あの申し出が来たのだ、勿論キリュウ君がそんな申し出も断ることはなく絞れるだけ資金を絞り取ったそうだ
恐ろしいのはあれ程の大金でも弾薬やミサイルをフル装填出来ないそうで使用する場面は見極めなければならないらしい
"取り敢えず、みんな何事もなく無事に終わって良かったね
これでしばらくは大仕事はないかな〜"
「そんなこと言うなよ先生、フラグを建てると案外すぐに舞い込んで来るかも知らないぜ」
"その時は解決するだけだよ"
「先生、分かってると思うがしっかり休めよー」
"はいはい、分かってまーす"
いつも通り会話しながら仕事を片付けているとアロナから一通のお手紙が来たと告げられる
まさか先程の会話が現実になってしまったのだろうか?先生恐る恐るその手紙の送り主を確認しようとするとアロナが送り主の名前を読み上げた
『先生!アヤネさんからのお手紙ですよ!』
"分かった。ありがとうアロナ"
先生とアロナのやりとりを知らないキリュウは突然動きを止めた先生が心配に声を掛ける
「先生、さっきから動かないが何かあったのか?」
"アヤネから手紙が届いたんだ!キリュウ君一緒に見よ"
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こんにちは、先生、キリュウさん。奥空アヤネです。
アビドス対策委員会の一日は、今日もまた慌ただしいです。
あの後、対策委員会は先生の公的な認証のおかげで、アビドス高等学校の正式な委員会として承認されました。
非公認だったせいで酷い目に遭ったという部分も大きいので、一安心です。
おかげさまで対策委員会は、正式にアビドス生徒会としての役割も担うことになりました。
個人的には、ホシノ先輩に生徒会長になっていただきたかったのですが、断固として拒否されました……なので、新しい生徒会長は、まだ決まっていません。
そうそう、柴関ラーメンは、屋台の形で再開しました。お客さんも結構来てくれているようでして、セリカちゃんもまたバイトとして頑張っています。大将も、以前にも増して元気にお仕事されていますので……引退はまだまだ先の話になりそうです
キリュウさんが確保していた理事の不正な取引の証拠とアビドス自治区を襲撃した罪の償いということでその賠償として、賠償金の支払いを連邦生徒会から命じられたそうでその賠償金を借金に当てたことで借金はかなり減りました。
カイザーローンはブラックマーケットでの不正な金融取引がバレて、連邦生徒会の捜査が入るとのことでした。ヒフミさんの報告を受けて、トリニティが動いてくれたのでしょうか……?正直、連邦生徒会がきちんと捜査してくれるのか疑わしいですが……それでも、少しは状況が変わると思います。
あのカイザーコーポレーションの理事は、生徒誘拐事件の容疑者として指名手配されました。先生の言ったとおり、あの場から逃げたものの、連邦生徒会があまり機能していない今では、そうそう捕まらないとは思います。結局、カイザーコーポレーションは自分たちは関係ないことを主張するために、即座に解雇処理を行ったとか。大人って、怖いですね……
あ、それからあの無理に上げられた利子についても問題として挙がって、最終的には以前よりはるかに少ない利子になったのと、キリュウが以前提案してくださった他学園治安維持組織提携案を活かして各学園の依頼による報酬で、今までと違って利子より多くの返済ができるようになったので、少しずつではありますが、借金を返せるようになって助かりました。
ただ、アビドス自治区の大半は相変わらず、カイザーコーポレーションが所有したままで……アビドス生徒会とカイザーコーポレーションの取引自体は違法ではなかったので、ひとまずは仕方ないみたいです。
カイザーコーポレーションが、あの砂漠で何を企んでいるのか……それは結局分かりませんでした。
そういえば、便利屋の方々はまたどこかに事務所を設けたようです。
「アルちゃーん、そういえばキリュウに報酬貰ったんでしょー」
「ああ、そうだったわね。えーと……。
ひい、ふう、みい……な、ななななんですってーー!!」
「うわ、なにこの金額は……」
「え、えっと……これでテント生活からおさらばしてもいいんですか?」
事務所が無くなったと聞いた時は、どうなるかと思いましたが、新しい事務所が出来て良かったです。ただ、それがゲヘナの自治区なのか、それとも別のところなのか、噂が錯綜していて詳しくは分からないのですが……。ゲヘナ風紀委員会に睨まれているとのことだったので、色々と大変そうなことは確かですね……
「……それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。
ここしばらくいろんなことがありましたが、借金の問題については何も解決はしていません」
「でも、毎月の利子はかなり減った」
「そうそう、支払いに余裕が出来たんだから、少しはのんびりしてお昼寝でもしようよー」
「そうですね!せっかくなら、みんなで一緒にお買い物に行きたいです!」
「何言ってるの!少し余裕ができたかもしれないけど、そんなことしてる暇なんてないんだから!」
「セリカちゃん……!」
「対策委員会の会計として言わせてもらうけど、先生の依頼の報酬で支払いに少し余裕はできても、私たちの懐事情は今も厳しいままなのよ!
というわけで、最新のトレンドを調査してきたわ!今はこのグラフィックボードで、スキャンコインという仮想通貨を採掘するだけでなんと……って、なによ!その目は!」
「ん、セリカがまた騙されたことはさておき、もっといい方法がある。この侵入経路を使って、銀行に侵入すると――」
「は~い、どっちも却下~」
……このように対策委員会は、相変わらずこんな感じです。何も変わらない、いつもの日常に戻ってしまいましたが……でも、本当に良かったです。今度、みんなで先生のお仕事をお手伝いするために、シャーレに伺います。
さてと、現状の報告は一旦こんなところです。それでは、引き続きよろしくお願いしますね。先生。
アビドス対策委員会 奥空アヤネ
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「どうやらみんな上手くやってるみたいだな」
"そうみたいだね。"
何も問題が起きてないというなら一安心だ。アヤネからの手紙を読み終えたキリュウは残された仕事を片付けようと席に戻ろうとすが先生はキリュウを呼び止めた
"キリュウ君、この後リモートで定例会議に参加しようと思うんだけどキリュウ君も一緒に参加する?"
「あぁーそうだな……」
キリュウが悩んでいると突然、インターホンが鳴る
「あっ、パルが来たか。先生すまんちょっと出てくるよ」
"もうそろそろ時間だから先に始めてるよ!"
そういえば、逢瀬パルについて話そうと思う
ブラックマーケットに訪れた時から知り合っていた子らしくアビドスの
一件が終わった後、キリュウ君が臨時の整備士として雇うことになった
と言っても今はまだ見習いといった感じで定期的にシャーレに訪れてはキリュウ君と一緒にミレニアムへ行ってブルフロガの整備を手伝っているそうだ。キリュウ君が準備してる時などに話してみたが話した感じいい子そうだ
それそうとブルフロガの整備に私も付いて行きたいのが本心だけどキリュウ君とリンちゃんに却下された……キリュウ君は「素人には危ない」と止められ、リンちゃんには「仕事は山のようにあるから今はあまり関係ないことはして欲しくない」と言われてしまった。
正直、パルが羨ましい………
そんなことを考えながらもリモートの準備をしていると何やら入り口の方が騒がしくなって来た。一体なにがあったのだろうか?
先生は席を立つと此方に全力で逃げてくるキリュウが見えたとそれを凄まじい勢いで追うウタハ達が見えた
それと同時に向かうと繋がったらしくタブレットにセリカ達が映る
『あっ、繋がった。先生ーこっちは繋がったけど先生の方は…………ってこれどういう状況?』
「おわぁぁああああああああああああ!?!?やめろぉぉおお!!話せば分かる!!!前の整備の時にビーム兵器について話さなかったのは悪いと思ってる!!ちゃんと説明するから一度落ち着いてくれウタハ!!」
『うへ、そっちはそっちで大変そうだねー』
"あ、あっはははは……"
…そういえば、キリュウ君。ウタハ達含め整備の時はビーム兵器のことを隠してからウタハ達は知らなかったんだっけ?……あっ、なんでこんな事になった理解出来た。
遡ることを数十秒前、パルが来たと思ったキリュウは急いで入り口へと向かう。パルを整備士と迎えるという案が通ったのは正直意外だった、もし却下されても自分で雇えばいいと考えていいからこれは良い意味で予想外だった。
更に予想外だったのはパルは予想以上に教えたことの呑み込みが速いのと俺を師匠と呼んでくれる様になったことだ。たった一週間教えただけで師匠呼びはいいのだろうか?というか俺、弟子とかとってないしなんなら今後、整備をするとなれば彼女の力を借りることになるだろうしそんな子に師匠呼びは流石にマズイよなぁ……
それはそうとMSを深く知ってもらう為に色々と資料を見せるべきかも知れない。
そんなことを考えながらもパル向かい入れる為に扉を開けるとそこにはパルとエンジニア部、そして複数のミレニアムの生徒が立っていた
それも笑顔でただ笑って立っていた。まるで自分が出るのを今か今かと待っていたかのように
「……………」
「「「「「「…………………」」」」」」
「し、師匠…ごめん」
「あぁーーパルにウタハやみんな悪いんだが今日はこの後予定があってな悪いが対応出来ないからまた後日来てくれ」
申し訳なさそうにするパルに「気にしなくていい」とでも言ってやりたいが、この後起こるであろう展開を察したキリュウは逃げる様に扉を閉じようとしたがウタハの愛銃をドアに挟まれることで阻まれる
「キリュウ、すまないがそれでもあの動画に映ったビームについて詳しく説明してもらう!ついでに何故あの時、私たちにビーム兵器が実現しているかについても話してもらうおうか!」
そういうと扉に手を掛け無理矢理開けるとウタハ達が一気に雪崩れ込んみ危険をいち早く察したキリュウは逃げだした
十数分後、そこには逃げきれず呆気なくウタハ達に捕まり質問責めに合っているキリュウと何をすればいいか分からなくなって少々混乱しているパル、そしてその光景を笑いながら眺める先生と画面越しで笑うホシノ達の声がシャーレのオフィスに響いた
最後までご閲覧ありがとうございます
相変わらずクソ投稿ペースですが楽しんでもらえてるなら嬉しいです
次回はビナー戦ですので気長に待っててもらえると嬉しいてす
時計じかけの花のパヴァーヌ編で新MSを出すか出さないか※作者としては出したい色々と書くのが楽になる
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出す
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出さない ブルフロガで頑張れ(無慈悲)
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作者に任せる