ダイバーは透き通る世界で何を成す   作:余楽

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どうも皆様、こんにちは余楽です

お気に入り登録して下さった方々、登録ありがとうございます!

今回の回はサブタイトルの通りミレニアムがメインの回です
未知の技術、未知の装甲、搭乗可能の大型ロボット、それに乗り操るキリュウ、そしてミレニアム何も起きない訳も無く
本編とは少し逸れてしまいますが楽しんで貰えると嬉しいです

そう言えば皆様、百花繚乱のストーリー更新がありましたね
4話書き終わった後、見ました・・・良かった
最後の継承戦とか凄く良かったです(語彙力喪失)
ストーリーを見終わった後、ナグサをお迎えしたくなりましたが石が足りなかったので諦めました・・・恒常なだけ救いではある




5話:技術と合理の学園ミレニアムサイエンススクール

 

セリカ救出後、急いで学校へと戻ったホシノ達はセリカを保健室へと急いで連れて行った、どうやらセリカは途中で意識は戻っていた様で休めば治ると言って家に帰ろうとしたがホシノ達に止められ保健室で一度診察した後、保健室のベットで休む様に言われたがセリカはそれでも帰ろうとして再び立ち眩みしてしまったので大人しく保健室のベットで休む事にした

ホシノ達が帰って行くのを保健室で見届けた後、一人になったセリカは今日の出来事を振り返り落ち込むでしまった

 

ホシノ達に心配を掛けた事

先生やキリュウに酷いことを言ってしまい謝れていない事

 

申し訳なさからどうやって先生とキリュウに話し掛ければいいのかが分からず、謝れるかすら分からなくなってしまいセリカはいつも以上に落ち込んでしまった

 

「・・・・はぁ」

 

ため息を吐き眠れないまま横になっていると突然保健室のドアが開きまセリカは誰かが忘れ物でもしたのだろうかと思い慌てて振り返る

そこに居たのはホシノ達ではなく、先生とキリュウだった

目の前に居る二人にセリカは驚いてしまった

 

「あれ・・・?先生!?それにキリュウ!?ど、どうしたの?」

 

"お見舞い来たんだ元気そうで良かった"

 

「俺も先生と同じでお見舞いだよ」

 

先生とキリュウが来た目的が自分のお見舞いだと知り心配を掛けない様に自分なら大丈夫だと見せつけお見舞いならしなくてといいと伝える

 

「・・・ああ、私なら大丈夫。いつまでもこうしちゃいられないし。アヤネちゃんや他のみんなも心配してるし…バイトにも行かなきゃだし。だ、だから、お見舞いとかいいから!ほら見て、完気だし!」

 

そんなセリカを見た先生とキリュウは安心したのか先生とキリュウは微笑んでいた

微笑んでる二人を見てセリカはホシノ達が居ない今なら恥ずかしい所を見られる事なくお礼を言えるかもしれないと思いセリカは二人にお礼を言う

 

「・・・あ、あの!!・・・え、ええとね・・・そういえば、先生とキリュウにちゃんとお礼を言ってなかったなあって、思って・・・あ、ありがとう・・・色々と・・・・・・」

 

や、ヤバい・・・めちゃくちゃ恥ずかしい・・///

勘違いとかされてないよね・・・?他にも言った方がいいよね?

・・・えぇい!ままよ!

 

「でもっ!この程度でアビドスの役に立てたなんて思わないでよね!この借りはいつか必ず返すんだから!」

 

セリカは感謝を伝える事は出来たが恥ずかしくなってしまいお得意のツンデレを炸裂する

突然セリカから感謝を言われ目を丸くしていた先生とキリュウだったがすぐにいつものツンデレになったセリカを見て先生とキリュウは自然と笑っていた

 

"ふ、ふふふ"

 

「フッ・・ハッハッハッ!」

 

まさか笑われるとはセリカは一切思ってなかったので突然笑い出した2人に驚いてしまったが次第に驚きより恥ずかしさの方が勝り始めたのか顔は紅潮していた

 

「な、何よ!?何ヘラヘラ笑ってんの!?笑うなぁ〜!!」

 

笑ってた2人は笑うのをやめ、呼吸を整えた後謝罪する

 

"ふぅ、ごめんねセリカ、可愛くてつい'"

 

「すまんな、セリカいつも君らしくて安心したら笑っちまった」

 

「何なのよ、まったく・・」

 

はぁ、この大人達は・・・でもお見舞いに来てくれて嬉しかったな、ちゃんと2人にお礼も言えたし一安心ね

明日も学校だし早く休まないと・・・えっ・・どうしてブルフロガが壊れて・・もしかして私が倒れた後に・・・・

 

謝罪をされたセリカは2人に少し呆れていたがセリカは満更でもないなと感じながら2人を見ていた、セリカの謝罪も終わったので明日の考えつつ休もうと思いつつふと外を見た時にセリカの視界に入ったのは一部だが塗装が剥がれ目のガラスが割れカメラなどの機械が剥き出しになっていたブルフロガが校庭に片膝立ちをして鎮座していた、そんなブルフロガを見たセリカはまさか自分を意識を手放してしまった後にあんな事になったと知り再び落ち込んでしまう、突然落ち込んでしまったセリカに先生とキリュウはどうしたのだろう?と思い話し掛けよとしたがタイミングが悪く先生のスマホから通知が来たので、先生は届いた通知の内容を見る為に保健室を出て行った

セリカとキリュウは保健室で2人きりになるが先生が居た時よりも少し気まずくなりセリカは話せなかったが罪悪感に耐えられ無かったのかキリュウに謝罪する

 

「その・・・キリュウ、ごめんなさい・・・・・」

 

突然の謝罪にキリュウは身に覚えは一切無く動揺と困惑を隠さなかった

 

「せ、セリカ!?どうしたんだ?急に」

 

「私を助けてくれる為に動いてくれて嬉しかった本当に・・・でも、そのせいでブルフロガ・・・」

 

セリカかチラッと校庭を見ていたのでキリュウも釣られて校庭を見ると頭部を破損したブルフロガが目に入り納得したキリュウは気にしてないと言おうと振り向いた時に目に入ったのは罪悪感から今にも泣きそうなセリカだった

キリュウはセリカを落ち着かせる為に喋ろうとしたが言葉が詰まってしまったセリカの顔を見ていら、ふと、GPDをプレイして時の幼い頃の記憶が蘇りキリュウは、黙ってしまった

 

ーーーーーーーーー〜記憶〜ーーーーーーーーーー

 

目の前に居る1人の白髪の少女が泣きじゃくっている少女がいた、たがその姿はボヤけておりよく見えず少女の声はまるでノイズが掛かったかの様に聞こえなかった

その少女が片手に持っていたのはボロボロのブルフロガだった

 

キリュウ君、ごめんね・・・勝てなくて・・ブルフロガ壊れちゃった・・・せっかく貸してくれたのに・・・

 

幼い頃のキリュウは泣きじゃくり少女を宥める為にわざとらしく歯が見える笑顔を浮かべ少女にある事を言った

 

「気にすんな、壊れたら直せばいいんだ。だから元気だせよ       

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

目の前の少女の名前を言おうとしたがセリカから呼ばれ現実に帰ってくる目の前に居るのは先程の少女ではなくセリカだった

黙ってしまったキリュウを見てセリカは謝罪をしようとしたが慌ててキリュウが止める

 

「ご、ごめんなさい・・やっぱり許してもらえな  

 

「あぁ!!怒ってない!怒ってないし気にしてないからさ!謝らなくたってい大丈夫だから!!」

 

突然声を出して謝罪を止められたセリカは少し動揺を隠さなかった

謝罪しなくてもいいとキリュウは言っていたが流石に納得出来ず言い返す

 

「謝らなくっていいとは言ったけど、それだと私が納得出来ない!

だからちゃんと謝らせて!」

 

キリュウは力強く言い切ったセリカを見て再び笑みを浮かべ、セリカに近づくとセリカの頭の上に手を置くと髪がボサボサになるくらい勢いよく頭を撫でる

 

「うりゃうりゃ〜可愛い奴め!」

 

「ちょっと、やめてよ!髪がボサボサになる!そ、それに恥ずかしい・・

 

そんなやり取りをした後、キリュウはセリカからの謝罪を受けれいた

謝罪を受け入れた後、キリュウはセリカに頭部の破損は大した事ではない事を伝え、昔の方が破損が酷かった事を話していた

 

「あんま気にしなくていいんだよGPDをやって頃の方がよっぽど壊れてたからな!頭部破損くらい大した事じゃねぇさ!」

 

「え!?そうなの!?」

GPDって何だろう?何かの大会なのかな?今度アヤネちゃんにでも聞いてみようかな

 

「そうなの、まぁ、破損には慣れてるし壊れればまた直せばいいしな!

 

そうセリカに言った瞬間、また少女の姿が過るが安心したセリカの顔を見る

 

 

"2人共仲直り出来たみたいだね"

 

「あぁ、おかげさまでな」

 

「そういえば、先生さっきの電話は誰からだったの?」

 

セリカの質問にキリュウも気になっていたのか先生を見つめる

先生は2人からの質問に答える

 

"連邦生徒会からの連絡でね、キリュウをシャーレに所属させるって話したでしょそれに必要な書類だったりどんな役職にするか話したんだ"

 

キリュウは自分の事だったと知り納得し、セリカも「あぁ、そう言う事ね」と納得する

先生は2人が納得した後、電話では決められない内容だったり書かなきゃいかない書類などが多く一度シャーレに戻る必要があり、話し合いにキリュウも参加してもらう必要がある為、一緒に一度シャーレに行こうとキリュウに言う

 

"それでね、電話だけだと決められない内容とかシャーレでしか書けない資料だったり、キリュウを含めた話し合いをしたいらしくて一度シャーレに戻らないと行けないんだ。

だから、キリュウ君も着いてきて"

 

「了解」

 

キリュウの承諾も得られた為、明日向かう事になり2人は借りた家に戻り休む事にしたのでセリカにまた明日ってから帰ろうと思い振り返って言おうとしたがセリカが先生達より先に言った

 

「先生!キリュウ!また明日!」

 

"また明日!しっかり休んでね!"

 

「じゃあ、また明日!」

 

先生とキリュウは保健室を出た後、借りた家へと戻って行った

 

 

ーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーー

 

早朝に2人は起き仕事を片付けた後、学校へと向かいホシノ達に急用が入り一時的にアビドスを離れる事を伝え後、駅まで歩いて行き電車を乗り換えながら、先生が所属するシャーレがあるD.U.地区へと向かって行った。シャーレに着いた先生とキリュウはシャーレに荷物を置いた後、休む事になり休んでいた

休む事になった理由だが、連邦生徒会の方で急に舞い込んだ仕事を処理する事になり終わるまではシャーレで休んで欲しいと言われた

ちなみに連邦生徒会へ赴き仕事を手伝おうと先生は言ったがリンは断り迎えの車まで送る事になった

キリュウは待機してる間は流石に暇なので今のうちにキヴォトスについて知る為に先生からパソコンを借り調べる事にした

 

「なぁ、先生パソコン借りていいか?」

 

"え?別に良いけど、どうしたの急に?"

 

「今のうちにキヴォトスのルールとか常識、学校の仕組みとかを知っておきたくてな、ほら知らなかった。なんて理由でルールとか破るわけにはいかないだろ?」

 

話しながら椅子に背を預け、先程シャーレに着いた際見かけたエンジェル24で買ったコーヒーを少し飲んだ後、先生に向き直りながら話す

 

"そう言う事なら全然使っていいよ"

 

あっ、そういえばキリュウ君、スマホとか持って無かったから調べたくても調べられなかったんだ

リンちゃんに言えば用意してくれるかな?

 

「サンキュー」

 

先生からパソコンの使用許可をもらいパソコンを起動した後、パスワードが出て来たので先生にパスワードを聞き、パスワードを解きキヴォトスの常識、ルール、各学園のルールや仕組み、生徒会や委員会、部活の仕組みなど色々と調べていたら連邦生徒会の職員が来たので先生とキリュウは職員と共に連邦生徒会へと向かって行った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

えぇっと何があったかを簡単にまとめるとキリュウ君はシャーレに所属する事になったよ

最初は私以外の大人がシャーレに所属する事は出来ないの一点張りでどうしようかなって考えてたんだけど、キリュウがこれまでやって来た事(ブルフロガの事は隠しながら)伝えつつ私が信用している事を伝えたら一応は所属の許可は降りたけど、どのような役職にするかは決まってなかったから決まるまではシャーレに居て欲しいと言われたけどリンちゃんに学園間の移動はしてもいいかと聞いたら近場であれば構わないと言われた

 

会議が終わった後、キリュウは先生にブルフロガの修理に使えるパーツがないか見て来ると言ってシャーレから少し離れた電子部品が売っている店に行った

分かってるだろうがキヴォトスにガンダムを修理出来るパーツなど一切売っていない用意するなら特注になるキリュウもその事は分かりきっていたが可能性が無いとは言い切れないので僅かな希望を抱いたが結果は言わなくてもいいだろう

うって変わって1人残った先生はまだ、終わって無い仕事をしていたが最近まで2人で喋りながらやっていた為、急に1人で仕事をやる事になり寂しさを覚えていたら突然シャーレのドアが開いたのでキリュウ君が帰って来たのかな?と思い出迎えに行ったら見覚えのある少女が居た

その少女を見た先生は一時的とは言え帰ってきたら事を伝え忘れていた事を思い出した

 

「せ、先生!?どうしてシャーレに!?確か出張でしばらくの間帰って来ないって・・いつお戻りになったんですか?」

 

突然の先生の帰還に驚きを隠せない少女は腰まで伸ばした菫色の髪をツーサイドアップにしており、同じ色の瞳はアップになると瞳孔に赤い光が覗き、ミレニアムの白いジャケットに黒いブレザー、腰には予備のマガジンを収めたベルト、両手にはハーフグローブ。テキストウィンドウ越しの太ももが特徴のミレニアムサイエンススクール、生徒会セミナー所属の早瀬ユウカである

 

"実は少し前に連邦生徒会に用があって戻ってたんだ"

 

「なるほどそうだったのですね」

 

ユウカは先生が帰って来た理由は納得出来たが、一体何の用があったのだろう?と考えて聞こうとしたが自分の目的を思い出し先生に仕事をするように言おうとしたがそれより先に先生が話し始める

 

"ユウカ、気になったんだけどもしかして毎日当番に来てくれてたの?"

 

突然先生から当番の事を聞かれたユウカは何でそんな事を聞くのだろうかと思いつつ先生の質問に答える

 

「は、はい、セミナーの仕事が終わり次第シャーレに来て仕事をやってました」

 

"やっぱり、だからいつもより送られる仕事が少なかったんだ・・ユウカありがとう毎日当番に来てくれて"

 

この会話をキリュウが聞いていたら「アレでも少ない方なのか・・」などと言って真っ白になりなが絶望してそうだなと先生は思っていた

一方、ユウカは先生のお礼を頬を緩ませた、少し紅潮した

 

「そ、そのお礼なら一緒にえ、映画とか・・・じゃあなくて!まだ終わってない仕事がありますよね!早く片付けたましょう!」

 

"う、うん、ありがとうユウカ"

 

ユウカなりに頑張って好意を伝えようとしたが恥ずかしくなり誤魔化す様に仕事をやるように促した

ユウカの好意は普通の人でも気が付くレベルではあるがここに居る先生は鈍感を通り越しクソボケであり、ユウカの好意には気付けなかった

 

 

一方キリュウは先生と別れた後、数件店を追加で行ったが、めぼしいパーツは見つからず諦めてシャーレまで戻っていた

溜め息を吐きながらシャーレオフィスのドアを開ける

 

「戻ったぞ〜」

 

戻った事を伝える為に先生が聞こえるくらいの声で言った後、空いてるデスクに向かおうとしたら1人の少女がキリュウを見て固まっているのに気付いた

そして、ユウカとキリュウは同時に声を上げる

 

「「えっ、誰?」」

 

"ふっふふ"

 

同じタイミングで同じ事を1秒のズレもなく言った2人を見て先生は笑いを抑えられなかった

一方、当人達は困惑を隠しくし切れず動揺していたが動揺してたら話しが進まないと思ったキリュウがユウカに自己紹介を始めた

 

「初めまして今後シャーレに所属する事になりました勝坂キリュウです以後お見知り置きお」

 

丁寧な自己紹介に先生は驚き目を見開いてキリュウを見ているとキリュウも気が付いたのか細目になり目線で訴えかける「アンタは俺なんだと思っているんだ」と

キリュウはちゃんとした社会人であった為、こう言った挨拶や自己紹介の大切さ身に染みている

 

目の前の大人、キリュウからの自己紹介を受けたユウカは自分を自己紹介をしなければと思い少し緊張しながらユウカも自己紹介をする

 

「は、初めまして!ミレニアムサイエンススクール、セミナー会計担当の早瀬ユウカです!よろしくお願いしますキリュウさん」

 

「はい!堅っ苦しい挨拶はこれで終わりだ!これからよろしくな、ユウカ」

 

あまりに速い切り替えにユウカは勿論先生も少し動揺してしまうがユウカからしてみれば緊張し続けるよりかはいいのでユウカも素早く切り替える

そして、先生はキリュウの目的の物つまりは電子部品だが買えたのかを確認する

 

"そういえばキリュウ君、欲しかった部品見つかった?"

 

「いや、売ってなかったし他の店にも行ってみたがやっぱり何処にも置いてなかったな、それに防弾ガラスも欲しかったが売ってなかったよ・・困ったな修理の目処が立たない」

 

そんな会話を側から聞いていたユウカは車やバイクみたいな乗り物かなと思い、キリュウにミレニアムなら専門部品を売っているかも知れないと伝えた

 

「それならミレニアムに来ませんか?ミレニアムならキリュウさんの欲しい部品が見つかるかも知れません、それに明日はセミナーの仕事も無いので欲しい部品を一緒に探しましょうか?」

 

「その提案はとても有り難いんだがな・・その、俺の欲しい部品はキヴォトスだと売ってないんだよ・・ごめんな、でも気にかけてくれて嬉しかったよありがとな」

 

キリュウはユウカからの提案を断った、まさか初めて会った子からここまで気にかけてもらえるとは思ってなかったのか提案を断ってしまった事に罪悪感すら覚えてしまった

それならとユウカは代案を出してきた

 

「それならミレニアムで修理しますか?それなら部品がなくても作れますし、私は点検とか修理は出来ませんが機械にたけた分野の部活を知ってるので事情を話せば喜んで修理を手伝ってくれるかも知れません」

 

言わなかったて分かってるいる人は居るだろう。彼女、早瀬ユウカはとても優しいのだどれくらい優しいかと言うとゲームを作る為に生徒会を

襲撃した後輩にすら無条件の一週間停学か、拘禁で許してしまうくらいには優しいのだ

そんなユウカ優しさにキリュウは感極まって泣いていた

 

「ですから予定が無ければ教えてくださ  って何で泣いてるんですか!?」

 

「いや、ここまで優しくしてくされた事がそんなに無かったから嬉しくて泣いちまった」

 

実際、キリュウが言っている事は事実であり、キリュウは周囲に優しくしており好かれてはいたがユウカ程優しくしてくれる人は周りいなかった事もあり泣いてしまったのだ

たが、泣いていては相手を困惑させ迷惑を掛かるだけなのですぐに涙を拭い、明日は珍しくシャーレの仕事が無いので先生と共にミレニアムに向かう事にした

予定が定まり再び仕事戻ろうとするユウカにキリュウは申し訳なそうに頼みがある事を伝えた

 

「な、なぁユウカ、ちょっと頼みたい事が」

 

「?何ですか?」

 

「出来れば大きめの倉庫とかがあればそこを貸し出して欲しいんだが可能か?理想は高さ30m、横50m、奥行き20mなんだがそんな倉庫あるか?」

 

何故ここまでデカい倉庫を頼んだのかと言うと原因はブルフロガ本体と言うより背負い物が原因なのだ。

現状ブルフロガのバックパックは機動力全振りの装備であり機動力確保の為、大量のスラスターを積み安定した飛行と高速機動を両立した結果、横にも伸びてしまった。

勿論、無茶振りなんて事はキリュウは分かりきっているのだが出来ればブルフロガの事は周囲にあまりは知られたくない隠しつつ安定して作業出来るならそれがキリュウにとって一番望ましいのだ

たが、キリュウの考えは少し甘かった、ミレニアムにはキリュウの要望した倉庫は存在するのだが、その倉庫は作られたはいいが無駄に広い上まともに使われなかった為、物置きとして使われていたのんな倉庫を使う事になれば嫌でも話題になるそれが原因でブルフロガの存在がミレニアム全体に広がるとはこの時のキリュウには想像出来なかった

うって変わってユウカは無茶振り頼みをされ悩んだが物置きとして使われてる無駄に広い倉庫を思い出した

 

「え!?そ、そんな倉庫あるわけ・・・そういえば【エンジニア部】が結構前に無駄に広い倉庫を作ってたわね。

キリュウさん、理想より広いけど大丈夫ですか?」

 

「逆に俺の理想よりデカい倉庫があるのか・・」

 

まさかの理想以上の倉庫があるとは思わなかったがそれはそれで有り難いしので、その倉庫で大丈夫だと伝えるが、ふとキリュウは何故そんなにデカい倉庫を作ったのかが気になりユウカに質問する

 

「なぁ、ユウカ気になったんだがそのエンジニア部?っての何の為にそんな倉庫を作ったんだ?」

 

「ええっと確か『キヴォトス史上初の搭乗可能型二足歩行ロボットを作るためさ!』って言ってましたね。

結果は予算的に限界だったのか倉庫作っただけで終わってました」

 

「えぇ・・」

 

キリュウは呆れていたが少し思った事があった。あまりにもピンポイント過ぎやしねぇか、と実際、キリュウが修理したいのは20mは優に越えるロボットの為、使用用途が被るのは有り難いユウカの話しを聞く限りブルフロガの修理を手伝ってくれるのもエンジニア部になるだろう、その時は包み隠さず見せる事にしようと考えつつユウカとの予定を話し合い昼頃にミレニアムの校門前に集合する事になった

そして、先生も同行する事になった、キリュウは理由を聞かなかったというか言わなくたって分かりきっていた

予定が決まった後は3人で残った仕事を終わらせた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーー

 

次の日、キリュウはアビドスに向かう為、早起きをしていた勿論先生はまだ寝ている。正しくは不貞寝しているのだが

不貞寝している原因は寝る前ブルフロガを回収する為、アビドスにキリュウ1人で向かう事になったのだが先生は私も着いて行くと言い始めたのだ。

着いていきたい理由は想像出来るがキリュウにとって先生が着いてくるのは少し都合が悪かった為、頑なに断った結果不貞腐れ不貞寝してしまったのだ、キリュウは後で操縦の方法教えれば機嫌治してくれるか?などと考えつつシャーレを後にした

 

アビドス高等学校に着く頃には7時になっていた、登校してきたホシノ達と雑談とアビドスに来た理由を話した後、ブルフロガを回収し、セリカ救出する際に飛び立った砂漠へ来ていた

 

「ふぅ、キヴォトスに来てからはまともに動かしてやらなかったからなリハビリがてら飛ばすとしますか」

 

そう都合が悪かった理由は先生が居た場合、思う様に操縦出来ないからである。

大気圏すら容易突破出来る機動力を誇るバックパックを装備したブルフロガを全力で動かすとしたらコクピットの中と外での安全性など言わなくとも分かっていた為、先生を危険に晒す訳にはいかないのでシャーレで待っててもらう事にしたのだ

周りに人が居ないのかを確認し、スラスターを点火し空へと舞い上がりある程度の高度まで行くと空中に静止周囲を見渡した後、急加速したかと思えば急停止からの方向転換し再び急加速からの回転を加えながら地上へ向け更に加速し地面にスレスレで急上昇した後は、再び空中で静止し同じ事を回数を増やしながらリハビリをおこなった

2時間後、リハビリも終わりミレニアムに向かって加速しようとした時左メインカメラからの映像が少し乱れ始めたの見てキリュウはサブカメラに切り替える

 

「メインカメラも修理か・・・どんだけ金が消し飛ぶんだろうな・・・安心しろよ相棒どんなに金が掛かろうがちゃんと何度でも修理するからな!」

 

今後相当な金額を払う事になるだろうがそれで直せるなら喜んで払おうそう思いつつブルフロガに呼び掛けた後、ブルフロガをこんなにも早く直せる事に内心浮かれながら再び加速しミレニアムへと向かって飛んで行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリュウは浮かれていた、浮かれてしまったのだ。

浮かれた事で彼が向かっている学園がどんな所であるのか、このキヴォトスにおいてブルフロガがどんな存在なかをそして、思い知る事になる学園都市キヴォトスにおい己の命を脅かすのは銃だけでは無いと言う事を・・・

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

集合時間の10分前、先生はユウカ達より先に集合場所で待機しようと思い少し早めシャーレを出て集合場所の倉庫前付近に来ていたが、ユウカが倉庫前待っているのが見えたので先生はユウカに駆け寄る

 

 

"ユウカ!早いねごめんね待たせてちゃったかな?"

 

「せ、先生!?い、いえ!私も少し前に来てましたから」

 

ユウカは約束の時間より前に先生が来るとは思っていなかったのか驚いていたが冷静になったのか少し早めに来て待っていたと言ってしまった

本当は30分前にはユウカは待機していた

待機していた理由は、こんなに早くミレニアムに来てもらえるとは思ってなかった為、浮かれてしまった事、殆ど知らない人とは言え困ってそうなので早く力になってあげたかった、この二つの理由で早めに待機していたのだ

早めに集合した先生とユウカは雑談をしていたが、ふとユウカはキリュウと言う人物が直したい物が気になり先生に質問した

 

「そういえば先生気になっていた事がありまして、キリュウさんが直したい物ってなんですか?昨日聞きそびれてしまって」

 

"え〜〜〜〜と・・・・"

 

ど、どうしよう・・ユウカに何て説明すれば・・キリュウ君はブルフロガの事を隠そうとしてたけど、今回の修理で絶対結構な人数の生徒にバレるだろうしここはユウカに話して協力してもらった方がいいかも

 

"そ、そういえば言ってなかったね・・ユウカちょっと耳貸してくれる?"

 

「えっ?い、いいですけど」

 

先生はユウカを手招きして周りに聞こえない様に耳元で小さな声で話す事にした

ユウカは突然手招きをされた小首を傾けるが先生に従い耳を近づけた

 

 

"これは他言無用なんだけど、キリュウ君が直したいのはロボットなんだしかも20m以上の"

 

「え!?せ、先生それって本当ですか!?

 

突然、小声で話そうとする先生を見てユウカは嫌な予感をしていたが、まさか20m以上のロボットを直そうとするなど誰が予想出来るだろうか、ユウカはキリュウがもし直したいロボットが此処に来た場合、見られなければ騒ぎにならないだろうが、幸いこの時間帯は人通りは少ないの為、バレる事は無さそうだとユウカは思ったがもしバレた時の事が容易想像出来てしまいユウカは頭痛を感じたがバレない事を心の中で願った

考え込んでると突然、強風か吹き荒れ周囲が暗くなったので先生とユウカは空を見上げるとブルフロガがゆっくりと高度を下げ先生達の前に降り立った

コクピットハッチを開けアンカーに足を掛けてゆっくりとユウカ達の前に降りてキリュウは遅れた事を謝罪する

 

「先生、ユウカすまんちょっと遅れちまった。

色々と準備してくれてありがとうな!ユウカ!」

 

「い、いえ、大した事では・・・・と言うか!こんなにデカい物の修理ならもっと早く言ってください!!」

 

キリュウはユウカの正論に言い忘れた事言い訳も言えず謝る事しか出来なかった

 

「すまん、直せる事に浮かれて言う事を完全に忘れてた・・・本当申し訳ない・・・」

 

キリュウは情報共有をしっかり出来なかった事をユウカに謝罪し、ユウカは「次から気を付けて下さいね」と注意する

キリュウはブルフロガを見られる前に倉庫に入れる為にブルフロガのコクピットに戻ろうと振り返ると凄まじ勢いで此方に走ってくる集団が目に入り青ざめながらユウカに恐る恐る聞いた

 

「・・・なぁ、ユウカ前方から物凄い勢いで向かって来る集団は一体?」

 

「・・・・・ウチの生徒ですね」

 

今の会話でキリュウは何となく察してはいたが現実から目を逸らしたのかユウカに分かりきった質問をする

 

「ユウカ、あの子達がどうしてこっちに全力疾走で向かって来てか理由は分かるかい?」

 

「分かりきってる事を聞かないで下さい・・・どっからどう見たってキリュウさんのロボットが目当てでしょうね」

 

"やっぱりそうだよねぇ・・・"

 

この場の3人はこの何が起きるかなど分かりきっていたが誰も口にはしなかった

そして、全力疾走で接近する集団は殺気に近しい圧を放ちながら「ロボット・・」や「使われてる装甲材はどんな材料なんだ・・」とか「どんな構造を・・」ブツブツと呟きながらブルフロガへ近づいていくとパイロットらしき人物が視界には入り『彼に聞けば色々な事が分かる』と結論付けブルフロガからキリュウに標的を変更した

一方キリュウはブルフロガがバレたのは仕方ないから見せる代わりネットなどにブルフロガの写真を上げない様に頼もうと思っていたが明らかに標的がブルフロガから自分になってる事が分かり慌てて逃げ出そうとしたが時既に遅しとはこの事、キリュウは運動神経が割といい方ではあるがキヴォトス人には勝てなかったのだ

 

「先生!ユウカ!助kーーのわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

助けを求めようと声を上げようとしたが一瞬にしてミレニアム生に囲まれてしまい言い切る前に悲鳴に変わってしまった

 

「き、キリュウさん!?貴方達離れなさい!その人は客人なのよ!?」

 

"キリュウ君!?大丈夫!?"

 

ユウカの注意はブルフロガの事を聞こうとするミレニアム生には一切届かずユウカの注意を無視してキリュウに質問攻めをする

 

「あのロボットはどうやって作ったですか!!」

 

「設計図があるなら見せて欲しいです!!」

 

「見たことない材質・・・このロボットに何の素材を使ってるんですか!!」

 

「不思議な形の武器・・・とても気になります!見せて下さい!」

 

怒涛の勢いで質問攻めをされキリュウは目を回しながらも答えようとするがいかんせん人数が質問には答え切れるはずもなく

まずはこの場を落ち着かせようと声を上げて話そうとするが上手くはいかなかった

 

「分かった!分かったから!まずは落ち着こう落ち着いて話そ・・おい!そこぉ!よじ登るな!勝手にコクピットに入って動かそうとするな!頼むから落ち着いてくれちゃんと質問には答えるからさ!」

 

キリュウの必死な訴えは虚しく更に人数は増え収拾がつかなくなり始めた

この日キリュウはキヴォトスの認識を改めた『危険な要素は銃だけじゃねぇ好奇心旺盛な子供も危険なのかもしれない』と

 

 

 

 





ーーーーーーーーー次回予行ーーーーーーーーー

「はぁ・・・はぁ・・・マジで死ぬかと思った・・」

「すみませんでした・・」

"ごめんキリュウ君、助けに行きたかったんだけど人が多くて近づけた無かった・・"

「そこまで気にしなくったて大丈夫だ。
さて、気を取り直してユウカ、今回はありがとうな倉庫や道具、部品の準備だけじゃあなくてエンジニアまで・・・そういえばそのエンジニア達は?」

「呼んだかい?」

「次回【ロマンを追い求める部活、エンジニア部】」

「次回も見て欲しいな」

「それ、俺のセリフ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後までご閲覧して下さりありがとうございました
本当はフルで書き切りたいのですがあまりにも時間が掛かってしまいこのままだと普通に一カ月以上開きそうなので2話に分けて投稿させて頂きます
2週間も遅れた理由に関してですがブルアカには無いストーリーなので考えながら書いた為、時間が掛かってしまいました

余談にはなりますが本当はミレニアムに向かう前のリハビリ中ビナー戦を挟む予定でしたが明らかに時間が掛かりそうなので書くのをやめました。
次話投稿に時間は掛かると思いますが見てくれると嬉しいです





ブルフロガが戦闘するとするならどのデカクラマトンと戦闘して欲しい?

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