こっちあっち…いや逆だ?!   作:Dr.クロ

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平和に過ごしていた正邪へと悪意が降りかかろうとした時、仮面の戦士は舞い降りた。



10日和目~仮面⇔変身~

正邪「はぁ~平和だな~」

 

姫「ですね~」

 

学校もない休日、正邪は散歩に出かけていて偶然ジョギングしていた姫と一緒に歩いていた。

 

正邪「それにしても姫がまさかジョギングしているなんて思わなかったな」

 

姫「は、はい時たまやってるんです~」

 

関心する正邪に姫は恥かしそうに答える。

 

姫自身、体重が増えたので戻す為にやっている事だが…

 

正邪「偉いじゃねぇか」

 

姫「そ、そんな事ないですよ~」

 

褒める正邪に姫は照れて手をブンブン振る。

 

正邪「ふっ…」

 

そんな姫に正邪は笑った後に2人で公園に向かい、そこで休憩をしていた時だった。

 

ワイワイ話していた正邪が顔を上げた事に姫は首を傾げて彼女が見ている方へと顔を向ける。

すると、フードをかぶった2人組がいて、その姿と発されるオーラに姫は正邪の後ろに隠れる。

 

正邪「…誰だテメェら」

 

姫を守る為に少し前に出て問う正邪にローブを着た2人組はそれぞれある物を取り出す。

それはUSBメモリの様なので正邪は怪訝となる。

 

正邪「なんだそれ?」

 

そんな正邪に対して答えずに2人組はUSBメモリについていたスイッチを押す。

 

エクソシスト!!

 

シスター!!

 

その音声の後に自分の体に刺し込むとその姿を異形の姿へと変える。

 

姫「はひぃ!?」

 

???「そこの少女、すぐにそこの天邪鬼から離れろ」

 

驚く姫にエクソシストと言う音声が鳴ったメモリを刺してなった異形がそう言う。

 

姫「な、なんでですか?あ、後あなた達は何者なんですか?」

 

???「我々は妖怪ハンター。そこにいる凶悪で残忍な天邪鬼を捕獲しに来た」

 

怯えながら聞く姫に対してシスターと言うメモリを刺してなった異形が答える。

 

姫「な、何言ってるんですか!この人は良い子なんです!」

 

???「お主は騙されているのだ」

 

???「天邪鬼は平気で他者を騙す妖怪。おとぎ話にもそうなっている」

 

正邪を庇う姫に対して2人組はそう返す。

 

それには正邪はグッと手を握りしめるだけで反論しない。

 

いや、反論出来ないが正解だ。

 

シスターの異形の言ってる事は事実、天邪鬼はそう言う種族だ。

 

例えが自分が何を言おうと奴らは自分を退治する為に言葉を続けるだろう。

 

それ故に正邪は何も言えなかった。

 

だからこそだろう。

 

姫「違います!正邪さんは天邪鬼だけど色んな人を気遣える良い妖怪なんです!」

 

そんな正邪の代わりに怯えていた姫が正邪の前に出て叫ぶ。

 

???「…やれ」

 

???2「はっ」

 

だが、2体の異形は聞きいれずに命令を受けたシスターの方が腕を胸の前で組んで祈る様に膝を付くと魔法陣が現れ…

 

正邪「!姫!」

 

姫「!?きゃあ!」

 

それに正邪は姫を横に突き飛ばし、姫は倒れた後に慌てて正邪を見ると光の鎖で拘束された正邪が目に入る。

 

姫「正邪さん!?」

 

正邪「姫…逃げろ…」

 

悲鳴をあげる姫に正邪は苦しい顔で言う。

 

姫「は、はい!」

 

それに姫は助けを呼びに行くから待っててくださいと駆け出す。

そんな姫を2体の異形は何もせずに正邪を見る。

 

???「今まで好き勝手にしていたようだな」

 

そんな正邪にエクソシストの異形がそう言う。

 

好き勝手と言う部分に正邪は睨む。

 

此処での日常、伊御達と出会った事のを侮辱された気がするからだ。

 

シスター「これから封印の準備をする。絶対に逃がすなよ」

 

それに対して腕を組んで膝を付いたシスターがそう言う。

封印と言うのを聞いて正邪はやばいと感じて逃れようとするが自分を縛る拘束が硬く抜け出せない。

 

一方で姫は

 

姫「はあはあ」

 

助けを呼ぶ為に走っていた姫は頼りになる背中を見つける。

 

姫「い、伊御さぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

伊御「?どうしたんだ姫。そんなに慌てて」

 

急いで呼んで少し驚いている伊御に姫は息を整えながら顔を上げる。

 

姫「た、大変なんです。正邪さんが…」

 

榊「正邪がどうしたんだ?」

 

一緒にいたのかそう聞く榊も含めて姫は2人に先ほどのを説明する。

説明が終わると共に伊御は走る。

 

榊「あ!伊御待て!話的に相手は怪人…ってもういねぇ…」

 

止めようとした榊だったがもういない事に気付いて伸ばした手を下ろす。

 

ぷるるる!ぷるるる!

 

榊「?もしもし」

 

真宵『ヤッホー榊さん。伊御さん近くにいる?』

 

そんな榊の携帯に着信が入り、榊は出ると真宵がそう挨拶してそう聞く。

 

榊「真宵か。居ないけどどうした?」

 

真宵『いや伊御さんに試して貰いたいのを作ったんじゃけど伊御さん本人が携帯を切ってるのか繋がらないので榊さんと一緒にいるかなと考えて電話したんじゃけど』

 

聞く榊に真宵は電話をかけた理由を話す。

 

榊「それ所じゃねえんだよ。正邪がピンチで伊御は助けに向かったんだよ」

 

真宵『ぴ、ピンチとな!?まさかメッセージに書いてあったのはそのこと!?』

 

そう言う榊のに驚いた真宵はならば急がねばと通話を切る。

 

公園

 

そこでは正邪は苦しい表情をしていた。

そんな正邪をエクソシストは愉快そうに見ていた。

 

ヒュン!

 

シスター「!?」

 

すると腕を組んでいたシスターの腕に何かが当たり、それにシスターの集中が途切れ、正邪を拘束していたのが消えて崩れかけた正邪を誰かが支える。

 

エクソシスト「な、何者だ!?」

 

正邪「い…伊御…」

 

伊御「もう大丈夫だよ」

 

問うエクソシストのを無視して正邪にそう言った後、伊御は正邪を守る為に前に出る。

 

伊御「逆に問わせて貰う。あなた達はなぜ彼女を狙う?」

 

エクソシスト「何故だと?それはそいつが凶悪な天邪鬼だからだ」

 

シスター「天邪鬼は平気で人騙す妖怪。貴様だって騙されているかもしれないぞ?」

 

そんな伊御の問いに答えた2人の異形の言葉に正邪は顔を歪める。

 

かつて正邪は同じ天邪鬼の中で仲間外れにされていた。

その理由は正邪が天邪鬼とは言えない性格の持ち主で嘘を付くのが下手だからだ。

 

それにより正邪は虐められて1人だった。

 

伊御「………違う」

 

正邪「…え?」

 

顔を伏せていた正邪は伊御の言葉に驚いて上げる。

 

伊御「確かに彼女は天邪鬼だ。だけど、彼女は種族関係なく誰にも優しくて友達思いな女の子だ」

 

正邪「伊御…」

 

シスター「なぜだ。そいつは妖怪なんだぞ」

 

伊御「確かに正邪は妖怪で俺達と違うかもしれない。けれど、妖怪全てがあんた達の言う凶暴な奴じゃない。正邪だってそうだ。正邪は天邪鬼だけど他人に気遣ったり、優しく出来る良い子で俺の、俺達の友達だ。その友達を怪我させるなら俺はあんた達と戦う」

 

正邪「伊御…」

 

信じられない口調で言うシスターに伊御ははっきりと言い、正邪はとうとう目から涙が流れる。

 

エクソシスト「テメェ…何者のつもりだ!」

 

伊御「さっきも言った様に、彼女の友達だ」

 

叫ぶエクソシストに伊御はメガネを直した後にそう断言する。

 

真宵「よくぞ言った伊御さん!」

 

パシッ!

 

すると真宵の声と共に何かが伊御に飛んで来て伊御はキャッチする。

 

それはダブルドライバーの左右真横に斜め下に傾くスロットを2つ追加した感じで左横にマキシマムスロットを追加しているベルトであった。

 

伊御「…真宵、これは?」

 

投げ渡されたのを聞く伊御に対して投げた本人で姫と榊と来たのだろう真宵が自信満々に言う。

 

真宵「にょほほ~私が作り上げた変身ベルト!エクスドライバーじゃ!伊御さん!このスカルメモリ・サイクロンメモリ・ジョーカーメモリ・エターナルメモリを伊御さんから見て右から私が言ったメモリを装填するんじゃよ!」

 

そう言って真宵は4本のメモリを投げ渡す。

 

伊御「分かった」

 

サイクロン!

 

ジョーカー!

 

スカル!

 

エターナル!

 

受け取った伊御は言われた通り、4つのスロットにスカル、サイクロン、ジョーカー、エターナルのメモリをセットする。

 

伊御「……変身」

 

静かにポーズを決めた後にまずサイクロンメモリとジョーカーメモリを装填したスロットを展開して続けざまにスカルメモリとエターナルメモリのスロットを斜め下に展開する。

 

サイクロン!ジョーカー!スカル!エターナル!エクス!!

 

音声の後に伊御の周囲を風が包み込んだ後に伊御の前にW、右にスカル、左にエターナルの幻影が現れた後に伊御に重なると伊御の姿が変わる。

 

顔は額のアンテナをWのアンテナをX状にしたのに変更された複眼の色を黄緑にしたエターナルで胸はマキシマムスロットを外したエターナルで両腕はW、両足はスカルとなっていて、首に赤いマフラーを巻いて靡かせて、スーツ部分は黒で胸の装甲は白と黒で緑と紫のラインがX状になっていて右肩には白・紫の左肩には緑・銀のラインがある仮面ライダーへと…

 

エクソシスト「な、なに…」

 

榊「す、すげぇ…」

 

姫「はわわ!伊御さんが変わっちゃいました!?」

 

それには誰もが驚く中で伊御は変身した名前を言う。

 

伊御→エクス「仮面ライダーエクス。壁となって立ち塞がるなら壊させて貰う」

 

シスター「おのれ…」

 

構えるエクスにシスターが憤慨した後に十字架の様な槍を取り出したエクソシストがエクスへと攻撃を仕掛ける。

 

攻撃して来たエクソシストにエクスは流れる様な動きで避けたり、連続で放たれる突きを軽い動きで逸らす。

 

シスター「はぁ!」

 

そんなエクスの動きを止めようとシスターが先ほど正邪にやった拘束を仕掛けて、エクスは拘束される。

 

正邪「伊御!?」

 

エクス「大丈夫だ」

 

叫ぶ正邪にエクスはそう返した後に右手にスカルマグナムを握っていてそのままシスターを攻撃する。

 

想像してなかったのかシスターは火花を散らして倒れてエクスは拘束は抜け出ると共に左手に握ったエターナルエッジで襲い掛かるエクソシストの槍を受け止めて弾きざまに切り裂く。

 

エクソシスト「おのれぇ…」

 

サイクロン!マキシマムドライブ!!

 

エクス「…フッ!」

 

呻くエクソシストに向けてエクスはサイクロンメモリをエターナルエッジに装填してマキシマムドライブした後にエターナルエッジを投擲し、投擲されたエターナルエッジは風を纏い、そのままエクソシストを貫通する。

 

エクソシスト「がぁぁ!?」

 

その一撃を受けたエクソシストは断末魔を上げると倒れて爆発して収まると変身していた者と壊れたメモリだけが残る。

 

その後に何時の間にか付けていたのか紐でエターナルエッジを引き寄せて手元に戻した後にサイクロンメモリをドライバーに刺し直してシスターを見る。

 

シスター「こ、こうなったら…」

 

自分だけとなったのを認識したシスターは最後の手段と何かしようとする。

 

エクスはそれに対して身構える。

 

シスター「妖怪だけでも!」

 

そう言って正邪を狙おうとするがエクスが正邪の前に立ってシスターをみつえて必殺技の体勢に入る。

 

サイクロン!マキシマムドライブ!!

 

まず最初にベルトの右側のマキシマムスロットにサイクロンメモリを装填。

 

ジョーカー!マキシマムドライブ!!

 

続けてベルトの左側のマキシマムスロットにジョーカーメモリを装填。

 

スカル!マキシマムドライブ!!

 

さらにスカルマグナムにスカルメモリを装填。

 

エターナル!マキシマムドライブ!!

 

最後にエターナルエッジにエターナルメモリを装填する。

 

4つのメモリのマキシマム同時使用によりエクスからオーラが発され、シスターは逃げようとするがエターナルメモリのでメモリを無効化された事で動きが止まった所をエクスはエターナルエッジで切り裂いてからスカルマグナムからの強烈な銃撃を放って吹き飛ばした後に風を纏って飛びあがった後にシスターへ狙いを定め…

 

エクス「エクスラッシュエクストリーム!!」

 

勢いよく降下して両足蹴りをシスターへと炸裂させる。

 

シスター「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

必殺技を受けたシスターは爆発を起こし、それを背にエクスは右手首をスナップした。

 

エクス「壁になったこと……それがお前たちの罪だ」

 

その言葉と共に爆発後に倒れた人物と壊れたメモリだけが残る。

 

エクスはドライバーのスロットを戻してメモリを抜くと変身を解いてから正邪を見る。

 

伊御「大丈夫かい正邪」

 

正邪「あ、あぁ…大丈夫だ」

 

聞く伊御に正邪は顔を赤くしてそう言う。

 

そんな正邪の反応に伊御はん?となる。

 

伊御「どうしたんだ?」

 

正邪「にゃ、にゃんでもねえよ!」

 

問う伊御に正邪は慌てて顔を逸らす。

 

それに榊と真宵は気付いてかによによする。

 

今までもそうだったが正邪は伊御の事が気になっていたのだが今回の事で一気に理解させられた。

 

彼女は伊御に惚れているんだという事を…

 

正邪「(や、やべぇよ。もうドキドキとまらねえよ///)」

 

胸を抑えながら正邪は胸からあふれ出る思いを止められなかった。

 

伊御「?」

 

真宵「いやはや~エクスの初陣良かったんじゃよ~」

 

首を傾げる伊御に真宵が話しかける。

 

伊御「にしてもよく作れたなこれ」

 

真宵「まあね~ん(まぁ、元があったから出来たんじゃけどね~)」

 

エクスドライバーを見てそう言う伊御に真宵は内心返しながら思い出す。

 

 

 

 

それはある時であった。

 

何か作ろうかなと考えていた時にメッセージが届いたのだ。

 

真宵『誰からじゃろう?』

 

そう呟きながら開けたのに真宵は驚く。

 

内容は以下の通りであった。

 

 

初めまして開発が得意な人

 

突然の事ですがあなたにお願いがあります。

 

お願いとは鬼人正邪を守る為のライダーシステムを作り上げて欲しいのです。

 

使う人物はあなたの信頼する親友で良いです。

 

様々なライダーのデータを付属してますのでそれを元に作り上げてください。

 

                       幻想の賢者より

 

 

その後にデータを見た真宵はすぐさまライダーシステムを開発して第一号のエクスが出来上がったのだ。

 

 

 

 

真宵「(ホントに作ってて良かったんじゃよ)」

 

正邪「あ、あのな伊御…」

 

しみじみとそう思ってる真宵の隣で正邪がモジモジしながら伊御に何か言おうとする。

 

伊御「ん?」

 

正邪「あ、あ……ありがとう」

 

顔を赤くして礼を言う正邪に伊御はどういたしましてと返す。

 

榊「ん?あ!あいつらいねぇ?!」

 

微笑ましそうに見ていた榊は正邪を襲った妖怪ハンター2人組がいない事に気付く。

 

真宵「あちゃあ、どうやら隙を突いて逃げたみたいじゃな」

 

それに真宵は頬をポリポリ掻いて呟く。

 

一方、ローブを脱ぎ捨てた状態で妖怪ハンター2人組は必死に走っていた。

 

女「おのれ…こうなったら本部に連絡して応援を…」

 

怒り顔で言おうとした女は男と共に地面に倒れる。

 

ピクピクしてる所から見るに意識を奪われた様だ。

 

その奪った人物は2人組を一瞥した後に携帯を取り出す。

 

???「あ、宇宙警察ですか?実は指名手配されている集団の一味を見かけたんです。場所は…」

 

そう連絡した後に2人組を逃げられない様に拘束すると顔をある方、正邪達のいる方へ顔を向けた後に目の前に沢山の目が広がる穴を作り出すとその中へ入り込む。

 

?「全く、世話のかかる天邪鬼ね」

 

まるで下の妹を見守る者の様な瞳をして苦笑した後に入って行く。

その後に穴は閉じて消える。

 

その後、伊御達はハンター達が捕まったのをニュースで知るのであった。




真宵「次回!11日和目!成長⇔バレーなんじゃよ!」
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