正邪「いや、なんだよそのツッコミ所満載の!?」
とある平日のお昼休みの時
つみき「?神那は?」
真宵「それじゃったら伊御さんと購買に行ったんじゃよ」
姫「そうですか~」
いつも通り弁当を取り出していたつみきは正邪がいない事に気づいて聞き、真宵が答え、姫は納得して来るまで待っときますか?と聞こうとして…
???『皆さんこんにちわ~!お昼の放送の時間です~』
すると放送が始まり、つみき達はそっちに耳を傾ける。
???『今日は私、桐野亜美と共に努めていますが風邪で休んだ相方、憎いあんにゃろうの変わりに突発的ゲストの!』
榊『あなたの暮らしのお耳の恋人、クラスメイト!戌井榊と!』
姫「ほえ?」
真宵「榊さん?」
つみき「何やってるの?」
聞こえてきた知り合いの声に3人はスピーカーを見る。
伊御『ドナドナされた友人の音無伊御です』
正邪『同じくついでで連れて来られた蛇正神那です』
つみき&姫&真宵「!?」
桐野『今回は月末スペシャルなので、よろしければ教室のテレビ映像でお楽しみくださいね~』
続けて出て来た人物たちにつみき達は驚く。
つみき「伊御…テレビ…」
姫「生放送ですか~」
真宵「見たい人挙手」
興味津々なメンバーにいつの間にか教卓へいた真宵のに誰もが手を挙げて真宵はテレビをオンにする。
桐野「さ~て、こんな楽しそうなメンツでお送りする今日の放送。パーソナリティーは先ほど名乗った様にお馴染みの放送委員、桐野亜美でお送りしま~す」
すると桐野と向かい合う感じで伊御と榊、正邪がいた。
正邪「んでなにをするんだ?」
榊「まぁ、飛び入りゲストのトークなんて退屈だろうし、いつものコーナーに行こうぜ」
桐野「そんな事はないと思いますが…では、お言葉に甘えて…人気のお悩みそうだ~ん」
聞く正邪に榊はそう答えてから促し、桐野は苦笑した後にコーナー名をコールする。
桐野「えっとペンネーム天邪鬼さんからの相談です」
どう言うのが出るかなと見ていた3人は桐野が読み上げたペンネームを聞いた瞬間、榊と伊御は思わず神那の方を向く。
桐野「どうしました?」
伊御&榊「「いえ、何も」」
それに首を傾げる桐野だったが気を取り直して読む。
桐野「自分の周りの人達がとても人とは思えないほどの能力を持っています。ツッコミされても流されるのですがどうしたらいいでしょうか」
伊御「そうか…」
榊「それは大変だな」
読み上げられた内容に伊御はどう反応すればいいか困り、榊は涼し気な顔で言う。
桐野「ちなみに例はいくつかあるみたいですよ」
榊「ふうーん。例えば?」
そう言う桐野に榊は興味があるので聞く。
桐野「二階から飛び降りても平気な男子二人」
榊「ふんふん」
桐野「割りばしで雪玉を落とす男子」
伊御「…………」
桐野「壁にぶつかっても復活する男子」
榊「ほうほう」
次々と出るのにそれぞれ相槌を打って、桐野は読み終えた後に一言
桐野「凄い人たちがいるもんですね」
榊&伊御「「まったくだな」」
正邪「ツッコミはないのか!?」
そう述べる桐野に頷く伊尾と榊に正邪はツッコミを入れる。
桐野「まぁ、このコーナーはみなさんのお悩みに対し、私たちが切り捨てたり、笑い転げたり、泣き崩れたりしていくコーナーですから」
榊「解決する気ねえ!」
正邪「それお悩み相談じゃねえだろ?!」
桐野「冗談です。解決もやぶさかではありません」
伊御「やぶさかって、ちゃんと悩みに答えてあげようよ;」
返しに叫ぶ2人にそう言う桐野に後半のに伊御は冷や汗を掻く。
桐野「お悩み遭難コーナー」
伊御「救助しろ!」
正邪「捜索しろ!」
続けて言われた事に伊尾と正邪はツッコミを入れる。
桐野「では早速、次のMさんからのお悩みです」
榊「流した!?」
正邪「流すのか!?と言うか最初のあれで良いのか!?」
そんな2人のを流して桐野は次のを読む。
桐野「〝気になるあの人の落とし方を教えてください”と言う悩みですがお3方」
榊「そうだな…まず…」
正邪「屋上とか体育館裏に連れていくとか?」
読み上げた桐野のに言おうとする榊の横から割り込んで正邪は言う。
榊「無難だな。俺の場合も屋上の方に呼び出す」
伊御「神那は良いとして、意外にベタだな。お前的にしては」
確かにとテレビで見ていた面々や正邪も同意する。
榊「そして…夕焼けと下校する生徒を見下ろしながら、高鳴る胸の鼓動を抑えてそっと…彼の背中を…押す」
榊イメージの少女『好きあり』
榊イメージの少年『おっ!?』
正邪「押したぁあああああ!?」
桐野「落とし所が違います!」
まさかの展開に正邪と桐野が叫ぶ一方で榊は続ける。
榊「衝撃的な告白だろ!」
伊御「身も心もな;」
正邪「つか死ぬだろ」
ツッコミを入れる2人を気にせず榊は付け加える。
榊「後は最後に一言加えると効果的になる」
伊御「相手は眼下で地面にめり込んでいるぞ;」
正邪「その一言はなんだよ;」
そう聞く2人と興味津々な桐野に榊は答える。
榊イメージの少年『出れなーい;』
榊イメージの少女『私…本気よ(てれり)」
正邪「怖っ!?」
榊「これで君の気持ちが本気だと伝わる筈だぜ!」
伊御「伝えた先に未来がねえよ。恋が終わる」
サムズアップして言う榊に伊御がツッコミを入れる。
桐野「み、皆は真似しちゃダメですよ」
正邪「するか!」
一応注意する桐野に正邪は叫ぶ。
榊「うーん。じゃあ、素直に屋上でドーンとあなたを落としますって告白はどうよ」
桐野「なんだかもう。告白の言葉が脅迫の言葉に聞こえてきましたよ」
正邪「恋じゃなくて憎しみとか籠ってそうだな」
そう言う榊のに桐野はそうコメントし、正邪は呆れて言う。
榊「一世一代の告白はやっぱインパクトがないと」
伊御「そんな告白、一代も残すな;」
正邪「つか、歴代の恥になるぞ」
そう言う榊に伊御と正邪は呆れて言う。
榊「告白じゃなくて告別の言葉になったりしてな、なっはっはっはっ!」
伊御「何に別れを告げる気だ」
正邪「この世とじゃねぇの?」
愉快に笑う榊に2人は再度のツッコミを入れる。
榊「違うぜ神那。昨日までの私に…さよなら…だ」
桐野「それじゃあ間違いなく恋にさよならですって!」
正邪「女としてはそれは最悪だな」
そう言いきった榊に桐野は叫び、正邪が呆れる中で榊は笑う。
伊御「えーと…気を取り直していこうか」
桐野「ですね」
正邪「相談者、今の榊のコメントは無視しとけ」
そう言う伊御に桐野は頷き、正邪は注意しておく。
桐野「私は落とす為に告白するのは悪い事じゃないと思いますが勝算のない戦いはお薦めしませんね」
伊御&榊「ほう」
正邪「策でもあるのか?」
そう言う桐野に2人は感心して正邪は聞く。
桐野「恋は戦争です!あらゆる知を巡らせて、相手を籠絡するために戦略は必須です!」
伊御&榊「「…………」」
正邪「ふむ、確かに」
ドンと机を叩いて豪語する桐野に正邪は納得する。
桐野「女の子は、生まれながらにして~~~~
正邪「おぉ~」
ほらがいが聞こえそうな程断言する桐野に正邪は拍手する。
桐野「ちなみに私の使う計略は…火計です。恋の炎で燃やします!」
正邪「火計か……」
榊「計略なら俺も使えるぜ」
そう言う桐野に正邪は感嘆すると榊がそう言う。
伊御「ああ、滑稽だろ?」
榊「なっ!?」
桐野「ぶふっぷぷぷぷぷぷぷww」
正邪「くくくくくくくwwwwww」
そう言った伊御のに桐野と正邪は笑いを抑えられずに笑ってしまい、見ていた面々も笑っていた。
榊「計の字すらないうえに使いどころねえ!」
顔を赤くして叫んだ榊を後目に次のお悩み相談へと移るのであった。
正邪「次の相談者は猫さんからだ」
榊「猫…」
そう言った正邪のに榊は珍しいなと思った後にどう言う内容かなと考える。
桐野「えっと…〝友達が好きな人に対して素直になれないみたいです。なんとかしてあげられないでしょうか?”」
榊「ツンデレなんだな(と言うか御庭じゃないな…)」
正邪「ツンデレ?」
読み上げた桐野のにそう言う榊に正邪は首を傾げる。
ちなみにツンデレであるつみきは真宵に注目されていた。
榊「か、勘違いしないでよね。別にあなたの事なんてなんとも思ってないんだから…って感じかな?」
伊御「好きな人にそう言っちゃうのは素直になれてないのかもね」
正邪「まぁそれが乙女ってもんだろ」
実演する榊のにそう述べる伊御へ正邪はそう言う。
榊「か、勘違いしないでよね!べ、別にあなたの事なんて好きなんだから!」
桐野「遠回しに素直になりました!?」
正邪「か、勘違いするなよ!べ、別にお前の事なんて嫌いでも好きでもないんだからな!」
桐野「こっちはこっちで友達以上恋人未満で表現して良いのかの発言をしました!」
続けてそう言う榊のに桐野がツッコミを入れて乗った正邪のに桐野はそう評する。
榊「勘違いしないでよね。別にあなたはゴートゥーヘル!!」
桐野「そして脅迫された!?」
伊御「っていうか、日本語がおかしいぞ;」
正邪「勘違いするなよ。別に貴方をキルしたくないんだからね!」
桐野「こっちはこっちで殺し文句!」
伊御「神那…それはそれで危ない;」
次に出た言葉に桐野と伊御はツッコミを入れてから空気を変える。
桐野「でも、相手がツンデレなら簡単な方法がありますよ」
伊御「いや、その友達、ツンデレで確定なのか?;」
正邪「確定でいいんじゃね?」
そう切り出す桐野のにそう言う伊御へ正邪はそう言う。
桐野「ズバリ!あの子、ツンデレだよと言えば、万事解決なのです!」
伊御「どう解決するんだ?」
正邪「さぁ?」
そう言う桐野のに凄く疑問と言う伊御に正邪も首を傾げる。
桐野「直になれなかった時の言葉が逆の意味になります」
榊「言われた事を脳内に変換するって訳だな」
正邪「ってことは……」
そう言った桐野のに付け加える榊に正邪は考える前に桐野が言う。
桐野「勘違いしないでよね。別にあなたはゴートゥーヘル!!」
榊「結婚しよう!」
伊御「意思疎通は大丈夫なのか!?」
正邪「大丈夫じゃないだろ……頭の中は」
楽しそうにしてる2人を見てツッコミを入れる伊御に正邪はそう言う。
落ち着いた後に次の相談を見る。
桐野「さあて、お次は…好きな人にさりげなくアピールしてもことごとくスルーされます。もしかしてニブチンなのでしょうか?この困難に立ち向かう案を是非にご教授してください。ニブチンですか…」
榊&正邪「「ニブチンか…」」
伊御「うーん…鈍いのか…ん?」
続いてのを読んで3人は伊御を見て伊御も呟いた後に自分に視線が始まる時から回していたペンを止める。
榊&正邪&桐野「「「ニブチン…」」」
しばらく伊御を見ていて…
桐野「難しい問題ですね;」
榊「ああ、難解だ」
正邪「五つの難題より難題だな」
伊御「君達、今なんでこっちを見た;」
そう言う3人に伊御はそう言うが見ていた者達はあーとなる。
桐野「うーん。ニブチーな人にはやはり変化球よりストレートなのが良いと思いますけどね」
榊「そうだな。当てはまる人材がこの場にいることだしニブチーにストレートな言葉をかけてチェックしてみようぜ~」
正邪「おお~良いな」
そう言う桐野に提案する榊に正邪は同意する。
伊御「君が好きだ」
桐野「………す、ストライク♡(ドキーン)」
次の瞬間、伊御の発した直球に桐野は撃ち抜かれた。
榊「役が、逆だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
正邪「なんで伊御が直球投げてるんだよ;」
それに榊は思わずツッコミ、正邪もそう言う。
その後に榊ははっとなって机に手を付く。
榊「絶妙なタイミングでのボケに我を失ってツッコミしちまった!」
桐野「榊くん、近年まれにみる動揺ぷりでしたね;」
伊御「俺はボケたつもりはないんだが?;」
正邪「それは天然の決まり台詞だ」
プルプル震えながら言う榊や苦笑する桐野に対してそう言う伊御に正邪は呆れた顔で言う。
桐野「でも、好きだじゃあアピールと言うか告白になっちゃいますよ」
正邪「しかもそれで伝わらなかったらなぁ……」
そう指摘する桐野と正邪に伊尾は再開していたペン回しを止める。
伊御「と言うかさ、もっと自然に好きな人の為に何かしてあげたいって言う気持ちで行動すれば、きっと魅力に気づいてくれると思うよ。俺は」
そう言った伊御に桐野と正邪は顔を赤くし…
桐野「なんか乙女として負けた気がします///」
正邪「そ、そうだな///」
榊「ドンマイ」
伊御「あくまで俺の意見だぞ」
そう言う桐野と正邪を励ます榊に言っていて恥ずかしかったのか伊御は頬を赤くして照れる。
正邪「んで、時間良いのか?」
桐野「おおっと、そろそろ時間みたいですね。3人とも今日はありがとうございました」
そう聞く正邪に桐野も時間を確かめて締めに入るのでお礼を言う。
正邪「んじゃ締めに伊御、なんか言ってくれ」
桐野「そうですね。最後に音無さんに締めて貰って終わりたいと思います」
榊「レッツゴー!」
伊御「なんだその振り…;」
そう言う正邪に桐野と榊も乗って煽り、伊御はツッコミを入れる。
桐野「食欲に身を委ねることなく、飽くなきリアの探究を胸に、今日もお昼を抑えた健気な女の子たちに、嬉し恥ずかしいストロベリーな一言をどうぞ!」
正邪「凄い無茶ぶりだな!?」
そう言う桐野に正邪がツッコミを入れた後に伊尾はペン回しを止めて口を開く。
伊御「明日の君は今日より綺麗だね」
正邪「っ///!?」
予想以上のストロベリーな言葉に正邪はいつも姫とつみきがしちゃう鼻血を噴いてしまう。
桐野「そういう事で!今日はゲストに戌井くんと音無くんに蛇正さんを迎えて、お送りしました。生徒のみなさん。午後は教師たちの睡眠呪文にご注意してくださいね~それではごきげんよう~」
榊「ば~い」
伊御「これで良いのか?;」
正邪「ふへぇ///」
慌てる伊御とビクンビクンしてる正邪を後目に2人は締めるのであった。
なお、教室でほとんどの女子生徒たちが鼻血を噴いていたのに驚く伊御であった。
桐野「じ、次回『ゲーム大会⇔大波乱』ですよ~///」