前回から時間が経って夕日が見える時間帯になり、伊御達はバーベキューの準備をしていた。
榊「肉食べるぜー!」
真宵「バーベキュー!バーベキュー!」
佳奈「いえ~い!」
正邪「テンションたけぇなお前等」
始まる前からハイテンションな3人に正邪は呆れる。
真宵「お腹すいたー!準備マダー?父さん」
伊御「ん、もう少し」
つみき&正邪「!」
待ち遠しそうに言った真宵のにつみきと正邪は反応する。
つみき「と、父さん…」
正邪「(伊御が父さんって事は…)」
2人が妄想する中で出来たぞーと伊御は言って騒いでいた3人はおー!と声をあげる。
その後ろでつみきと正邪はじゃんけんポンをして…
正邪「と、父さん…」
顔を赤くしながら正邪は言う。
伊御「なんだい?母さん」
正邪「///!?!?!?!?!!?!?」
その言葉を聞いた瞬間、あまりの衝撃に正邪は顔を真っ赤にして床を叩きまくり、つみきは良いニャーと羨ましい顔で見る。
姫「正邪さん!?どうしたんですか?!」
咲「顔、真っ赤ね」
京谷「また音無が何かしたのか?」
そんな正邪に姫は驚き、咲は微笑ましく見て京谷は呆れた。
☆
と言う訳でバーベキューが始まり、バーベキューコンロを囲んでそれぞれ焼けた野菜や肉を食べていく。
姫「伊御くん、食べてますぅ?焼くの代わりましょうか?」
伊御「うん、食べてるよ。気にせず食べて」
渡す役になっている伊御にそう申し出る姫へ本人はそう返す。
つみき「伊御」
伊御「ん?」
つみき「にゃーん」
そう言ってつみきが肉を差し出したので伊御はあーんと食べる。
その手があったか…と正邪は戦慄する。
伊御「串焼き、そろそろ食べごろだぞ」
正邪「伊御」
食べてからそう言った伊御は正邪の方へと顔向ける。
伊御「ん?」
正邪「あーん」
次は正邪が野菜を差し出して伊御は野菜を食べる。
またつみきが肉、正邪が野菜と交互に出す。
真宵「つみきさん…」
咲「正邪さん…」
真宵&咲「食べてる?」
交互にわんこそばのそばを入れる感じに伊御に肉と野菜を上げている2人に真宵と咲は思わず聞くのであった。
ちなみに姫は鼻血を流して倒れている。
☆
一旦落ち着いた後に伊御はありがとうと言って肉や野菜を置いて行くのを再開する。
真宵&榊「にーく!にーく!お次はにーく!まだまだにーく!今度もにーく!(以下略)」
姫「お肉しか食べてないです!?」
京谷「野菜も食えよ!」
歌いながら一心不乱にお肉を食べまくる上記2人に姫は驚き、京谷がツッコミを入れる。
伊御「ちゃんと野菜や魚も食べろ」
正邪「栄養偏ってるぞ?」
佳奈「偏っちゃうよ~」
そんな2人に伊御や正邪が注意する。
真宵「それってつまり、肉・肉・野菜・肉・魚とかリズムを刻むんじゃね」
正邪「まあそうだな」
音楽に例える真宵に正邪は肯定すると成程と榊も納得し…
榊「なるほど!リズムか。なら俺は牛・牛・牛・豚・牛・豚・牛・牛・鳥で!」
姫「全部肉ですぅ!?」
京谷「野菜食えよ!」
出てきた単語に姫と京谷はツッコミを入れる。
真宵「伊御さんはリズムを刻んで食べてるの?」
咲「あ、確かにそうね」
そう聞かれて伊御はうーんと唸ってから…
伊御「…リズムってほど気にしてないけど合間には野菜を挟んでいるかな」
姫「私はだいたい肉・肉・野菜のリズムかもです」
正邪「私も…リズムは取ってないけど伊御と似た感じかな」
榊「まあその方が飽きずに美味しく食べれそうだよな」
うんうんと榊が納得してるとな~るほどと真宵も参加する。
真宵「じゃあつみきさんのリズムはあれじゃよね」
つみき「あれって?」
咲「どんな感じなの?」
んっふふと真宵は笑ってから…
真宵「ラブ・ラブ・伊御さん・好き・好き・チュッ・チュッ」
伊御「何のリズムだそれ;」
榊「あははははwww」
正邪「食べ物じゃねえなおい;」
出て来た言葉に伊御はツッコミ、榊が笑う中で姫が鼻血を噴き出すのを見ながら正邪はそう言うのであった。
☆
バーベキューを終え、姫は皿洗いして、つみきは隣でゴミの分別をしていた。
真宵「満腹、満腹。もう何も入らないんじゃよ~」
姫「苦しいです。食べすぎちゃったかもです」
正邪「いっぱい食べたな」
つみき「満足」
誰もがお腹いっぱい食べたので満足そうに笑い合う。
姫「お腹が出ちゃってます」
真宵「どれどれ~」
そう言って真宵は姫のお腹を摩る。
姫「わっ!?」
正邪「おい、真宵…」
それに正邪が注意しようとし…
真宵「ハッ!動いた…」
佳奈「ええっ!?」
思わずそう言う真宵に佳奈が驚きの声をあげた後…
バコーン!!!
真宵「ほぎゃあ!?」
姫から強烈な一撃を食らい、外に飛ばされた。
榊「今何か……」
京谷「飛ばなかったか?」
それに外でバーベキューコンロの片づけをしていた伊御達は唖然とする。
姫「う、動きません!」
真宵「お、お茶目な…ジョークなの…」
正邪「姫、ナイスショット」
伊御「何が…あった;」
呻く真宵を見た後に正邪はそう述べるであった。
☆
少し時間が経って、つみき達女性陣はお風呂に入っていた。
正邪「いい湯だな~」
真宵「じゃね~」
咲「数人入れるって良いわね~」
のんびりしながら正邪は2人の胸を見る。
と言うか真宵と咲以外がじーと見ている。
正邪「…大きいな」
つみき「…デカいわね」
咲は普通に大きいが真宵は普段は見えないが咲に負けず劣らずの大きさを誇っている。
佳奈「羨ましいよね~」
姫「スタイルも良いですし…」
正邪「…羨ましいよなー」
じーーーーーーと見続ける4人に真宵と咲はあははと冷や汗を流す。
☆
しばらくして風呂から出た女性陣は各々の寝間着に着替えて髪を拭きながらリビングでジェンガしながら待つ男性陣の所に向かう。
姫「お風呂いただきました~」
正邪「いい湯だったぞ」
榊「パジャマ姿グッジョブ!」
伊御「皆、似合っているよ」
来た女性陣のを見て榊はサムズアップし、伊御も褒める。
姫「あ、ありがとうございます///」
咲「ちなみに京谷はどうなの?」
京谷「俺が言ってもキモイって言うんじゃないんだろうな?」
そう確認する京谷にまさか…と咲は返して…
咲「その時は何も言わずに後ろに下がるわ」
京谷「もっとひでぇ!?」
正邪「確かにヒデェ;」
返された事に京谷は叫び、正邪も同意する。
そんなメンバーの耳に真宵のフェッフェッフェッの笑い声が入って来たので本人を見る。
真宵「私の夏らしい姿はどう思うかにゃん?」
伊御「真宵は浴衣か。旅館ぽいな」
正邪「幻想郷では普通なんだけどな」
感想を聞く真宵に伊御はそう言い、正邪はそう返す。
姫「へー、そうなんですか」
榊「ああ、そうなんだぜ。基本的に俺達が着てる様な服を着た人は少ないからな…んで、俺の感想は…」
感心する姫に榊はそう返した後に少し間を空けて…
榊「凄く…浴衣です…」
真宵「にゃ!?」
伊御「まんまじゃん;」
正邪「まんまだな」
出てきたコメントに伊御と正邪はツッコミを入れる。
気を取り直した真宵はそうそう…と言い…
真宵「浴衣と言えばつみきさん、これをどうぞ」つ帯
つみき「ん?」
正邪「何する気だよ?」
そう言って自分の着物の帯を差し出す真宵につみきと正邪は疑問に思うが他のメンバーは理解する。
姫「あ、それ。くるくるして…」
榊「あーれーってなる奴だな」
佳奈「時代劇でお約束のだね!」
そう言うのあるのか…と姫と榊と佳奈のに正邪は呆れる中でつみきは帯を掴む。
真宵「遠慮なく引っ張るんじゃよ」
つみき「分かったわ」
京谷「…嫌な予感がするな」
準備万端な真宵とつみきを見て言った京谷のは的中した。
せーのと言う言葉と共につみきは…柔道の投げの様に真宵を引っ張り…
ビダーーーン!!!
壁に叩き付けた。
正邪「真宵ー!?」
姫「く、くるくるしませんでした!?」
それに正邪と姫は絶叫する。
真宵「あ、あーれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…」
伊御「それでもあーれーは言うのか;」
京谷「予感的中した…」
つみき「ごめん…;」
ずり落ちながらも言う真宵に伊御と京谷は呟き、つみきは謝る。
☆
気を取り直し、女性陣は各々に髪の乾かしていた。
つみき「…………」
姫「つみきさん、髪乾かすの大変そうですね」
正邪「確かに髪長いしな」
小柄なのもあるだろうが女性陣の中でつみきは一番髪が長いので手こずってるようだ。
つみき「ん……ちょっと苦労するかも…」
伊御「つみき」
呼びかけられてつみきは伊御へと顔を向けると伊御はドライヤーを持っていた。
伊御「髪、乾かすのやってあげる」
つみき&姫「!?(ぷぴゅー!)」
正邪「ああ、人に手伝って貰った方が早いもんな」
そう言う伊御につみきは顔を真っ赤にして姫は鼻血を噴き出す中で正邪は言う。
つみき「じ、自分でやるわ///」
伊御「そうか」
真宵「じゃあ正邪っちやってもらったら?」
すると寝転がっていた真宵がそう言う。
正邪「え!?」
伊御「ふむ、正邪はどうする?」
いきなり自分に振られたので驚く正邪に伊御は聞く。
正邪「え、えっと…」
戸惑う正邪につみきと伊御以外は微笑ましそうに見る中…
つみき「あっ…」
それに思わずつみきは声を漏らしちゃって全員の視線が集まる。
伊御「遠慮しないでおいで」
つみき「い、今のは違っ、か、勘違いしにゃ、にゃ」
姫「つみきさん…」
正邪「むぅ…」
咲「慌ててる姿が可愛いわね~」
慌てて誤魔化そうとするが慌ててるせいで途切れ途切れになってその可愛さに姫は鼻血を流し、正邪はつまんなさそうに見て、咲はくすくす笑う。
仕方ないからと言う事でつみきは伊御に髪を乾かして貰う中でドライヤーの風の心地よさに思わず…
つみき「ふにゃぁあああああ~~~~~」
正邪「(羨ましい…)」
京谷「鳴いた…」
佳奈「(気持ちよさそうな声だね!)」
姫「(猫でふ~)(ぷふううううううう)」
猫の様に鳴いたつみきに正邪を除いてニヨニヨする。
それによりㇵッと我に返ったつみきは顔を赤くし…
つみき「がぁー!!」
真宵&榊「襲ってきたー!?」
佳奈「わー!」
正邪「いや、そうだろ」
飛び掛かるつみきに我さきと逃げる榊たちに正邪はそう言う。
☆
時間は少し経って翌日の夜、伊御達は河原に花火セットを持って来ていた。
榊「さて、準備もできたし。そろそろやるか。特大セット買っといたぜー」
伊御「他にもバラでいくつかあるよ」
正邪「へぇ~これも花火なのか?」
佳奈「そうだよ~」
そう言う榊と伊御が見せたのに正邪は興味津々で聞き、佳奈が肯定する。
真宵「やっぱり夏休みの夜と言ったら花火じゃね!」
姫「はい♪」
つみき「そうね」
正邪「どういう感じのかワクワクするな」
では、早速と…最初に遊ぶ花火を選びにかかる。
姫「どれにするか悩みますぅ~」
正邪「確かに色々とあるよな…」
そう言う姫に正邪も同意する中でまずはこれかな?と伊御は筒状のを手に取る。
正邪「その花火は?」
伊御「打ち上げ花火を小さくしたので…」
こうやって…と火をつけ、しばらくしてから…
ポン…ひゅるるるるるる…パーン!
姫「お~!綺麗ですぅ!」
正邪「へー、現代にはこんなのがあるのか」
それに正邪は姫達と共に感嘆の声をあげる。
伊御「よーし、じゃあ次はパラシュート行くぞー」
正邪「パラシュート?」
京谷「打ち上げ花火と途中は同じだけど最期はふよふよと布で空気を受け止めてゆっくりと小さいのが落ちて来る感じのだ」
伊御が次に選んだのに首を傾げる正邪に京谷はそう答える。
佳奈「ねえ!誰がパラシュートキャッチできるか競争しない?」
真宵&榊「よっしゃあ!ゲットだぜ!」
正邪「私は遠慮しとくわ」
元気よく言う佳奈のに賛同する榊と真宵を見ながら正邪はそう言う。
その後に伊御が点火して打ち上がった後にパーンと弾けた後にパラシュートが出る。
榊&真宵「出た!レディー……ゴー!!」
バビュン!!
姫「早いです!?」
正邪「あれ、ちゃんと前見てるか?」
駆け出す榊と真宵に佳奈を見て呟いた正邪のは当たった。
榊&真宵&佳奈「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
必死に走って取ろうとスピードを上げる3人だったが…
バキッ!(佳奈が丸太をぶち壊す音)
ドゴッ!(真宵と榊の弁慶の泣き所が丸太にぶつかる音)
榊&真宵「あ”」
佳奈「待てええええええ!!」
途中にあった丸太に榊と真宵は向う脛をぶつけて顔を青くする隣で佳奈は丸太をぶち壊して進む。
榊&真宵「ぎいやああああああああああああああ!?」
つみき「あれは痛いわ…;」
伊御「ああ…;」
正邪「佳奈の方は凄いな;」
咲「似た様な光景を見た覚えがあるわね;」
キャッチしたよ~と喜ぶ佳奈と悶える榊と真宵を見て各々にコメントを述べたのであった。
☆
伊御「ロケット」
次に伊御はロケット花火を数本火を付けて投げ飛ばす。
投げ飛ばされたロケット花火は…全て反転して伊御の後ろにいた榊へと向かった。
京谷「榊、後ろぉ!」
榊「はっ!?」
それに京谷が叫ぶが遅く…
パンパンパンパンパン!!!
榊「あああああああああああああああああ!?」
正邪「榊!?」
投げたロケット花火は全て榊に命中した。
榊「殺す気か?!」
伊御「着火したら何故かお前の方に行ったんだよ」
正邪「凄く不自然に感じる程の曲がり方だったけどな」
怒鳴る榊に伊御はそう返して、見ていた正邪がそう述べる。
榊「次はちゃんと向こうに飛ばしてくれよー」
伊御「うん…」
もう1回やる伊御に榊は注意して、伊御も頷いた後にロケット花火を構え…
伊御「空へ…」
ビュン!
勢いよく空へと向けて放たれたロケット花火は…
パパンパパパパパン!!
榊「あああああああああああああああああああああああ!?」
正邪「榊が死んだ!」
京谷「この人でなし!!」
再び方向転換して榊に襲い掛かり、正邪と京谷が叫ぶ中で伊御はあれぇ…と心底首を傾げる。
☆
少しして真宵が巨大ロケット花火を選んで火を付ける所であった。
真宵「特待ロケット、セットアップ!」
姫「発射五秒前です」
正邪「四」
つみき「三」
姫「二」
真宵「一」
秒読みからいよいよ発射されようとしたその時!
カタン!
正邪「あ」
佳奈「倒れた」
それに女性陣は慌てる中で…
バビューーーン!!!
巨大ロケット花火は発進したと思ったら方向転換して女性陣の方に飛んで行く。
姫「うぇええええ!?」
真宵「ターンした!?」
つみき「逃げるわよ」
正邪「どっちにだ!?」
咲「来るわよ!」
誰もが慌ててしゃがむ中…
カクン!
ドパン!
榊「よもや!?」
急転換して榊に命中した。
正邪「榊ィ!?」
真宵「榊さんが死んだ!」
咲&京谷「この人でなし!!」
伊御「それ、さっきもやってなかったか;」
榊「そして俺は死んでねえ!」
それに正邪達が叫ぶ中で伊御がツッコミを入れて、榊も叫ぶ。
☆
榊「線香花火で長く持った人が皆からの好感度高いゲームしようぜ!」
真宵「おーっす!」
正邪「名前、長いなそのゲーム;」
伊御「説明のいらないタイトルだな;」
線香花火を持って言う榊とはしゃぐ真宵に正邪は呆れ、伊御がツッコミを入れる。
京谷「と言うかやってすぐに落ちたら嫌われてるって感じになると思うぜ;」
榊「じゃあ行くぜー」
正邪「スルーか」
ゲームの結果のでそう指摘する京谷だが、榊はスルーして全員に線香花火を配り…
一同「せーの!」
バチッ(着火)
ポツ(榊の線香花火のが取れる音)
付けた直後に榊の線香花火が落ちた。
それが起こるまでの時間はたったの0.27秒。
榊「誰だぁああああああああ!?こんな哀しいゲーム考えたの!!」
伊御&正邪「お前だよ」
京谷「言い出しっぺが最初に落ちるってよくあるよな;」
佳奈「だね~;」
絶叫して崩れ落ちる榊に伊御と正邪はビシッと言い、京谷は冷や汗掻いて言う。
☆
しばらく遊び、線香花火が残り2本となっているのに気づいたつみきは周りを見てから伊御に近づく。
つみき「伊御」
伊御「ん?」
声をかけられたので振り向く伊御につみきは線香花火を見せる。
伊御「もう一回勝負するか?」
正邪「お、するんなら観戦させて貰うぞ」
そう聞く伊御に頷くつみきへと正邪が近寄って言う。
真宵「つみきさんが先に落ちたら両思い」
つみき「!」
すると真宵がつみきにきこえる程度の声でぼそりと言う。
真宵「つみきさんが先に落ちたら両想い…」
正邪「(真宵の奴、またつみきに吹き込んでるな…)」
つみき「///」
伊御「?」
念押ししてそのままフェードアウトする真宵に正邪は呆れる中でつみきは顔を真っ赤になるのに伊御は首を傾げる。
伊御「じゃあ行くよ」
つみき「うん」
正邪「レディ…」
早速火を付けて…
つみき「えい」
ぽい(線香花火の火の付いた部分を落とす音)
正邪「おい;」
始まって直後に落としたつみきに正邪は思わずツッコミを入れる。
流石の伊御も戸惑ってつみきを見る。
正邪「つみき…」
つみき「………!」
伊御の視線と正邪の声によりつみきは我に返ると共に顔を真っ赤にする。
慌てまくるつみきに正邪はやれやれと思った時…
ドパーン!
正邪「お、花火か」
伊御&つみき「!」
佳奈「たーまやー!」
橋の向こう側で花火大会を始めたのか、打ち上がった綺麗な花火に誰もが見惚れる。
姫「花火は一瞬ですけど凄く綺麗で心に残りますね」
つみき「そうね。咲いて散る花の美ね」
真宵「じゃね~」
正邪「だな」
咲「綺麗よね~」
誰もが見とれる中で榊が伊御に近づく。
榊「伊御。花火に見とれる女の子達のときめきの導火線に火をはなて!」
京谷「おい;」
伊御「……」
そう言われてふむと伊御は呟いた後に線香花火を器用に火が吹き飛ばない様に回しながら女性陣の隣に立つ。
女性陣「?」
伊御「ふとした瞬間に見せる君の微笑みの方が花火より素敵で、心に残るよ」
そう告げられた女性陣で…
つみき&姫「(ぱぴゅん!)」
正邪「///」
つみきと姫は鼻血を噴き出し、正邪は顔を真っ赤にする。
榊「夏の夜に咲く二輪の赤い華」
真宵「風流じゃね~」
京谷「風流かそれ?」
伊御「いやいやいや;」
それを見て述べる2人に京谷は呆れ、伊御は手を振る。
こうして、伊御達は楽しいキャンプを過ごしたのであった。
正邪「次回『迷子少女⇔建設作業』だ」
(すみません、次回予告を間違えて書いていました)