坂東武者のヒーローアカデミア   作:ヴィルヘルム星の大魔王

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第四陣 委員長決めと食堂の一波乱

 

 朝、武瑠と一佳の二人は、雄英高校へ登校する。

 いつも通りの時間に出発し、電車を乗り換え、雄英の最寄り駅に着き、学校まで歩く。

 一つ違う点があるとすれば、武瑠の右頬が赤く腫れ上がっていることだ。

 

 「痛てて、頬がまだヒリヒリする」

 

 「お前が私の風呂上がりを覗いたからだ。バカ」

 

 「だから、わざとじゃねえよ。寝惚けてただけだって」

 

 経緯として、起床した武瑠が歯を磨こうと洗面所まで赴き、扉を開けた途端、シャワーを浴び終えたばかりだった一佳のバスタオル姿を目撃する。突然のハプニングにお互いが硬直した。その直後、武瑠は逃走を図るも襟を掴まれ、ボコボコにされた訳である。

 

 二人で無自覚な痴話喧嘩を繰り広げていると、何やら、校門周辺が騒がしい様子だ。

 

 校門前では、カメラやマイクを持ったマスコミが待機しており、登校する生徒に対して、次々とインタビューをしている。学生側からすれば良い迷惑である。

 

 「記者陣による取材か?緑谷、麗日、飯田に爆豪が取材を受けてる。あ、爆豪キレた」

 

 「十中八九、オールマイトの雄英教師就任の件でしょうね⋯って、ひゃ!」

 

 「よし、一佳は俺の側を離れるなよ。俺が囮になる」  

 

 「た、武瑠。せめて一言言ってからやれよ。恥ずかしい」

 

 武瑠は、一佳がマスコミ達に見えない様、さり気なく庇いながら校門へと歩く。一佳は、いきなり武瑠に抱き寄せられたことに内心ドギマギしていた。二人で校門へ向かうと、一人の女性記者が武瑠に気付き、インタビューを始めた。

 

 「そこの君!オールマイトの雄英高校教師就任について、お願い!」

 

 案の定、武瑠に取材用のマイクを向けられる。面倒臭いと感じた武瑠だが、相手の様子からして是が非でもインタビューをしたいようだ。数秒程、考え込んだあと、武瑠は咳払いをして、インタビューに答えた。

 

 

 「オイの考えで良ければ、喜んで答えもす。オールマイトは、かっこよか益荒男じゃち思う。これからの彼ん指導が、オイは楽しみじゃ」

 

 

 今のは何だ?鹿児島訛りじゃないか?と、女性記者を中心にマスコミは、戸惑う。一佳も彼の雰囲気が変わったことに驚く。

  

 

 「イ、インタビューありがとうございま「じゃっどん!あんたらに言ごあっこっがある!」へっ?」

 

 武瑠は、低い声で報道陣に対して、圧をかける。

 

 「登校しちょっ生徒の邪魔をして、遅刻したらどげんすっ!おはんらは、その責任を取るっのか!」 

 

 「い、いえ!私達は別に」

 

 女記者は、武瑠による言葉の圧でタジタジになる。その圧力が他の報道陣に伝播し、空間に緊張が走る。

 

 「ブン屋は、取材が命なのは、重々承知しておりもす。しかし、取材の遣い様が強引なのは、目に余いますな。おはんらも同し事をされれば、嫌がるじゃんそ?」

 

 「そ、それは」

 

 「兎に角、こいで失礼(ごぶれさぁ)ごわす」

 

 放心状態のマスコミを置き去りにした武瑠達は、校舎へと歩んだ。その後、相澤先生が対応し、一部記者の不手際によって、雄英バリアーが発動された。

 

 一佳は、武瑠が披露した薩摩弁について、質問した。

 

 「武瑠、鹿児島弁なんて話せたのか?」

 

 「薩摩人と円滑に話す為に身に着けた技術だ。

 此位の事、造作にも無い。爆豪みたいに睨まずとも、優しく方言で会話するだけで充分さ」

 

 「⋯その爆豪って奴と変わらなくないか?他に対処法があったろ?」

 

 一佳の正論の刃が武瑠に刺さり、武瑠は、左手で胸を押さえる。

 

 「うぐっ!し、しかし、あれが最善の方法なのだ。他の対処法だと穏便ではない」

 

 「はいはい。でも、さっきはありがとな」

 

 その後、一佳と別れた武瑠は、教室に入り、クラスメイトと談笑をする。チャイムの鐘が鳴り、相澤が扉を開けた瞬間、全員が席に着いた。

 

 

 「おはよう。今から朝のHRを始める。昨日の戦闘訓練お疲れさん。君たちのVと成績を見させてもらった」

 

 「爆豪」

 

 名指しされた爆豪は、相澤に顔を上げる。

 

 「おまえ、もうガキみてえな真似するな。能力あるんだから」

 

 「⋯わかってる」

 

 相澤からの指摘に思うところがあるのか。少し覇気の無い返事をする爆豪。相澤は、緑谷の方に顔を向けた。

 

 「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か?

 個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ないじゃ通らねえぞ」

 

 合理的主義者である相澤からの静かな圧に、緑谷は震々と震える。

 

 「俺は、同じ事を言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ緑谷」

 

 「っはい!」

 

 ふぅ、と一息ついた相澤は、武瑠に注意を行った。

 

 「最後に東坂。先ほどの校門前における、マスコミへの対応は、褒められたものじゃないな。何か理由があるのか?」

 

 「はい。あのままでは、他の生徒の登校の妨げになると感じ、一喝しました。処罰は何なりと」

 

 「⋯そうか。だが、次はやめとけ。マスコミは、重箱の隅をつつく位、しつこく。言葉を改竄して偏向するからな」

 

 「わかりました」

 

 「⋯よし、少し長くなったな。さて、HRの本題だ。

 急で悪いが、今日は君らに⋯」

 

 相澤の言葉に、緊張し出すクラスメイト達。

 

 

 ((((何だ⋯!?また臨時テスト!?))))

 

 

 「学級委員長を決めてもらう!」

 

 

 『学校っぽいの来たーー!?』

 

 相澤の発言による学校生活の一大イベントに色めき立つクラスメイト。ヒーロー科における学級委員長は、リーダーシップを養う絶好の機会だからだ。

 

 「委員長!やりたいです!ソレ俺!」

 

 「ウチもやりたいス」

 

 「オイラのマニフェストは、女子全員膝上30cm!」

 

 「ボクの為にあるヤツ☆」

 

 「リーダーやるやる!」

 

 「俺にやらせろや!」

 

 皆が我こそはと手を挙げる中、武瑠は手を挙げなかった。学級委員長について、何の役職か分からない為、手の挙げようがなかった。

 

 「静粛にしたまえ!」

 

 「多を牽引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれるモノではないだろう!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務⋯!民主主義に則り、真のリーダーを皆で決めるというのなら⋯」

 

 「これは投票で決めるべき議案!」

 

 「そびえ立ってんじゃねーか!何故、発案した!」

 

 正論を唱えつつ、綺麗な姿勢で挙手をする飯田にツッコミを入れる切島と上鳴。

 

 「日も浅いのに信頼もクソもないわ。飯田ちゃん」

 

 「そんなん皆、自分に入れらぁ!」

 

 飯田の矛盾する言動に蛙吹が指摘し、切島が反論する。

 

 「だからこそ、ここで複数票を獲った者こそが、真に相応しい人間という事にならないか!どうでしょうか先生!」

 

 「時間内に決めりゃ、何でもいいよ」

 

 寝袋にモゾモゾと入り、仮眠を取る態勢に入る相澤。投票が始まり、みんなが紙に名前を記す。

 

 投票結果、緑谷の指名が3票。八百万の指名が2票だった。

 ちなみに武瑠は1票だった。

 

 「なんでデクに⋯!誰が⋯!!」

 

 「まーおめえに入るよか。わかるけどな!」

 

 (爆豪くんにバレたら恐いな)

 

 一部の生徒は、爆豪にバレないように口笛を吹いていた。

 

 

 「1票!?誰が入れてくれたのかは分からないが!ありがたい!だが、わかってはいた!さすがに聖職といったところか⋯!」

 

 「他に入れたのね」

 

 「おまえもやりたがってたのに ⋯何がしたいんだ 飯田⋯」

 

 砂藤と八百万は、飯田の行動に疑問を浮かべた。

 

 「じゃあ、委員長緑谷で、副委員長は八百万だ」

 

 「うーん、悔しい⋯」

 

 「ママママジでマジでか・⋯!?」

 

 学級委員長に決まった緑谷は、緊張でガチガチに固まりだす。八百万は、指名結果に悔しげだった。

 

 

 「緑谷、なんだかんだアツイしな!」

 

 「八百万は講評の時のが かっこよかったし!」

 

 緑谷が委員長に決まり、副委員長として八百万が任命された。武瑠は、頬杖をつき、賑やかなやり取りをただただ眺めた。

 

 お昼時間になり、武瑠は一佳と共に昼食を食べていた。 

 

 「ほう、B組の学級委員長は一佳なんだな。中学時代と変わらんな」

 

 「多数決だけどね。それより、A組の人に迷惑をかけてないでしょうね?」

 

 「お前は俺の母親か。俺が迷惑をかける筈⋯無かろうて」

 

 「ん?なんか怪しいな?まぁ、学級委員長に指名されたらからには、しっかりやらないと」

 

 一佳は、白米を頬張り、味噌汁を啜る。ランチラッシュの飯を食べて喜ぶ一佳の顔を眺めた武瑠は、緑茶を啜る。今日、武瑠が頼んだ昼食は、とろろ飯と肉野菜炒め定食である。

 

 「腹が減っては戦が出来ぬ。午後の授業に備える為、栄養補給は大事だ。戦に対する士気は、兵糧の量次第で変化する」

 

 「ふ〜ん?そうそう。この後、クラスメイトと合流するんだけどさ、相席させても良い?」

 

 「別に構わない。同じ学び舎で過ごす者として、挨拶したいしな」

 

 「そろそろ、来ると思うはず⋯あ、来た!」

 

 一佳が見ている方向に顔を向ける。すると、武瑠にとって、殆どが見知った顔の面子であった。

 

 

 「あれ?東坂っちじゃん!」

 

 「東坂さん!?」

 

 「ん!」

 

 「一佳の幼馴染みは、東坂だったんだ」

 

 取蔭切奈、塩崎茨、柳レイ子、小大唯の四人は、拳藤一佳の幼馴染みが武瑠であることに衝撃を受ける。

 

 「結構、イケメンノコね。私は、B組の小森希乃子ノコ!よろしくノコ!」

 

 「ワオ!一佳さんから聞きました!アナタがアズマザカさんですね!私は、角取ポニーといいマース!」

 

 目隠れキノコヘアーの女子と頭に角が生えた外人少女が目をキラキラさせて、挨拶してきた。

 

 「あれ?ポニーと希乃子以外は、武瑠と知り合い?ど、どういうこと?」

 

 一先ず、テーブルに座り、食事を始める一同。

 武瑠と親しそうに話す様子を見た一佳は、なぜクラスメイトが武瑠のことを知っているのか気になり、その理由を尋ねた。

 

 「東坂さんには、入試で助けて頂きました」

 

 「東坂とは、入試での縁で少し」

 

 「ん。私は中学生の時に一度」

 

 「私は、中学2年生の頃に知り合ったかな〜」

 

 「「あれは、忘れられないひと夏の冒険だった。え?」」

 

 柳と塩崎は、武瑠との出会いが入試会場で助けてもらったことであると語る。

 小大と取蔭の二人は、ポッと頬を赤らめながら、無自覚な爆弾を投下した。その言葉に、武瑠が苦笑いした瞬間、ぞくりと謎の悪寒を感じ、冷や汗をかきながら、首をゆっくりと殺気の発生源に向ける。振り向けば、一佳の身体から黒い気迫が駄々漏れしていた。一佳のエメラルドのような緑眼は、殺気により赤く光っている。

 

 「ほう?小大と取蔭との馴れ初めについて、聞かせてもらおうじゃないか?なぁ、武瑠ぅ?」

 

 「落ち着け、一佳!今の会話は、五階じゃない、誤解だ!話せば分かる!断じて、一佳が考えている事はやらかしてない!」

 

 「しらばっくれるな!問答無用!」

 

 「昼飯の場が修羅場になるのは御免被りた⋯あ゙あ゙あ゙あ゙!?頭が潰れるぅう!?」

 

 誤解を解こうと弁明をするも、時すでに遅し、一佳のアイアンクローによって、お仕置きを受けた。ミシミシと鳴る頭蓋骨に苦痛の声をあげる武瑠。B組女子の面々は、武瑠と一佳の様子にドン引きする。

 

 

 「⋯見事なアイアンクローだノコ」

 

 「ん、痛そう」

 

 「一佳の意外な一面が見れたわ」

 

 「一佳さん、強いですね!」

 

 取蔭達が拳藤一佳の怒りを静めたことで、武瑠は痛みから解放された。

 

 「へぇ〜、小森さんはあいどるひぃーろぉ?を目指しているのか」

 

 「アイドルヒーローノコ。それだと、言いづらくないノコか?」

 

 ぐしゃぐしゃになった髪を整え直した武瑠は、食事を再開する。小森の髪から時折見えるシイタケ目を見て、人の眼の多様性を知る。

 

 「東坂さんは、好きなヒーローはいるのですか?」

 

 武瑠は、塩崎からの質問に対して、嬉しそうに答える。

 

 「好きなヒーローか、そうだな。やはり、酒呑童子や鵺を退治した源頼光公。五人張りの剛弓を操り、一矢で二人を討ち取ったとされる源為朝公。東国一の武者平将門公も良い。でも、大百足退治の藤原秀郷公も捨てがたい!」

 

 「それ、ヒーローじゃなくて、歴史上の人物だよ」

 

 柳が武瑠の話を訂正させる。武瑠は、こりゃうっかりと軽く頭を掻く。

 

 「そ、そうか!ヒーローの話題だったな!話が横道に逸れてしまった。うむ、ヒーローならば、ヨロイムシャが好きだな。あの甲冑は見事な造りだ。そして、熟練された二刀流による戦闘は、見応えがある。是非とも、手合わせ願いたい」

 

 「ヨロイムシャが好きなんだ。なんかイメージ通り〜」

 

 「ん、東坂も時偶に古風な喋り方をする」

 

 皆で仲良く談笑していた武瑠だが、突如、武瑠の神力によって、脳内で未来予知が発動した。警報が鳴り、逃げ惑う生徒達。非常口マークと同じポーズを取る飯田。雄英バリアーを破壊する不審者など、断片的な未来が見える。

 

 

 「警報が鳴って人々が逃げ惑う?いや、非常口と同じ飯田も気になる。あれ?前に見た手だらけの敵と黒靄の敵?何で其奴らが雄英バリアーの前にいるんだ?」

 

 「ブツブツと何言ってんの。さっさと食べる!」

 

 「あ、済まん。少し考え事をしていた」

 

 スパン!、と武瑠の頭を引っ叩く一佳。一佳に頭を叩かれたことで思考の海から戻った武瑠は、一言謝り、食事を再開する。

 

 すると、校舎内にある警報装置が作動した。

 

 

 《セキュリティゲート3が突破されました》

 

 《生徒の皆さんは、速やかに屋外へ避難してください》

 

 警報に戸惑いを隠せず、パニックになる食堂。

 一方、プレゼント・マイクとイレイザーヘッドは、マスコミの対処に勤しんでいた。

 

 「オールマイト出して下さいよ! いるんでしょう!」

 

 「非番だっての」

 

 「一言コメント頂けたら帰りますよ!

 

 「一言録ったら、二言欲しがるのがアンタらだ」

 

 

 「不法侵入だぜ。これもう敵だ。ブッ飛ばしていいかな?」

 

 「やめろマイク、あることないこと書かれるぞ。

⋯ここは大人しく警察を待とう」

 

 

 パニック状態の食堂では、警報による焦りから生徒同士のトラブルが勃発していた。その時、小森とポニーも被害に遭っていた。

 

 「流されるノコ!?」

 

 「Oh、no!人混みは苦手です!」

 

 「希乃子!ポニー!」

 

 一佳は、二人の手を掴もうとするが寸前で空振り、二人はそのまま人波に流された。

 

 「っち!今、救ける!」

 

 武瑠は、気力を放出し、掌に特殊な鈎縄を具現化させる。そして、伸縮性のある特殊鉤縄を天井の吊り鉄骨に絡ませ、ターザンロープの要領で、人波に巻き込まれた二人の救出に向かう。

 

 「おい、天井を見ろ!」

 

 「鳥だ!飛行機だ!」

 

 「違う!アレは人間だ!」

 

 避難で押し潰れている生徒達は、昔のスパイ映画のように縄で移動している武瑠の姿を見て、驚愕した。

 武瑠は、片手を出し、二人に手を繋ぐように促す。

 

 「二人共、手を繋いだら、どちらが俺に手を差し出せ!」

 

 武瑠の指示を聞いた小森達は、手を繋ぎ、ポニーが腕を上げた。武瑠は、ポニーの手を掴み、二人を引き上げ、腰を抱きかかえる。すかさず、小森とポニーの身体が落ちないようにロープを瞬間で具現化させ、巻き付けた。

 

 「スカートは、押さえといた方が良いと思うぞ」

 

 武瑠からの助言に、見えないようスカートを押さえる二人。武瑠は、一佳が巨大化させた手を目印に元いた机へと戻り、二人を降ろした。

 

 「皆さん、大丈ー夫!」

 

 出口から大声が聞こえ、誰もが何事かと出口の方へ振り向く。出口にある非常口マークの場所で、飯田が同じポーズで避難誘導をしていた。

 

 

 「ただのマスコミです!何もパニックになることはありません!大丈ー夫!」

 

 「ここは雄英!最高峰の人間に相応しい行動を取りましょう!」

 

 飯田の機転と麗日のファインプレーにより、食堂でのパニックが終息した。

 

 放課後のホームルームでは、緑谷の一声により、学級委員長は、飯田に指名された。飯田は、緑谷からの任命を受け、委員長としてクラスを率いることを宣言する。

 彼の呼び名が非常口飯田として、親しまれるようになったのは、また別のお話。

 

 

 

 舞台は変わって、雄英高校の門前。根津校長と教職員達は、粉々に破壊された雄英バリアーを見て、不審者による個性の仕業だと断定する。

 

 「ただのマスコミがこんなこと出来る?邪な者が入り込んだのか。そそのかした者がいるね⋯もしくは、宣戦布告の腹づもりか⋯」

 

 「各教員は、気を付けて注意してくれたまえ」

 

 根津は、教職員ヒーローに指示を出した。

 

 

 

 「フフフ、敵連合の第一計画がもうすぐ始動するね。君の驚く顔が楽しみだよ。オールマイト?」

 

 

 何処かの地下深くにて、一人の巨悪が静かに嗤っていた。

 




飯田に票を入れたのは、武瑠です。

敵連合襲撃における最初の武器

  • 日本刀
  • 薙刀
  • 双節棍
  • 人間バット
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