ジークアクス世界の闇堕ちアムロ   作:gジェネサイコー

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本編との違いをまとめてみました。


背景設定:『ジークアクス世界の闇堕ちアムロ』世界観

背景設定:『ジークアクス世界の闇堕ちアムロ』世界観

 

1. 地球連邦軍・連邦政府について

 

かつてジオンに勝利した“本来の宇宙世紀”とは異なり、このジークアクス世界では地球連邦はジオンに敗北したという歴史を持つ。

この敗北により、連邦政府と軍上層部は市民・政治家・メディアから厳しい批判と追及を受けた。

 

その結果、連邦の姿勢は大きく変化した:

• 慢心の消失:勝者としての特権意識は崩れ去り、軍の腐敗や楽観主義は一掃された。

• 対ジオン戦を主眼とした再軍備と、「本気で勝ちに行く」体制へ移行。

• ニュータイプへの認識も一変。

• かつては「危険分子」として軟禁・排除の対象だったが、

現在では“希望の光”として、本人の意思を尊重しつつ優遇される存在に。

• 「ニュータイプ適性あり」と診断された者には、MSパイロットとしての道を積極的に提示するようになっている。

 

このように、敗戦を機に連邦は本質的に変わった。現場の兵士にも緊張感と使命感が根付いている。

 

 

 

2.アムロ・レイ(『ジークアクス世界の闇堕ちアムロ』世界における設定)

 

父・テム・レイが設計したガンダムは、完成直後にサイド7でジオンによって強奪されてしまう。この事件によりアムロとテムはともに地球へ移送され、連邦軍の本拠地ジャブローに入る。そこでアムロは戦場に出る機会を失い、テストパイロットとして鬱屈した日々を送ることとなる。戦争中期、アムロの戦場での初出撃はジャブロー防衛戦に限られた短期間のものであり、本格的に前線に立つのは、皮肉にも地球連邦が敗北した後であった。

 

ジオンの勝利により、連邦内には「本気で勝たなければならない」という空気が強まり、アムロは“最後の希望”として前線に復帰する。父テムが贖罪として開発したNT-1アレックスを受領し、再び宇宙(ソラ)へと上がっていく。

 

● 原作との主な違い(比較)

• 原作ではガンダムに偶然乗り、戦争中期から最前線に出る。

• 『ジークアクス』ではガンダムを奪われ、戦争中期はジャブロー入りして傍観者。

• 原作では連邦勝利後に軟禁。

• 『ジークアクス』では連邦敗北後に希望として解放・重用される。

 

 

● テム・レイとの関係性

• テムはかつて仕事に没頭し、アムロに父親らしいことができなかったことを悔いている。

• 息子への愛情は持ち続けており、アムロの写真を今も肌身離さず持っている。

• 奪われたガンダムが結果的にアムロの妻を殺してしまったことに強く苦しんでいる。

• テムは自らの贖罪として、アムロのためにNT-1アレックスを設計。

 

 

 

● アレックスとアムロ

• アムロが本来感じていた「機体が自分の反応についてこない」苛立ちは、アレックスには皆無。

• テムの手によって設計されたアレックスは、アムロの意思に即応する理想の機体。

• この機体との高いシンクロは、アムロを“戦いに最適化された存在”へと変えていく。

 

 

● 復讐者としての側面

 

アムロはもはや「ニュータイプ=人類の進化の象徴」として戦ってはいない。

彼の戦いの原動力は、妻シイコを奪い、父のガンダムを穢し、宇宙(ソラ)を盗んだザビ家を滅ぼすための復讐である。

• かつてのような理想主義は消え、冷徹で目的に忠実な存在へと変貌。

• 彼に逆らえる軍人はいない。表向きには階級社会が残っているが、実質的にアムロは“触れてはならない象徴”と化している。

 

 

3. テム・レイ

 

地球連邦軍技術本部所属技術者

ガンダム開発主任/後にアレックス開発責任者

 

 

【経歴と役割】

 

・宇宙世紀初期、地球連邦軍のV計画の中心技術者としてガンダム(RX-78)を設計。

・しかし、そのガンダムがジオンに強奪されたことで責任を問われ、軍技術部から事実上の失脚。

・連邦軍の一部では「連邦敗北の原因の一つ」とまで批判された。

 

 

【敗戦と再評価】

 

・連邦はジオンに敗北。技術的にも人的にも劣勢となった連邦は、再びテム・レイに泣きつく形で接触。

・「ガンダムを奪われた男」から「ガンダムをもう一度作れる唯一の技術者」へと評価が一転。

・こうして彼はNT-1アレックスの開発を任される。アムロ専用に調整されたこの機体は、連邦の希望となる。

 

 

【現在の立ち位置】

 

・軍上層部は、かつて彼を責め立てていたことを完全には消化しきれておらず、内心ではまだ恐れている。

・特に、その息子アムロ・レイが最強のニュータイプとして覚醒して以降、テム父子の力関係は軍の中でも絶対的なものとなった。

 

・現在は、連邦のモビルスーツ開発の中枢に復帰。要望にはほぼ無条件で応じられ、逆らえる者はいない。

 

 

【軍上層部からの扱い】

 

• 連邦敗北後は「テムがいないと勝てない」と理解した軍上層部が彼に再び頼り、要望を可能な限り聞く姿勢へと変化。

・「テム・レイを怒らせるな」

・「アムロが不機嫌になったら誰が止められる?」

・といった非公式通達レベルの忖度が軍内に広まっており、かつての冷遇からは一転して、現在は実質的に“腫れ物扱い”されている。

・ただし、テム自身はあくまで技術者としての使命感と責任感から再び兵器開発に従事しており、復讐や傲慢さは見せていない。

 

【テム・レイのアムロへの思い】

 

テム・レイは、かつて地球連邦軍の技術者として、兵器開発という仕事に没頭するあまり、父親としてアムロに寄り添う時間をほとんど持てなかった。

「仕事が忙しい」――そう自分に言い聞かせながらも、アムロが幼いころに交わした会話の少なさや、成長を見届けられなかったことを、今も胸の奥で悔いている。

 

それでも、アムロの写真を研究室の引き出しに大切にしまっており、常に持ち歩いていた。

戦時中、誰よりも彼が無事でいてくれと願っていたのは、間違いなく父親であるテムだった。

 

そして、その彼が開発したガンダムがジオンに奪われ、結果的に戦況を決定付け、アムロの妻・シイコを死に追いやる引き金となってしまったことに、深い悲しみを抱えている。

 

「あのとき、もっと慎重に開発していれば…奪われない仕組みを設けていれば…」

そんな悔恨は、夜な夜な研究室の片隅でひとり静かに嗚咽を漏らすほどだった。

 

テム・レイにとってアムロは、兵器開発の成果を乗せる「パイロット」ではない。唯一の息子であり、償いきれない過去に対する、希望と贖罪の象徴でもある。

・アムロが復讐に傾いていることに対しては内心懸念もしており、「自分の作ったガンダムがまた誰かの心を壊すのか」と苦悩を抱えている。

 

 

 

4. 強化人間について

 

かつて連邦は、ジオンのニュータイプ部隊に対抗するために強化人間計画を推進した。

薬物投与、精神暗示、記憶改変、外科的改造などによって、人工的にニュータイプ能力を引き出そうとした試みである。

 

しかし、実戦の戦果・模擬戦の中で彼らはアムロ・レイやヤザン・ゲーブルといった本物のエースには敵わなかった。

多大な費用と犠牲を払ったにも関わらず、得られた成果は限定的であり、計画は凍結される。

 

アムロとヤザンの反応

 

アムロ・レイは、実際に強化人間たちと戦場で対峙する中で、

「彼らは兵器ではなく、人間だ」と強く認識していた。

• 彼らは「作られたニュータイプ」ではなく、“無理やり戦場に送り出された被害者”だと考えていた。

• 「強化人間計画を完全に廃止してほしい」と上層部に直談判したこともある。

• 戦争に利用され、廃棄されるように扱われる強化人間を見たアムロは、強い嫌悪を抱いていた。

• 「こんなことを続けるくらいなら、普通のパイロットを育てるべきだ」と訴えた。

 

一方で、ヤザン・ゲーブルもまた「強化人間は使い捨ての兵士ではない」と考えていた。

• 彼はニュータイプではなくオールドタイプのエースだが、

戦闘技術と経験の積み重ねこそが生き残るために必要だと確信していた。

• 「強化人間を生産しても、結局オレやアムロには勝てないんだろ?」と冷笑しつつも、

「ならばそんな計画は無意味だ」と合理的に結論づけていた。

• さらにヤザンは、強化人間が使い潰される実態に苛立ちを覚えていた。

• 彼らは戦闘の駒として扱われ、不要になれば簡単に処分される。

• 「せっかく手間かけて鍛えた兵を、上が無駄に使い潰してんじゃねえ」

——そうした上層部の戦略に対して、ヤザンなりの怒りを持っていた。

 

 

凍結後の強化人間の扱い

 

強化人間計画の中止後も、すでに作られてしまった強化人間たちの処遇は、複雑な問題として残された。

彼らは心身ともに傷つき、「戦場で壊れるまで戦わせるか、研究機関に幽閉するか」という二択を迫られる立場にあった。

 

アムロやヤザンはこの状況に異議を唱え、以下のような指針を提案・浸透させた:

• 可能な限り、本人の意思を尊重する。

• 人間として接することができるエース級パイロットの下で戦ってもらう。

とくに、アムロやヤザンなど強化人間を恐れず、尊厳を持って扱える人物の部隊に配属する。

• 戦場を望まない者には、治療と精神ケアを優先しつつ、テストパイロットや訓練教官といった別任務を提示する。

 

これにより、一部の強化人間たちは「ようやく人間として扱われた」と感じ、再び連邦のために戦う道を選ぶ者もいた。

だが、そうではない者たちもまた存在し、“人為的に作られた兵士たち”の運命は今なお、連邦の傷跡として残り続けている——。

 

 

 

 

5.ブライト・ノアの立場の違い

 

― 本来の宇宙世紀との比較 ―

 

◆ 本来の宇宙世紀(原作世界)

• ホワイトベースの本来の艦長が負傷したことにより若き艦長として配属される。

• アムロをはじめ少年兵たちを指揮し、激戦を乗り越える。

• アムロが独断行動を取った際には、

「修正(ビンタ)」で指導するなど、軍人として厳格な統率をとる。

• 指揮官としての責務と、戦場での規律を重視する姿勢が強かった。

 

 

◆ 『闇堕ちアムロ』の世界(if世界)

• ホワイトベースJrの艦長として再登場。

• 連邦がジオンに敗北し、アムロは「希望の象徴」として扱われているため、

非公式ながら『アムロに逆らうな』との通達が上層部から下っている。

• そのため、アムロがどれほど危険な判断をしても、

• 修正ビンタなどは不可能。

• 言葉での説得や助言以上の強制力を発揮できない。

• かつてのように“育て導く”指揮官ではなく、

“爆弾の導火線を見守る管理者”のような立場になっている。

 

つまり、かつての「軍規でアムロを抑えた男」から、

この世界では「アムロに物申せない、後方から支える存在」に変わっており、

関係性も上下ではなく、戦力差と政治的重圧を含んだ“対等未満”のものとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

6.セイラ・マス

 

本名:アルテイシア・ソム・ダイクン

年齢:20代後半

所属:地球連邦軍 → 戦後は予備役

 

 

【人物像と立ち位置】

 

シャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)の実妹。ジオンの血を引きながらも、兄とは対立する道を選び、地球連邦軍に参加。

『ジークアクス』世界では連邦が敗北したことで、軍における立ち位置や責任も複雑になっている。

 

本来の宇宙世紀ではホワイトベースで通信士・医療担当として活躍し、その後も戦場には立たなかったが、『ジークアクス』では自身でモビルスーツ(軽キャノン)に乗り込み、最前線で戦った。

 

 

【過去と因縁】

 

ジオンとの戦闘において、兄シャアの乗る赤いガンダムに敗北。シャアは戦闘中にゼクノヴァ(巨大なニュータイプ共鳴現象)を引き起こし、そのまま行方不明となる。

セイラはこの出来事を「因縁の終着」と捉え、それ以後は戦場から距離を取った。

 

しかし、復讐者となったアムロの姿を見て、かつて兄に囚われた自分と重ね、再び彼との向き合いを余儀なくされる。

 

 

【戦後の立ち位置】

 

・現在は連邦予備役であり、軍務には就いていないが、政治的発言力を持つ存在として評価されている。

・ニュータイプ政策にも関心を持ち、強化人間やニュータイプへの人道的扱いを訴える市民団体とも連携中。

 

 

【アムロとの関係】

 

かつて戦友として信頼を寄せていたが、アムロが復讐に囚われてからは距離を置くように。

一方で彼の孤独や喪失感に共感し、少しでも「光」の側に戻ってきてほしいと願っている。

 

 

戦後復興の波が押し寄せるコロニー内。昼下がりのカフェのテラス席。

雑踏から少し離れた静かな空間で、セイラ・マスは目の前の男を見つめていた。

アムロ・レイ。戦後、ジオンを追い続ける「復讐者」となったかつての仲間。

 

「あなたが……こんなふうになるなんて思ってもみなかった」

セイラの声には、迷いと痛みが混じっていた。

 

アムロはコーヒーのカップを片手に、視線をカップの底に落としたまま答える。

「そうかい。僕は……こうなるしかなかったと思ってるよ」

 

「……私は、シャアを止められなかった。赤いガンダムに乗った彼に敗れて、戦場で倒れた。

でも、ゼクノヴァで彼が消えて、ようやく……終わったのよ。私たちの因縁も」

 

アムロはその言葉にわずかに目を細めた。

「君は終わったと思ってる。でも僕にとっては、そこから始まったんだ。

シイコを殺されたあの日から、全てが」

 

セイラの表情が曇る。「あれは……彼女が、シャアに似た赤い機体を見て――」

 

「わかってる。僕が彼女を守れなかった。それが全てだ」

アムロは低く言い切った。「シャアの亡霊を見て暴走した彼女を止めることも、あの場から逃がすこともできなかった。

だから僕は、全部に決着をつけなきゃいけない。ゼクノヴァで終わった? 違う、僕はまだ終わってない」

 

セイラは椅子の肘掛けを強く握りしめた。

「なら、私は……また同じことを繰り返すの?今度は、あなたを止められずに見送るの?」

 

アムロは立ち上がり、席を離れながらふと振り返った。

「もし、あのときシャアを止められていたら……君は、こんな気持ちにならなかったかもね」

 

「でも私は……シャアを止められなかった。あなたも、止められないかもしれない」

セイラの声はかすかに震えていた。「それでも、願ってる。あなたが“光”の中に還ってくれることを」

 

アムロは応えず、静かにその場を去っていく。

セイラの視線は、彼の背中に最後まで注がれていた。

 

コーヒーの香りだけが、ふたりの間に残っていた。

 

 

 




今まで背景設定って長いな〜って考えながら読み進めてたけど書いてみて作者様たちの気持ちがよくわかった。
書くのかなり大変だわ。6つ本来の宇宙世紀との違い出しただけなのにほぼ3話分の文字数になった。

書いててんだけどアニメのジークアクス世界って自分の闇落ちアムロ程でなくてもホワイトベースクルー生きてたら曇りまくってない?

既に幕間が本編の2倍あります。かといってアニメが進んでジオン周りの情報が出ないと次が書けません。読者様方てきにはどんな感じですか?

  • 幕間が3倍になろうが4倍になろうが↓
  • 関係ない。書け(無慈悲)
  • アニメが進んだら書いて(慈悲)
  • 作者のペースで書いて(聖人かな?)
  • どうでもいい
  • 以上テスト兼読者様の意見を聞く回でした
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