強めの幻覚を視たので
「トレーナー! どういうことですかっ!? 私の担当を降りるって……!」
黒髪のウマ娘はトレーナー室に入ってくるなり、胸ぐらを掴まんとする勢いでトレーナーに迫った。
中年と呼ぶにはまだ早い男のトレーナーは元々よれていたワイシャツをさらに皺くちゃにされながら、誤魔化すように寝癖のついた頭を掻きつつ冷静に返答した。
「どこからそんな話が―――まぁ、仕方のないことだよ」
「トレーナーは私を見捨てるというのですか!?」
「見捨てる―――そう、僕は君を見捨てる。君を勝たせるために」
「そんな……!」
絶望を顔に浮かべ、彼女はトレーナーの首元から手を離す。トレーナーはシャツの首回りを直しながら彼女に向き合った。
「君と出会ってもう4年になるのか。ついぞ僕には君を重賞で勝たせることは出来なかった。幸運なことに君は長く第一線で走り続けられているが、その幸運もどこまで続くか分からない。であれば、勝たせることが出来そうな人に君を引き継ぐというのも僕の仕事のうちだろう。周りからもよく言われるしね」
「私は―――貴方以外をトレーナーと認めることは出来ません。それこそ4年も貴方に―――いえ、貴方と進むトゥインクルシリーズに捧げてきたのです! 責任というものがあるでしょう!?」
耳を後ろに引き絞り、ウマ娘としては最大限の怒りを示す。事実、勝ててはいないが成績は良いのだ。G1で2着4回、3着2回、他の重賞でも掲示板多数。大きな怪我もなく安定して好成績をあげられているのは、このトレーナーの優秀さを端的に示すものであろう。
普通のウマ娘であれば、そろそろ引退して次の道に進んでいてもいい時期である。だが彼女は既に引退した優秀な同期や後輩のライバル達の分まで走りきらんと、つい先日惜敗した春の天皇賞からの巻き返しを図ろうとしていた矢先であった。とんでもなく無責任な行為であるという憤怒が湧くが―――その時、ふと冷静になった彼女に疑問が湧いた。果たしてこの男はそれほど無責任な男であっただろうかと。
控えめに言っても自分は数年にわたって重賞の掲示板の常連で居続けられるようなウマ娘では無い。マチカネフクキタル、エアグルーヴ、サイレンススズカ、メジロブライト、スペシャルウィーク、グラスワンダー、セイウンスカイ、エルコンドルパサー、そしてテイエムオペラオー……いずれも自分を打ち負かしてきた時代を代表する優駿たちだが、活躍してきた長さで言えば自分の、いや、自分たちの勝ちであるとも言える。その勝利を彼は放棄するというのだ。
あまりにも不自然である。『阿寒湖総大将』などと揶揄されながらも素知らぬ顔をして結果を出してきたこの男が、周囲の圧力や『勝てない責任』などという訳のわからないモノによって責任を放り投げるような奴であっただろうか。
彼女は糺すように彼に訊いた。
「何か……他に理由があるのですね」
「どうしてそう思うんだい?」
「女の勘」
トレーナーは大きく溜め息をこぼし、椅子に深く腰を掛け直した。「上手くいかないものだね」と呟きながら冷めたマグカップのコーヒーに口をつける。
「どうやら僕にはトレーナーの才能に加えて、演技の才能もないらしい」
「前者はともかく、後者は最初から無かったでしょう。私が見てきた限り」
「これは手厳しい」
「誤魔化さないで」
トレーナーは親指で強く両の眼窩を押さえ、暫し黙考した。彼女は立ったままその姿を見下ろす。
彼はたっぷりと時間を取った後、ぽつりと零した。
「ガンだ」
「―――はい?」
「去年の健康診断で引っかかってね。再検査もしてみたんだけど、どうやら僕は悪性の腫瘍というものを患っているらしい」
「そんな―――」
「幸運なことに、ただちに命に関わるというものでも無いらしい。だが治療を続けながらトレーナー業を行うことは不可能だと医者に言われてしまった」
「治るの……ですよね……」
「治してみせるよ。なにせ無責任にも君を放り出すのだから。それくらいの対価はあっても良いだろう」
治して見せると彼は言ったものの、まず彼女の脳裏に浮かんだのは最悪の未来だった。輝く綺羅星たちの"優秀な"バックダンサーとしてレース人生を終え、心の中に未練を抱え込ませたまま彼が最期の時を迎えるという。
無論、一般的な知識としてガンにも程度があり、根治することは十分に可能だということも彼女は知っている。だが根治する程度の腫瘍であれば、彼は自身の担当を降りずに続けられたのではないかという疑念もまた持つこととなったのだ。
話している限り、自分の担当を降りるというのは彼の中で決定事項であるようだ。であれば、彼女は彼女にとって出来ることをするだけだ。
「勝ちます」
「うん?」
「次の目黒記念、私は勝ちます。だから、見ていて下さい。貴方の指導が間違っていなかったということを証明してみせます。そして、約束してください。何があっても諦めないということを」
「もちろんだよ」
その言葉を聞くと、普段通りのクールさを取り戻したかのように彼女はさっと背を向けてトレーナーの元を去った。
一筋の零した涙を見られないように。
▼
圧勝。圧倒。
まさにそんな内容だった目黒記念以降、彼女は掲示板に載ることすら難しくなってしまった。秋シニア三冠路線を走ったものの、その年のG1最高順位は宝塚記念の4着。世紀末覇王の誕生を後ろから眺めるしかなかった。
このままでは良くない。そのような感情を彼女は抱いていた。
風向きが変わったのは7着に敗れた有マ記念から年が明けての日経新春杯を最大ハンデで勝利してからである。後輩であり友人でもあるトゥザヴィクトリーから共にドバイへ参戦することを誘われたのだ。
シニア世代はテイエムオペラオーとメイショウドトウの2強ムードが強くなっている。さらにその下の世代、アグネスタキオンやジャングルポケットの脚音も迫ってきている。
さらに言えばシニア級ももう4年目だ。さすがに成長曲線も止まりつつある。むしろこの時期で衰退期に入っていないことの方が驚きではあるが、今年を逃してしまえば来年以降G1を獲れるチャンスはもっと減る―――否、無くなってしまうと彼女は感じていた。
焦る理由はまだある。彼の体調だ。
この時期の彼は小康と明らかな不調を繰り返す状態であった。いくつかの手術と投薬治療を経て最低限の日常生活を送ることは出来ていたものの、とてもではないが激務といわれるトレーナー業に戻れる状態ではないことは誰の目にも明らかだった。
自宅療養中、彼と彼女とはSNSや会話アプリなどを通じていくつかのやりとりも行っていた。その会話の端々に彼女は彼の
ある意味では現実逃避に近いかもしれない。だが、ドバイ遠征というのは現状を打破する解決策の一つであると彼女は強く考えたのである。
彼女から
曰く「ドバイで世界最強を倒してきます」と。
この時期の世界最強と言えば地元UAEのエースであるファンタスティックライトであった。英ダービー馬のハイライズや凱旋門賞馬のサガミックスを相手にしての勝利。コロネーションカップ、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、マンノウォーステークス、ブリーダーズカップ・ターフといった名だたるレースでの好走。連戦を押して出走したジャパンカップではテイエムオペラオー、メイショウドトウと僅差の3着。さらに暮れの香港カップでは2つ目のGI制覇を達成し、この勝利によって「ワールドシリーズレーシングチャンピオン」に輝いた。ファンタスティックライトは現役の身でありながら、歴史に名を遺すウマ娘の一人になりつつあったのである。
一方の黒髪の彼女はと言えば「世界最強を倒す」と大見得を切ってドバイ入りしたものの、絶不調のさなかにあった。
「……すみません、トレーナー」
「いや、俺も悪かった。まさか香港の乗り継ぎでトラブって、ドバイにつくまで30時間もかかるとは……メシ、食えるか?」
「最低限なら大丈夫です。ですが体重を戻すまでは……」
「海外のレースは日本と違って明らかな先行有利だ。逃げウマがラビットくらいだからな。だからお前さんにもこないだの日経新春杯と同じような先行策で行ってもらうつもりだったんだが……こうなってしまっては仕方ねぇ。去年の目黒記念、あの時と同じでいこう。後方待機で最後の直線勝負だ」
「わかりました」
「はっきり言って勝算と呼べる勝算は無え。だが、お前さんが勝つならこれだ。幸か不幸か、お前さん自身のドバイでの評価は高くない。あえてマークしてくる奴もいないだろう。全員の意識の外からブっ差す」
「はい」
「世界中に見せてやろう、君の実力を。そして、日本で待っている
「はい」
「よし、行ってこい!」
翌日のスポーツ新聞では控えめに彼女の記事が載った。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
ドバイシーマクラシック(G2) ナド・アルシバレース場 左・芝2400m 天候:晴 良
1着 ⑭(JPN)ステイゴールド
2着 ⑤(UAE)ファンタスティックライト(ハナ)
3着 ⑬(GER)シルヴァノ (2バ身)
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
これまでもタイキシャトル、シーキングザパール、エルコンドルパサーなど海外重賞を制覇したウマ娘はいたが、彼女らはいずれも海外に起源をもつウマ娘であった。日本で生まれ、育ち、世界を制したのはフジヤマケンザン以来5年ぶり、3人目の快挙である。G2とはいえ並みいる世界の強豪が参加するG1と差は無いレースで、ステイゴールドは快挙を為したのである。
ちなみに同行したトゥザヴィクトリーはドバイワールドカップで2着という、日本のウマ娘としては過去最高順位であり、こちらも比類なき快挙であった。
彼女らが帰国すると、URA、トレセン学園は思っていた以上の盛り上がりを見せていた。ステイゴールドやトゥザヴィクトリーの活躍だけではなく、皐月賞を圧勝したアグネスタキオン、天皇賞春を連覇したテイエムオペラオー。誰もかれもが新時代の到来を実感し、彼女らを
だが、その集団の中に彼の姿は無かった。
▼
白く整えられた病室。彼ことステイゴールドの元トレーナーはいくつものチューブに繋がれ、入院生活を送っていた。春先にひいた風邪をこじらせた結果、ウイルスが免疫力の弱った体に直撃したのである。
帰国したステイゴールドが目にしたのは、最後に会った2カ月前とはうってかわって弱りはてた彼の姿であった。その時は多少顔色を白くしながらも、いつものような薄い笑みを浮かべて抗がん剤治療に取り組んでいたのだが、今の彼は鎮静剤で意識レベルを抑えられているせいか見舞いに来た彼女に気づくことすら出来なかった。
彼女はぜえぜえと弱弱しい呼気で口元に取り付けられた酸素マスクを曇らせるだけの彼を見て愕然とし、彼の残された時間について楽観的な部分を捨てることにした。
彼が彼女に話した限りでは、彼は一人っ子であり、早くに亡くした両親も一人っ子、既に亡くなった祖父母の兄弟の所在は知れないとのこと。平たく言えば天涯孤独の身である。
トレーナー試験に合格した後は府中の片隅で一人暮らし。
失礼ながらも初めて会った時から感じていた幸薄い空気感は、おそらく彼の生い立ちが色濃く反映されたものなのだろう。
見舞からトレセン学園に戻ってきた彼女は、共にドバイを勝ち取った今の担当トレーナーのところに足を運んだ。
「早いじゃないか。先輩、どうだった」
「酷くなっていた。楽観的な考えは、捨てた方がいいかも」
「……っ!?」
「トレーナー、私は勝つよ。今年、G1を、私が勝つ」
一言一言、区切るように強調して、自分自身に言い聞かせるように彼女は語った。
残された時間は少ないかもしれない。私にも、彼にも。
彼女は選ばなければならなかった。
「トレーナー、教えて。私は勝てる? どこのG1なら、勝てる?」
「……宝塚、秋天、JC、有馬。現実的に考えればこのあたりを目標にすべきだろう。だが―――」
「勝てるビジョンが見えない」
彼女はトレーナーの言葉を引き取って結論を出した。
「想定する相手から考えてみよう。まずシニア級からはテイエムオペラオー、メイショウドトウ、ナリタトップロード、あとはエアシャカール。クラシック級は出走するかわからないが、皐月賞から判断するなら有力どころはアグネスタキオン、ダンツフレーム、ジャングルポケットあたりだろうか」
「えげつないね」
「スペシャルウィークとグラスワンダー、エアグルーヴやサイレンススズカを一気に相手にするよりはマシだろう」
「確かに―――そう考えたら、私の対戦相手っていつも理不尽」
「その理不尽の代表格である『世界最強』にアウェーで勝ったのだから、無理な話じゃないだろう―――話を元に戻すが、過去成績で見たら2着2回*1の秋の天皇賞が一番現実的と言える。京都大賞典をステップに秋天を獲りに行くのが目標だ」
「それでもダメなら?」
「そのままJCと……有馬へ行くかは疑問だな。中山は君には向かないから」
「年末だったら腹案がある」
「なんだ腹案って?」
「―――香港」
その後、彼女はドトウが一矢を報い、
後ろから。
▼香港ヴァーズ(G1) 香港・沙田レース場 右・芝2400m 天候:晴 良
車椅子に乗った男が黒髪のウマ娘に押され、レース場に入ってくる。
「トレーナー。ここが私の、ラストラン」
「そうか。随分と遠くまで来たもんだ」
「ドバイよりは近い」
彼は「確かに」と苦笑しながら、げほげほと咳き込んだ。
この年、彼の元教え子が奮闘している間、彼もまた病魔と奮闘していた。一時期は命さえ危ぶまれる状況になったが何とか持ち直し、こうして介助付きながらも海外まで出られるようになったのである。少し離れた場所には彼女の育成を引き継いだ彼の後輩トレーナーも控えており、万が一の事態に備えている。
肉はそぎ落とされ、骨と筋、何より髪の抜けた頭を保護するニット帽が目立つ彼もまた、彼女とは別のところで戦っていたのである。
完治はしていない。長い長い治療という旅の途中である。
「体調はどう?」
「良くはないけど、思ったよりは悪くないよ」
「一時期は本当に心配した」
「君に『何があっても諦めるな』って言われちゃったからね―――本当に僕で良かったのかい?」
「良い。あの人もその方が良いって言ってた」
「僕は何一つ君にアドバイスしてあげられない」
「良いの。貴方が見守ってくれるから私は49戦も走ってこられた」
「長い旅だったね。ラストランにすること、後悔していない?」
「していない。むしろ―――走るよりやりたいことが出来たから」
彼女がそう言うと、トレーナーは不思議そうな顔を向けた。
「やりたいこと? また旅にでも出るつもりかい? いつだったか……そう、阿寒湖特別の前、やまゆりSの後だったか。グラスワンダーとスペシャルウィークに負けた宝塚記念の後もだね。君はスマホを置いていつもふらっと1カ月も2カ月もいなくなって―――」
「旅はいつでも出来る。私は、貴方の教えを後輩たちに伝えなければならない」
「僕の教え―――」
思っていた回答と違ったせいか、自分のことのくせによくわからないような顔をした彼を見て彼女は薄く笑った。
かつて、彼がしていたのと同じように。
「私は行儀の良いウマ娘じゃなかった。ただ何となく型に嵌められて、何となく走り、何となくレース人生を送る。そんなのが嫌で嫌で仕方がなかった」
「……君には実力があった」
「あったかもしれないし、あるいは無かったかもしれない。でもそんなことは、今はどうだっていい。重要なのは、そうやって自分を持て余したウマ娘がこのトレセン学園にはまだまだ多いってこと。そして、貴方のお陰で私は今日此処まで辿り着けたということ」
「……ありがとう」
「繋ぎたいの。この想いを、後輩たちに。
デビューから5年間、正確に言えば彼が担当を降りるまで3年半、共に駆け抜けてきた絆、あるいはそれ以上の何かを彼女は表現したがっているのだと彼は感じ取った。
「―――なら、勝たないとね」
「うん。見てて、トレーナー」
「見てるよ。特等席で」
彼と彼女は正面から視線を合わせる。
「ねえ、デビュー戦の時、貴方が何てアドバイスを贈ったか覚えてる?」
「どうだったかなぁ。5年も前のことだし、僕の脳みそはもう昨日のことさえ思い出せないくらいポンコツなんだ」
「嘘つき。覚えてるくせに」
2人は同時にフッと笑った。
「「楽しんでおいで」」
2人の声が重なる。
「行ってきます、トレーナー」
「行ってらっしゃい」
2人の声が離れる。
旅の終わりは、もう間近だ。
▼
香港ヴァーズは大方の予想に反し、意外にも静かなスタートで始まった。
注目されていたのはイギリスのダリアプール、ジンダバト、UAEから参戦したエクラール、そして日本のステイゴールドであった。ステイゴールドは国内の成績こそパッとしなかったものの、同年のドバイシーマクラシックでファンタスティックライトを差し切って勝利したことを評価され、1番人気に推されていた。
静かに始まったレースの流れが変わったのは第2コーナーをまわり、向正面に入ってからである。好位につけていたエクラールが先頭を奪い取らんと仕掛け始めたのだ。
一方車椅子で観戦する彼と、エクラールが作る激流の中を漂う彼女は意外にも冷静であった。
『―――さぁ第3コーナーに差し掛かろうというところ、先頭はエクラールに代わります。一気にスピードを上げてエクラール、1バ身のリード。内の方からはインディジェナスも上がっていく。日本のステイゴールドはまだ中団。先頭までは10バ身のところにつけています!』
よし、いいぞ。まだ我慢だ。沙田の直線は長い。十分に差しきれる。
『最終コーナーをステイゴールド、外を回っています。先頭から5番手、いや4番手、徐々に差を詰めていきます!』
先行勢はもう一杯だ。目標は
『さぁ直線向いて先頭はエクラール、ドバイ! 2番手まで3バ身のリード! しかしステイゴールドが上がってくる! 4番手から3番手、2番手! ステイゴールド一気に2番手まで上がってきた!』
領域を出すなら此処……ッ!
黄金の旅路
『残り300メートル! だがまだ先頭まで5バ身ある! ステイゴールド追ってくる! 200メートルを切った! だがまだ先頭までは3バ身くらいある! ステイゴールド頑張れ! ステイゴールド追ってくる! 単独2番手だがまだ3バ身ある!』
行け……ッ!! 届け……ッ!!
『ステイゴールド! ステイゴールド! 差し切れ、ステイゴールド! エクラール! ステイゴールド! ステイゴールド! ステイゴールド! ステイゴールドォォォォォォ! 差し切ったぁぁぁぁぁ! ラストランを見事に飾ったステイゴールドッ! 先に抜け出したエクラールをきっちりとゴール板前で差し切りました!』
僕たちの、勝ちだ。
《了》
衝動で書いてしまいましたが、ステゴの口調がおそらく違うんですよね。「ぼく」「おれ」「あたし」どれなんだろう。
判明したら修正するかもです。
蛇足ながら、私の脳内ではトレーナーはその後闘病を続けながらも何とかトレセン学園に籍を置き続けています。愉快な芦毛やギャンブルジャンキー、暴君やその姉上に絡まれながら。
また、彼の後任トレーナーは1話に出てきた先輩トレーナーです。
ステイゴールドはウィキペディアを読むだけでも小説を一本読んだかのような満足感。
早く育成したいなぁ。