青き空で兵器は何を見る   作:梅雨空 蒼穹

1 / 4
プロローグ

「はぁ…はぁ…」

呼吸がとても浅い。

身体中に激痛が走る。

片脚はいまだに引きずっている。

だが、歩みを止めることはない。

奴らから逃げる為に。

アイツらから託された想いを叶える為に。

だから歩く。

どれだけ身体が壊れようとも。

永遠に治るこの忌々しい呪い(実験の産物)を利用してでも。

遠くから声が聞こえてくる。

奴らが近付いてきているのだろう。

バァン

「グッ…!」

大きな爆裂音と共に引きずる脚に激痛が走る。

どうやってでも連中は僕を捕まえたいらしい。

…捕まってなんかたまるか。

必死に脚を動かし、されど音を立てずに出来るだけ視認されにくくしながら逃げ回る。

奴らは一時的に見失ったようだが、すぐに見つけてくるだろう。

何か錯乱をしようとしてもそれでバレてしまう。

お陰で奴らに実験させられた能力を利用出来ない。

身を潜めながら必死に考え込む。

いつもあまり使わないちゃらんぽらんな頭を回転させる。

そんな時、背筋に酷い悪寒が走る。

ゆっくりと急いで場所を変えていく。

ある程度離れた途端、赤い光が先ほど居た場所から出現する。

火炎放射器だった。

奴らは火炎放射器を取り出し、この森ごと燃やしてしまおうという魂胆なのだろう。

…どうせそれでも僕は死ぬことはないからだろう。

それからいまだに治らない傷にイラつきながらも必死に隠密行動をしていく。

このまま逃げたとしても、森を抜けてしまったら一網打尽だろう。

この森の中でどうにか出来ないだろうか。

そんな事を考えていると。

後ろからゴゥッという音が聞こえてくる。

「…アツッ!」

先程燃やされた木々の火が近くまで迫ってきていたのだ。

どうにか出来ないかと必死に頭を回しながら歩く。

ヅルッ

「うわッ!!」

頭にリソースを回し過ぎた結果、足元にあった穴に気づかずに落ちてしまった。

落ちてしまった以上、悔やんでいる暇などない。

とにかく先に続く穴を辿っていくしかない。

進んで…進んで…進んで…進んだ。

穴は少しづつ小さくなっていく。

何があろうとも、今更引き返すことは出来ない。

少しでも希望があるならそちらに進んでいくしかない。

これが自分が…アイツらが納得する道だから。

すると突然、穴の中が光に包まれる。

光が収まり、目を開ける。

「…え」

すると目の前には、とても立派なビルととても青く透き通った空だった。

訳が分からなかった。

穴の中を辿っていたはずなのに、気づいたら立派なビルの前にいる。

…いや、何で?

脳が理解を出来ない。

まず読み込もうとしなかった。

遠くから話し声が聞こえてくる。

女性達と…男性の声だろうか。

普通の日常会話をしていたようだった。

奴らは居ない。

奴らを巻けたことを心のそこから喜ぼうとした。

だが、身体は動かない。

緊張の糸が切れてしまったのか、身体が言う事を聞かない。

僕は力無く倒れてしまった。

遠くから誰かの叫び声と共に意識がフェードアウトしていく。




どうでしょうか…
こんなこんな感じでプロローグですけど、なんかダメな気がしますねぇ…
まぁアホアホ野郎の駄文だから気にしちゃ負けなんですけどね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。