結局十香のすぐ後で、四糸乃と一緒に物語で絡ませようかなあ、なんて。
暴走する四糸乃を助けるシーンがあってもいいとおもうの。
まあ、主人公の名前とかまだ出てこないんですけどね。
琴里も全然出てきませんね。
大丈夫です、士道君が鎖君を(あーんなことやこーんなことで)落とす時いっぱいとうじょうするはずさ!!・・・・・・・ガンバロ。
初めまして。黒ジャージ装備俺こと、黒神鎖は精霊である。
なんで男なんだよって言われても男だからしょうがないと思う。
・・・まあ確かに?俺以外皆美少女ですけど?こんな野郎は嫌だと思うけど?
この扱いは酷いだろ。
「嘘だろ・・・精霊が、男っ!?」
倒れている少年は驚愕しながら俺を指さす。・・・おいコラ人を指さすな。精霊だけど!
「識別名不明の精霊発見。男のようね・・・男の精霊なんて初めて見たけど、精霊は精霊よ。皆、準備はいい?」
「ちょ、準備はいい? じゃねーよ! 俺の話を聞いてくれ! 俺は攻撃するつもりないんだって! ちょっと気が抜けて空間震が・・・ってあれ? いつもよりコントロールが・・・あっ、ちょっと待てって! お、おぃいいいいいいいっ!!」
「今回の相手はファーストコンタクト。反撃される前に撃破よ! 被害をこれ以上出さないために・・・――――撃てぇっ!!」
なんか空に浮かんでる変な奴は撃ってきたし!
あ――。
メーデー、メーデー、メーデー、こちら敵対心皆無の精霊。
俺こと黒神鎖は大声で敵意無しのアピールをしているところです。
いや、しているところでした。
終了。
なんだよ・・・なんなんだよ、ちょっとぐらいは話きいてよお!!
黒神鎖の鳴き声混じりの叫び声も虚しく、黒神鎖にASTの銃攻撃が鎖に直撃、大爆発が起こった。
殺った―――・・・?直撃したように見えたが、煙が晴れるとその場所には何もなかった。
そう、精霊の存在はなかったのだ。
「消失・・・・?」
ASTの誰かが呟く。
消失。それは臨界とよばれる異空間に精霊が帰ること。
精霊が消失すれば、ぶっちゃけるとありがたい。精霊の力は強大であり、武力をもってしても倒せない。消失してしまえばそれまで。
「・・・・皆帰るわよ」
全線で銃口を精霊がいた場所に向けていた燎子は、臨戦態勢を解除した。
士道はその光景を顔を極限まで引き攣らせ、インカムから聞こえてくる妹の声に。
「あ、っはは・・・・嘘だろ」
乾いた笑いしか出てこなかった。
精霊が男? まあ、男の精霊なんて初めてだけど、そんなの私たちには関係ないわ。
さあ、士道?
――私たちの
男の精霊が消失して二日が過ぎた。
ASTの総攻撃を受けてから、あれ以降コードネーム不詳の精霊現界の情報は無い。
どうせなら一生現れなくてもいいと思う。
でも、今はそんなことを考えている場合じゃない。
士道は今、四糸乃のパペットを持ち氷に覆われた街を駆ける。
第二の精霊<ハーミット>。少し前に出会った精霊だ。小さな女の子だった。救ってやりたい。――このパペットと俺だけが四糸乃を止められる。
早く行ってあげないと。天使を出すくらい怖かったんだ。
早く。早くっ。早く――っ!
冷たい雨の中。凍りついた地面を転ばないように駆ける。
琴里に教えてもらった場所まで走っていた。大通りはもうすぐ――・・・
大通りに差し掛かる瞬間、背後から声をかけられた。
「なあ、君あの娘助けに行くの?」
「ひっ!?」
「そ、そんな驚かなくても」
へ、変な声が出た・・・。
士道は声が聞こえた方にバッと振り向いた。
士道は目を見開いて声の人物を見た。一瞬一般人と思ったが違った。
だってそこにいたのは、
「よーう! 久しぶり、・・・この前派手に転んでた・・・えーっとまあ君でいいよね。あ、そうそう、あの子助けに行くんでしょ? ちょっと手貸してやるよ。酷いよなぁ。あんな可愛くて小さな子にあんなえげつない攻撃はあかんでしょ。可愛いは正義だよ? まったくこれだから美少女の強さをわからん奴は・・・」
片手をひらひらさせてニコリと笑うジャージ姿の、男の精霊だった。
士道は自分の耳を疑った。精霊が助けてくれる?精霊が精霊を助ける?
「な、なんで助けてくれるんだ? 人間は嫌いじゃないのか?」
「えっ? だって女の子がいじめられてるんだよ? ってかあれいじめレベル超えてるじゃん。殺そうとしてるじゃん? 殺気半端ないよ」
可愛そうじゃん。泣きそうな顔してるのにさあ。だいたいなんだよあの空飛んでる奴ら。ひでぇよこの前俺にも撃ってきたんだぜ?
思っていることをグチのようにこぼす男の言葉が聞こえないくらい士道は思考の渦にのまれていた。
士道はこの精霊が本当にただ、目の前で苦しんでいる精霊、いや。
一人の女の子を助けたいだけだと。
俺と、同じ・・・・?
士道は、叫んだ。この人なら四糸乃を助けてくれると思ったのだ。
四糸乃を助けたい―――っ!
「っ頼む! 俺はあの子を助けたいんだ!! 力を・・・貸してくれっ!」
両手で服の端を握りしめて、叫んだ。
士道の声にビックリしたが、少しして黒ジャージの精霊はおう!と返事をした。
彼は四糸乃のいる場所の方へと体を方向転換。
そこには凍りついた街を猛スピードで、巨大なウサギのようなモノが徘徊している。
四糸乃の顕現させた天使<
「俺は戦うのは好きだし、人間も嫌いじゃないよ。でも小さな女の子があんな風になっているのは
彼は右手を顔の目の前で右から左へとスライドした。
そして。
彼は。
精霊は、いや、彼は
今までにない、
その名を楽しそうに、降臨させた。
「あはっ、あははっ! あははあははっはあああああははははッ!!!! 今日は姫もご機嫌のようだ。運がいいよ!! ――――降臨せよ<
この日、鎖が世界に絡み付いた。
災厄の、魔王の降臨だった。
設定
名前:
年齢/性別:16歳 男
身長/体重:170cm 52kg
容姿:折紙のような髪型を黒髪にして、後ろだけ長く、ひざ下まである髪を一つに結っている。左目には黒い眼帯。目は赤色。左目は不明。中世的な容姿で、女装すれば背の高い女の子。でも男の子。いや、男の娘。
識別名:自称「チェイン」
霊装:<
黒いロングコートには沢山のベルトが巻き付く。コートの下は首元まである黒い軍服に黒のズボン。黒のブーツ。左目には包帯の上に黒い鎖が巻き付いており、全体的に真っ黒。
天使:<殺戮鎖鎌(メツェライ)> 発顕する天使は漆黒の鎖が絡み付いた自身の身長の3倍ほどある大きな禍々しい黒い鎌。鎖も天使の一つで操ることができる。黒い棺を背中に背負っており、それも天使らしい。天使三点セット。中には何か危険なものが入ってる様子。
天使の能力:「
「黒姫と死者の宴会」(「 ? 」)
静粛現界が得意で人間に混じって楽しんでいる。若干うっかりさん。怒ったら怖い。現界をするようになったのは現界の、日本の食べ物に心を奪われたから。
好物はかつ丼。でもくしゃみでバレた。料理は下手。