中央暦1640年6月18日 14時30分
大日本帝国 東京都 大東洋共栄圏会議場
東京国際空港(羽田空港)に着陸した使節団は、警視庁が警護する車列に乗り込むと、東京千代田区にある大東洋ビルディング……大東亜ビルディングから改名した……の会議場に向かった。
議場のある建物の広場には、90カ国以上の国旗がはためいている。
議場の一室に案内された使節団は、日本外務省の高官からの挨拶を受けつつ、日本の説明用映像を見せられることとなった。
「少々お待ちください」
投影機と映像を移すための白い画面が用意され、部屋が暗くなる。
投影機の電源を入れると、「神聖ミリシアル帝国使節団用説明映像」と書かれた映像ファイルが開かれた。
司会役の外務省官僚が説明を行う。
「それではこれより、我が大日本帝国に関する説明用映像を流します。すべて流し終わるのにおおよそ1時間ほどかかりますが、途中何か具合などが悪くなりましたら、遠慮なくお申し出ください。 ……それでは、流します」
司会が薄い板を持つ官僚に何やら合図すると、官僚は板を操作して映像を再生させた。
流れてきた映像に、使節団一同目を奪われる。
日本の国土面積や人口の説明から始まり、自然環境や文化、主要産業など様々な説明が行われた後、日本の歴史について説明がはいる。
「大日本帝国は1867年の明治維新後、超大国であった大清帝国、ロシア帝国、ドイツ帝国率いる中央同盟との大戦争を乗り越え、1939年から1946年にかけて行われた第二次世界大戦を経て、今の範囲まで国土を広げました」
アナウンサーの説明に重なるように、「軍艦行進曲」や「陸軍分列行進曲」といった軍歌が流れ始める。同時に戦艦『大和』や、航空母艦から発艦する戦闘機などの白黒映像が流れた。
そして時代は1950年代から60年代に至り、映像もカラー映像になる。
333メートルに至る東京電波塔の建設や、1964年の東京オリンピック、新幹線開通など建築・文化的な日本を映し出す一方、1960年から70年にかけて行われた東印度事変の映像が流れる。
ここでは螺旋翼機や噴流推進式航空機などの映像が流れ、膨大な数の爆弾を地上に投下されるシーンが映る。武官のアルパナは息を呑んだ。
さらに時代は進み、80年代から90年代。ここでは情報産業という新たな産業が誕生し、電子計算機(電計と略されている)や携帯電話の登場、全ての産業の「電子化」が進んでいる。
またちょくちょく軍事関連の映像も流され、準天頂航法衛星と呼ばれる人工衛星とリンクした超精密爆弾が投下されるシーンや、艦艇に搭載されている垂直発射装置から一秒に一発ずつ誘導弾が発射されるシーンなどが盛り込まれている。
アルパナが「なんてこった、僕の星と、誘導魔光弾じゃないか」という声が漏れるが、誰もが映像に釘付けとなっており、彼の声は聞こえていなかった。
映像が終わる。
終わってもなお、しばらく使節団はぼーっと投影機の映し出す「終了」という文字を見つめていた。
数十秒後、はっとさせたライドルカは、自然と拍手してしまっていた。司会の外務官僚らは少し驚くそぶりを見せるが、軽く会釈し、マイクを持つ。
「お疲れ様でした。それでは改めまして、神聖ミリシアル帝国使節団の皆様、こんにちは。今回は、はるばる大日本帝国までお越しくださり誠にありがとうございます。外務省中央世界局の近藤と申します。事前にご説明した通り、本日と明日は交流会ということで、日本のことを少しでも知っていただきたいと思います。本日はもう時間も時間ですので、この後ホテルまでご案内いたします。明日は東京観光をしていただき、我が国の文化に触れていただければと思います」
挨拶も早々に、説明会は晩餐会に移行した。
投影機などが片づけられると、次々料理の乗った机が中に運び込まれてくる。ビュッフェ式のため、各々が皿を手に持ち好きな料理を皿に乗せていった。
食事に手を付けながら、情報局員のライドルカはフィアームに話しかける。
「おっ、うまい。 ……失敬、それにしても、先ほどの映像を見てどう感じられましたか? 私は、とんでもない技術を持った国と認識しました。はっきり言って、興奮を抑えきれません。先ほどの映像が真実なのであれば、例えば鉄道の“超電導新幹線”なる路線は、我が国の弾丸列車構想の……未来の構想の段階での高速鉄道よりも速く、さらには天の浮舟よりも速いことになります。それに死者ゼロ……事故による死者がゼロですよ、極めて安全な乗り物として、彼らは運用しているという、あまりにも衝撃的です」
「あ、あぁ……そうだな。大日本帝国は中々やるようだ。科学文明で、よくここまで……。正直感心した。震えが止まらん。だが、だがな、いまいちピンとこないのは、魔法技術に関する説明が一切無いところだ。このあたり、なんともこの国の国力が読みづらいと思った」
「確かに。魔法を使わないので、国力が読みづらいのはおっしゃる通りですね。ベルーノ殿はどう思われるか?」
ライドルカは、皿に山盛りになったパスタやステーキをかきこむベルーノに意見を求める。技官である彼に聞けば、いかに日本の技術力がすごいのか、またはすごくないのかが分かるはずだ。
ベルーノは「もごもご(ちょっと待ってください)」と言うと、皿を空にして口の汚れをナプキンで拭き取り、神妙な顔になって話し始める。
「端的に言えば、我が国の技術力は日本の数分の一、いや、十数分の一だということが出来ます」
『な、なんと』
「時速600キロで走る高速鉄道を実用化し、一部海の底を伝い鉄道を通すような建築技術……我が国は持っていません」
「軍としても同じことが言えるでしょう」
ベルーノが技術の分析をする中、武官のアルパナが割って入る。
「水中を潜れる軍船に、音速を超す戦闘機、そして大陸間を飛翔する誘導弾……そして、最後に出てきた“アレ”。見ましたよね?」
『ああ』
アルパナが言った“アレ”とは、核兵器のことである。歴史の説明上、日独米三大超大国による核・宇宙開発競争は語らなければと考えた映像制作担当者は、上司やその上の大本営政府連絡会議との相談の上、ならいっそ核兵器に関する情報も盛り込んでしまえということになった。
そのため映像の最後のシーンには、大日本帝国が南洋諸島で行ったメガトン級水素爆弾の核実験映像をさらっと入れてある。それでいて「日本は世界平和を望む」なんて言葉で締めくくったものだから、まったくもって脅しでしかない。
「あれは古の魔法帝国が保有していたコア魔法に違いない。それを日本は、少なくとも70年前に開発しているという……恐ろしや……」
『……』
つまるところ、大日本帝国は古の魔法帝国並かそれ以上の技術力を、魔法技術を用いずに実現していることになる。フィアームは「そんな馬鹿な」と脳内で何度も反芻するが、本能がその度に、ミリシアルよりも日本の方が強いと告げていた。
使節団の空気がお通夜になる中、そんな様子を見ていた近藤が近寄ってくる。
近藤は一礼し、改めて自己紹介した後、感想を求めてきた。
「改めまして、近藤です。先進11カ国会議の事前説明にご足労していただき、感謝申し上げます。今回の交流会から国際会議、そしてゆくゆくは国交開設、我が国の先進11カ国会議への参加まで、担当させていただくことになります。この世界における最たる列強国である貴国との外交交渉を担当させていただき、光栄の至りに存じ上げます」
非常に丁寧な対応。文句がつけようがない。
しかしフィアームは、近藤が“この世界”と言ったのを見逃さなかった。
「こちらこそ、お初にお目にかかる。神聖ミリシアル帝国外務省外交官のフィアームと申す。我が国は、ここから遥かに西、中央世界の中心にある帝国だ。近藤殿、今の話を聞く限り、外交担当も貴殿がなされるという認識で間違いないであろうか?」
「はい。特に日本政府の指示がない限り、基本的には私が貴国を担当いたします」
フィアームは「そうか」と言い、持ってきていた大きい鞄から袋を取り出す。さらに袋の中から取り出したものを、近藤に渡した。
「私個人から、近藤殿へのプレゼントだ。我が国で開発された、一瞬で演算するための道具……これを使用すれば、桁の多い掛け算や割り算であっても、瞬時に答えを導き出す」
自信満々、とはいかないが、心に浮かぶ不安を押し殺してフィアームは説明する。
近藤は若干びっくりした顔をするが、すぐに御礼を言うと、部下を呼び出した。
「未使用の電卓を持ってこい」
『?』
フィアームは近藤の意図にピンとこなかったが、すぐに自身が渡したものを説明する。
「重さは14キロだが、演算能力の速さは産業のスピードに直結する。それは我が国で高価なものであるが、個人的に近藤殿にプレゼントしたいと思う」
「これはこれは……。感謝申し上げます。私も、演算処理装置の優秀性が産業の速度に直結するという点は、全くその通りであると思っております。そのため我が国では30年ほど前より、映像にもあった通り情報産業に力を入れております……こちらは日本製の演算処理機になります。電卓……電子卓上計算機といって、この今いただいた演算処理機と同様の演算を行うことが可能です」
近藤は部下に持ってこさせた樫田計算機製の電卓を受け取ると、電源を入れる。
「このように……四則演算はもちろん、パーセント、ルート、日付計算に、計算した数字を記憶させておくことも可能です。最大12桁、つまり1000億まで計算が可能です。詳しくは説明書をご覧ください。ちなみに、今いただいた電卓はおよそ60年前に我が国で発売されたものに似ています。“懐かしいもの“をありがとうございます」
「……」
フィアームが受け取ったそれは、極めてコンパクトだった。重量も数百グラム、片手で持てる。大きさも手のひらサイズであり、自国のものとは比較にならなかった。
「は、はは。有難くもらう……」
一矢報いてやろうと思ったら、むしろ恥をかいてしまったフィアーム。金輪際、自国の製品を彼らに渡すのはやめようと固く誓った。
その後、晩餐会が終わると使節団は都内のホテルに連れていかれる。そこでの反応はご想像の通りなので割愛させていただく。
翌日、使節団は東京各地を回っていた。
634メートルある新東京電波塔や、時速600キロメートルで運行される超電導新幹線、何十個も立ち並ぶ超高層ビルディング……目に入るもののほとんどが、自国にはない技術で構成されていた。
「明日からは、先進11カ国会議の説明になりますが、フィアーム殿。もうわかっていると思うが、高圧的には出られませんな」
技官のベルーノが、へなへなになったフィアームに語り掛ける。
「あ、ああ、分かっている。まさか、これほどまでに我が国を凌駕しているとは……しかし、最近はグラ・バルカス帝国といい、なぜ文明圏外にこのような国が突如として出現したのだ?」
「さすがにここまで見せられると、転移国家であることは認めざるを得ません……」
「……ああ、その通りだ。少なくとも、この世界の文明圏外国家がここまで勝手なことをできるわけがありません」
そこで、情報局員のライドルカが少し考え込んでから話し出す。
「もしかすると、古の魔法帝国の復活が本当に近いのかもしれませんね」
『ナッ!!??』
一同驚愕に包まれる。
「エモール王国の神の意思にアクセスすると言われる空間の占いでさえ、空間に歪みが生じ過ぎて具体的な日時場所の特定はできなかったと聞きます。そして古の魔法帝国は、その発達しすぎた文明で、神に弓を引いたと言われています。国ごと転移など、そんな大魔法は神でなければできない。神が国ごと異世界から召喚したのか、もしくは、魔法帝国復活の空間の位相の谷間に、異世界の異物が巻き込まれたのかは分かりませんが……。
まあ、こんなことを話しても、憶測の域は出ないので、意味はありませんね。大日本帝国は見たところ、平和主義とまでは言えませんが、こちら側から挑発しない限り武力に訴えるようなことはしないとのことですので、魔法帝国復活の暁には、我が国の強力な仲間とすることが出来るでしょう。人類の天敵を駆除するために、彼らの力を利用しない手はありません」
「情報局は気楽だな。私のような外務省職員は、日本の国力をどうやって本国に報告するか悩んでいて、既に頭痛がしますよ。私が上司なら、絶対に信じないような報告書の出来上がりです。国ごと転移などと言う現象は、現実的でなさすぎる。となると、日本の国力はあくまでも“第三文明圏外”の国という先入観を払いきれず、私は、日本にまんまと騙された愚か者のレッテルを貼られてしまう。帰国したら、情報局の上層部から、ぜひ外務省の方に話を通してほしいものです」
「ええ、分かりました。ともあれ、私も情報局に報告次第では左遷ものの報告書になりそうなので、うまくやって見せましょう」
お通夜のようなテンションで、会議は続く。
翌日、神聖ミリシアル帝国使節団が日本に来てから3日目の朝。
フィアームは緊張した面持ちで会談に臨んでいた。目の前には大日本帝国内閣総理大臣を始めとし、外務大臣、外務次官、外務省局部課長級の官僚などが座っている。これからフィアームは、彼らを相手に先進11カ国会議に関する説明を行うのだ。
説明を要約すれば、下記の通りになる。
・先進11カ国会議は2年に一度開催される。
・次回開催は2年後の1642年である。
・参加国は、世界に多大な影響力を及ぼすことのできる大国のみで構成され、今後の世界の運営方針について議論する。
・世界中(彼らの把握している範囲の世界)の国々が同会議に注目しており、日本が出席すれば世界に大国として認識され、今後の外交交渉などがスムーズに行われると思料される。
・参加国は、世界運営について新たな意見を述べることが出来る。
・第三文明圏については、今まで固定参加1カ国、持ち回り参加1カ国の計2カ国であったが、固定参加国枠は大日本帝国としたい。
「世界に大国として認識されることは、貴国としても国益にかなうと思われます。今までは第三文明圏列強のパーパルディア皇国が参加しておりましたが、貴国がパーパルディア皇国を併合したため、神聖ミリシアル帝国としては貴国を新たな第三文明圏における大国……“列強”と認識されるためには今後の動き次第ですが、ともあれ大国として、是非先進11カ国会議に参加していただきたいと考える」
一通りの説明を聞いた後、質疑応答に移る。
外務省のある局長が手を挙げた。
「質問宜しいでしょうか」
「はい、どうぞ」
「2年前の参加国に、第二文明圏列強国レイフォルとあります。同国は、さらに西側にあるグラ・バルカス帝国という国家に攻め滅ぼされたと伺っています。レイフォルが抜けた分は、どこの国が来るのでしょうか?」
「それは……レイフォルの抜けた分は、そのグラ・バルカス帝国が参加する方向で検討しています。まだ、貴国と同じように打診している段階なので、実際に参加するかどうかは分かりません」
「なるほど、分かりました。ありがとうございます」
その後も様々な質疑応答が繰り広げられ、3時間に及ぶ説明会は終了した。
後日、大日本帝国政府は中央世界、神聖ミリシアル帝国に、同国が開催する先進11カ国会議に出席する旨を通告した。
一方、遥か西のグラ・バルカス帝国においても、神聖ミリシアル帝国の使節団をこき下ろしながらも、先進11カ国会議への参加を表明するのであった。
中央暦1640年7月21日 10時57分
神聖ミリシアル帝国 ルーンポリス 情報局
情報局局長室で、局長のアルネウスと二人の職員が報告会議を行っていた。
一人は大日本帝国に派遣されたライドルカ、もう一人はグラ・バルカス帝国レイフォル領……どうやらグラ・バルカス本国には行けなかったようだ……に派遣されたザマスである。二人はアルネウスに、得た情報を共有する。
「と、いう訳で、先進11カ国会議概要を伝えたのですが、帝国は終始そっけない対応であり、本国の位置や首都名ですら教えないという、国際関係上信じられない暴挙に出ました。旧レイフォル国の首都レイフォリアを窓口としろとのことです。会議に参加するとは言いましたが、どうなるか。あの国は本当に気を付けなければならない要注意国家です。
なお、レイフォリア上空を飛んでいた飛行機械は、ムーのそれよりも早く、我が国の制空型天の浮舟に匹敵する速度が出ていました。国力が全く不明な状態ですが、技術力は侮れません」
報告を受け、アルネウスは考え込む。「えらい国が来たな」
「では、グラ・バルカス帝国の本国の位置は謎のままか……」
室内を沈黙が貫く。
様子を伺いつつ、ライドルカが口を開いた。
「あのー、局長、大日本帝国に関する報告の前に一つよろしいでしょうか?」
「何だ?」
「実はですね」
ライドルカは鞄から一枚の地図を取り出し、局長の前に広げる。
『なっ!? これは!?』
アルネウスとザマスは、そのあまりにも精巧に描かれた世界地図に驚いた。
山の高さや谷の位置、主な川の流れ、主だった街の位置など、極秘にしてきた自国の精巧な地図を凝視する。
「我が国が精巧に描かれた地図に驚かれるのも無理はありません。ですが本題はそこではなく、ここ……この西の端っこにある大陸が、グラ・バルカス帝国です」
ライドルカは地図上の一点を指示した。
ムー大陸よりもさらに西方5000キロほどの位置に、島というには大きく、大陸と呼ぶには小さい陸地が描かれている。
その場所には山や湖の位置が描かれ、ご丁寧に主な都市の位置も記されていた。
「これは……これは一体、どうしたんだ?」
アルネウスのもっともな疑問に、ライドルカは応える。
「実は、大日本帝国と先進11カ国会議についてその話をした際、これよりもより精巧な地図……彼ら曰く、『人工衛星が撮影した写真』ということですが、その写真を見せてきたのです。それでどの部分を通過して我が国に来れば良いか尋ねてきまして。他国の領海や、聖地指定されているような部分を避けて航行するためと申し立てておりました。日本の担当者は、人工衛星という、空よりも高く、宇宙と呼ばれる空間に撮影機能を積んだ人工物を打ち上げているらしく、そこから直に撮影したと言います。もしこれが本当なのであれば、日本はこの世界の全容を掴んでいることになります。
私は……その地図、いえ写真を見た時、言葉にできないほど驚きました。が、領海等を調べて回答するために、写真を貰えないかと尋ねたところ、この簡略化された地図をもらいました。さすがに写真はまずいとのことでした。まさか、普通ならば極秘事項に認定される地図を、あっさり入手できるとは思っていませんでしたが……。グラ・バルカス帝国まで描かれているのは、先方も先進11カ国会議にあの国が入ることを予想していたのでしょう」
アルネウスとザマスは絶句する。
一時の沈黙の後、ゆっくりと口を開く。
「つまり、何だね。日本は古の魔法帝国の“僕の星”まで保有していると……?」
「……ええ、その可能性が高い、といいますか、そうでなければこの地図の説明が出来ません。それに、日本側の説明によればコア魔法や長距離誘導魔光弾に類似する兵器も大量保有しているとのことです。来月、グラメウス大陸において大東洋共栄圏による大規模演習があるとのことです。そこに参加し、日本軍の実態を探ってみたいと思います」
『……』
その後、日本の説明に入るや、会議は一瞬にしてお通夜を越えて葬式の空気となった。