魔法少女まどか☆マギカ -Kaleidoscope- 実績「時をかける魔女」獲得実況プレイ 作:Hotpepper_N
次はいよいよ最後の魔女ですが…その前にほむホームに戻りましょう。結構消耗してますし、マミさんの様子も気になるので。
>ほむらは疲労困憊といった様子で、自宅に戻ってきた。
>グリーフシードを口に運びつつ、マミの様子を確認する。
>火傷の患部は、ゆっくりとではあるが確実に塞がってきている。
さすがマミさん、回復力高いですね。
ただ、ソウルジェムの濁りは結構目立ってきてます。ここで浄化っと。
あと包帯も交換しましょう。体液が滲んできてますし、このままだと固まって剥がす時に地獄を見るパターンです。
新しい包帯に巻き直して……はい、きれいになりました。
>まさか、マミを看病することになるとは……
ほんとだよな。それでも見捨てないあたりほむほむらしいですが。
さて、看病は続行するとして……次のターゲットの情報も掴まねばなりません。
ここは先ほど覗いたあの掲示板をもう一度使いましょう。
>PCから、先ほどのコミュニティサイトへアクセスする。
>閃光の魔女のような、強力な存在が他に潜んでいないか……
これが結構探すのに時間かかるんですよ。
閃光みたいな強い魔女って、だいたいその地域の魔法少女が情報をがっちり握ってて、外部に出回らないんですよね。
なので、まちBBSみたいな地域板を中心に、根気よくログを漁ります。
☆✕✕区総合板
36 名無しの魔法少女
そろそろ、"あの魔女"の結界が活性化する時期ですか。
37 名無しの魔法少女
↑あぁ、あの神社のところか。封鎖と監視は誰が担当する?こっちは隣区の子が死んで忙しくなっちゃってね、時間取れなそうだ。
38 名無しの魔法少女
では、私が入口の封鎖を。監視は〇〇さんで大丈夫ですか?
39 名無しの魔法少女
うん、問題ないよ。
40 名無しの魔法少女
すみません、まだ契約したばかりでわからないことだらけなんですが…その魔女って、どんな存在なんですか?
41 名無しの魔法少女
そうだね、せっかくだから教えておこうか。
《封印の魔女》と言ってね、神社の廃墟を根城にしてるんだけど…強すぎて、未だかつて倒せた者がいないんだ。倒せないから、せめて一般人が巻き込まれないように、こうやって地区の子で見張ってるわけ。
42 名無しの魔法少女
そんな強力な魔女が…。 いったい、いつから存在してるんですか…?
43 名無しの魔法少女
はっきりとはわかりませんが…大正期の魔法少女の日記に記述があるので、おそらく100年ほど前かと…
よし、ヒットしました。最後のターゲットは封印の魔女です。
ちなみにわざわざ情報収集していたのは、スレにも書いてある通り、この魔女には活性/不活性という状態があるからです。
いきなり出現ポイントへ突っ込んでも、活性化フラグが立っていなければ戦闘できません。
だからこうしてスレを覗き、フラグを立ててから向かう必要があるんですね。
すぐに向かいたいところではありますが…もう夜明けが近いです。
現場に着く頃には朝になっちゃうので、今日は普通に登校、放課後に向かいましょう。
やらなくてもいいんですが、マミさんの学校に欠席連絡もしておきますか。
こういう時声帯模写ができるので便利ですよね、《ヴェール・ドゥ・メモワール》って。
登校から終礼までは倍速します。
放課後になりました。一旦普通に帰宅してから装備を整えます。
烏くんに見張りを任せてはいるものの、やはりマミさんの様子は気になりますからね。
>「うっ……うう………」
>マミは意識こそ戻っていないが、わずかに呻き声を漏らしていた。
戻ってきました。
ソウルジェムがかなり濁ってきてるので、浄化しておきましょう。
それと、また体液が滲んでるので包帯も交換っと。
この様子ならあと1〜2日もすれば意識が戻るでしょうか。
では、こちらも準備に入ります。
ストックのグリーフシードをマミさん用にいくつか残し、残りはすべて持っていきます。
次の戦闘は持久戦。戦闘中に回復を挟まなければこちらのMPがもちません。
では行ってきます。烏くん、見張り頼んだよ。
道中は長いので、移動は倍速でお送りします。
>ロケーション:✕✕区
>___地区の外れに佇む廃社。
ズ ズ ズ ズ ッ……!
>本堂を中心に、結界が境内を包み込むように広がっていった。
ようやく到着です。今のは封印の魔女が活性化する演出ですね。灰かぶりのときと同じく、スタッフのお気に入りなんでしょうか。
>《隠羽》
>ほむらの影から、数羽の烏が音もなく飛び立つ。
場所は事前に把握済み。あとは結界の周囲に張られた監視網を確認するだけです。
>情報:結界を高台A、Bから監視している魔法少女がそれぞれ1人、入口の見張り役が2人。
よし、情報ゲット。 それぞれバックアップで2人体制みたいですね。厳重ですこと。
まあ、さっきの閃光の時よりは楽です。
まずは高台の2人から無力化します。高台Aの子にこっそり近づきましょう。
>静かに距離を詰める。視界の端に相手のシルエットが映った瞬間、足音を完全に殺す。
>魔法少女は双眼鏡を構え、結界の周囲を凝視している。こちらには気づいていない。
ここで《時間停止》発動、さっきみたいにハッキングからの幻覚コンボを決めます。
>一気に背後まで近づき、頭に触れる。
>《V.V.V.F.》《CRACK》
>「ぐっ…ぁ…」
>《イツワリノハナヨメ》
>少女はそのまま、深い眠りに落ちた。
よし、無力化完了。高台Bに向かいま…
>『何か変な音がしたけど、大丈夫!?』
おっと、トランシーバーか何かで通信していたようです。 ここは誤魔化しておきましょうか。
>《ヴェール・ドゥ・メモワール》
>「……あー、大丈夫。ハクビシンが飛び出してきてちょっとびっくりしちゃった」
>『そっか、ならいいけど。気をつけてね』
これでよし。あとは高台Bです。
こっちは別の方法で無力化します。さすがに2人も連絡取れなくなったら怪しまれるのでね。
>「星の観察ですか?」望遠鏡で結界を監視している少女に、あえて声をかける。
>《イツワリノハナヨメ》
>少女はほむらと目が合った瞬間、糸が切れた人形のように動きを止めた。
>「"これから結界に何が起きても、それは異常ではない"。いいわね?」
>少女は無言でこくりと頷き、そのまま監視を続けた。
あすみんのスキル、実はこんな感じでメンインブラックめいた暗示もかけられます。
潜入やら爆撃やら、ほむほむはいったいどこまで進化するんでしょうか(すっとぼけ)
それはそうと、監視が片付いたのであとは入口の2人だけです。
>廃社の入口。境内へ続く鳥居に、2人の魔法少女が並んでいる。
この2人、片方は魔力干渉耐性、もう片方は幻覚耐性持ちなので、ちょっと力技でで通してもらいましょう。
まずは《時間停止》で背後へ回り込み、閃光の小型分体を二人の真正面に配置。
解除と同時に目眩ましで視界を奪い、そこから感電で一気に落とします。
>《レイヨン・クレピュスキュレール:アンファン》
>ピ カ ッ!!
>「「!!??」」
>《V.V.V.F.》《ELECTROCUTION》
>バチィッ!! ドサッ…
顔の穴という穴から血を吹いてますが問題ありません。
神経が一時的にズタズタになってるだけで、ソウルジェムさえ無事ならそのうち回復します。
日が明ける頃には目を覚ますでしょう。
邪魔者がいなくなったので、いよいよ結界に突入します。
本体は最奥部の本殿にいますが、大量の使い魔を処理しながら進んでいく必要があります。
>結界に足を踏み入れた瞬間、視界いっぱいに無数の札が舞っていた。
この大小さまざまなサイズの御札っぽいのが使い魔です。
とにかく数が多い上に、貼り付かれるとランダムでスキル封印+全ステータスデバフというクッソ厄介な仕様があります。
幸いにして、使い魔は見た目通り炎属性が弱点。《Hölle Rache》による爆撃と炎が有効です。
んで、ここからが面白いポイントなんですが……
戦闘時のアングルが、ほむほむを真上から見下ろす視点に切り替わります。しかもいつもの3D戦闘ではなく、縦スクロールの2D戦闘になるという専用演出付き。完全にSTGのノリですね。
某弾幕ゲーを連想したそこのあなた。似てるのはきっと気のせいです(震え声)
スタッフが怒られていないことを祈りましょう。
では戦闘開始。画面を埋め尽くす勢いで使い魔が湧いてきますが、焦らず冷静に。
さすがに本家ほど鬼畜じゃありません。STG慣れしていなくてもクリアできる難易度です。
さっそく《Hölle Rache》を展開し、攻撃開始。
>《Hőlle Rache》《Funke》*1
ズドドドドドドドドドド……!
>《Hőlle Rache》《Zauberkugel》*2
>ピピピッ…【Anvisieren】【Feuer】
ギュオンッ! ボゴォン!!
基本は炎弾で対応します。小〜中型はをオート連射で処理、大型は複数ロックオンからのホーミング弾でまとめて撃破します。 そして万が一接近された時は…
>《Hőlle Rache》《Flammensturm》*3
ゴ ォ ア ッ!!!
>纏わりつこうとしていた使い魔が一斉に灰になった!
範囲攻撃で焼き払います。 こんな感じで少しずつ奥に進んでいきます。
参道を抜けたところまで来ました。MPも少し減ってきたので、ここでグリーフシードを使って回復しておきます。
目の前の二の鳥居をくぐると第2フェーズです。
>巨大な大幣のような使い魔が現れた!
ここから新種の使い魔が登場します。こいつは身体を揺らしながら光弾を飛ばしてくるのですが、被弾すると札タイプと同じくスキル封印+全ステータスデバフが付与されるので、可能な限り回避しましょう。
光弾は炎弾での相殺ができないため、避けきれない時は《スクード・ディアマンテ》で防御。
ちなみにバリアが張られていますが、数秒間連射を当て続ければ破壊でき、その後は普通に撃破可能です。
ブ ゥ ン ッ!
>背後に札が大量に出現した!
うおっと、初見殺しポイントです。背後から札タイプが一斉に高速接近してきますが、焦らず《Flammensturm》でまとめて焼き払ってしまいましょう。
随神門を抜けると第3フェーズ。ここを突破して瑞垣をくぐれば、いよいよ本殿です。
そして、この区間からは新たなギミックが追加されます。
ジ ャ リ ン ッ!!
>小銭のような物体が高速で飛来してきた!
出ました銭投げ攻撃。これ自体にデバフはありませんが、高速+ホーミング+そこそこ高威力という、地味に厄介な攻撃です。しかし対処は割と簡単。
>《カテーナ・レガーメ》
>《V.V.V.F.》《E.M.MODE》
>物体が次々と引き寄せられていく!
こんな感じで、鎖を伸ばして電磁石で引き寄せられます。
そこ、銅は磁石につかないとか言わない。細けぇこたぁいいんだよ。
あともう一つ、注意すべきギミックが……
「■■■■■■!!!」
>置かれていた狛犬が、突如咆哮を放った!
>ぐっ…耳が…!!
狛犬は音波攻撃で一時的に無音状態を強制してきます。初見だとタイミングを狂わされて操作ミスしやすいので要注意です。
ちなみに破壊は可能ですが、かなり硬いうえに撃破時にデバフを撒くため、基本は無視するほうが安全です。
いよいよ瑞垣までやってきました。グリーフシードでMP回復させてから、いざ鎌倉。
>___瑞垣の内部は、不気味なほどの静寂に包まれていた。
ズルッ…ズルッ…
>その時、本殿の奥から、何かが這いずってくるような湿った音が響く。
バサッ……
>拝殿の入口を覆っていた朽木幕がめくれ、下半身が大蛇のような巫女姿の本体が、ぬらりと姿を現した。
フワァッ………
>魔女は拝殿から滑るように這い出し、そのまま宙へと浮かび上がる。
《color:ffffff》
ついにご対面、封印の魔女です。登場シーンもボスっぽくて実に良き。
では戦闘開始。この魔女は残りHPに応じて、段階的に攻撃パターンが変化します。
ブワァァァッ……!!
>魔女の周囲から、凄まじい数の光弾が噴き出した!
まずは第一段階。光弾の弾幕がメイン攻撃で、たまにマスタース◯ークめいたビームをぶっ放してきます。
ビームは当たると痛いですが、直線機動なので見てから余裕で回避できます。
しかし光弾が厄介で、一発ごとにデバフ効果付き、しかも相殺不可なので、極力被弾しない立ち回りが必須です。
弾幕パターンはいくつかあり、それぞれ安置が決まっているので、覚えてしまえば安全に切り抜けられます。
ビジュンッ!!
>光条がほむらのすぐ横を掠めた!
うおっと危ない。今みたいにたまに安置とビームが重なるので、避けられないと判断した場合は《クロックアップ》→《壱壊のテンソル》でベクトルを曲げます。
ちなみに閃光と違って、跳ね返した場合吸収→回復されちゃいます。逸らすだけにしましょう。
こちらの攻撃は、本体へは常に《Funke》を浴びせ続け、時折飛んでくる封魔札*4は《Zauberkugel》でまとめて焼却。
さらに《レイヨン・クレピュスキュレール》の分体を展開してチャージ→本体への射撃を繰り返し、ジワジワ削っていきます。
よし、3割ほど削りました。ここから第二段階です。
クールタイムが入るので、その間にしっかりMPも回復しておきましょう。
「■■■、■■■■■…!」
>魔女が印を結び、呪詛を唱え始める。
キュイィィン…!!
>ほむらの足元に、巨大な曼荼羅のような陣が浮かび上がった!
来ました、封印結界陣。第二段階の開幕は必ずこれを撃ってきます。
陣が閉じる前に必ず離脱してください。一歩でも遅れると即封印、ゲームオーバーです。
第二段階では、この封印結界陣を定期的に撃ってきます。
こちらの位置にピンポイントで出してくるパターンと、フィールド全体に一定間隔で配置するパターンがあるので、出現位置を見極めて的確に回避しましょう。
キュイィィン…!!
>くっ…!!
>《スクード・ディアマンテ》
>陣が閉じる直前、ほむらはバリアを展開し弾幕の中へ飛び込んだ!
安置に陣が重なってしまった場合は、迷わずバリアで緊急回避。エフェクトが消えたらすぐにポジションを戻します。
ちなみに光弾のデバフはバリアにも有効、弾幕の中だと数秒で剥がされるので常時展開は不可。今みたいに一時回避で使うのが鉄則です。
残りHPが30%になりました。ここからが最終段階です。
再びクールタイムに入ったので、この隙にMPを全快させておきましょう。
ブゥンッ!!
>突如、魔力の障壁が魔女を包み込む。
ズ ズ ズ ズ ッ……!!
>そして、印を組んだ魔女の全身に、判別不能な呪印が走り。
「___■■■■、《■■■》!!」
ゴ ォ ア ッ!!!!
>魔女を中心に、赤黒い領域が爆発的に広がった!
来ました、通称領域展開。この技の特徴を一言で言うと…
ズ オ ァ ァ ァ ァ ッ ッ!!!!
>極大の光弾が、ほむらめがけて一斉に殺到する!
弾幕版伏魔御廚子+夢想転生です。
当たると大ダメージのクソデカ光弾が超高速で四方八方から迫ってきます。
しかも本体から撃ってくるわけではなく、ほむほむの周囲に直接生成される仕様。おまけにベクトル操作も防御もレジストされて効果なし。
さらに追い打ちとして、本体は破壊不可能なバリアに守られています。
剥がすには、本体の周囲を旋回している神鏡をすべて破壊しなければなりません。
ですが、一度バリアを剥がしてしまえば張り直されません。ここは落ち着いて、一枚ずつ確実に割っていきましょう。
まず《クロックアップ》を発動してそのまま《時間停止》に移行、八方が弾幕で塞がれる前に脱出します。
脱出したら即《レイヨン・クレピュスキュレール》の分体を展開、神鏡の真正面に移動させてスタンバイ。
>キィィィィン…!!
チャージ完了。発射と同時に《時間停止》を解除します。
>ビ カ ッ!!!
ガシャァァァァン…!!!
>光条に貫かれ、神鏡が砕け散った!
この間も弾幕は絶え間なく襲ってきますので《クロックアップ》はトドメの瞬間まで継続。
本体は領域維持に集中して妨害してこないので、今の手順を繰り返して残りも破壊していきます。
パキィィィィィン…!!!
「………■■■!!?」
>最後の鏡が砕け散り、障壁が消え失せた!
はい、全部破壊しました。ここで一気にトドメを刺します。
剥がされた直後は本体が無防備になるので、すかさず《時間停止》、大技の準備に取りかかります。
まず、MPを再度回復させてから…
>《Hőlle Rache》《Feuerkern》*5
>ゴォォォォォォォォッ……!!
>噴き出した炎が一点に収斂し、やがてまばゆい焔光を放つ小さな弾となった!
《Feuerkern》を本体めがけて発射、着弾寸前に《時間停止》を解除!
>バシュンッッッ!!!
ボゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!
うひょー、ド派手に火柱がブチ上がってます。
「■……■■………」
>爆炎が晴れると、焼け崩れた本殿とともに魔女が横たわっていた。
ようやく本体がおねんねしてくれました。さっそく恒例の月読タイムと参りましょう。
>《イツワリノハナヨメ》
___ほむらは、いつものように精神を研ぎ澄まし、魔女の奥底へと意識を沈めていった。
しかし、目に映った光景に思わず息を呑む。
(……これは……!?)
空間そのものが札の層に閉ざされ、隙間ひとつ見当たらない。
(………)
試しに、最も手近な札へと指先を伸ばす。だが――
ジュゥッ!
(っ……!)
皮膚を焼くような鋭い痛みが走り、反射的に手を引く。
見ると、触れた指先はうっすらと赤く腫れていた。
(……精神に干渉するには、これを突破しないといけないわけね)
見ての通り、今回の相手はひと筋縄ではいきません。この札をどうにかしない限り、内部へ干渉ができない仕様です。
ではどうするかというと……解析します。
今のほむほむはステータスが大幅に上昇しているおかげで、月読中でも一部のスキルを発動可能です。
そこで《V.V.V.F.》を応用し、札に組み込まれた術式そのものを解析し、無効化できるようにするわけです。
いやほんと万能だなこのスキル。
>《V.V.V.F.》《CRACK》
>掌に電気状の魔力を纏わせ、そっと札に触れる。
>その瞬間、札の表面を覆っていた文字が、蜘蛛の巣状にひび割れた光を走らせる。
>複雑に絡み合う線の一本一本をたどり、構成している符号や呪文式を解きほぐしていく。
>………仕組みが、見えてきた。
順調に解析進んでますね。解析が完了すれば札を剥がせるようになります。
>………だいたいの構造は掴んだ。
>ほむらが札から手を離すと、札の表面を走っていた光がすっと消え、音もなく剥がれ落ちる。
よし、解析完了。何枚か剥ぎ取って、通れる隙間を確保します。
>隙間の向こうに覗いたのは……おそらく本殿内部、居住空間のような造り。
ほむほむが通れるぐらいの隙間ができたので、さっそく入っていきましょう。
___しゃらん。
ほむらが空間の奥へと足を踏み入れた瞬間、鈴の音が涼やかに響いた。
そして、背後に唐突に現れた気配に、反射的に振り返る。
顔だけがぼやけたように曖昧な、巫女装束の少女がそこに立っていた。
___あなたは誰。
ほむらが警戒を強めた刹那、少女の声が脳裏に直接響いた。
唇は微動だにせず、しかし確かに届くその声。
念話……いや、精神そのものへ干渉してきているのだろうか。
___そう。
ほむらの内心を読んでいるのか、少女は簡潔に答える。
どうやら、ここでは嘘が通じないようだ。
いきなりのご対面です。
この魔女、どうやら生前の記憶をある程度保っているらしく、精神世界に足を踏み入れた瞬間から対話を仕掛けてきます。
ここからは交渉フェーズ。捕食まで持っていくには、彼女自身の意思で協力するよう仕向けなければなりません。
注意点として、この空間では嘘を混ぜた選択肢を何度か選ぶと、問答無用で追い出されます。
そうなると、残る手段は倒してグリーフシード化するしかなくなります。
なので今回は記憶を読ませてしまいましょう。ほむほむの過去から目的まで包み隠さず開示するのが、一番手っ取り早いです。
>【記憶を読ませる】
>「私が何者なのかは……直接、見てもらった方が早いわ」
>ほむらはそう告げ、静かに少女へ歩み寄る。そして、その手を取り、自らの胸元へと導いた。
___ッ!!
>少女が息を呑む音が響く。その瞳には、ほむらの全てが映し出されていた。
100年モノの魔女ですらドン引きする経歴を持つ女、それがほむほむ。
地獄ループを繰り返して理性を保ったまま魔女化、挙げ句の果てに複数の魔女を取り込んでるとかいうわけわかめな存在だからね、仕方ないね。
ともかく、これでこちらの要求も全て伝わったでしょう。
あとは向こうがどう判断するかです。
___あなたは、なぜ、そこまでして……
>少女が問うてきた。 そんなもの、決まっているだろう。
>まどかを、救うためだ。 それ以外に、理由などない。
当たり前だよなぁ?というわけでチミも協力してくれないカナ?
>「___だから。私の、力になって」
>ほむらは悲壮な覚悟の奥に、わずかな狂気を宿した眼差しでそう告げた。
___………………。
>少女はしばし俯いたまま動かない。
>やがて逡巡の末に、何も言わず、静かにほむらの手を取った。
よし、交渉成立。このあと自動で魔法が解除されて現実に戻ります。
>すると、空間がじわじわと圧縮されていき、ほむらに向かって収束していく感覚が走る。
>そして、少女はほむらの手を取ったまま、ほむらの中へと吸い込まれるように消えていった。
現実に帰還しました。さて、ここからは捕食タイム……ですが、今回は演出がちょっと特殊です。
>《喰べる》
ズルリ……
>口を開けて飲み込もうとしたその瞬間、倒れていた魔女が静かに起き上がり、ほむらへ寄りかかってきた。
ズズ…ズズズッ……
>まるで抱きしめ合うように、その身体はほむらへと溶け込み、吸収されていく。
>やがて、肉体が完全に吸収されると同時に、境内を覆っていた結界は夜空へと溶けるように消えていった。
工事完了です……いやぁ、今回のは間違いなく今までで最長クラスでしたね。
お待たせしました、それでは恒例のスキルご開帳といきましょう。
☆スキルツリー/ラーニングスキル
Selected:《封印術・遠神能看可給》
▽スキル説明
・対象:敵単体/敵複数体/一定範囲
・効果:1.魔札を対象に貼り付け、移動・魔法・攻撃・防御のいずれかを選択して封じる。 2.封印結界陣を展開し、範囲内の対象の移動・魔法・攻撃・防御すべてを完全に封じる(あらゆる耐性を無視)
チートですね(小並感)
移動・魔法・攻撃・防御を個別にピンポイントで封じられるだけでもそこそこヤバいのに、範囲版ではその全部をまとめて停止させられます。
しかも範囲版は耐性無視な上、全力展開すればワルプルですら封殺できます。
とはいえ、範囲版はMP消費がとんでもないので、ここぞという時以外は封印推奨です。
これで、ついに取り込みチャートが完了しました。 あとは次のループに備えるだけです。
それでは、羽休めも兼ねてマミさんの様子を見に一旦ほむホームへ帰還しましょう。
帰り道は長いので、例によって倍速で。
魔女移動中………
ただいま。マミさん元気にしてた?
>自宅に戻ったほむらは、まずマミの様子を確認した。
>……ソウルジェムの濁りが限界に近い!
いかん、危ない危ない危ない……(レ) じゃけん浄化させましょうね。
んで、また包帯も交換してっと。はい完了。
火傷はだいぶ治ってきてますね。と言ってもまだケロイドまみれですが。
>「……すぅ……すぅ……」
>マミの呼吸は、すっかり安定してきた。呻き声の頻度も、目に見えて減っている。
マミさんも完全におねんねモードですね。 もう夜も遅いですし、こちらもつかの間の休息と洒落こみましょうか。
とりあえずシャワーでも浴びますかね。 え?浴びてるシーン? カットです(無慈悲)
>髪を拭きながら、洗面台の鏡に目を向ける。
>摘まんだ髪には、いつの間にか緩いウェーブがかかっていた。
>そして、唇に血のような色が……いくら洗っても、落ちない。
あー、目以外にも変化が現れてきてますね。
魔女ルートでしばらく進めていると、こういうふうに身体的な変化が起こることがあります。
ほむほむの場合、これまで喰らってきた魔女の血がこびりついて取れなくなっている、という演出みたいです。
もはやほむほむの魅力が危険水域に突入している気がしないでもないですが……本人に自覚はまっっっっっったくありません。
次ループの転校シーンで、ちょっと面白いことになりそうですね。
それはそれとして、ここからのムーブですが……次のループまでまだ数日の猶予があります。
ただ、さっきの戦闘でグリーフシードのストックがかなり減ってしまいました。 この間にひたすら魔女狩りして多めに確保しておきましょう。
次のループでは、まどかだけでなくさやか達にも積極的に介入する予定です。 そうなると、野良魔女とじっくり戦っている暇はほとんどなくなりますからね。
というわけで、ここからは魔女狩りタイムです。
学校? 時間の無駄なので、ループの時まで適当な理由つけてサボっちゃいましょう。
とはいえ、真っ昼間から中学生が街をウロウロしてたらさすがに怪しまれるので、魔女形態で上空を飛行して移動します。これなら一般人には認識されませんからね。
結界を発見したので、早速突入していきます。
ついでに、さっき手に入れた新スキルのお試し運転といきましょう。
>《封印術・遠神能看可給》《急急如律令》*6《封魔》
>魔力の札を生成し、眼前の魔女へと放つ。
>ブ ゥ ン ッ!!
「………■■■!!?」
>札が貼り付いた瞬間、魔女の身体が赤黒い結界に覆われる。
>魔女は、魔力を魔法に変換できなくなっているようだ。
お札版はこのように、封印したい要素を選んで発動します。
魔法行使を止める《封魔》、移動を封じる《禁移》、攻撃力を大幅に下げる《破攻》、防御力を大きく削ぐ《破防》。
ほとんどの魔女に有効ですが、ワルプルのような規格外クラスだけは例外です。
また欠点として、重ねがけは不可能。二枚目を貼ると効果同士が干渉して、術式が破綻してしまいます。
範囲版は説明文にもある通り、上記の効果全部盛り+ワルプルにも有効ですが…燃費激悪なので、出番はワルプル戦までお預けです。
お試し運転も済ませたので、このあとの戦闘は倍速で。
魔女倍速中……
今日はあまり魔女が見つかりませんでしたね。ですが、ループまでには必要数が揃っているはずです。
どうしても足りなければ遠征すればいいので。
というわけで、一旦拠点に戻りましょう。
>「………うっ……ここ、は……?」
>マミがゆっくりと目を開け、ぼんやりとした視線を漂わせる。
お、ついにマミさんが意識を取り戻しましたね。
思ったより回復が早いじゃないですか。
>「……暁美、さん……」
>「私は、たしか、《灰かぶり》と、戦って……?」
>マミはほむらの姿を認め、掠れた声で途切れ途切れに記憶をたぐり寄せる。
やっぱり気になりますよね。とりあえずざっくり現状報告だけしときますか。
灰かぶりを倒したこととか、瀕死のマミさんを保護して、ここで看病していたこととか。
>「……本当に、ありがとう。感謝しても、しきれないわ……」
>マミはか細い声でそう告げ、ベッドから起き上がろうとする。
>だが、足に力が入らず体勢を崩し、倒れ込もうとする。
支えてあげましょう。 無理しちゃダメですよマミさん、まだ病み上がりなんですから。
意識が戻った以上、まずは回復が最優先です。
意識がなかった間は、ウ◯ダー的な栄養ゼリーを無理やり流し込んでましたが…これからはちゃんと食事をとって、元気を取り戻してもらわないと。
>そう言えば、冷蔵庫に食べ物はほとんどなかったような……
あちゃー、冷蔵庫がスッカラカンでしたか。
マミさん、ちょっと買い出ししてきますんで、留守番頼んます。
>「……いや……ひとりに、しないで……」
>ほむらの袖をぎゅっと掴み、マミは目元に涙を浮かべながら縋りついた。
Oh……完全にメンヘラモード突入してますね。
今のマミさん、満足に動けない上に頼れるのがほむほむしかいないので、まぁ無理もないか。
とはいえ、今の状態で連れて行くわけにもいきません。ここは一つ妥協案を提示しましょう。
>外出中はビデオ通話を繋げておく、という条件を提案する。
>その提案に、マミはまだ不安げに眉を寄せながらも、ようやく頷いた。
これでよし。では買い出し行きましょう。 レジまでスキップ。
>「……これから会計だから、少し映像切るわね」
>そう言って、音声のみに切り替えようとすると…
>「切らないでっ!!」
ヒェッ…だいぶメンタルやられてますねマミさん…
この様子だと、回復しても自宅に戻るの無理なのでは…?
しかしねぇ…こちらもグリーフシード調達という大事な用事があるのだから…(HIRM)
離れられないまでも、せめて戦闘できる程度には立ち直ってもらわないと困ります。
明日はリハビリも兼ねて、2人で結界に行ってみますか。
>「一緒に寝て……お願い……」
>食事と清拭を済ませてベッドに寝かせようとすると、マミは涙声でそう懇願してきた。
しょうがねぇなぁ、マミさんの抱き枕になってあげますか。
まぁ、ほむほむ自身は眠れないんですけどね。
というわけで翌日になりました。
火傷はほぼ完治したので、包帯は外してあげましょう。
立って歩けるくらいには回復したので、ここでリハビリの提案です。
>「……でも、私は……」
>言葉を濁すマミに、ほむらは淡く笑みを浮かべる。
>「大丈夫、私が隣にいるわ。 あなたは無理をしなくていい、ただ一歩踏み出してみて」
マミさんは渋りながらも、なんとか首を縦に振りました。
というわけでリハビリ開始。手頃な結界を見つけて突入します。
>「……ハァッ……ハァッ……!!」
>魔女の姿を目にした瞬間、マミの脳を恐怖が支配した。
>足は竦み、身体は蛇に睨まれた蛙のように硬直してしまう。
……ダメだコリャ。 死にかけたのがよほどトラウマになってるようです。
さっきみたいに通話しながら調達をこなすしかなさそうですね。
さすがに移動や戦闘の様子を見せるわけにはいきません。
そこで「普段は音声通話のみ」「戦闘中は通話を中断」という形で言いくるめることにしました。
これならマミさんも最低限の安心感は得られるし、こちらも余計なリスクを背負わずに済みます。
少し強引ではありますが、今の状況ではこれが最善策でしょう。
え、今のマミさんが納得してくれるのかって?
大丈夫です。ぎゅーとか、なでなでとかで甘やかしてメンタルをある程度持ち直させれば、案外すんなり受け入れてくれます。
>マミは苦虫を噛み潰したような顔をしていたが、結局こちらの要求を飲んでくれた。
やったぜ。ちなみに今のマミさん、ほむほむに膝枕されてます。
これで調達も問題なくこなせるようになりました。
魔女狩り自体は今までと変わらないので、ここからは倍速で。
魔女戦闘中……
はい、必要数のグリーフシードが集まりました。
ちょうどワルプル出現の日に重なったので、戦いに行くふりをして時間遡行します。
あばよ、マミさん。 また次のループで会おうぜ。
___見滝原にスーパーセル警報が発令され、空を裂くようにしてワルプルギスの夜が姿を現した。
「……行ってくるわね。この街を、守らなきゃ」
ほむらはマミにそう告げた。胸の奥では、これが決意ではなく偽りの言葉だとわかっていながら。
「……そんな……!」
マミは思わず声を上げ、身を乗り出す。
震える手がほむらを引き留めようと伸ばされ――しかし、その瞬間。
ほむらの瞳に、花嫁の魔女の口づけが淡く浮かび上がった。
「ぁ……っ」
マミは糸の切れた人形のように崩れ落ち、幻惑の眠りに囚われる。
そっと彼女をベッドに寝かせ直したほむらは、玄関を出る直前、かすかに微笑みを浮かべて呟いた。
「___また会いましょう、巴マミ」
次はいよいよ最後のループです。今しばらくお待ちを…