魔法少女まどか☆マギカ -Kaleidoscope- 実績「時をかける魔女」獲得実況プレイ   作:Hotpepper_N

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Part6(16/n)

Walpurgisnacht

████████████████████████

 

はい、ラスボス登場!

いやー、何度見ても壮観ですね。 空が真っ黒ですもん。

 

さあ、それではこちらも、気合入れていきましょう。

これまで積み上げてきた全ての集大成です。

自分と仲間に持たせたグリーフシードを《オート使用》に切り替えるのも忘れずに。

 

 

まずは初動。

 

>【第一段階:使い魔の殲滅】

 

先ほど空を埋め尽くしていた、あの使い魔の大群。

まずはあれを処理します。

 

この状態で本体へ突っ込んでも、四方八方から袋叩きにされるだけですからね。

地道ですが、最初にきっちり数を減らしておきましょう。

 

今回、まどかとコンビで戦った時のような《コマンドモード》はありません。

 

全員、作戦内容は頭に入っていますからね。

指示するでもなく、AIがいい感じに動いてくれます。

こちらはほむほむの操作と、戦況全体の確認に集中します。

 

>佐倉杏子・美樹さやか、前進。

 

まずは、予定どおり前衛二人が飛び出しました。

 

杏子は長槍を振り回しながら群れの中央へ。

さやかはその少し後ろにつき、杏子の死角へ入り込んだ個体を切り払っています。

 

二人とも近接型なので、使い魔からすれば分かりやすい標的です。

 

はい、釣れてますね。

マップ上の赤点(もはや波)が、二人の周囲へ一気に集まっていきます。

 

その間にこちらも飛び上がり、フィールド上空に陣取っておきましょう。

 

ですが、この段階ではまだ撃ちません。

杏子とさやかが爆撃範囲から抜けるまで待ちます。

焦って撃つと、仲間ごとこんがり焼き上げることになりますからね。

 

>佐倉杏子、美樹さやか――退避開始。

 

よし、二人が左右へ分かれました。

使い魔の群れがちょうど中央に固まってます。

 

それでは投下。

 

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

 

ドゴォン!! ズガァン!!

 

>火球は弧を描いて使い魔の群れへ降り注ぎ、地上を埋め尽くすように次々と炸裂した。

 

よし、ここの塊は一掃しましたかね。

今の一撃で百体単位は消し飛びました。

 

爆撃を逃れた個体は――

 

>《ティロ・ボレー》

 

マミさんが処理してくれます。

 

>展開されたマスケット銃が一斉に火を噴き、炎の外へ逃れた使い魔を正確に撃ち抜いていく。

 

前衛が釣る。

ほむほむが焼く。

マミさんがこぼれた分を落とす。

 

まずは予定どおりですね。

このローテーションを繰り返しながら、少しずつ本体との距離を詰めていきます。

 

>《疾風迅雷》

>《コラテラルエッジ》

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

>《ティロ・ボレー》

 

今のところ、四人とも大きな損傷はなし。

作戦は順調です。

 

では、しばらく同じ手順が続くので少し飛ばしましょうか。

 

 


 

 

「――さやか、右っ!」

 

「分かってる!」

 

杏子の声に反応し、さやかが剣を薙ぐ。

迫っていた使い魔が真っ二つに斬り裂かれ、そのまま霧散した。

 

背中合わせになり、二人は絶え間なく群れを捌いていく。

杏子の槍がまとめて薙ぎ払い、そこから漏れた一体を、さやかの刃が斬り伏せる。

 

それでも、次から次へと新たな影が押し寄せてきた。

 

「っ、キリがない……!」

 

「弱音吐くな! 上を見ろ!」

 

さやかが空を仰ぐ。その視界を、炎の雨が埋め尽くした。

 

上空を旋回するほむらの翼から、無数の黒い火球が放たれる。

降り注いだ炎は使い魔の群れへ次々と炸裂し、視界を埋めていた影をまとめて消し飛ばした。

 

「うわ……あんなに……」

 

「見惚れてる暇はねぇぞ! 手ぇ動かせ!」

 

爆炎の中から逃れた使い魔を、銃声が貫いた。

後方に陣取るマミが、撃ち漏らした個体を正確に撃ち落としていく。

 

二人が引きつけ、ほむらが焼き、マミが仕留める。

四人の役割が、綺麗に噛み合っていた。

 

数千という圧倒的な物量を前にしても、それでも確実に戦線は前へ進んでいた。

 

そして。

 

『……来るわ』

 

上空のほむらが、ぴくりと反応する。

使い魔を削られ続けた本体が、その逆さまの頭をこちらへ向けた。

 

幾重にも重なった歯車が、耳障りな軋みを上げて回転する。

 

その奥で、赤い熱が脈打つように膨れ上がっていく。

 

『炎が来る! 総員、身構えて!』

 

ほむらの声が、三人の頭の内側へ鋭く響いた。

 

 


 

 

はい来ました、第二段階。

 

予定どおり、本体が直接攻撃へ移行しました。炎ですね。

見てください、赤い光がどんどん膨れ上がってます。

 

あれが弾けると、この辺り一帯がまとめて火の海になります。

まともに食らえば、前衛二人はまず助かりません。

 

二人がマミさんのところまで戻ってきたら、その三人を《スクード・ディアマンテ》でまとめて防御します。

ほむほむ自身は上空に退避して、炎の範囲から離脱。

 

それでは、一発目。

 

>巴マミ:《ナストロ・グイダート》

Phönix《スクード・ディアマンテ》

 

 


 

 

視界が、真っ赤に染まった。

 

轟音。 熱波。 空気そのものが燃え上がるかのような錯覚。

街の一角が、一瞬にして炎の海へと変わった。

 

その、直前。

 

「――っ、うおっ!?」

 

杏子の体が、後方へと引っ張られた。

指輪から伸びた金色の光が、その体を強制的に手繰り寄せる。

さやかも同様に、宙を舞うようにして引き戻された。

 

そして、二人が着地したその場所には――

 

淡く輝く、盾型の光の膜。

 

《スクード・ディアマンテ》。

炎の奔流が、その盾に激突し、四方へと弾け散っていく。

 

「……っ、あっつ……!」

 

盾の内側で、さやかが顔をしかめる。

膜越しにも、肌を焼くような熱が伝わってくる。

だが――炎は、一人として、その内側には届かなかった。

 

「……ちっ、際どいな」

 

杏子が、額の汗を拭う。

 

「間一髪、ってやつか。 ……やるじゃねぇか、マミ」

 

「当然でしょう?」

 

マミが不敵に笑う。

その指輪には、まだ淡い金色の光が残っていた。

 

 


 

 

はい、防御成功。

 

杏子とさやかの回収も問題なし。

地上の三人は盾で防ぎ、ほむほむも上空へ退避済み。 四人ともノーダメージです。

 

ここからは、使い魔を処理しながら、同じ流れで本体の炎を凌いでいきます。

 

>《ナストロ・グイダート》

>《スクード・ディアマンテ》

 

引き戻して、防ぐ。

 

>《ティロ・ボレー》

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

 

その合間に使い魔を削る。

 

うん、順調ですね……と、言いたいところなんですが。

 

次の攻撃、少しまずいです。

マミさんが使い魔の迎撃に回っているところへ、本体の炎が来ました。

 

しかも今回は一方向ではありません。 途中で二つに分かれています。

 

一本はマミさんへ。

もう一本は、離れた場所にいる杏子とさやかへ。

マミさん、自分へ飛んできた炎の回避と使い魔の処理で手いっぱいです。

 

この状態では、《ナストロ・グイダート》の発動が間に合いません。

杏子とさやかも、あの位置からでは避けきれない。

 

となれば――こちらで動かします。

 

>《壱壊のテンソル》

>対象選択:佐倉杏子

>対象選択:美樹さやか

 

>《モード:操作》

《→Slide→》

 

横へスライドっ!

炎の軌道から、二人まとめて強制退避させます。

 

>二人が一瞬前にいた場所を、炎が地面ごと焼き尽くした。

 

危なっ。 今のは本当にギリギリでしたね。

 

杏子が盛大に転がっていますが、生きているので問題ありません。

さやかも着地には失敗しましたが、ダメージは軽微。

 

マミさんも自分へ向かってきた炎を回避できました。

 

全員無事です。ただし――

 

今ので、予備手段だった《壱壊のテンソル》を切りました。

 

盾も、当初の見積もりよりほんの少し多く使っています。

本来なら、もう少し少ない回数で済む予定だったんですが。

 

炎の頻度が想定より高いですね。使い魔もまだ多少残っています。

全員グリーフシードで補給しながら戦ってはいますが、それ以上に消耗が激しい。

 

なので現時点での消耗は――予定より上。

とはいえ、まだギリギリ許容範囲です。

 

ベクトル操作も盾の追加消費も、致命的というほどではありません。

安全マージンはかなり削られましたが、作戦に支障が出るほどじゃないです。

 

ここまで来れば、残る使い魔もあとわずか。

本体への道は、ほぼ開いています。

 

いよいよ、最終段階へ移行しましょう。

 

>【第三段階:本体撃破】開始

 

さあ、ここからが最終局面。

本体まで、あと少し。 一気に畳みかけますよ。

 

まず、マミさんが本体の正面に躍り出ます。

 

>《無限の魔弾》

 

ダンッ! ドダダダダダッ!!

 

>無数のマスケット銃が、宙へ展開され。

>間髪入れずに火を噴き、迫る使い魔を次々と撃ち抜いていく。

 

シュルルルルッ――!

 

>金色のリボンが空中を走り、街灯や瓦礫、使い魔の残骸へと絡みつく。

>マミはそれを足場に、振り子のように宙を舞う。

 

タンッ。

 

>空中に生み出した銃身を一瞬だけ踏みつけ、さらに高く跳ぶ。

 

ドォンッ! バンッ! バババババンッ!!

 

>飛び交う銃弾。空を切り裂くリボン。

>次々と展開されては撃ち捨てられていくマスケット銃。

 

うひょー。これですよ、これ。

さすがマミさん、やることなすこと優雅でド派手。

もう戦闘というより、シルク・ドゥ・ソレイユとか雑技団見てる気分です。

 

ワルプルもさすがに無視できません。

本体の意識は、完全にマミさんへ釘付けです。

 

その隙に、杏子とさやかへシールドを展開。

 

>《スクード・ディアマンテ》

>形状変更:全周防御

 

二人には、そのまま本体へ接近して張り付いてもらいます。

 

ワルプルは常時、膨大な魔力を周囲へ垂れ流しています。

いわば、全身を覆う疑似的なエネルギーフィールドですね。

 

防御なしで近づけば、それだけで継続ダメージ。

本体へ触れる前にじわじわ焼き殺されます。

 

なので今回は、二人を全周型の盾で包みました。

これなら魔力圧を遮断したまま、直接本体へ取りつけます。

 

>佐倉杏子、本体左側へ接近。

>美樹さやか、本体右側へ接近。

 

よし、ここからは、本体の上を好き放題に駆け回ってもらいましょう。

 

>《疾風迅雷》

>《打突》

>《コラテラルエッジ》

 

>杏子の槍が歯車の隙間へ突き刺さり、さやかの剣が外装を斬りつける。

 

二人とも全力で殴っています……が。

本体が巨大すぎて、体の上を蟻が走り回って小突いているようなものですね。

ダメージもあってないようなものですが、それで十分。

 

「キャハハハハハハ!!!」

 

ワルプルが露骨に鬱陶しがってます。

二人を引きはがそうとしても、マミさんが暴れてるせいでそれもできない。

 

マミさんが正面から派手に撃つ。

杏子とさやかが、左右から張りついてちょっかいを出す。

三方向から同時に攻撃され、本体の注意が分散しました。

 

ここでほむほむの出番です。 こちらへのマークが外れています。

 

現在位置は、本体の真上。

三人へ意識を向けているワルプルからは、ちょうど死角になる位置です。

誰にも邪魔されないところから、特大の爆弾をブチ込みます。

 

ゴォォォォォォォォッ……!!

 

>噴き出した炎が一点へと収斂し、やがて眩い焔光を放つ小さな火球へと姿を変えた。

>《Hőlle Rache》《Feuerkern》

>掌に収まるほどの弾を、雫のように、爆弾のように静かに投下する。

 

着弾する前に、三人を退避させます。

この時、マミさんには大技のための準備にも入ってもらいましょう。

 

>巴マミ:《ナストロ・グイダート》

 

>マミが後方へ飛び退く。

>同時に指輪から金色の光が伸び、杏子とさやかの体を一気に手繰り寄せた。

 

よし、退避完了。

 

ボゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!

 

>三人が爆発範囲を離れた直後、極限まで圧縮されていた黒炎が、一瞬で膨張。

>巨大な炎球となって炸裂し、ワルプルギスの夜の上半身を丸ごと呑み込んだ。

 

杏子とさやかが爆風に少し巻き込まれましたが、これは想定内。

むしろ、このまま次の攻撃へ移るための離脱も兼ねています。

 

本体も爆発の音と光で一瞬眩みました。この隙を逃しません。

 

>《カテーナ・レガーメ》

>出力:最大

 

ジャララララララララララッ!!!

 

「キャハハッ!?」

 

>虚空から無数の鎖が射出される。

>鎖は爆炎を貫き、ワルプルギスの夜の腕、胴体、幾重にも重なる歯車へと次々に巻きついた。

 

拘束!フルパワーの鎖でがっちり縛り上げます。

さらにダメ押し、

 

>《V.V.V.F.》《ELECTROCUTION》

 

バリバリバリバリッ……!!

 

>激しい放電音が響き、鎖に電撃が纏われる。

 

さらに鎖に電撃を流し、動きを少しでも鈍らせます。

ただし、相手が相手です。

 

ギシッ――ギギギギギッ……!

 

>ワルプルギスの夜が身を捩る。

>巨大な体躯を縛る鎖が、今にも千切れそうな音を立てて軋み始めた。

 

引きちぎられるのは時間の問題。ですが、それで充分。

これは“次”を確実に当てるためのものですから。

 

>《封印術・遠神能看可給》

 

封印術、発動! これで完全に封殺します。

 

ギュイィィィィィィィン――!!

 

>空気をつんざく甲高い音とともに、ワルプルギスの足元へ巨大な術式が展開された。

>幾重もの円環。曼荼羅とも太極図ともつかない、赤と黒の複雑な紋様。

>相反する光が互いを追うように旋回し、建物数区画を覆う巨大な陣を形作っていく。

 

「キャ……ハ……ッ!!??」

 

>術式の中心から、無数の呪印が噴き上がった。

>帯のように宙を這い、鎖に縛られたワルプルギスの夜へ次々と絡みついていく。

 

 

【挿絵表示】

 

 

>状態異常付与:《魔法・スキル封印》

>状態異常付与:《行動不能》

>状態異常付与:《攻撃力低下・特》

>状態異常付与:《防御力低下・特》

 

「ァ……ァア゛……ッッ……!!」

 

>ワルプルギスの夜を覆っていた魔力が、急速に沈静化する。

>幾重にも重なっていた歯車の回転も、鈍い音を立てて停止した。

 

これで奴は完全な無防備状態です。

 

あとは――

 

溜めに溜めた、マミさんの最大火力を叩き込むだけ。

 

>マミが両手を前へ掲げると、眼前に無数のリボンが幾重にも広がる。

>やがて形作られたのは、マミの体躯を遥かに上回る巨大な砲。

>砲身を埋め尽くす金色の紋様が、後方から先端へ向かって次々と点灯する。

 

キィィィィィィィィィン――――!!

 

>莫大な魔力が砲口へ収束。

>凝縮された黄金の光が、周囲の景色を白く染め上げていく。

 

さあ、マミさん。ぶちかましてください。

 

>《ボンバル・ダメント》

 

 

ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

>黄金の奔流が放たれ、一直線にワルプルギスを呑み込んだ!

 

「■■■■■■■■■■■■■■■■――――!!!!!!!」

 

Walpurgisnacht

████████████████████████

 

いっったぁー!! 効いてる効いてる!

見てくださいこの減り方、封印で防御力ガッツリ削ったとはいえ、一撃で大半のHPが消し飛びました。

 

さぁて、これで奴も満身創痍です。 あとはとどめを刺すだけ。

一発ブチ込む分くらいはまだ残っています。

 

 

あばよ、ワルプルギス――

 

 

> Phönix

>《MP残量:21%》

 

>《レイヨン・クレピュスキュレール》

 

ピ ッ

 

>《MP残量:14%》

 

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