魔法少女まどか☆マギカ -Kaleidoscope- 実績「時をかける魔女」獲得実況プレイ 作:Hotpepper_N
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はい、ラスボス登場!
いやー、何度見ても壮観ですね。 空が真っ黒ですもん。
さあ、それではこちらも、気合入れていきましょう。
これまで積み上げてきた全ての集大成です。
自分と仲間に持たせたグリーフシードを《オート使用》に切り替えるのも忘れずに。
まずは初動。
>【第一段階:使い魔の殲滅】
先ほど空を埋め尽くしていた、あの使い魔の大群。
まずはあれを処理します。
この状態で本体へ突っ込んでも、四方八方から袋叩きにされるだけですからね。
地道ですが、最初にきっちり数を減らしておきましょう。
今回、まどかとコンビで戦った時のような《コマンドモード》はありません。
全員、作戦内容は頭に入っていますからね。
指示するでもなく、AIがいい感じに動いてくれます。
こちらはほむほむの操作と、戦況全体の確認に集中します。
>佐倉杏子・美樹さやか、前進。
まずは、予定どおり前衛二人が飛び出しました。
杏子は長槍を振り回しながら群れの中央へ。
さやかはその少し後ろにつき、杏子の死角へ入り込んだ個体を切り払っています。
二人とも近接型なので、使い魔からすれば分かりやすい標的です。
はい、釣れてますね。
マップ上の赤点(もはや波)が、二人の周囲へ一気に集まっていきます。
その間にこちらも飛び上がり、フィールド上空に陣取っておきましょう。
ですが、この段階ではまだ撃ちません。
杏子とさやかが爆撃範囲から抜けるまで待ちます。
焦って撃つと、仲間ごとこんがり焼き上げることになりますからね。
>佐倉杏子、美樹さやか――退避開始。
よし、二人が左右へ分かれました。
使い魔の群れがちょうど中央に固まってます。
それでは投下。
>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》
ドゴォン!! ズガァン!!
>火球は弧を描いて使い魔の群れへ降り注ぎ、地上を埋め尽くすように次々と炸裂した。
よし、ここの塊は一掃しましたかね。
今の一撃で百体単位は消し飛びました。
爆撃を逃れた個体は――
>《ティロ・ボレー》
マミさんが処理してくれます。
>展開されたマスケット銃が一斉に火を噴き、炎の外へ逃れた使い魔を正確に撃ち抜いていく。
前衛が釣る。
ほむほむが焼く。
マミさんがこぼれた分を落とす。
まずは予定どおりですね。
このローテーションを繰り返しながら、少しずつ本体との距離を詰めていきます。
>《疾風迅雷》
>《コラテラルエッジ》
>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》
>《ティロ・ボレー》
今のところ、四人とも大きな損傷はなし。
作戦は順調です。
では、しばらく同じ手順が続くので少し飛ばしましょうか。
「――さやか、右っ!」
「分かってる!」
杏子の声に反応し、さやかが剣を薙ぐ。
迫っていた使い魔が真っ二つに斬り裂かれ、そのまま霧散した。
背中合わせになり、二人は絶え間なく群れを捌いていく。
杏子の槍がまとめて薙ぎ払い、そこから漏れた一体を、さやかの刃が斬り伏せる。
それでも、次から次へと新たな影が押し寄せてきた。
「っ、キリがない……!」
「弱音吐くな! 上を見ろ!」
さやかが空を仰ぐ。その視界を、炎の雨が埋め尽くした。
上空を旋回するほむらの翼から、無数の黒い火球が放たれる。
降り注いだ炎は使い魔の群れへ次々と炸裂し、視界を埋めていた影をまとめて消し飛ばした。
「うわ……あんなに……」
「見惚れてる暇はねぇぞ! 手ぇ動かせ!」
爆炎の中から逃れた使い魔を、銃声が貫いた。
後方に陣取るマミが、撃ち漏らした個体を正確に撃ち落としていく。
二人が引きつけ、ほむらが焼き、マミが仕留める。
四人の役割が、綺麗に噛み合っていた。
数千という圧倒的な物量を前にしても、それでも確実に戦線は前へ進んでいた。
そして。
『……来るわ』
上空のほむらが、ぴくりと反応する。
使い魔を削られ続けた本体が、その逆さまの頭をこちらへ向けた。
幾重にも重なった歯車が、耳障りな軋みを上げて回転する。
その奥で、赤い熱が脈打つように膨れ上がっていく。
『炎が来る! 総員、身構えて!』
ほむらの声が、三人の頭の内側へ鋭く響いた。
はい来ました、第二段階。
予定どおり、本体が直接攻撃へ移行しました。炎ですね。
見てください、赤い光がどんどん膨れ上がってます。
あれが弾けると、この辺り一帯がまとめて火の海になります。
まともに食らえば、前衛二人はまず助かりません。
二人がマミさんのところまで戻ってきたら、その三人を《スクード・ディアマンテ》でまとめて防御します。
ほむほむ自身は上空に退避して、炎の範囲から離脱。
それでは、一発目。
>巴マミ:《ナストロ・グイダート》
>Phönix《スクード・ディアマンテ》
視界が、真っ赤に染まった。
轟音。 熱波。 空気そのものが燃え上がるかのような錯覚。
街の一角が、一瞬にして炎の海へと変わった。
その、直前。
「――っ、うおっ!?」
杏子の体が、後方へと引っ張られた。
指輪から伸びた金色の光が、その体を強制的に手繰り寄せる。
さやかも同様に、宙を舞うようにして引き戻された。
そして、二人が着地したその場所には――
淡く輝く、盾型の光の膜。
《スクード・ディアマンテ》。
炎の奔流が、その盾に激突し、四方へと弾け散っていく。
「……っ、あっつ……!」
盾の内側で、さやかが顔をしかめる。
膜越しにも、肌を焼くような熱が伝わってくる。
だが――炎は、一人として、その内側には届かなかった。
「……ちっ、際どいな」
杏子が、額の汗を拭う。
「間一髪、ってやつか。 ……やるじゃねぇか、マミ」
「当然でしょう?」
マミが不敵に笑う。
その指輪には、まだ淡い金色の光が残っていた。
はい、防御成功。
杏子とさやかの回収も問題なし。
地上の三人は盾で防ぎ、ほむほむも上空へ退避済み。 四人ともノーダメージです。
ここからは、使い魔を処理しながら、同じ流れで本体の炎を凌いでいきます。
>《ナストロ・グイダート》
>《スクード・ディアマンテ》
引き戻して、防ぐ。
>《ティロ・ボレー》
>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》
その合間に使い魔を削る。
うん、順調ですね……と、言いたいところなんですが。
次の攻撃、少しまずいです。
マミさんが使い魔の迎撃に回っているところへ、本体の炎が来ました。
しかも今回は一方向ではありません。 途中で二つに分かれています。
一本はマミさんへ。
もう一本は、離れた場所にいる杏子とさやかへ。
マミさん、自分へ飛んできた炎の回避と使い魔の処理で手いっぱいです。
この状態では、《ナストロ・グイダート》の発動が間に合いません。
杏子とさやかも、あの位置からでは避けきれない。
となれば――こちらで動かします。
>《壱壊のテンソル》
>対象選択:佐倉杏子
>対象選択:美樹さやか
>《モード:操作》
>《→Slide→》
横へスライドっ!
炎の軌道から、二人まとめて強制退避させます。
>二人が一瞬前にいた場所を、炎が地面ごと焼き尽くした。
危なっ。 今のは本当にギリギリでしたね。
杏子が盛大に転がっていますが、生きているので問題ありません。
さやかも着地には失敗しましたが、ダメージは軽微。
マミさんも自分へ向かってきた炎を回避できました。
全員無事です。ただし――
今ので、予備手段だった《壱壊のテンソル》を切りました。
盾も、当初の見積もりよりほんの少し多く使っています。
本来なら、もう少し少ない回数で済む予定だったんですが。
炎の頻度が想定より高いですね。使い魔もまだ多少残っています。
全員グリーフシードで補給しながら戦ってはいますが、それ以上に消耗が激しい。
なので現時点での消耗は――予定より上。
とはいえ、まだギリギリ許容範囲です。
ベクトル操作も盾の追加消費も、致命的というほどではありません。
安全マージンはかなり削られましたが、作戦に支障が出るほどじゃないです。
ここまで来れば、残る使い魔もあとわずか。
本体への道は、ほぼ開いています。
いよいよ、最終段階へ移行しましょう。
>【第三段階:本体撃破】開始
さあ、ここからが最終局面。
本体まで、あと少し。 一気に畳みかけますよ。
まず、マミさんが本体の正面に躍り出ます。
>《無限の魔弾》
ダンッ! ドダダダダダッ!!
>無数のマスケット銃が、宙へ展開され。
>間髪入れずに火を噴き、迫る使い魔を次々と撃ち抜いていく。
シュルルルルッ――!
>金色のリボンが空中を走り、街灯や瓦礫、使い魔の残骸へと絡みつく。
>マミはそれを足場に、振り子のように宙を舞う。
タンッ。
>空中に生み出した銃身を一瞬だけ踏みつけ、さらに高く跳ぶ。
ドォンッ! バンッ! バババババンッ!!
>飛び交う銃弾。空を切り裂くリボン。
>次々と展開されては撃ち捨てられていくマスケット銃。
うひょー。これですよ、これ。
さすがマミさん、やることなすこと優雅でド派手。
もう戦闘というより、シルク・ドゥ・ソレイユとか雑技団見てる気分です。
ワルプルもさすがに無視できません。
本体の意識は、完全にマミさんへ釘付けです。
その隙に、杏子とさやかへシールドを展開。
>《スクード・ディアマンテ》
>形状変更:全周防御
二人には、そのまま本体へ接近して張り付いてもらいます。
ワルプルは常時、膨大な魔力を周囲へ垂れ流しています。
いわば、全身を覆う疑似的なエネルギーフィールドですね。
防御なしで近づけば、それだけで継続ダメージ。
本体へ触れる前にじわじわ焼き殺されます。
なので今回は、二人を全周型の盾で包みました。
これなら魔力圧を遮断したまま、直接本体へ取りつけます。
>佐倉杏子、本体左側へ接近。
>美樹さやか、本体右側へ接近。
よし、ここからは、本体の上を好き放題に駆け回ってもらいましょう。
>《疾風迅雷》
>《打突》
>《コラテラルエッジ》
>杏子の槍が歯車の隙間へ突き刺さり、さやかの剣が外装を斬りつける。
二人とも全力で殴っています……が。
本体が巨大すぎて、体の上を蟻が走り回って小突いているようなものですね。
ダメージもあってないようなものですが、それで十分。
「キャハハハハハハ!!!」
ワルプルが露骨に鬱陶しがってます。
二人を引きはがそうとしても、マミさんが暴れてるせいでそれもできない。
マミさんが正面から派手に撃つ。
杏子とさやかが、左右から張りついてちょっかいを出す。
三方向から同時に攻撃され、本体の注意が分散しました。
ここでほむほむの出番です。 こちらへのマークが外れています。
現在位置は、本体の真上。
三人へ意識を向けているワルプルからは、ちょうど死角になる位置です。
誰にも邪魔されないところから、特大の爆弾をブチ込みます。
ゴォォォォォォォォッ……!!
>噴き出した炎が一点へと収斂し、やがて眩い焔光を放つ小さな火球へと姿を変えた。
>《Hőlle Rache》《Feuerkern》
>掌に収まるほどの弾を、雫のように、爆弾のように静かに投下する。
着弾する前に、三人を退避させます。
この時、マミさんには大技のための準備にも入ってもらいましょう。
>巴マミ:《ナストロ・グイダート》
>マミが後方へ飛び退く。
>同時に指輪から金色の光が伸び、杏子とさやかの体を一気に手繰り寄せた。
よし、退避完了。
ボゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!
>三人が爆発範囲を離れた直後、極限まで圧縮されていた黒炎が、一瞬で膨張。
>巨大な炎球となって炸裂し、ワルプルギスの夜の上半身を丸ごと呑み込んだ。
杏子とさやかが爆風に少し巻き込まれましたが、これは想定内。
むしろ、このまま次の攻撃へ移るための離脱も兼ねています。
本体も爆発の音と光で一瞬眩みました。この隙を逃しません。
>《カテーナ・レガーメ》
>出力:最大
ジャララララララララララッ!!!
「キャハハッ!?」
>虚空から無数の鎖が射出される。
>鎖は爆炎を貫き、ワルプルギスの夜の腕、胴体、幾重にも重なる歯車へと次々に巻きついた。
拘束!フルパワーの鎖でがっちり縛り上げます。
さらにダメ押し、
>《V.V.V.F.》《ELECTROCUTION》
バリバリバリバリッ……!!
>激しい放電音が響き、鎖に電撃が纏われる。
さらに鎖に電撃を流し、動きを少しでも鈍らせます。
ただし、相手が相手です。
ギシッ――ギギギギギッ……!
>ワルプルギスの夜が身を捩る。
>巨大な体躯を縛る鎖が、今にも千切れそうな音を立てて軋み始めた。
引きちぎられるのは時間の問題。ですが、それで充分。
これは“次”を確実に当てるためのものですから。
>《封印術・遠神能看可給》
封印術、発動! これで完全に封殺します。
ギュイィィィィィィィン――!!
>空気をつんざく甲高い音とともに、ワルプルギスの足元へ巨大な術式が展開された。
>幾重もの円環。曼荼羅とも太極図ともつかない、赤と黒の複雑な紋様。
>相反する光が互いを追うように旋回し、建物数区画を覆う巨大な陣を形作っていく。
「キャ……ハ……ッ!!??」
>術式の中心から、無数の呪印が噴き上がった。
>帯のように宙を這い、鎖に縛られたワルプルギスの夜へ次々と絡みついていく。
>状態異常付与:《魔法・スキル封印》
>状態異常付与:《行動不能》
>状態異常付与:《攻撃力低下・特》
>状態異常付与:《防御力低下・特》
「ァ……ァア゛……ッッ……!!」
>ワルプルギスの夜を覆っていた魔力が、急速に沈静化する。
>幾重にも重なっていた歯車の回転も、鈍い音を立てて停止した。
これで奴は完全な無防備状態です。
あとは――
溜めに溜めた、マミさんの最大火力を叩き込むだけ。
>マミが両手を前へ掲げると、眼前に無数のリボンが幾重にも広がる。
>やがて形作られたのは、マミの体躯を遥かに上回る巨大な砲。
>砲身を埋め尽くす金色の紋様が、後方から先端へ向かって次々と点灯する。
キィィィィィィィィィン――――!!
>莫大な魔力が砲口へ収束。
>凝縮された黄金の光が、周囲の景色を白く染め上げていく。
さあ、マミさん。ぶちかましてください。
>《ボンバル・ダメント》
ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!
>黄金の奔流が放たれ、一直線にワルプルギスを呑み込んだ!
「■■■■■■■■■■■■■■■■――――!!!!!!!」
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いっったぁー!! 効いてる効いてる!
見てくださいこの減り方、封印で防御力ガッツリ削ったとはいえ、一撃で大半のHPが消し飛びました。
さぁて、これで奴も満身創痍です。 あとはとどめを刺すだけ。
一発ブチ込む分くらいはまだ残っています。
あばよ、ワルプルギス――
> Phönix
>《MP残量:21%》
>《レイヨン・クレピュスキュレール》
ピ ッ
>《MP残量:14%》