魔法少女まどか☆マギカ -Kaleidoscope- 実績「時をかける魔女」獲得実況プレイ   作:Hotpepper_N

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Part6(16/18)(最終決戦①)

Walpurgisnacht

████████████████████████

 

はい、ラスボス登場!

いやー、何度見ても壮観ですね。 空が真っ黒ですもん。

 

さあ、それではこちらも、気合入れていきましょう。

これまで積み上げてきた全ての集大成です。

自分と仲間に持たせたグリーフシードを《オート使用》に切り替えるのも忘れずに。

 

 

あ、そうそう。

まどかには先述のとおり烏くんをつけてますが……通信機能を切ってあります。

 

普段なら何かあった時点でこっちに情報を飛ばすようにしてるんですが……今回はわずかな消費MPすら惜しいんで。

なので現在は、烏くん一体を維持して、まどかのそばに待機させてるだけです。

 

まあ、そっちは念のための保険ですしね。

こっちが予定通りワルプルを倒してしまえば、それで全部解決。

 

というわけで――今は、目の前のこいつに全リソースを突っ込みます。

 

 

まずは初動。

 

>【第一段階:使い魔の殲滅】

 

先ほど空を埋め尽くしていた、あの使い魔の大群。

まずはあれを処理します。

 

この状態で本体へ突っ込んでも、四方八方から袋叩きにされるだけですからね。

地道ですが、最初にきっちり数を減らしておきましょう。

 

今回、まどかとコンビで戦った時のような《コマンドモード》はありません。

 

全員、作戦内容は頭に入っていますからね。

指示するでもなく、AIがいい感じに動いてくれます。

こちらはほむほむの操作と、戦況全体の確認に集中します。

 

>佐倉杏子・美樹さやか、前進。

 

まずは、予定どおり前衛二人が飛び出しました。

 

杏子は長槍を振り回しながら群れの中央へ。

さやかはその少し後ろにつき、杏子の死角へ入り込んだ個体を切り払っています。

 

二人とも近接型なので、使い魔からすれば分かりやすい標的です。

 

はい、釣れてますね。

マップ上の赤点(もはや波)が、二人の周囲へ一気に集まっていきます。

 

その間にこちらも飛び上がり、フィールド上空に陣取っておきましょう。

 

ですが、この段階ではまだ撃ちません。

杏子とさやかが爆撃範囲から抜けるまで待ちます。

焦って撃つと、仲間ごとこんがり焼き上げることになりますからね。

 

>佐倉杏子、美樹さやか――退避開始。

 

よし、二人が左右へ分かれました。

使い魔の群れがちょうど中央に固まってます。

 

それでは投下。

 

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

 

ドゴォン!! ズガァン!!

 

>火球は弧を描いて使い魔の群れへ降り注ぎ、地上を埋め尽くすように次々と炸裂した。

 

よし、ここの塊は一掃しましたかね。

今の一撃で百体単位は消し飛びました。

 

爆撃を逃れた個体は――

 

>《ティロ・ボレー》

 

マミさんが処理してくれます。

 

>展開されたマスケット銃が一斉に火を噴き、炎の外へ逃れた使い魔を正確に撃ち抜いていく。

 

前衛が釣る。

ほむほむが焼く。

マミさんがこぼれた分を落とす。

 

まずは予定どおりですね。

このローテーションを繰り返しながら、少しずつ本体との距離を詰めていきます。

 

>《疾風迅雷》

>《コラテラルエッジ》

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

>《ティロ・ボレー》

 

今のところ、四人とも大きな損傷はなし。

作戦は順調です。

 

では、しばらく同じ手順が続くので少し飛ばしましょうか。

 

 


 

 

「――さやか、右っ!」

 

「分かってる!」

 

杏子の声に反応し、さやかが剣を薙ぐ。

迫っていた使い魔が真っ二つに斬り裂かれ、そのまま霧散した。

 

背中合わせになり、二人は絶え間なく群れを捌いていく。

杏子の槍がまとめて薙ぎ払い、そこから漏れた一体を、さやかの刃が斬り伏せる。

 

それでも、次から次へと新たな影が押し寄せてきた。

 

「っ、キリがない……!」

 

「弱音吐くな! 上を見ろ!」

 

さやかが空を仰ぐ。その視界を、炎の雨が埋め尽くした。

 

上空を旋回するほむらの翼から、無数の黒い火球が放たれる。

降り注いだ炎は使い魔の群れへ次々と炸裂し、視界を埋めていた影をまとめて消し飛ばした。

 

「うわ……あんなに……」

 

「見惚れてる暇はねぇぞ! 手ぇ動かせ!」

 

爆炎の中から逃れた使い魔を、銃声が貫いた。

後方に陣取るマミが、撃ち漏らした個体を正確に撃ち落としていく。

 

二人が引きつけ、ほむらが焼き、マミが仕留める。

四人の役割が、綺麗に噛み合っていた。

 

数千という圧倒的な物量を前にしても、それでも確実に戦線は前へ進んでいた。

 

そして。

 

『……来るわ』

 

上空のほむらが、ぴくりと反応する。

使い魔を削られ続けた本体が、その逆さまの頭をこちらへ向けた。

 

幾重にも重なった歯車が、耳障りな軋みを上げて回転する。

 

その奥で、赤い熱が脈打つように膨れ上がっていく。

 

『炎が来る! 総員、身構えて!』

 

ほむらの声が、三人の頭の内側へ鋭く響いた。

 

 


 

 

はい来ました、第二段階。

 

予定どおり、本体が直接攻撃へ移行しました。炎ですね。

見てください、赤い光がどんどん膨れ上がってます。

 

あれが弾けると、この辺り一帯がまとめて火の海になります。

まともに食らえば、前衛二人はまず助かりません。

 

二人がマミさんのところまで戻ってきたら、その三人を《スクード・ディアマンテ》でまとめて防御します。

ほむほむ自身は上空に退避して、炎の範囲から離脱。

 

それでは、一発目。

 

>巴マミ:《ナストロ・グイダート》

Phönix《スクード・ディアマンテ》

 

 


 

 

視界が、真っ赤に染まった。

 

轟音。 熱波。 空気そのものが燃え上がるかのような錯覚。

街の一角が、一瞬にして炎の海へと変わった。

 

その、直前。

 

「――っ、うおっ!?」

 

杏子の体が、後方へと引っ張られた。

指輪から伸びた金色の光が、その体を強制的に手繰り寄せる。

さやかも同様に、宙を舞うようにして引き戻された。

 

そして、二人が着地したその場所には――

 

淡く輝く、盾型の光の膜。

 

《スクード・ディアマンテ》。

炎の奔流が、その盾に激突し、四方へと弾け散っていく。

 

「……っ、あっつ……!」

 

盾の内側で、さやかが顔をしかめる。

膜越しにも、肌を焼くような熱が伝わってくる。

だが――炎は、一人として、その内側には届かなかった。

 

「……ちっ、際どいな」

 

杏子が、額の汗を拭う。

 

「間一髪、ってやつか。 ……やるじゃねぇか、マミ」

 

「当然でしょう?」

 

マミが不敵に笑う。

その指輪には、まだ淡い金色の光が残っていた。

 

 


 

 

はい、防御成功。

 

杏子とさやかの回収も問題なし。

地上の三人は盾で防ぎ、ほむほむも上空へ退避済み。 四人ともノーダメージです。

 

ここからは、使い魔を処理しながら、同じ流れで本体の炎を凌いでいきます。

 

>《ナストロ・グイダート》

>《スクード・ディアマンテ》

 

引き戻して、防ぐ。

 

>《ティロ・ボレー》

>《Hőlle Rache》《Bombenteppich》

 

その合間に使い魔を削る。

 

うん、順調ですね……と、言いたいところなんですが。

 

次の攻撃、少しまずいです。

マミさんが使い魔の迎撃に回っているところへ、本体の炎が来ました。

 

しかも今回は一方向ではありません。 途中で二つに分かれています。

 

一本はマミさんへ。

もう一本は、離れた場所にいる杏子とさやかへ。

マミさん、自分へ飛んできた炎の回避と使い魔の処理で手いっぱいです。

 

この状態では、《ナストロ・グイダート》の発動が間に合いません。

杏子とさやかも、あの位置からでは避けきれない。

 

となれば――こちらで動かします。

 

>《壱壊のテンソル》

>対象選択:佐倉杏子

>対象選択:美樹さやか

 

>《モード:操作》

《→Slide→》

 

横へスライドっ!

炎の軌道から、二人まとめて強制退避させます。

 

>二人が一瞬前にいた場所を、炎が地面ごと焼き尽くした。

 

危なっ。 今のは本当にギリギリでしたね。

 

杏子が盛大に転がっていますが、生きているので問題ありません。

さやかも着地には失敗しましたが、ダメージは軽微。

 

マミさんも自分へ向かってきた炎を回避できました。

 

全員無事です。ただし――

 

今ので、予備手段だった《壱壊のテンソル》を切りました。

 

盾も、当初の見積もりよりほんの少し多く使っています。

本来なら、もう少し少ない回数で済む予定だったんですが。

 

炎の頻度が想定より高いですね。使い魔もまだ多少残っています。

全員グリーフシードで補給しながら戦ってはいますが、それ以上に消耗が激しい。

 

なので現時点での消耗は――予定より上。

とはいえ、まだギリギリ許容範囲です。

 

ベクトル操作も盾の追加消費も、致命的というほどではありません。

安全マージンはかなり削られましたが、作戦に支障が出るほどじゃないです。

 

ここまで来れば、残る使い魔もあとわずか。

本体への道は、ほぼ開いています。

 

いよいよ、最終段階へ移行しましょう。

 

>【第三段階:本体撃破】開始

 

さあ、ここからが最終局面。

本体まで、あと少し。 一気に畳みかけますよ。

 

まず、マミさんが本体の正面に躍り出ます。

 

>《無限の魔弾》

 

ダンッ! ドダダダダダッ!!

 

>無数のマスケット銃が、宙へ展開され。

>間髪入れずに火を噴き、迫る使い魔を次々と撃ち抜いていく。

 

シュルルルルッ――!

 

>金色のリボンが空中を走り、街灯や瓦礫、使い魔の残骸へと絡みつく。

>マミはそれを足場に、振り子のように宙を舞う。

 

タンッ。

 

>空中に生み出した銃身を一瞬だけ踏みつけ、さらに高く跳ぶ。

 

ドォンッ! バンッ! バババババンッ!!

 

>飛び交う銃弾。空を切り裂くリボン。

>次々と展開されては撃ち捨てられていくマスケット銃。

 

うひょー。これですよ、これ。

さすがマミさん、やることなすこと優雅でド派手。

もう戦闘というより、シルク・ドゥ・ソレイユとか雑技団見てる気分です。

 

ワルプルもさすがに無視できません。

本体の意識は、完全にマミさんへ釘付けです。

 

その隙に、杏子とさやかへシールドを展開。

 

>《スクード・ディアマンテ》

>形状変更:全周防御

 

二人には、そのまま本体へ接近して張り付いてもらいます。

 

ワルプルは常時、膨大な魔力を周囲へ垂れ流しています。

いわば、全身を覆う疑似的なエネルギーフィールドですね。

 

防御なしで近づけば、それだけで継続ダメージ。

本体へ触れる前にじわじわ焼き殺されます。

 

なので今回は、二人を全周型の盾で包みました。

これなら魔力圧を遮断したまま、直接本体へ取りつけます。

 

>佐倉杏子、本体左側へ接近。

>美樹さやか、本体右側へ接近。

 

よし、ここからは、本体の上を好き放題に駆け回ってもらいましょう。

 

>《疾風迅雷》

>《打突》

>《コラテラルエッジ》

 

>杏子の槍が歯車の隙間へ突き刺さり、さやかの剣が外装を斬りつける。

 

二人とも全力で殴っています……が。

本体が巨大すぎて、体の上を蟻が走り回って小突いているようなものですね。

ダメージもあってないようなものですが、それで十分。

 

「キャハハハハハハ!!!」

 

ワルプルが露骨に鬱陶しがってます。

二人を引きはがそうとしても、マミさんが暴れてるせいでそれもできない。

 

マミさんが正面から派手に撃つ。

杏子とさやかが、左右から張りついてちょっかいを出す。

三方向から同時に攻撃され、本体の注意が分散しました。

 

ここでほむほむの出番です。 こちらへのマークが外れています。

 

現在位置は、本体の真上。

三人へ意識を向けているワルプルからは、ちょうど死角になる位置です。

誰にも邪魔されないところから、特大の爆弾をブチ込みます。

 

ゴォォォォォォォォッ……!!

 

>噴き出した炎が一点へと収斂し、やがて眩い焔光を放つ小さな火球へと姿を変えた。

>《Hőlle Rache》《Feuerkern》

>掌に収まるほどの弾を、雫のように、爆弾のように静かに投下する。

 

着弾する前に、三人を退避させます。

この時、マミさんには大技のための準備にも入ってもらいましょう。

 

>巴マミ:《ナストロ・グイダート》

 

>マミが後方へ飛び退く。

>同時に指輪から金色の光が伸び、杏子とさやかの体を一気に手繰り寄せた。

 

よし、退避完了。

 

ボゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!

 

>三人が爆発範囲を離れた直後、極限まで圧縮されていた黒炎が、一瞬で膨張。

>巨大な炎球となって炸裂し、ワルプルギスの夜の上半身を丸ごと呑み込んだ。

 

杏子とさやかが爆風に少し巻き込まれましたが、これは想定内。

むしろ、このまま次の攻撃へ移るための離脱も兼ねています。

 

本体も爆発の音と光で一瞬眩みました。この隙を逃しません。

 

>《カテーナ・レガーメ》

>出力:最大

 

ジャララララララララララッ!!!

 

「キャハハッ!?」

 

>虚空から無数の鎖が射出される。

>鎖は爆炎を貫き、ワルプルギスの夜の腕、胴体、幾重にも重なる歯車へと次々に巻きついた。

 

拘束!フルパワーの鎖でがっちり縛り上げます。

さらにダメ押し、

 

>《V.V.V.F.》《ELECTROCUTION》

 

バリバリバリバリッ……!!

 

>激しい放電音が響き、鎖に電撃が纏われる。

 

さらに鎖に電撃を流し、動きを少しでも鈍らせます。

ただし、相手が相手です。

 

ギシッ――ギギギギギッ……!

 

>ワルプルギスの夜が身を捩る。

>巨大な体躯を縛る鎖が、今にも千切れそうな音を立てて軋み始めた。

 

引きちぎられるのは時間の問題。ですが、それで充分。

これは“次”を確実に当てるためのものですから。

 

>《封印術・遠神能看可給》

 

封印術、発動! これで完全に封殺します。

 

ギュイィィィィィィィン――!!

 

>空気をつんざく甲高い音とともに、ワルプルギスの足元へ巨大な術式が展開された。

>幾重もの円環。曼荼羅とも太極図ともつかない、赤と黒の複雑な紋様。

>相反する光が互いを追うように旋回し、建物数区画を覆う巨大な陣を形作っていく。

 

「キャ……ハ……ッ!!??」

 

>術式の中心から、無数の呪印が噴き上がった。

>帯のように宙を這い、鎖に縛られたワルプルギスの夜へ次々と絡みついていく。

 

 

【挿絵表示】

 

 

>状態異常付与:《魔法・スキル封印》

>状態異常付与:《行動不能》

>状態異常付与:《攻撃力低下・特》

>状態異常付与:《防御力低下・特》

 

「ァ……ァア゛……ッッ……!!」

 

>ワルプルギスの夜を覆っていた魔力が、急速に沈静化する。

>幾重にも重なっていた歯車の回転も、鈍い音を立てて停止した。

 

これで奴は完全な無防備状態です。

 

あとは――

 

溜めに溜めた、マミさんの最大火力を叩き込むだけ。

 

>マミが両手を前へ掲げると、眼前に無数のリボンが幾重にも広がる。

>やがて形作られたのは、マミの体躯を遥かに上回る巨大な砲。

>砲身を埋め尽くす金色の紋様が、後方から先端へ向かって次々と点灯する。

 

キィィィィィィィィィン――――!!

 

>莫大な魔力が砲口へ収束。

>凝縮された黄金の光が、周囲の景色を白く染め上げていく。

 

さあ、マミさん。ぶちかましてください。

 

>《ボンバル・ダメント》

 

 

ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

>黄金の奔流が放たれ、一直線にワルプルギスを呑み込んだ!

 

「■■■■■■■■■■■■■■■■――――!!!!!!!」

 

Walpurgisnacht

████████████████████████

 

いっったぁー!! 効いてる効いてる!

見てくださいこの減り方、封印で防御力ガッツリ削ったとはいえ、一撃で大半のHPが消し飛びました。

 

さぁて、これで奴も満身創痍です。 あとはとどめを刺すだけ。

一発ブチ込む分くらいはまだ残っています。

 

 

あばよ、ワルプルギス――

 

 

> Phönix

>《MP残量:21%》

 

>《レイヨン・クレピュスキュレール》

 

ピ ッ

 

>《MP残量:14%》

 

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