ユニバース戦士補ジュウ計画   作:壱肆陸

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本日はすいのさんの作品。
(X:@suino08)
今回は百夜陸王被害者の会、岩下こと「ジュウオウイーグル」のお話です。


恨みが繋いだ世界は

「レオンガトリングバースト!」

 

目の前を無数のエネルギー弾が襲う。

体をえぐられるような痛みが。

体を焼かれる痛みが走る。

 

痛い。いたい。痛い。

体中が、心が、痛い。

エネルギー弾に貫かれ、情けなく膝をつく、

二対一という数の有利を物ともしない力の差。

あいつが、百夜陸王が、憎い。

そんな恨みもこの痛みを倍にさせる。

せめて、せめて、一矢報いたい。

この恨みを、この憎しみを、思い知れ。

 

「一生一人で踊ってろ、落ちぶれアイドルっ」

 

捨て台詞。

我ながら、情けない。

でも、それぐらいしかもう俺にはできない。

もう、願いはかなわない。

そんなのずっと前から知っている。

間違っているなんて、知っている。

でも、そうでもしなければ、俺は。

この気持ちをどこにやればよかったんだ。

 

 

 

〇〇〇

 

 

 

俺は岩下。

今はそう名乗ろう。

俺は自分で言うのもなんだが、恵まれた家庭に育った。

仲のいい両親に頼りないが優しい兄に生意気だが可愛い妹。

まるで絵に描いたような家族は俺の誇りで憧れ。

いつでも笑顔に溢れた明るく幸せな家庭を築くこと。

それは夢ではなくて、目標だ。

隣には心から好きと言える相手が寄り添ってくれている。

この人ならばきっとこれからも。

そう思える相手と出会えた俺は、きっと誰よりも幸せ者だ。

 

 

 

 

 

 

「……ねえ、これ。前も買ったよね……?」

「そんなことないよ。これは衣装が違うでしょ」

「……そ、そう、なんだ……」

 

ある日感じた違和感。

それはほんの僅かであったはずだが、見て見ぬふりをした。

些細な喧嘩なんて前だってした。

これから共に人生を歩むのならば、これくらい。

そうだ。俺にだってある。

色が少し違うジャケットを買うようなものだろう。

お気に入りは少しでも多い方がいいものな。

 

そうだ。俺にだって気になる芸能人の一人や二人くらい居る。

 

そうだ。今はそれを『推し活』と言うのだ。

 

そうだ。きっと。

 

そうだ。これは、共に歩む人生のたった一瞬の。

 

 

 

 そうに決まっている。

 

 

 

だが、それは終わりを告げる鐘だった。

次から次に増えるのはやたらと華やかな衣装に身を包んだ男。

そいつが笑えば悲鳴のような声を上げて大喜びするマキちゃん。

次から次に増えるグッズに思い出の写真や小物が追いやられ、

棚の隅で申し訳なさそうにぽつんと置かれ、埃もまるで知らん顔。

大事そうにされるのは、知らない男がポーズを決めた姿が印刷されただけの板と

既に派手な衣装を着ているのにその上から更にごてごてした服を着せられたぬいぐるみ。

そして、俺との写真よりも多いブロマイドの数々。

 

そのくらいで小さな男、だって?

彼女の趣味を許せないなんて、器が小さい?

 

勝手に言っていればいい。

俺だってこれが、マキちゃんのお金でやりくりしていたなら目をつぶったさ。

でもそうじゃなかった。

 

「どういう事なんだよ! あれは、二人で決めた結婚資金じゃないか。

 それを、それを、あんなアイドルのグッズにつぎ込むなんてどうかしてる!」

「酷い! あんなアイドルじゃないっ。陸王様は、いつもわたしを見てくれるの!

 何よ! ずっと未来の事ばっかりで、ああしたい、こうしたいって!

 今のわたしのことなんて、見てくれないじゃないっ!」

「今そんな話してないじゃないか! 俺はお金を使ったことを!」

 

マキちゃんはあのアイドル野郎の狂わされたんだ。

 

マキちゃんはこんなバカな事するような人じゃなかったのに。

 

俺の、俺たちの幸せの未来を、あいつが全部。

あいつさえいなければ、こんなことになってない。

あいつが、あいつが、あいつが 全部。

 

 

百夜陸王。

流星のごとく現れた最近人気のアイドル。

誰をも魅了する歌、振る舞い、そして何よりも優れた容姿。

ただ応援する、好きなだけならば、俺だって。

でも、そうじゃなかった。

次から次にグッズに変わるお金。

あいつの為なんかじゃないのに。

未来の為にと貯めていたお金まで。

ただのアイドルの為に、俺たちの未来は崩壊した。

 

 

こいつさえ、いなければこんなことには。

 

 

がらんとした部屋に残された俺は、ただ恨む事しか出来なかった。

マキちゃんを狂わせた原因。

許さない。

俺の幸せを壊した元凶。

 

 

 

百夜(びゃくや)陸王(りくお)

 

 

 

後日、その百夜陸王がスキャンダルを襲った。

夜道でファンに襲われたそうだ。

 

ざまあみろ。

 

女性を誑かすようなことをしているからそうなるのだ。

だが、それを聞いても俺の恨みは消えなかった。

百夜陸王の為に消えたお金は戻ってこないし、

マキちゃんだって戻ってこなかった。

夢中になって応援していたあの時の笑顔は消えた。

沢山のグッズによって飾られた棚を見て、

可愛らしい服を着せられたぬいぐるみを抱きしめ、泣いていると聞いた。

 

俺の幸せはもう元通りにならない。

やっぱりあいつがいたからだ。

あいつがアイドルをしなければ。

 

百夜陸王がいなければ、こんなことには。

 

俺の幸せを全部壊したあいつさえいなければ。

一度抱いた負の感情は簡単に消えてはくれなかった。

 

 

 

 

 

百夜陸王はあきらめていなかったらしい。

とある街角、どこかで聞いた歌が聞こえた。

華やかなステージとは言えないなにもない街角であいつは踊っていた。

あんなことがあったというのに。

それでも変わらずに踊っていた。

ぎりぎりと心が締め付けられる。

俺は、あいつのせいで、何もかも壊されたのに。

恨みが募る。

苛立ちが止まらない。

うるさい、やめろ。その耳障りな歌を歌うな。

踊るな。手を振るな。

 

俺は、俺は、俺は。

 

何もかも壊されて、奪われて、無くなったのに。

世界を舐めすぎだ。

一度問題を起こしたアイドルなんて、上手くいくものか。

理解などされるものか。

話なんてだれも聞いてくれないのに。

 

そんな時だった。

観たことのない指輪だった。

宝石でもない見たこともない絵のついた不思議な指輪。

気が付いた時にはもうこの手の中に指輪があった。

そして、それは、奇跡のような力だった。

 

 

全ての指輪を集めたものは願いが叶う。

 

不思議な声はそういった。

俺の願い。そんなの決まっている。

マキちゃんを誑かし、狂わせた百夜陸王にこの恨みを晴らすこと。

 

 

この恨みを晴らせば、きっと。

この恨みが消えれば、きっと、マキちゃんと。

 

 

そんなときだった。

百夜陸王も同じだと知ったのは。

 

 

ある時、指に蒼い光がきらりと光ったのを見た。

自分の指輪とは違う形の指輪がその手にあった。

 

指輪を持つもの同士が戦うのは当然の事。

 

そう。これは恨みを晴らす一方的なものではない。

これは、そう。

指輪争奪戦の為の、大切な、戦いだ。

決して、俺の、俺たちの恨みによるものなんかじゃない。

これは正当な行為なんだと、そう二人で誓った。

 

 

 

 

〇〇〇

 

 

 

結果は散々だった。

一人でいるところを狙ったのに。

二人である俺たちの方が、絶対に強いのに。

 

 

色も違えば姿だってまるで違う戦士。

特別な姿。特別な色。特別な武器。

なんでだ。どうしてだ。

もう指輪もない。

不思議な形の銀色の剣もない。

もうあの翼の戦士にはなれない。

 

 

もう俺の願いはかなわない。

 

 

悔しさから吐いた捨て台詞。

せめての呪詛のつもりだったが何も効かなかった。

 

俺はいつも通りだ。

世界はずっと騒がしいし、指輪争奪戦だって終わっていない。

変な奴らは現れては消えて現れる。

街はまだ争いの渦中にいるが、もう俺には関係ない。

 

 

もう、なにも。

世界がめちゃくちゃになろうとも、俺の世界はとっくに壊れた。

もうなにも、残ってないんだから。

 

 

 

そう思っていた。

 

 

 

悲鳴が聞こえる。

どこからか現れた異形の奴らが暴れ始める。

いつもの鐘頭の奴らではない。なんだあれは。

あれもこれもどいつも違う。

違うからと言って、俺にどうにかできるわけではない。

俺は、恨みを晴らすこともなくずっと恨み続ける一般人。

出来ることなんて、逃げるただそれだけだ。

 

 

 

ぽてんと目の前で何かが落ちた。

見覚えのあるぬいぐるみ。百夜陸王のぬいぐるみだ。

それは、やわらかなからだ故に少し跳ねて、ころんと転がった。

 

異形の奴らの目の前に。

 

慌てて手を伸ばすのは持ち主の少女。

手を伸ばせば、ただでは済まない。

あんな奴の為に、あんな奴に巡り合ったために、

知らない子が、知らない人がまた百夜陸王のせいで。

 

『陸王様はそんな事言わない』

 

大嫌いな言葉だ。

 

『未来の事ばかりで、わたしを見てくれない』

 

マキちゃんだって俺を見てくれなかったじゃないか。

ああ、腹が立つ。

こんな時にも百夜陸王が、思い出したくもない事が思い浮かぶ。

 

『みて! このブロマイド、すっごくビジュがいいでしょ!?』

 

でも、百夜陸王の事を話すマキちゃんの笑顔。

とても幸せそうだった。

俺よりも夢中で見るライブの時も、そうだ。

俺は、幸せそうに笑うマキちゃんが。

知らない世界で楽しそうにしているマキちゃんが。

 

『ひどい。陸王さまは、そんなひとじゃないよお……。

 どうして、陸王さまが、あんなに歌も、ダンスだって……』

 

泣いて悲しむ程に俺の大切の人の『好き』を横取りしたアイドル。

お金の感覚を、使うことの罪悪感を狂わせた忌々しいアイドル。

大嫌いだ。あんな落ちぶれアイドル。

けれど、あの時のマキちゃんは。

 

 

振り下ろされる見たこともない武器。

 

 

 

 

駄目だ。

 

 

 

 

 

伸ばした手に再び銀の光が輝く。

一度離れた輝く銀の不思議な剣(銀のテガソード)

恨みを晴らすことしか考えず振るった力。

 

 

悲鳴が聞こえるその場所にハンドクラップが響く。

 

 

不思議なことに痛みはなかった。

赤い光が振り下ろされたものを弾いた。

知らない女の子の前に立ち、よく知っている嫌いなぬいぐるみを拾う。

少し汚れたそれはとても大事にされていたのだろう。

驚きながらも大事そうに抱え、誰かに手を引かれ逃げる人々の中へ消えていった。

言葉を何か言う暇なんてなかった。

あっという間に異形の連中が取り囲む。

 

「……ただの人間だと思って舐めるなよ!

 俺は、百夜陸王被害者の会の一人!

 あいつに恨みを晴らすその日まで負けるわけには行かないんだよ!」

 

怖い。

観たこともない怪物たちは何を思うことなく、

聞いたこともない声を上げて、飛び掛かってくる。

 

あの時の剣。

あの時は無我夢中で振るうことしかできなかった剣。

それを振るえば、剣はまるで鞭のようにしなり、辺りを薙ぎ払う。

だが、数は減らなかった。

吹き飛ばすまでは出来ても、それだけだ。

特徴的な青と赤のブロックが連結したような銃で攻撃しても、少し怯む。

それだけだ。

なんなんだあいつら。

俺では、俺だけでは。

 

だが、ここで諦められない。

だってまだ、晴らしてない。

次こそ、百夜陸王に。

 

あきらめるものか。

諦めたりしない。

 

どれだけくだらないと言われてもこれが俺の願いだ。

何度も何度も薙ぎ払い、銃で撃つ。

意味がなくたって、俺は。

 

異形の奴らを伸びた剣で振り払う。

吹き飛んだ怪物たちは。

 

「うおおおおおっ」

 

聞き覚えのある声は今日はとても迫力があった。

十字の太刀筋が眩しく光る。

 

 

「水臭いぞ、岩下!」

 

白いスカーフを靡かせて、いつもよりスリムな姿が太陽に照らされる。

陽の光に照らされ光る刀。

そして太陽のように輝く金の鷲。

見覚えがあるどころじゃない。

 

「か、川島? お前も、その姿……」

「なんだかわからないが指輪が戻ってきたんだ。

 お前も、その指輪を手にして……一人で無茶をするな。

 俺たちは二人で恨みを晴らすと決めたじゃないか。

 こんなところで倒れるわけには行かないだろう!」

 

差し出された手を迷わず握る。

 

「俺たちは百夜陸王被害者の会!

 お前たちが何かは知らないが、こんなところで暴れられては

 百夜陸王にこの恨みが晴らせないだろう!」

「お前たちがいると百夜陸王が相手をするだろうからな!

 そんなことをされたら迷惑なんだよ! いい加減邪魔だ!」

 

並び立ち、顔は見えないがほんの少し視線を交わし、頷く。

 

 

 

俺たちを舐めるなよ!

 

 

声が重なった。

くだらない願いと言えばいい。

 

だがそれでも俺達には大事な願いだ。

それを邪魔するなら怪物だって怖くない。

 

その時、剣でも銃でもない強い力が湧き出てきた。

剣でも銃でも敵わなかった異形たちを鋭い爪が切り裂く。

そうか、これが。

 

 

 

 

 

〇〇〇

 

 

大型ビジョンにいけ好かない奴が映る。

華やかなステージで大勢のファンに囲まれ、ダンサーと共に踊る。

流星のように現れ、そして落ちぶれたアイドル百夜陸王はもういなかった。

流れ星でない本物のスターとなって、輝く。

なんて忌々しい。やっぱりあいつなんて嫌いだ。大嫌いだ。

 

どれだけ経ってもあいつを好ましいと思う日なんて来る事はないだろう。

結局俺は願いを叶える事は出来なかった。

何故だかこの手に戻った指輪はまたすぐに消えた。

あの後、俺は百夜陸王にもう一度会った。

今度は奇襲なんかじゃない。真正面から堂々と。

あいつがよく訪れるという少し変わった喫茶店『テガソードの里』

二対一、あの時と同じ条件で戦いを突き付けた。

周りは困惑していたが、百夜陸王はその条件を飲んだ。

やたらと好戦的な男がいたが、周りに押さえつけられて二対一の戦いが始まった。

結果なんてもう知っているだろう。

俺の指輪はもうない。負けた。また負けた。

 

 

空を飛ぶ翼も、鋭い爪も、剣も銃も百夜陸王には届かなかった。

あの時は出来なかった俺だけの不思議な力でも届かない。

結果は変わらない。

また、指輪を失った馬鹿な指輪の戦士。

でも、あの時よりも心は荒んでいなかった。

 

あいつのことはこれからも嫌いだ。

だけど、あいつも俺とおなじだった。

気の合う仲間と共に笑って、なんだかんだ楽しく過ごす。

いけ好かないホスト気取りのアイドルなんて姿はなかった。

だからと言って今までのことがなかった事はない。

これからも嫌いだし、許す日なんて来ないだろう。

だけど、まあ、ほんの少しは、本当に少しだけ。

俺たちとそう変わらない日常を過ごす人間としては、見てやってもいい。

 

「岩下」

「どうした川島」

 

聞きなれた声が俺を呼ぶ。

サングラスに少しふくよかな体。

時代錯誤なんて言われそうな川島は少し悪そうに笑う。

 

「次の週末に百夜陸王のライブがあるらしい。

 ……警備員に紛れ、奴の行動を見張らないか?

 近くにいれば好機が巡ってくるかもしれない……」

 

きっと他人は俺たちを馬鹿にするだろう。

いつまでそんな他責思考なんだと。

でも、それが俺の、俺たちの願いだ。

俺も同じように笑う。

 

「……いいな、それ。俺たちは百夜陸王被害者の会。

 たとえ指輪がなくなっても、この願いは変わらない!」

「ああ! もちろんだ岩下! いつか必ずこの恨みを思い知らせてやろうっ!」

 

街中に響いたハイタッチ。

そんな音もいろんな人の日常にかき消され誰も見向きもしない。

だけど、俺たちにとってはそれはあの時のハンドクラップと変わらない。

ただの一般人の岩下から百夜陸王被害者の会の岩下への『変身』。

もうあの赤い翼の戦士にはなれない。

でも、願いは変わらないし見失ったりしない。

俺はこれからも願いを叶える為に川島と共に頑張っていく。

見ていろ百夜陸王。

俺はこれからも、お前を許さない。

いつか必ず、この恨みを晴らすその日まで。

 

 

 

 

 

 

 

「……ってそんな暇ないぞ!? どうなってんだ川島ァ!」

「それがバイトが一人問題を起こして即時クビになったらしい……。

 なんでもしゃべる剣のおもちゃを持ち込んで子供ともめたらしい」

「なんか見覚えが……」

 

どこかで見覚えのあるようなないような。

黒いジャケットに鎖のようなネックレス、そしてどういう原理なのか浮遊する黒い剣。

思い出そうとしてもなかなか出てこない。

そんな思考回路を切ったのは怒号だった。

 

「おい! なにのんびりしてるんだそこの二人!

もうすぐ開場するんだからのんきにしゃべってるなよ!」

 

川島と共に慌てて姿勢を正して、持ち場につく為走り出す。

待ってろよ百夜陸王。

俺は、俺たちは、必ずお前に恨みを晴らす。

 

だけど今日は、ほんの少し待ってやる。

だから、せめて今日くらいは皆を泣かせるような真似はするなよな。

 





指輪/ジュウオウジャー
契約者/岩下
職業/百夜陸王被害者の会
願い/百夜陸王への恨みを晴らす

百夜陸王に一目ぼれをした彼女に結婚資金を使い込まれた男性・岩下。
イーグライザーを使い、バルイーグルに変身した川島と共に百夜陸王に
襲い掛かるも返り討ちに遭い、指輪争奪戦から脱落する。
(以上は公式サイトから引用。以下はこの小説のみの捏造です)
岩下。下の名前は特に重要じゃないので割愛。
家族仲の良い家庭で育った為、自分もそうでありたいというか
それが当たり前であるという認識なので
彼女との幸せな家庭という未来を壊した百夜陸王への恨みが強い。
根は真面目だが諸々のせいで荒んでいる。
自分の大切な世界を大事にしすぎて相手のことを知ろうとしない。
自分が幸せならば相手も幸せだろうと考えてしまう。
悪く言えば独善的。
基本的に真面目な為、割を食うことも多く要領は良くない。

結局のところ願いは叶わないし、多分マキちゃんとの復縁もなさそう。
けれど自分を理解してくれる友人がひとりできた。
それなりに充実している日々を忙しくしている。
が、最近百夜陸王の親衛隊と間違われるのは解せない。

〇指輪能力
(こちらが勝手に想像したものです)
野生<ワイルド> 野生の力を解放し、鋭い爪や翼を生やし、
攻撃や移動に使用することができる。
憎悪で周りが見えていないときは使えなかった。
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