ユニバース戦士補ジュウ計画   作:壱肆陸

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本日は樹木緑さんの作品です。
(X:@r6FGvMruHB5dobK)
担当戦隊は「ゼンカイジャー」と「ゴセイジャー」です。


スカイ天使は超厄介!?

「"エンゲージ"ッ!!」

 

「"エンゲージ"」

 

 指輪争奪戦。それは、互いの願いをかけて古代の戦士の力が宿る指輪を取り合う……謂わばバトルロイヤルである。

 

 そんな意地と意地のぶつかり合いに今宵も挑む男女が一組。一人は紀伊友花。ゼンカイジャーの指輪に選ばれた見るからに明るい女である。

 一人は天羽護。ゴセイジャーの指輪に選ばれた眉間にシワを寄せた見るからに神経質な青年である。

 

 いざ掴め! ナンバーワァァァァン!!

 

「どいつもこいつも最高だ!! いつでも全力、ゼンカイザー!! さぁ、お前の秘密を見せてみろぃ!!」

 

 フレェェェェェェ!!

 

「どんな命も平等に。全ての命は僕が守る。命の守護者、ゴセイレッド。無意味な戦いに閉幕を」

 

 Ready……Go!!

 

 さて、戦いの火蓋は切って落とされた。

 

「ちょちょちょちょーっと待ったぁ!!」

 

 ……はずだった。待ったをかけたのは他でもない、ゼンカイザー。

 

「無意味な戦いたぁ聞き捨てならんねぇゴセイレッドさんよぉ!! あんさんにもどうしても叶えたいたった一つの願いがあるから指輪争奪戦しとんのとちゃうんかいえぇ!?」

 

「ガラが悪いな……下品な言葉遣いはレディには似合わないよゼンカイザー」

 

 下から見上げる形でメンチを切るゼンカイザーに対し、ゴセイレッドは動じない。メガネをクイッと上げるようなポーズさえとる。

 

「あぁあるとも。僕がナンバーワンになりこの愚かな戦いを終わらせる。これが僕の願いだ」

 

「なんじゃそら!! それって潰し合いを見てるだけでも叶わない? それこそ"無意味"なんじゃあないのかい? だったらとっとと私に指輪ちょうだいよ~」

 

「"無意味"だって? 馬鹿を言わないでくれ。何もしないで観戦する方が余程無意味なことだろう。だったらとっとと僕が全ての指輪を集める方が有意義だし生産的だ」

 

「じゃあ────ゴセイレッド"様"は私の願いを叶えてくれるんですかぁ────ッ!! (テガソード)でもないクセにッ」

 

「そんなもの他人に頼らず自分の力でで叶えたまえよ。そもそも人に願いを叶えてもらうなんてあまりにも人任せだ。その点も僕は気に入らない」

 

「じゃあ何で指輪争奪戦に参加してんの!! 不老不死が自分の力で叶ったら苦労せんわぃ!! さっきから黙って聞いてりゃぬけぬけとぉ~~~~~~!!」

 

「………………いや、別に黙ってはなかっただろ君」

 

「うるせぇ~~~~!! とっとと指輪寄越しやがれぇ~~~~~~~~!!」

 

 今度こそ戦いの火蓋は切って落とされた。先に攻撃を仕掛けてきたのはゼンカイザー。会話の流れのまま赤いガトリング銃……ギアトリンガーを撃つ。

 

「無茶苦茶だな本当に。……やはり僕が終わらせないと」

 

 "(ウイング)"

 

 ゴセイレッドの背中に純白の翼が生える。ゴセイジャーの指輪の能力、攻防一体の白い羽根で迎え撃つ。

 

「あぁ──────!! 何それ───!! かっこよ!! かっこよ!! ズル───!!」

 

「ズルくない。あとさっきから声が大きい。うるさいよ」

 

 ガトリングから発射される弾丸を一つ残らず羽根で弾き落としていく。

 

「それよりもいきなり攻撃してきた君の方がズルいんじゃないのかい?」

 

「うるせぇ──ッ!! 屁理屈言うなぁ────ッ!! これは指輪争奪戦!! 何でもアリなんだよぉ~~~~~~!!」

 

「そうか……では僕が直々にその卑怯な精神に天罰を下そう」

 

 このままでは埒が明かない。そう考えたゴセイレッドは赤い剣……スカイックソードを顕現させゼンカイザーへ斬りかかる。

 

「うわっっぶねッッッッ!! ちょっ、これズルくない!?」

 

「……………………君と話していると疲れるから黙ってもらってていいかな?? 人のことはズルいと言うのに自分はズルくないなんて理屈が通るわけがないだろう」

 

「うるせぇ────っ!! 正論を言うな正論を───ッ!!」

 

 身を翻し剣をギリギリで躱したゼンカイザー。ガトリングの銃撃は途切れてしまった。

 

「目には目、歯には歯! 剣には剣!! ………………あれ待って使えたっけ!?」

 

 そんな声に答えるように、ボ──ッ、なんて音がギアトリンガーから響く。目を向ければ、青い光が勢いよく立ち上っていた。

 

「………………何これ!? レーザービーム……っていうかレーザーソードってこと!?」

 

「いちいち騒がしいな君は!」

 

 これ幸いとゴセイレッドに斬りかかっていくゼンカイザー。だが剣一本のゼンカイザーに対してゴセイレッドは剣と翼の二刀流。すぐに押されていく。

 

「あっちょっタンマタンマ」

 

 スカイックソードの刃を何とか受け止めながら縮こまるゼンカイザー。……突如、空間に大きい穴が開き、ゼンカイザーの姿が消える。

 

「…………とでも言うと思ったか馬鹿めェ!!」

 

 次の瞬間、ゴセイレッドの後ろの空間に穴が開き何故かゼンカイザーがそこから現れ背後から刃を振り下ろす。"並行世界間ゲート"。指輪が持つ力だ。だがそんなこと気にも留めず翼で難なく受け止めてみせた。

 

「ギャァァ効いてねぇッ」

 

「当たり前だろう。君は安直すぎるんだ。全てがね。"ツイストルネードカード"、天装」

 

 ゴセイレッドは呆れたようにため息を吐く。本当に疲れる、といった様子だ。顔のようなガジェット……テンソウダーにゴセイカードをセットし竜巻を発生させる。それは散らばった羽根をも巻き込んでゼンカイザーへと襲いかかっていく。

 

 ゼンカイザーは必死に逃げ回りながら打開策はないかと辺りを見回している。とりあえずギアトリンガーを放ってみるもののあまり効果は見られない。

 

「えぇい"合体(コンビネーション)"!! とりあえず何でもいいから何か出ろ──!!!!」

 

 逃げ回りながら必死に石を二つ拾い上げ合体させる。すると小さな石の人形が現れた。……が、何が足りなかったのか動く前にあえなく嵐に巻き込まれ木っ端微塵。

 

「ぎゃあああ!! ゴーレムくん45号───ッ!!」

 

「ゴーレムだったんだ…………」

 

「おのれ───ッ!! とっとと指輪寄越せよ───!! 私の不老不死のために!!」

 

「つくづく滅茶苦茶だな君は…………というかそもそも何なんだ不老不死って。命を冒涜している」

 

「いいじゃんいいじゃん不老不死!! 古代からの人類の夢だるぉ──ー!?」

 

「……じゃあ聞くが、君は不老不死の先に何を求める?」

 

 その問いに真剣に応えるように、ゼンカイザーは動きを止める。ゴセイレッドもそこに追撃することはしなかった。

 

「それ、今聞いちゃう? まぁいいけど。……私はさ、雑誌記者なんだ。今までこの目で色んなものを見て、触れて、感じて、そして表現してきた。私はそれが楽しくてしょうがない。…………ここまで言えば分かるだろ?」

 

「…………要するに永遠に生きてずっと世界を見たいということか……例え世界が変わらなくともか? その変化が無意味であるかもしれないのに」

 

「ちっちっちっ!! 甘ーいねぇ~この世に無意味なことなんて初めから存在しちゃいないのよ。人の数だけ"形"がある。それが願いでも誇りでも意地でも心でもね」

 

 そしてゼンカイザーはグッ! と親指を立てた。

 

「あ、ちなみにサイボーグ化も可!!」

 

「もっと駄目だろ!! どれだけ命を冒涜すれば気が済むんだ君は!!」

 

「えーん潔癖~願うだけなら何でもありじゃーん」

 

「……僕の持論じゃ、自力で叶えられないような願いは願いじゃない。そんなものは大それた野望だ。人間が自力で叶えられることなんて限られている。だがその限界こそが一つの命の運命の容量なんだ。僕らはそれを越えてはいけない。その瞬間"命"でなくなってしまう」

 

「…………………………要するに?」

 

「身の程を弁えろってこと」

 

「厳しーッ!!」

 

 だが何かが吹っ切れたようにゼンカイザーは天を仰ぐ。

 

「でもまぁ、良かったよ。君が何も考えず人の願いを全否定するクソ野郎じゃなくて。ちょっと安心した」

 

「失敬な」

 

 ゼンカイザーは銀色のテガソードから指輪を外した。そこにいるのは一人の女。

 

「私、紀伊友花! 雑誌記者やってます!! あなたのお名前は!?」

 

「……天羽護。高校3年生」

 

 ゴセイレッドもそこに続くように銀色のテガソードから指輪を外し変身を解く。

 

「高校生!! わっっっかっっっ!! …………卒業したら是非うちに入社を…………」

 

「いや、もう進路は決まってるから」

 

「あらー振られちったッ」

 

 なんて、さっきまで戦っていたのが嘘のようにわちゃわちゃと仲良しこよしだ。

 

「それじゃあまた会おうぜ護きゅん!! 今度こそ私の願い認めさせてやるんだからーっ!!」

 

「何度来ても同じ………………え、また? 疲れるから嫌なんだけど…………というか目的変わってないか?」

 

 そんなこんなで女はとっとと去ってしまった。少年も帰ろうと踵を返す。

 

 そこに不穏な影一つ。

 

「…………"エンゲージ"」

 

 少年は思わず振り向く。軽い声質とは裏腹に身体中に纏わりつくような粘着質な声。そこに宿る深い深い闇。テガソードともまた違う変身道具。全てが異質な戦士。さっきの女とはまるで違う圧に一筋の冷や汗が頬を伝う。

 

「!? 指輪の戦士…………いや、テガソードじゃない……」

 

(何だあれは…………白い……銃…………!?)

 

「いやー僕は運がいいねぇ。散歩してたらたまたま指輪見つけちゃうんだから」

 

「貴様は何者だ!! 指輪争奪戦の参加者か!?」

 

「…………あれ、エンゲージしてる時に流れなかったっけ。聞いてなかったの? "ガリュード"って。僕はリングハンター・ガリュード。ゴセイレッドくん、君は僕の獲物だよ」

 

「"ガリュード"……!?」

 

 つまりはこの指輪争奪戦におけるイレギュラー。目的は一体何なんだ。

 

「指輪の狩人、か…………なるほど、狩人なら僕が一番嫌いなタイプの相手だよ。お遊び気分で命を奪って、挙げ句踏みにじって滅ぼして…………」

 

 "エンゲージ"

 

「今日ここで僕がお前に天罰を下す!!」

 

「……………………ははっ、はははっ! …………君が? 僕にぃ? …………やってみなよ」

 

 赤い戦士が動く。……その前に、狩人が赤い戦士を撃ち抜いた。一発、二発、三発。足りないのか四発五発六発と。全て命中させる。

 

「ぐぁぁぁッ!! …………なっ……にぃっ…………!!」

 

 成す術もなく倒れ伏す。羽根は散り、戦士の仮面も剥がれ落ちた。ただの少年が倒れていた。側に落ちている指輪に手を伸ばすが……届かない。

 

「………………君が僕に天罰だなんて烏滸がましいよ。身の程を弁えな? ちょっと調子乗ったね、君」

 

「……貴様の…………目的は…………願いは何だ、狩人…………!!」

 

「………………君が知って何が出来るの? "元"ゴセイレッドくん」

 

 狩人は指輪を拾い上げると振り返りもせずその場を離れていった。

 

 

 

 

 

「特ダネないかな~特ダネ!! 常夏総理のあれやこれとか~…………」

 

 一人の女が事務所らしき一室で寛いでいた。それはそれはもう暇そうに。

 

「総理って地味に指輪の戦士何だよねぇ~勝てる気しないけどさ。っていうかスゴいねこの国」

 

 ふと何気なく熱海常夏総理大臣に関する記事やら資料やらを棚から取り出しめくる。特ダネ探しのついでに面白そうなことを見つける魂胆だ。

 

「………………ん、側にいる一河角乃って名前のおにゃのこ…………秘書じゃあないよね…………ハイクラス&ラグジュアリー名探偵ねぇ…………ん? "一河"?」

 

 どうやら思い当たる節があった様子。一生懸命思い出している。

 

「一河、一河…………何か……何年か前の誘拐事件の被害者に一河って名字の女の子いなかったっけ…………?? どうだっけ??」

 

 曲がりなりにもジャーナリスト。新聞に載った事件など常識。……忘れることもたまにある。

 

「あ、そうそう"一河緒乙"!! 確か……未解決だったような気が!! する!!」

 

 脳内の新聞記事を一生懸命漁っている。

 

「んでもってその犯人の特徴が超絶断片的すぎたんだよねぇ…………何だっけな………………」

 

 一生懸命一生懸命思い出している。もはや調べて資料を見た方が早いのではないかというツッコミは届かない。

 

「そう! "灰色の目"!! …………いやこれだけで分かるかぃ!! コンタクトしてたら勝ち目ないよ!! でもだからこそ追う価値はあーる!!」

 

 そうと決まればやることは一つ。お茶請けのミニ芋ようかんを頬張りながら気合いを入れる。

 

「待ってろ~! "灰色の目の男"~!!」

 

 

 

 

 

 いっけなーい! 遅刻遅刻~!! 私、紀伊友花! どこにでもいる普通のジャーナリスト!! 今日は先方との打ち合わせの日なのに寝坊しちゃった! 超サイアク~!!

 

 でも、私には秘密があるの!

 

「こんな時こそ…………"エンゲージ"!」

 

 嵌めていた指輪を銀色の神(テガソード)にセットしてパンパンクラップでナンバーワン! ゼンカイジャー! それが私の力! 指輪に眠る力、並行世界間ゲートでどこでだって一瞬で行けちゃうんだから!!

 

「テレレレッテレ~どこ○もdア゛ア゛ァ゛ァ゛!?」

 

 そんな感じでウキウキルンルンだった女。黒く捻れた空間から顔を出し見たのは人の顔。しかも至近距離だったためか、汚い高音で叫ぶ。

 

「…………何なの? 人の顔見るなり叫んで…………叫びたいのはこっちなんだけど?」

 

 目の前にいるのは見るからに不機嫌そうな男。ジャーナリストの習性故か、初対面でもついつい観察してしまう。癖っけのある髪、タートルネックのように首が隠れた服に一枚上着を羽織った服装、そして何より特徴的なのは─────

 

「あぁ────!! 灰色の目──────!! ヘイそこのお兄さんそのお目目地目ー?」

 

「"地目"…………? 何それ、変な言葉作らないでくれる?」

 

 "灰色の目の男"。目の前の彼がコンタクトではないのなら、今女が追いかけている"一河緒乙誘拐事件"の極めて重要な手がかりとなる。

 

「…………あぁ、そう。なるほどね。君が噂の"指輪の戦士"か。そんなに騒がしくて品性の欠片もないとは思わなかったけど」

 

「ん!? もしかしなくても悪口言われてる!? 我ら初対面ぞ?」

 

「……………………君に言われる筋合いないんだけど」

 

 ふと見ると、"灰色の目の男"の指にも指輪が嵌まっている。自分たちが持っている指輪と同じ形。……だが、デザインに違和感がある。

 

「およ!? おにーさんも指輪の戦士なの!? …………ん、でも初めて指輪の戦士見たって反応してなかったっけ………………?」

 

「………………こんな感じかい? "ベルルム"」

 

 灰色の目を持つ男はそんな女……もとい、ゼンカイザーをひとまず無視し指輪を向ける。

 

「ベル…………? え? ちょっ、待っ、ちょ────ー!?!?」

 

 空間が黒く歪む。指輪が生み出す小さい禍々しい空間にいとも容易くゼンカイザーは吸い込まれていった。

 

「えーんえーん暗いよー狭いよー怖いよー」

 

 上も下も右も左もくらくらの真っ暗闇。聞こえるのは己の泣き声だけ。怖くなって体育座り。

 

『……へぇ~スゴいね、この指輪』

 

 声が聞こえる。あの灰色の目を持つ男の声。何が何だか訳が分からない。ただ一つ、分かるのは─────

 

「打ち合わせ、遅刻確定────」

 

 それどころか行けないかもしれない。遠い目。

 

「あれっ?」

 

 これからどうしようと頭を悩ませたのも束の間。女は吐き出された。何が何だかますます訳が分からない、といった様子で周りを見渡せば何故かゼンカイザーが目の前にいた。

 

「えっ!? なっ、え────ッ!? 何故ッ!? ドッペルゲンガー!?」

 

「あーらら、この指輪に嫌われちゃったみたいだね、君」

 

「何を────っ!? つーか返せよ私のゼンカイザー!! 泥棒!! ドロボー!!」

 

「ゼンカイザーは俺の方が良いってさ」

 

 泣きわめく女には気にも留めず、灰色の目の男はとっとと踵を返した。もう用はない、という様子。

 

「待て待て待て待────てい!! こちとら雑誌記者なんだよォあることないこと書いてや─────」

 

 尚も喚く女。その頬を掠めるように銃撃が放たれる。

 

「…………へぇ~? 誰が誰を書くって? あることないこと? 面白いねぇやってみなよ」

 

「ヒェッ」

 

 バンバンバンと撃ち続ける。今の女は指輪の戦士でもないただの一般人であるから、脅しとしては効果てきめんだ。

 

「ヒィィィ…………」

 

「そもそも指輪の戦士がどうこうなんて世間様には信じてもらえないんじゃない? 何をどう書くつもりなのかな?」

 

「ち、チクショー…………テガソードに言いつけてやる~~~~~!! 覚えてろよ──────!!」

 

 捨て台詞を吐き女は逃げ出した。瞳から大きな滴が溢れ日光に反射しキラキラ光る。

 

 

 

──────────────────

 

 

 

「どうする? ベルルム。正直俺あいつにはもう関わりたくないんだけど。無駄に疲れる」

 

『─────』

 

「うーん…………それはそれで面倒だな…………一般人に対して無駄な騒ぎは起こしたくないなぁ。ただでさえ相手は関わったらめんどくさそうな類いの人間だっていうのに」

 

『───────』

 

「そういうものなの。だからあんな奴はとっとと無視するに限るよ。それに今の俺なら簡単に捻り潰せるだろうし」

 

『────────』

 

「さぁ、どうしよっか。とりあえず今はこの指輪の能力を試してみるさ」

 

 "並行世界間ゲート"

 

 先程の女も使っていた指輪に眠る力。世界と世界を行き来できる空間だ。男はそこに足を踏み入れる。どこへ向かっているのか何が目的なのか……それは男のみぞ知る。

 




ゼンカイザー
指輪/センタイリング ゼンカイジャー
契約者/紀伊友香
職業/雑誌記者
願い/不老不死(サイボーグ化でも可)
「合体(コンビネーション)」の力で様々な無機物を合成し新たな物質を作り出し使役することができる。その組み合わせが奇想天外であればあるほど強大な力を発揮する。ギアトリンガーや平行世界間ゲートの力を最大限に活用しゴセイレッドと戦うも決着はつかず。後日再戦するつもりであったが突如現れた具島玲により指輪を奪われ指輪争奪戦から強制的に離脱した。

ゴセイレッド
指輪/センタイリング ゴセイジャー
契約者/天羽護
職業/動物を愛する高校3年生
願い/自分がナンバーワンになりこの争いを終わらせること
「翼(ウィング)」で空を飛びながら羽を刃のように飛ばすことが出来る。更には羽を一方に集め盾にすることも可能。器用に天装術と併用しながらゼンカイザーと交戦するが決着はつかず。その直後に現れたガリュードに襲われ抵抗も虚しく敗北し指輪を奪われた。
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