第五航空機動艦隊、はいふり世界に展開する。   作:天崎零総帥

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大日本帝国(聯合航空機動艦隊side)

 

日露戦争まで史実と変わらないが、日本帝国は外国からの脅威から自国を守るため日露戦争後、自国の国力不足を解消すべく国内の近代化を推し進めた。特に造船業では鋼鉄製の船体の造船技術を始め機関設備や火砲製造の国産化など海洋国家として必要な技術者の育成が急ピッチで行われ、第一次世界大戦直前には史実以上の技術力を有していた。

 

第一次世界大戦では史実と異なり英国からの要請を受けて、第三戦隊の「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」他数隻の巡洋艦と駆逐艦が派遣されユトランド沖海戦では大英艦隊とともにドイツ大洋艦隊と激突し「榛名」が大破し「比叡」と「金剛」が中破するも日本艦に戦没艦は無かった。

また、史実で砲塔誘爆で轟沈した「インディファティガブル」と「インヴィンシブル」が「デアフリンガー」「ファン・デア・タン」の魚雷攻撃の結果、大浸水による傾斜で弾薬庫内の砲弾が落下し装薬が誘爆で轟沈したため、世界各国は水平防御の重要性の認識が日本を除き遅れる*1事となった。

 

金剛型4隻は英国のポーツマス軍港で大規模修理を行い、以降は敵国の沿岸地域の軍需工場や軍港に襲撃を繰り返しており攻撃を済ますとさっさと撤退しドイツ軍からは「幽霊艦隊」と言われ恐れられるも大戦後半となるとドイツの無限潜水艦作戦によって行動を大幅に制限され、更にロンドンを空襲しに来たツェッペリン級飛行船の航空爆弾が不幸にもテムズ川で親善航行中の「比叡」の4番砲塔に1発が直撃し誘爆、艦尾から大浸水が発生し「比叡」はテムズ川で着底するもアメリカの支援があり3週間で浮揚、応急修理が行われるも終戦まで4番砲塔が無い状態で作戦を継続した。

日本海軍は航空攻撃の脅威を認識*2し艦艇への対空火器の増設及び対空戦闘の研究が行われるようになった。

 

戦後処理は史実と大して変わらなかったが日本側が艦艇の修理費用、戦時物資の費用、アジア方面の植民地の全面譲渡を条件に賠償金の請求額を大きく減らし、戦後の艦艇保有数の上限を引き上げる等の譲歩を行なったため戦後のドイツ国内の対日関係は英仏に比べて非常に好印象であった。

 

第一次世界大戦後、日米は睨み合う事はなく比較的友好的な関係が維持された代わりに、ロシア革命で誕生したソ連率いる社会主義陣営と日米英率いる民主主義陣営の対立が顕著となっていた。

世界各国で軍艦の建造が急ピッチで行われ、日本では先の大戦の戦訓から学び海軍戦力拡充計画「八八艦隊計画」を大幅に変更し、戦艦4隻(長門、陸奥、加賀、土佐)、大型空母(天城型巡洋戦艦の船体を流用した大型改造空母)4隻の「四四艦隊計画」を立案・完遂させており、世界に先駆けて航空母艦の主戦力運用が行われており、以降の建艦計画では戦艦と空母の比率が空母側へ傾いて行った。同時期のアメリカではダニエルズ・プランも日本の四四艦隊計画を参考に大幅に変更されており「55艦隊配備計画」*3と名称を改め変更は以下の通りとなった。

 

コロラド級戦艦の設計変更

コロラド級戦艦三番艦「ワシントン」を「ノース・バージニア」*4に改名

サウスダコタ級戦艦の全艦建造中止*5

レキシントン級巡洋戦艦の全艦空母改装

 

1935年には軍艦に突如一人の女性や少女が現れ、現れた艦と同じ名前であった事や無人の艦の装備や武装を動かした事から軍上層部は「付喪神が顕現した」として、女性・少女を【艦娘】と名付けて大佐の階級を与えた。

それと同時に、アニメの様な丸っこい外観の人型の【妖精さん】と呼ばれる存在も多数確認されて、艦娘曰く【艦だった時代の乗組員や司令官】と伝えられて、各艦の前世(史実世界)が艦娘や妖精さんを通じて認知され、同時に艦の前世の歴史を知る事になり、一部軍人たちは涙を流し謝罪し、ある軍人たちは早急に対策を検討し始めた。特に「長門」や「雪風」と言った終戦時残存、戦後以降も活動していた艦の話は貴重であり、後の戦後社会構築に大いに参考になる事は、この時は誰も知らない。

更に海軍や陸軍の一部では、軍艦に長期間乗船した海兵の殆どが妖精化する〔妖精化現象〕が発生するも特に問題なしと結論付けられた。しかしこの〔妖精化現象〕は将官クラスの軍人には発生しないなど、未だな謎な現象となっている。

尚、艦娘の顕現により、艦内神社が一つ増設され、艦娘たちは恥ずかしがっていた。

 

そして1939年にソ連のポーランド及び満州・蒙古への侵攻から始まった民主主義連合と社会主義連邦の戦争は西は欧州連合軍、東は日米連合軍と挟撃される状態で社会主義連邦は初戦よりやや劣勢な立場であったが、陸戦は人海戦術でカバーし、西はポーランド国境、東は満州,蒙古の国境付近で幾度も戦闘が行われていた。海軍力はソ連の再軍備計画で強化されておりソ連海軍が北海を中心に活動し、西は英独伊仏四カ国連合艦隊による北海、大西洋、地中海、バルト海での海戦が勃発し、東では北極の回って来たソ連海軍と日米海軍による北太平洋とオホーツク海を中心とした海戦が繰り広げられていたが、赤軍大粛清に伴う熟練兵や指揮官が粛清されたためソ連海軍の練度は非常に低く、日米の喪失艦はアメリカの優れた工業力によって、ほぼ0であり対象的にソ連海軍の被害は日に日に増していく事になった。

 

そして開戦から6年後の1945年頃には戦局はソ連の圧倒的劣勢となっていた。陸戦ではソ連軍は変わらず人海戦術を行っていたが民主主義連合は航空機・砲兵支援の下、戦車・装甲車からなら機動化された部隊による機動戦術へと移行し、夏季には積極的な進撃を行い冬季には徹底的な防衛戦と補給路の整備が行われ、ソ連の最前線をじわじわと押し込んで行った。海戦では海軍が大艦巨砲主義から脱却できず*61942年のミッドウェー海戦では日米聯合艦隊は空母12隻を編成していたのに対してソ連海軍は戦艦を主軸とした編成で空母はタンカーを改装した改装空母3隻のみで挑み、主力の戦艦共々海の藻屑となる。

世界が空母の優良性に気付き戦艦が不要となり始めるもスターリンの命令で空母ではなく戦艦の建造が命令され以降のソ連海軍は空母艦載機か基地航空隊、空軍機に徹底的に叩かれる結果となる。

以降のソ連海軍は1944年初頭には極東方面、1947年後半には北海、大西洋方面での活動を大幅に縮小し1948年頃には主力艦の殆どが母港へ引き篭もり、半ば浮き砲台として使用されるか、ドックや港で放置されるか共食い整備状態となっていた。

 

そして史実とは異なり、日本政府と交渉を行い*7日本へ極秘裏に避難し一家殺害を免れたロマノフ家が、1946年上半期に日本領樺太島で帝政ロシア亡命政府の樹立宣言。

その2ヶ月後、カムチャッカ半島の防衛に付いていた低階級の水兵達が低賃金と上層部の無茶苦茶な命令に付いて行けず武装蜂起し帝政ロシア政府に亡命、1947年の正月にウラジオストクへ日本軍が上陸・占領し、5月には帝政ロシア政府がウラジオストクへ遷都、樺太島の返還。そしてウラジオストクを起点とした第二次シベリア出兵を端に発から第二次ロシア革命が発生し1948年のソ連の最前線は東はウラル要塞、西はモスクワの数十キロ手前まで迫っており、1948年の8月にクレムリン城の地下司令壕でソビエト連邦最高指導者のヨシフ・スターリンの自殺で幕を引いた。

同時に海戦の主役が戦艦から空母へ、陸戦の主役が歩兵から戦車や自走砲などに切り替わった。そこから1960年代後半まで、南米やアフリカ地域に残った社会主義陣営の残党狩りが行われた。

 

1970年代には国際連盟が国際連合に名称を改め、活動内容を大幅に変更して国際平和維持機関となり日本は常任理事国となった(常任理事国は米、英、仏、伊、日、中*8、露*9の7カ国)

 

2010年には中東、アフリカ、南アメリカを中心に共産主義者によるテロ戦争が発生し、各国軍と国連常設軍の奮闘により2013年に国連が終戦を宣言した。

 

 

 

日本国(はいふりside)

 

龍馬の奮闘と西郷隆盛、中岡慎太郎をはじめとする海援隊士たちの活躍により、龍馬は近江屋事件における暗殺の危機を脱する。政治の世界にさほど興味がなかった龍馬は早々に日本の政治の表舞台から退場し、世界を相手にしての貿易事業を起こすことを決断する。その前段階として龍馬は海援隊士や姉の乙女、隊士の妻女たちを連れて世界を見聞するが、この時同行した乙女や隊士の妻女たちが中心となり、後にブルーマーメイドに繋がる「女子海援隊」が発足することになる。世界見聞を終えた龍馬は、五代才助や明治政府内での政策の違いから下野した西郷と共に日本初の海運会社「坂本商会」を設立。坂本商会は海運業を主軸として世界各国と貿易を展開して諸外国との関係を深めていき、日本最大の貿易会社となる。

 

一方、日本は日露戦争後の講和条約によって中国大陸進出の足掛かりを失ったばかりか、石油やメタンハイドレートの採掘に端を発する急激な地盤沈下で平野部が海に沈みつつあった。国土の縮小と大陸進出の芽を断たれたことで陸軍の規模は必然的に縮小されていく一方、代わりに海軍が増強されると同時に海上都市の整備が急激に進む。アメリカとイギリスが極東開発の拠点として日本との同盟を重視したことによってこの流れはさらに加速し、坂本商会を通じて資金や先端技術が導入され、日本は海洋立国として劇的な発展を遂げる。

 

このころ、ヨーロッパでは第一次世界大戦に相当する欧州動乱が勃発。日本が直接参戦することはなかったが、アメリカを含むヨーロッパの国々がことごとく戦火に巻き込まれて動乱は長期化。さらに休戦後も講和会議が戦後処理を巡って紛糾し、講和に多大な労力と時間を費やしたためにヨーロッパ大陸諸国は軒並み疲弊する。こうした中、日本・アメリカ・イギリスを中心とした海洋国家は協力体制を確立し、シーレーンの安全確保のための国際機関設立を進め、海上安全委員会を中心とした国際海洋機関を設立。日本は海洋大国として、アメリカ・イギリスとともに世界に確固たる地位を築くことに成功する。なお、一時緊張した時期はあったものの、坂本商会が外交に尽力して日本とアメリカ・イギリスの友好関係がおおむね良好に保たれたこと、欧州動乱においてヨーロッパ大陸諸国が疲弊したことで再び争う余力がなかったこともあり、この世界では第二次世界大戦は起きていない。

 

(Wikipedia引用)

 

*1
海戦の後で応急処置中の「榛名」の船体から見つかった3発の不発弾が甲板の水平防御を貫徹していた事が判明し、水平防御の重要性と巡洋戦艦の正しい運用方法についてまとめた報告書を日本と英国司令部へ提出していたが、英国司令部宛の報告書は艦隊の再編成と作戦の見直しのゴタゴタで報告書が不要書類と間違われ焼却処分されてしまい、日本への報告書はイギリスの在英日本大使館から大西洋、アメリカ大陸、太平洋を越え日本の大本営と艦政本部に送られると当時の海軍上層部は衝撃を受け、当時計画艦第一号戦艦が建造中であった〔八八艦隊計画〕の大幅な見直しと既存艦艇の水平防御の強化が急ピッチで行われ、以降の日本海軍艦艇の建造に大きな影響を与えた。

*2
実際には投下され、命中したのは2発で四番砲塔に命中していない爆弾は、四番砲塔から少し離れた甲板に命中し甲板装甲を貫通し船倉区画で不発弾となって発見され、極秘裏に回収、解体された。本土に提出された報告書を基に三回の模型実験が行われると、爆発していた場合、艦尾は四番砲塔より前方部を残して破断し艦尾破断+スクリュー・舵全損で航行不能、又はそれに類する結果が出た。

*3
55隻を整備するわけではなく、太平洋と大西洋にそれぞれ新型の戦艦を2隻、航空母艦を3隻配備する計画

*4
ウェスト・バージニア州が成立した直後に北部で一時期存在していた州で、成立から数年後に州内の経済が崩壊しウェスト・バージニアに吸収されたが、現在も名残としてノース・バージニア街やノース・バージニア通り等が存在する。

*5
史実と異なりマストや煙突の形状、搭載兵装や装甲防御の違いで用兵側と造船側で揉めに揉めており、最終的にコロラド級戦艦の設計変更に伴う改装工事とレキシントン級の空母改装工事が優先され人員と資材をそっちに回された結果、建造が中止された。

*6
主に大艦巨砲主義のスターリンのせい

*7
亡命政府樹立、国家再建時に日本は再建地が決まるまでの間、日本の一部領土を提供し再建時に国家承認する事を条件に、国家再建時に国内外での階級制度の廃止、王族・貴族の政治への干渉を禁止、国民による立憲かつ民主主義の政治を行い王家・貴族は国事行為へのみ参加を許可する等の条件を定時していた。

*8
中華民国

*9
帝政ロシア

連合艦隊に新たに潜水艦隊を追加するならどの艦にするか?(うp主の趣味によりどの艦を選んでも船体は葉巻型になる模様。)

  • [たいげい型]
  • [そうりゅう型]
  • [おやしお型]
  • [はるしお型]
  • [ゆうしお型]
  • そんな事より、次回作はまだなのか!?
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