この作品の内容をどうしようか悩んでいたのですが、作者オリジナルのキャラが中心のストーリー作成になるかと思います。
私は、物語を創り出す、【創造主】だ。
はたから見れば痛いやつだとか頭のいかれたやつだと言われるだろう....私もそう思う。
だが私は、本当に創造主なのだ、実際にいろいろな世界の一つの時空線に介入することが出来るし、人の生成も出来る。一から作ることも出来るが、その場合色々と体の構造から作らないとならないので基本はしない。
後は私自身常人以上の身の振り方は心得ている。元が日本に住む一般人だったのがそのままあるのだろう。
さてと、次は何をしようか?
透き通る世界に作品の英雄を創り出そうか?
それとも崩壊した都市に新たに吸血鬼を創り出そうか?
新しい世界の物語でも創ろうかな...
「お困りですか?」
いや、なんでもないよkyou、次はどこで私の力を使おうか考えてた所さ。
.....kyou
「はい」
project moonの世界は、どんな世界だっけ?資料持ってきてくれる?
「分かりました、我が主があの物語の中に創った”子ども達”の情報も必要かと思いますのでこちらで調べておきます。」
うん、頼んだよ。
今回の行動はこの世界に活動拠点を構えると同時に、私のある研究を行うために行く
その研究は人体実験や兵器などの研究ではない、人や動物、人外における心情及び精神の研究を行うためでもある。
project moon....あの世界は恐怖や絶望というスパイスが効きすぎた世界だ、あの世界に優しさや慈しみの心を与えた場合、どうなるだろうか?
結果として淘汰されるのは分かる。だが、その心を持つ者たちが都市全体を変えられる力を持っていたら?
また、その心を持った人物が群衆の力の弱い群衆の一番前に立ち、導いたら?
その検証をするべく、私はこの世界に目を付けた。
「我が主よ、資料を持ってきました。」
ありがとう...すまないが、ついでにお茶を2つ入れてきてはくれないか?
「ええ、分かりましたが...何故2つ?」
君とこの世界の現在の状態について、そして我らの拠点について決めたいことがある。
そのためにブレインの君と話したい。
「分かりました、直ちに」
「おまたせしました。」
ガラス製のテーブルにkyouが陶器製のティーポットとティーカップを置き、ティーカップに紅茶を注ぐ。
「我が主、砂糖は?」
2つ、茶色の方で
「はい」
kyouが自分のと私に紅茶を注いだ後、テーブルの中心にティーポットを置き、私の正面にある茶色のソファに腰を下ろす。
率直に問おう、君がこの世界をみて第一に思った印象は?
「率直に申しますとこの世界の記録から、人の死亡率が年々高くなっているようです。幻想体への変化確率も上昇、行政機関は全くと行っていいほど機能しておらず、主に翼や頭、五本指と呼ばれる組織が都市内部の政治を管理しているようです。」
なるほど...それに対する力のない市民の評価は?
「翼や五本指によってはまちまちですが、あまり良い印象や評価は無いようです。それに何より...」
私の子ども達の半分は逝ってしまっている...か....飢餓による死者がいないことが不幸中の幸いか...
「そのため、今後の方針としては生存している子ども達にコンタクトを取るのが一番かと思います。」
そうだな、そうしようか
「こちらで候補はまとめておきました、一番最初は黒雲会、またはW社にいる子どもとの接触が良いかと。」
kyouが提示したプロファイルみ目を通し、確認する。
悪くは無いが、この二人は警戒心が高く、コンタクトが難しい、だとすると...彼女にコンタクトを取ってみるか。
kyou、彼女にコンタクトを取ることにするよ。
この世界の時間軸は...L社崩壊寸前の時から始めるとしよう...
「我が主、ここで貴方の子ども達の多くは死亡しました、我らの人手不足等を考えて、救えるのは”一人のみ”です。....本当に彼女でよろしかったのですか?」
ああ、大丈夫、彼女は私に近い娘だからなんとかなるさ
「では、調節します。」
私が作り出した世界を監視するための能力をタブレット端末に反映し、タイミングを見計らう。
作戦は、彼女の目の前に転移ポータルを作成し彼女だけをこちらの部屋に転移させる方法
一つ間違えれば彼女だけではなく幻想体が入ってくる危険性があるため下手に広範囲で使えば私達のいる空間に侵入を許してしまう可能性がある、だからこそ念入りに調整する。
タイミングは一つ、彼女が止まった状態。
能力で映像を映し出したタブレットを見ると彼女一人と幻想体の戦闘が繰り広げられていた。
あの幻想体は...笑う死体の山か?
「そのようです。幻想体の状態は完全体のようですね」
彼女の武器じゃ分が悪い...来る、準備を
画面の中では彼女が笑う死体の山の塊を2つ切り落としていた。
笑う死体の山はだいぶ体力を持っていかれたようで動きが鈍っており、逃げる準備をしていた。
あと少しで制圧が出来るという所で、彼女の体は糸が切れた操り人形のように力無く地面に両膝をついてしまう。
今だ、開け。
「承知」
映像内では、笑う死体の山が彼女を取り込む体制に入っていた。
「3...2...1..go」
掛け声とともに映像にノイズがかかり、取り込まれそうだった人物は消え、幻想体は捕食対象を失い獲物を探すようにキョロキョロと周りを見渡した。
成功だ、kyou狭間を開け
「ここに開きます、受け取って下さい」
天井、いや空間に亀裂が入り狭間が開く、すると亀裂から人が落ちてくる
グッ!!
私は人を受け取れるように衝撃に備えるフォームで受け止める。...装備のせいで少し重いな。...口には出さないが
成功だ、早くアスクの元へ行くぞ!!一刻を争う!
「ええ、もちろんです。」
ここからは彼女を死なせず、あの世界に偵察班を送る、そして彼女と関係を築いた後、新たに次の娘を探しに行くルートを作らなければな。
...やっと会えたな...愛しい我が娘よ。
今日はこのくらいにしておきましょう。
やはりオリジナル展開のほうが書きやすいですね...まあそんな事は良いんです。
次回は子どものことを書きますので、お楽しみに