二周目の学校、私はまたついて行くことになった。
「行くわよー」
「まっ、まって、日焼け止め!日焼け止めがまだです!!」
私達は日焼け止めがないと完全に詰む。
ジューシーに焦げた少女が完成してしまう。
「まだー?」
「い、いまできました!」
私たちは今日から小学2年生として入る。
転校生として、だ。
「転校っぽく振る舞って下さいね、ちゃんと」
「分かってるわよ」
前回通った学校とは別の場所に通うことにした。
その名も、
「にしても、博麗幻想学園ってどんなところなのかしらね〜」
「さぁ…」
そう、博麗幻想学園。
明らかに東方。
完全なる霊夢。
ものすごく幻想郷。
どういうことだよ。
「あ、ついた!」
お嬢様は正門前で走り回り、楽しそうに走っていった。
「はしゃぎすぎですよ、おじょ…レミリア様」
「なぁ霊夢、あんなやつうちの学校にいたか?」
「知らない、私に聞かないでよ」
はっ、今のは霊夢と魔理沙…!?
声のした方へ勢いよく振り向くと、小さな黄色髪と茶髪が見えた。
「!?な、なによ……」
「…いえ、すみません、勢いよくそちらを向いてしまい、申し訳ありません」
「な、なんかめちゃくちゃ礼儀正しいやつだな…」
「いいのよ、行きましょ魔理沙」
「あぁ」
許してはくれたけど、霊夢と魔理沙がいる…とか聞いてない。
いや当たり前だけどね。
そうして進んでいくと色々な発見があった。
「お姉ちゃんみてみて!薔薇だよ!」
「こらこいし、どこで拾ってきたの!」
「そこ〜」
「どこよ!?」
そんな姉妹の会話が聞こえたり。
「永琳先生おはよー!」
「てゐ、おはよう」
保健の先生と、仲の良さそうな生徒の話し声が聞こえたり。
「紫校長、資料が逃げましたー」
「橙、じゃなくて橙先生、そんなわけがないでしよう?」
「いえ、本当に足が生えて逃げましたよ」
「藍先生が言うならそうなのかしら…」
校長と先生たちの会話が聞こえたり。
「…」
頑張って聞かないふりしてたけど、明らかに幻想郷だよね。
紫さんに関しては橙さんのこと普通に呼んでたし。
さとりにこいし、永琳にてゐ、八雲に橙。
幻想郷だ。
そんなことを考えながら職員室の前に行くと、誰かと衝突した。
「君たちは転校生の子か?」
「あ、はい」
そこにいたのは上白沢慧音だった。
「担任は私だ、よろしく」
「「よろしくお願いします」」
そうして私達は教室まで連れて行かれた。
「今日は転校生が来る、仲良くするように」
「優希です」
「レミリアです」
「「よろしくお願いします」」
そういうとクラスの人が自己紹介を始めた。
「あたいはチルノだ!」
「ルーミア」
「古明地こいしだよー」
「大妖精だよ」
「私は霧雨魔理沙だぜ!」
「秦こころ」
「高麗野あうんです!」
「霊夢」
多いなぁ…全員東方キャラだよ…。
「じゃあ質問して言っていいぞ」
そういう慧音先生の言葉でみんなが私たちに質問を沢山した。
お陰で休み時間まで立ちっぱなしだった。
「…あんた、優希だっけ?さっき私達と会ったわよね?」
「あ、あぁ会いましたね」
最初に声をかけてきたのは霊夢さんだった。
「お前の名前レミリアって言うのか?いい名前してんな!」
「!?あ、ありがとう」
お嬢様はそんな私のよこで魔理沙さんに名前を褒められていた。
1番最初の友達は霊夢と魔理沙だった。
1回目の時より楽しかったし、仕事サボりがちになりそうだなとも思ってしまった。
学園の名は博麗幻想郷学園。
紅魔??録、引用。
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