紅魔館でメイドやってます   作:硴里りま

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八雲校長ごめんなさい

校長室で、小学生の姿。

私は今、紫校長の前で土下座をしている。

 

「ど、どうしたの?」

「校舎ぶっ壊して、すみませんでした…」

 

紫校長は、「あぁ、そんなこと」と一言呟いて私の前にしゃがんだ。

数秒が経つと、小さく紫校長が笑った。

 

「顔を上げて」

「ハイッ」

 

自分でもやったことないほど勢いよく頭を上げると、少し驚いた様子の紫校長が目に映った。

 

「もう、そんなに焦らなくていいのに…ねぇ霊夢」

「えっ」

「…バレてたのね」

 

校長室のドアから見えた赤色。

その赤色はこちらにゆっくりと近付き、完全に姿を見せた。

本当に霊夢だった。

 

「それで?謝ってどうするつもりなの?優希」

「あー…」

 

考えてなかったな。

そのまま数秒思考。

 

「…校舎直すの手伝います!」

 

私が出した答えは校舎の修理を手伝うことだった。

 

 

────────────────────────────────────────────

 

「そこは扉の向きが上下逆よ」

「えっ」

 

現在、宣言通り校舎の修理を手伝っているのだが、不思議なことに、私がめちゃくちゃ不器用になる。

今みたいに扉の向きが上下逆だったり、窓が裏表逆だったりととてもカオスな間違いをかましてしまう。

 

「…紫校長、なんでこここんなに間違えちゃうんです?」

「なぜでしょう…?」

「分からないんですか…」

 

もう自分の能力使ってゴリ押しでやろうかな。

 

「紫校長、ちょっと能力使っていいですか?」

「いいけど、何するの?」

「一気に直します」

 

空間を上手いこと広げ直して、窓などの座標を変えて、一つの教室にあるゴミを全てはじによせた。

 

「ほ、本当に一気に片付いたわね…」

「私の自慢の能力です」

 

壊れた場所は6つあって、2年、3年、4年、この学年の教室が全壊している。

今直したのは4年の教室で、とりあえずここは使えるようになった。

他も急いで直さないと、他の人の学習に影響を与える。

 

「次どこですか?」

「次は3年生の1組よ」

「分かりました!」

 

3年1組には業者みたいな人達がいた。

修理作業をしているらしい。

私もそこに参加しようと能力を発動した。

 

「ちょ、待て待て!何する気だ君!」

「?直すだけですよ」

「能力で治せるわけないだろう!引っ込んでなさい!」

 

注意されてしまった。

なんだろう、ちょっと年下に見られてるの腹立つな。

これでも私200年程度生きてるぞ私。

 

「…」

「だからやめろって!」

 

そんなの知らないね。

能力を発動させてもらうよ。

座標と空間を設定して、ボロボロになった床も張り替えた。

 

「はい、直りましたよ、校舎」

「えっ…?」

「文句あります?」

「い、いえ…ありません…」

 

なんか楽しい。

 

「では」

「次は2年生よ」

「分かりました」

 

そうして私は沢山の修理作業をこなし、1日を終えた。

少し前に負った怪我の存在を忘れながら。

 

 

────────────────────────────────────────────

作者「日記、つけさせたほうがいい?」

優希「私は面倒だから大丈夫。あと表には出してないけど書いてることにはなってるから大丈夫だと思う」

作者「そうやんね(?)」

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