まじこい的な何かを書こう   作:津谷 桐矢

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「おはよーございます!」

 二月も末。午前五時と言えば外は真っ暗な中、寒さと戦いながら新聞配達員が頑張っている時刻。川神百代は声を押し殺し、ドッキリ風を装い『トオル』と書かれた部屋の前に立っていた。彼女の目は悪戯にワクワクしている気持ちを表している。

「それでは早速お邪魔してみましょう!」

 百代は静かに鍵の掛かっていないドアノブを回して室内へと入る。カーテンが閉じられた部屋は真っ暗で電気を付けるわけにもいかず、さりとて目が慣れるまでに時間が掛かる。だがしかし、この美少女に暗闇など無意味である。

「川神流猫目…だにゃん」

 言葉と共に、彼女の目には日中と変わらぬ視界が広がる。

 慣れた足取りで百代は奥へと進んでいくと目的の場所へと辿り着いた。そこには百代を美男子にした人物が静かに寝息を立てていた。

「それでは失礼しまーす」

 百代は寝ている彼を起こさないよう静かにベッドへ潜り込む。そして彼の温もりを感じ、再度眠りに着くのであった。

 

 朝六時を示す頃、室内にアラーム音が鳴り響く。部屋の主、川神徹は音源を止める為、手を伸ばすが一向にその感触を得なかった。

「どこにいった…」

 起きれば事足りるのだが、今日に限ってもう少し寝ていたいと言う誘惑が強かった。

「うるさいにゃん…」

 その言葉でアラーム音が消え、徹自身何故その気持ちを抱いたのか理解する。

「姉ちゃん…」

 桃の様に実った胸の間に徹の頭を抱き、それでいて寝苦しく感じない様に配慮されている事に気付く。

「おい、姉ちゃん起きろよ…」

 徹は百代を揺すり起こそうとするも、起きる気配が全くない。そうする度に良い匂いが徹の鼻を刺激し、常に姉であると戒めるのに精神力を求められる。

「ウーン、もう少し…」

 百代は抱き締める力を強め抵抗する。

「…!」

 その瞬間、百代の胸の感触が彼の顔全体を覆った。寝ている時はブラは付けないと豪語するだけあり、着心地を重視したTシャツ一枚の感触は徹に危機感を抱かせる。

「いい加減に起きろって、姉ちゃん!」

 徹はその様に言うと彼女を引き剥がす。

「でも気持ちよかったろ?」

 百代は目をぱっちりと開けて徹を見ていた。

「ああ気持ち良かったよ! 平日じゃなければもっと堪能していたさ! 思春期の男を舐めるなよ!」

 徹は逆ギレして彼女に答える。

「あー、そのーごめん…」

 徹がまさかの反応を見せた事で流石に悪戯が過ぎたと百代も反省して謝った。

 

 

 

 

 

 

「てなことが朝あったんだよ」

 昼食は学生にとって欠く事の出来ない重要なイベントである。徹は同級生で仲の良い者と共に楽しい一時を過ごす筈だった。

「うん、とりあえず言っておく、死ね」

 ヨンパチこと福本育郎は徹の話を聞き、悟りを開いた表情で悪態を吐く。

「おいっ、ヨンパチ!」

「だけどよ。やっぱそうなるわな」

 彼に同調するのは、徹とも関係が深い島津岳人だ。徹が登校時に話した時は目から血の涙を流して悔しがった程だった。今もその話を聞き、テーブルの下では拳を強く握りしめて耐えている。

「三次元の何が良いのか全く分からん。二次元はいいぞ徹! 是非ともその魅力を…」

 大串スグル、彼は二次元の世界に救いを求める戦士である。

「大体な、同い年以上はもうあれですよ。ダメ、絶対だめ!的なあれですよ。小学生以下であれば最高だな」

 唯一、他クラスの人間である井上準はその様に述べる。彼は生粋のロリコンである。

「すまない。俺がお前たちにコメントを求めたのが悪かったわ。それとなんで準が此処に居るんだ?」

 徹はコメントを求めた人選を誤ったことに今更ながらに気付く。が、そもそも彼の苦悩を理解してくれる者は皆無と言って良い。

「いやー学年末が迫ってクラスの雰囲気が非常に重たい。それに若は女子と食事で、ユキは紙芝居を作成中だ。加えて英雄が居ない教室は暴君が現れて正直居場所が無くてな」

 彼の所属するSクラスは学年成績上位五十位以内に入らなくてはならない。準と名前の出た二人は同じクラスに在籍している。ロリコンでも成績は上位にある残念な人であった。

「まああのクラスじゃな…」

 徹の言葉に岳人たちも頻りに頷き同情する。

 

 そして、話題を変えて、食事を続けていると徹は良く知った気配を背後に感じる。

「徹! 昼メシ足りないから、少し分けてくれおーくれっ!」

「姉ちゃんか」

「そのお姉様だニャン」

 徹の背後から腕を回し、抱き付き耳元で囁くように百代が言葉を発する。それだけで学食内の耳目を一身に集める。女子生徒はその光景に禁断の愛を見出し、黄色い声を上げる。また男子は徹に対し、嫉妬の籠った視線を向ける。兎角、周囲に居るFクラスの人間の怨嗟の籠った視線に徹は晒される。しかし、徹と百代は気にした様子はなく、淡々と答える。

「はあ、また早弁したのかよ。で、どれを食べたいの?」

 徹はこうなった百代は梃子でも動かないことを理解し、彼女の要望を受け入れる。その気負わない仕草に女子の声が高まる。姉弟とは言え、美男美女のやり取りは絵になる。

「そうだな……、エビでいいぞ?」

 徹はエビフライ定食を注文し、誰がどう見てもメインで出されている物を、彼女は指名した。川神学園学生Verと記されたメニューは安く、量が多く美味いのが特徴的だ。そして使用されているエビは非常に肉厚で旨味が詰まっている。

「くそ、今度何か奢れよ!?」

 予想通りのドラ一指名に徹は悔しがりながら百代に食べさせる。その光景に男女の反応は反比例している。

 

「はぐ、はぐはぐ……美味い! いやーうまいエビフライだ! ありがとな、徹っ!」

「おいっ⁉」

 手掴みで食べさせてもらった百代は軽く指まで捕食し、艶のある表情で徹の指を抜き出す。そして、彼女は周囲が驚く行動に出た。

「美少女のキスだ。お礼に受け取ってくれ! じゃあなー」

 百代はその様な捨て台詞を残してこの場を去る。

「えっ、対価ってそれなの。割に合わねーじゃん……」

 対して徹は頬にキスされた事が対価であることに憤りを感じている。何しろ今食べさせたエビフライの油がべったりとこびり付いていたからだ。だが、徹に同情する者はこの場には居なかった。

 

「なあガクト、怒りで人は殺せるのでしょうか……」

「あーやべぇ俺様、本当にやべぇ……」

 ヨンパチと岳人はまさに怒髪、天を衝き目が血走っていた。

「随分と大人しいな、お前の言うロリコンとはその程度のものなのか?」

 珍しくスグルが隣に座る準に声を掛ける。

「はっ!? ロリコンを舐めるんじゃありません! た、単にモモ先輩に言って、後で何されるのか分からないから言わなかっただけです!!」

 準は昼の放送で百代とパーソナリティーを組んでいる。そして自身の不穏当な発言が首を絞めることを自覚していた。それでも時折自身のプライド(ロリコン)が前面に出てし痛い思いをする事がある。それが井上準である。

 

 

 

 

 

「たっだいまー、ユーミン!」

 学食から僅か数秒で在籍するFクラスに戻った百代は隣に座る眼鏡を掛けた女子に声を掛けた。

「百代、お帰りで候」

 彼女に言葉を掛けるのは、百代にユーミンの名で親しまれる矢場弓子だった。

「いやー美味かった!!」

 百代は満足そうに椅子に腰かける。

「また弟君に集ったので候?」

 弓子は満足気な表情で話す百代に、何をして来たのかを判断した。

「集るって、失礼だなユーミン。私は頂戴? って美少女らしく可愛くお願いしただけだぞ」

 百代の中では本当にそう考えていた。しかし、徹を含め、誰が見ても『たかっている』としか見えなかった。

「まったく、彼が可哀想で候……(もし足りなかったら私が作ったお弁当食べて貰えないかな…)」

 メンタルの弱さを自覚する弓子は口に出す言葉とは裏腹に非常に乙女である。

「まったく、君たちは面白いな」

 自然な流れで二人の会話に参加するのは、2-Sに席を置く京極彦一であった。彼は制服ではなく和服と言う出で立ちで学園生活を送っている。

「君たちって私もで候!?」

 弓子は心外だと言わんばかりに彼に問い掛ける。

「当たり前だ。まさか違うとでも? 私にはそうは思えないのだが…」

 その言葉使いが彦一の興味を激しく刺激していることに気付いてはいない。

 

「それで何故此処に居るんだ、京極?」

 度々教室を訪ねる彦一に対し、百代は少し不満気に問い掛けた。

「何、私の趣味である人間観察だよ。この学年は薄味でね。その点、此処は川神を中心に濃い連中が集まっている」

 手に持つ扇子を開き、口許を隠す彦一は理由を説明した。

「そんな理由で私たちの所に来たと?」

「ふむ、気分を害したか。それは失礼した。お詫びにこの季節によく現れる霊の話でも」

 すると百代は両耳を塞いで目を閉じる。

「あああー、その話はいいんだよ! ほら、もう直ぐ時間だろ。お前は教室に戻れよー」

 百代の唯一の弱点とも言える幽霊関係全般は、彦一にとって切り札となる。

「ふむ。それもそうだな。では今度時間があればその話を聞かせよう」

 彼はそう言うと颯爽と教室から姿を消した。

 

 

 

 

 

「ん、もう時間でおじゃるか。古き良き平安の世を教えていると、時が『あっ!』と言う間に過ぎてしまう、の」

 綾小路麻呂は、授業の九割以上を平安時代について教える日本史担当の教師であり、他の時代を教えるよう願い出ると激しく抵抗する問題の有る教員である。

 その彼は見事に教えたと自己満足で教室を後にした。

「お、終わったわー!」

 川神一子は重圧から解放され机に突っ伏した。

「徹、今日はどうする?」

「悪い大和、バイトだ」

 徹の後ろに座る直江大和は百代の舎弟であり、彼等仲良しグループの頭脳だ。

「あれ、でも今日は集会だよ」

「そうだぜ。まさか忘れたわけじゃないよな」

 師岡卓也は心配そうに彼に尋ね、そこに岳人が被せる。

「ヘルプだよ。昨日連絡があってさ、一人欠員が出たからお願い出来ないかって。大丈夫だ、時間までに上がれるように話しはしてあるから」

 その話に耳を大きくして聞いていた女子生徒が徹に話しける。

「ねえ、徹君。今の話しは本当?」

「バイトなら本当だぜ」

「マジで! なら今日は予定変更してお邪魔するわね!」

 小笠原千花は嬉しそうに教室を飛び出していった。

 

 川神学園の近くに存在し、イートイン可能な洋菓子店で徹はバイトをしている。その為、千花を始めとした女子を中心に放課後は賑わいを見せている。加えて、徹というイケメンをメンバーに加えた事で集客率は前年度と比べ倍増するという嬉しい悲鳴を上げている。

「と言う訳でまた後で、大和! 一子、何が食べたいかメールで送っておいて」

「わーい、分かったわ!!」

 彼女は満面の笑みで彼に返事をするのであった。

「あれ、そう言えばキャップは?」

 卓也は思い出したかのように教室を見渡した。声もしなかった為に気が付かなかったのだ。

「キャップならチャイムと同時に出て行ったよ」

「はは、相変わらずだな。ありがとう、京」

 弓術を習得し、動体視力に優れる椎名京がキャップこと風間翔一の動きを見逃す筈がなかった。なお、彼等仲良しグループは風間翔一をリーダーにした通称風間ファミリーとして行動を共にしている。

「今回キャップはどんなバイトに勤しんでいるんだ?」

「たしかおむすび屋じゃなかったかな」

 岳人は大和に尋ねると的確な答えが返ってくる。

 

「相変わらずバイノリテー逞しいな」

「それを言うならバイタリティーだね…」

 突っ込みのモロとも揶揄される彼の妙技が炸裂する。

「それじゃあ私は先に帰るわ。今日も特訓よ!!」

 一子は元気よ良く力瘤しを見せた。

「俺様もジムで筋肉に磨きを掛けてくるぜ!」

「僕も一度家に戻るよ。それじゃあ」

 全員の行動を確認し合った大和達は学校を後にした。。

「それで京はどうするんだ?」

 大和は特に予定も無く、秘密基地へ直行する事に決めている。

「私は大和の妻です。妻は夫に付き従うも」

 若干赤らめた頬に手を置き恥ずかし気に京は答える。

「妻でも夫でもないから。お友達で」

「ちぇ……、私も特にする事ないから基地に行くよ」

 このやり取りは日常見られるもので、クラスの者は平然と流している。

 

 

 

 

 

 夜七時を過ぎ、予定通りに風間ファミリーは集まっていた。

 場所は川沿いに立っている廃ビルで彼らは警備目的で出入りを許されている。その場所を彼らは基地と呼び、それぞれ趣味趣向の品々を持ち寄り快適な空間が創られている。

 そんな彼らは中学以来の習慣で金曜日に外せない用事以外は集まる事が定められている。そのイベントをファミリー内では金曜集会と呼んでいる。

「それじゃあ俺の差し入れだ! 驚け、キャンセルされたおむすびだぜ‼‼」

 翔一は高らかに言い放つと箱をテーブルに置いた。

 そして箱を開けると、一同感嘆の声を上げる。

「一箱に二十個って全部で百二十個!?」

 卓也はそれを見て大いに驚いた。

「おお、食べ応えがあるわね!」

 一子は何故か燃えていた。

「次は俺だな。ちゃんと注文通りに持ってきたぜ」

 徹はバイト先で購入したケーキをテーブルに置いて蓋を開ける。そこでさらにテンションが上がる。

「おおーこれは凄いな!!」

 そこには十二種類のケーキが二つずつ入っている。

「なあ徹。これ買って来た物じゃないのか?」

 この洋菓子店の単価はどれもが平均五百円を超える値段である。大和は恐縮しながら尋ねた。合計金額は少なくとも一万二千円前後と考えられ、大和たち学生からすると大金である。

「ああ、そうだぜ。一応従業員価格で購入してあるから気にするな」

「徹君、トオル君! もしかしてお給料が出たのかにゃ?」

 べったりと密着する百代は獅子が獲物に狙いを付けたと思わせる雰囲気を醸していた。

 

 百代は徹の背後から抱き締めるのが大好きで、彼女はさらに密着具合を強める。そうなると必然的に彼女の桃の果実が『グニュン』と擬音を発し潰れる。こうされて抗えない男はいないだろう。だが、弟である徹は強靭的な理性で持って抗いながら平静を装う。

「まあね。今月はヘルプで出た日が多かったから結構貰えたよ」

 その言葉に百代の目が輝く。彼女は『俺の物は俺の物…』という名言を実践している一人だった。

「残念だけど前に貸した金が返済されていないから今回は貸せないよ。何度も言っているけど絶対だめだ!」

「えー」

 給料日になるとこうして甘えが酷くなり借金の申し込みが行われる。但し、期日までに返済されるのが救いだった。

「そうだよ、姉さん。お金が欲しいならバイトすれば良いじゃないか」

「大和の言う通り。そろそろ集金日が近付いているから頑張ってね、モモ先輩」

 京は百代に厳しい現実を突き付けた。百代の場合金使いが滅法荒く、有れば有るだけ使うという人物である。

「また倉庫で働くのか…」

 過酷な倉庫業も壁を越えた百代であれば苦も無く働ける。寧ろ人力で何十人分もの働きを見せる彼女の評価は頗る高い。故に高時給が約束され、ド短期でも会社側が諸手を挙げて向かい入れるほどだ。

「作業服姿のモモ先輩って似合ってるよね」

 卓也は隣に座る岳人に話し掛ける。

「確かに、モモ先輩は何かあの恰好がしっくりくるよな…」

 百代は一度だけみんなに作業着姿を見せたことが在る。とても十代の女子高生とは思えない、けしからんボディーと雰囲気が妙に似合っているのだ。

 しかし、百代自身はそのバイトに否定的だった。その訳は美少女らしくないからである。

「んなことよりさ、早く食べようぜ!」

「私も賛成! 早く食べましょうよ、大和」

「そうだな。それじゃあ」

『いただきます!』

 かくして恒例の金曜集会の幕が上がる。

 

 予想外の食事に顔を綻ばせ、気兼ねなく会話を楽しんでいたファミリーに対し、大和は頃合いを見計らい手を叩き注目させる。 

「さて、そろそろいいかな。話を聞いてくれ! 俺たちは学生だ。学生の本分は何だ、ワン子!」

「ふぇ! わ、私!? え、えーっと……よく食べて、よく寝るかな……?」

 大和は急に一子に尋ねたが、その期待に応えられる彼女ではなかった。

「それは赤ん坊だろ! じゃあガクト!」

「フフン。俺様に聞くなんて野暮じゃないのかな…」

 何故かドヤ顔で答えようとする岳人に苛立った大和は卓也に切り替える。

「面倒だから次、モロ」

「ご愁傷様だね、ガクト。学生の本分は勉強だね」

 卓也の答えに大和は満足そうに頷いた。それと同時に憂鬱そうな顔に変わる者が居た。

「そうだ。そろそろ学年末がやってくる。その為に俺たちは勉強をしなければならない。俺と京はワン子とキャップを、モロはガクトを頼む。姉さんは徹に任せた」

「ちょーっと待て、大和。どうして私が徹に、一学年下の者に教えられなければならない!?」

 確かに、彼女の言い分は正しい。普通は逆の立場で指名されなければならない。しかし、百代は勉強嫌いである。

「大丈夫だよ、姉ちゃん。ユーミン先輩から試験範囲教えてもらったから。これぐらいなら教えられるよ。だから赤点を取らない様に頑張ろう!」

 徹の言葉に力無く項垂れる百代は、何故弓子が協力しているのかを聞く余力は無かった。

 思い立ったが吉日、幸い週末であり土日は勉強に充てられる。となれば自動的にお開きを迎える。卓也は岳人の家に向かい、一子は用意されていたお泊り道具を持って大和たちが生活する島津寮へと連行された。

 

 

 

 

 徹と百代は皆を見送った。

「それじゃあ俺たちも帰ろうか姉ちゃん」

「ああ、そうだな…」

 百代は引き攣った表情を浮かべている。

 彼女は何度となく訪れるこのイベントを思い出したのだ。

 中学以降、毎度同じ結末に為る光景を。

 もう寝かせてくれと徹に懇願する程の勉強量を課されることを……

 




 初めまして津谷と申します。ノリで書いてしまいまして申し訳ありません…

 あらすじにも書きましたが不定期で書こうと考えております。
 文字数は五千から六千程を目安にしていけたらなと考えております。
 改めましてよろしくお願いいたします。
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