転生先を間違えられて白兎に憑依しました 作:徳利
俺、ベル・クラネルは憑依転生者だ。現在の年齢は五歳である。
まぁ、このへんは二番煎じだから省略させてくれ。
元々は「Re:monster」の世界に特典付きで転生する予定だったのだが・・・、俺の転生を担当していた神が選択を誤ってその神がハマっていたラノベ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の主人公・ベル・クラネルに設定してしまったらしくその影響で俺は憑依転生することになった。
更に
なんとまぁ、ややこしい種族になったものだと思った。
いや、お詫びとしての気持ちは伝わってくるんだけどダンまちに登場していない種族というかRe:monsterでも登場してない存在作っちゃって良いのかなとは思う。
しかも、加護神が【《自然と魂魄》を司る大神】だから肌の色は赤いから超目立つ。
こうなってしまったのは仕方がないと割り切るしかなかった。
ちなみに神から与えられた俺の特典内容はこれだ。
1:『
2:ゴブリンとして転生
3:スキル︰迷宮創造
4:五大神の加護
5:オバ郎の因子
6:
この五つの特典とともに転生したのだが・・・。
「まさか、自分が主人公に憑依することになるなんて思わなかったよ・・・」
そうため息を吐きながら今の自分の現状を確認すると・・・。
ベル・クラネル五歳、
うん、この世界でのベル・クラネルはこんな感じなのか・・・。
とりあえず、俺がやるべきことは強くなることだがそれには神の恩恵を授かる必要がある。
とはいっても、神格者でもあり本来の主神であるヘスティアはまだまだ下界には降りてこないからどうしたものか・・・。
「なぁ、そこの君ちょっといいかい?」
そうやって考えていると、後ろから声をかけられ振り返るとそこにはロリ巨乳神・ヘスティアがいた。
「は?」
俺はあまりの出来事に驚きを隠せないでいると、ヘスティアが話を進めていく。
「いやぁ、せっかく順番繰り上げで下界に来たのは良いだけどなにもない所に降りてしまったから困ったんだけど君を見つけられてよかったよ」
そう言ってくるヘスティアの言葉は俺の耳に入ってはスッと抜けていく。
「{いやなんで、ヘスティアがもう下界に来てんだよ!?順番の繰り上げとかそんなのあんの!?}」
予測不能の事態に俺は思考が混乱した。
「お〜い、君大丈夫かい?」
「う〜ん、{俺的にはありがたいが物語的には}どうだろう」
とまぁ、なんやかんやあってとりあえず俺は家にヘスティアを招いた。
「ぷはぁ、なんか悪いね。出会ったばかりなのに食事までご馳走になっちゃって」
「別に構わない」
そうして、食事を済ませた俺達は本題に入ることにした。
「ヘスティア、お前に大事な話がある」
「なんだい、ベル君」
「俺は転生者だ」
これが俺とヘスティアの最初の出会い。