転生先を間違えられて白兎に憑依しました 作:徳利
ヘスティアから恩恵を授かった俺は朝になるとヘスティアの朝食を用意した後、さっそくスキル【
どんな設定にしようかと考えた時、
扉を開いた瞬間、俺の視界には大森林の光景が広がっていた。
「よし、まずは周辺の情報確認だな」
初めて潜るんだからこういうことは怠らないようにしないといけない、マジで命に関わるから。
そうして、注意深く慎重に進んでいくと角を生やした兎・ホーンラビットがいた。
そこで俺は早速狩りを試みようと思う。
そうと決めたら俺は足元に落ちていた大きめの石を持ってホーンラビット目掛けて投げ込んだ。
運が良いことに石は直撃し、ホーンラビットの初動を抑えることに成功しそのまま鍬を首目掛けて振り下ろし狩りは終了となった。
「ふぅ・・・ふぅ・・・」
初めて自分の手で生き物を仕留めた俺は謎の疲労感を感じていた。
それはいままで生き物の生死に関わることがなかった現代人特有のものではないかと思うが・・・。
それとは別に初めて獲物を自分の手で手に入れたことに対する喜びもあった。
「さて、喰うか」
生き物とはいえ仮にも
しかし、いくらゴブリンになっているからといって生で食べる気には・・・。
グギュルルルルルルルルルッ!!
腹の虫が聞こえた瞬間、俺はゴブリンの本能のままにホーンラビットに齧り付いた。
ボリッ バリッ グチャッ
まず胴体を毛皮と骨ごと兎肉を喰らい、残った頭の部分は角を除いて喰った。
▷ベル・クラネルは「ホーンラビットの角」を手に入れた。
謎の脳内
ホーンラビット丸々一羽食べたが、まだ物足りなかった俺はホーンラビットを求めて歩き始めるとさっきのより大きなホーンラビットと正面から遭遇し躊躇なく襲いかかってきた。
が、鍬の刃部分で角を受け止め勢いを殺し即座に側面に回って持っていた角で柔らかそうな腹部分目掛けて串刺しにする。
「ふぅ、なんとか勝てたな」
この迷宮に入ってまともな戦闘だったがうまく立ち回れたと思う。
そして、二度目の食事に入る。
すると、脳内報告が聞こえる。
▷能力「
なるほど、こんな感じで能力を得るのか・・・。
そういえば、今の設定がRe:monsterの最初の森だから精霊石も取ることが出来るかもしれないな。
そんな事を考えながらホーンラビットを完食しヘスティアの待つ我が家へと帰るのだった。