貞操逆転キヴォトスのなんかでっかくてエロいやつ 作:メシ屋
蓋をする
決して中身が漏れないように
蓋をする
決して中身がばれないように
蓋をする
決して中身に、気づかないように
◆
『こちらサンクトゥムタワー前です!先程までの暴動はすっかり収まり、現在は交通網の復旧作業が行われております!連邦生徒会は今回の件を解決したという「
街の往来で銃撃戦が行われ、爆発が起き、戦車まで出てきたというのに、流れているニュースにはさして取り上げられることもない。そういうことがあったと、まるで大した事ではないかのように只々起きた出来事が述べられるだけ。いや、実際
「キヴォトスの日常...」
連邦生徒会長とやらに呼ばれ、このキヴォトスで『
初めての戦闘
初めての指揮
初めての、ヘイローを持った生徒たち
キヴォトスに来て初めてのことばかりで不安だったけど、ひとまず無事に終わってよかった。銃弾の飛び交う戦場の中、弾丸が当たっても、爆弾が爆発しても、平気な顔をして、怪我一つなく帰ってきた彼女たち。怪我がなくてよかったと、心から思う。
と同時に、ふと
やっぱり、私とは違うんだな、なんて。
戦場が怖くないと言えば嘘になる。彼女たちにとっては当たってもなんてことのない、無数に飛び交う弾丸の、たった一発でも、私にとっては充分致命傷になり得る"死"そのものだ。いざという時はアロナが守ってくれるらしいとはいえ、目の前でたくさんの"死"が飛び交っているのは、やはり怖い。
それでも、たとえ私が死んでしまうとしても、生徒が傷ついてしまうよりは、怖くない。彼女たちにとって銃弾なんて平気だと、怪我なんてしないと、そんなことわかってる。
それでも、もし、万が一にでも。
ナニかが起こってしまったら。
もし、当たりどころが悪かったら。もし、ちょっとした怪我が取り返しのつかないことに繋がってしまったら。もし、彼女たちが傷ついてしまうような、もしかしたら、死んでしまうような、そんな唾棄すべき兵器が現れてしまったら。
もし、もし、もし
そんなことを考えてしまうと、引っ込んでなんていられない。私が傷ついた方が、何億倍もマシだ。
だから私は、己の"死"に立ち向かう。
ヘイローを持っていても、私なんかより強くて丈夫でも、私なんかよりしっかりした娘たちだとしても、
それでも、
彼女たちは未来ある子供で。
青春の只中にいる学生で。
私が護るべき、大事な生徒たちだ。
『先生』として、彼女たちの全てを背負おう。辛い思いをするのは、大人になってからでいいんだから。
辛いことだって、生徒のためなら辛くない。
怖いことだって、生徒のためなら怖くない。
それが『先生』だから
彼女たちの心が、明るく照らされたものであるために。
彼女たちの未来が、笑顔で満ちたものであるために。
彼女たちの物語が、青く美しいものであるために。
私の愛する、
生徒のためなら、『先生』はなんだってできるから。
私は、そんな『先生』なんだから
「私は『先生』だから...『先生』だから、大丈夫...」
そうと決まれば、これからのことを考えないと!やらなきゃいけないことはたくさんあるはず!シッテムの箱のことや、キヴォトスの各学園のこと、それに、私をここに呼んだと言う、連邦生徒会長のこと。知らなきゃいけないことばかりだ!そうだ、リンちゃんに相談してみようかな?
なんて考えていたからだろうか?
「先生、少しお時間よろしいでしょうか」
「あれ、リンちゃん?」
私がキヴォトスに来て始めて会った生徒
連邦生徒会首席行政官である、七神リンちゃんが顔を出した。噂をすればなんとやらだね!
「お疲れのところすみません。それと、リンちゃんは止めてください」
「ううん、私もちょうどリンちゃんに聞きたいことがあったから、全然大丈夫だよ!」
「...ハァ、もういいです、今は。実は、先生に会っていただきたい人が...、いえ、
「会わないといけない人?」
誰だろう?シャーレの管理人さんとかかな?
「ええ、先程まで立て込んでいたのですが、ようやくご挨拶できる程度には時間を作れたとのことなので」
「え、いや、そんな忙しいなら別に無理して今会わなくても...私はいつでもいいよ?
なんなら後で私が時間合わせても―――」
「そうはいきません」
ピシャリ、と彼女は言い放った。
「あの人は、とても多忙なんです。ここ最近は特に。今回も先生のためだからと無理をして仕事を終わらせたようですし...。サンクトゥムタワーの制御権を取り戻したことで、少しでも休めるようになればいいのですが...。
いい加減休むように言っても碌に休まず...」
呆れたような口調だが、その中には確かに、その人を思いやる暖かさがあった。
けれど
「そもそも、以前からもっと私を頼れと言っているのに、いつも自分一人で―――」
言葉の中に確かにある、尊敬と、信頼と、親愛と、
「確かに私は
暖かいはずのそれらであっても、決して包み隠すことのできないような
「食事だっていつも適当にすませて、お腹を満たせればそれでいいとでも言わんばかり―――」
様々な感情が混ざりあったような
「そのくせ机やソファで無防備に居眠りして―――」
とても言葉にできないような
「私がいつもどんな気持ちで―――」
煮えたぎる鉄を想わせるような
「やはり私がついてないと―――」
どろどろとしたナニかがあって
「あの人には、私が―――」
私を視る彼女の眼は、まるで―――
「―――聞いていますか、先生?」
「っ!」
目の前にいるのはいつも通りのリンちゃんだった。先ほどまでの異様な雰囲気なんて欠片も見当たらない。
きっと見間違いか何かだったんだ。
「あ、ああごめんごめん、どんな人なのかなって思ってさ」
「あぁ、そうでした。私としたことが...申し訳ありません、先生」
いつも通りの、厳しいけど優しくて、私なんかよりよほどしっかりした、私の自慢の生徒。ダメな私はよく叱られてしまうけど、だけどそれは彼女の思いやりで、そこに敵意なんてあるはずのない、私の大切な生徒。
だからさっきの彼女は、
私のことを警戒するような彼女は、
私のことを
絶対に見間違いだ
「先生に会っていただきたい人というのは、我々連邦生徒会のNo.2であり、連邦生徒会長が失踪している現在では事実上のトップである―――連邦生徒会
――――断るはずが、ありませんよね?
見間違いのはずなんだ
◆
連邦生徒会副会長が待っているというサンクトゥムタワーの一室に向かう間、やはり彼女はいつも通りのリンちゃんだった。
急なことになってしまい申し訳ありませんとか、先程は見事な指揮でしたとか。
私も、各学園についてだとか、処理するべき書類だとか、聞きたかったことを聞けたし、リンちゃんも普通に教えてくれた。
ただ、連邦生徒会副会長については、一言も話すことはなかった。
確かめるのが怖かった。
私と彼女の、『先生』と生徒という関係の、決定的なナニかが変わってしまうような気がして。
だから、頭の中で件の彼女について想像していた。
優しい子だといいな、とか
怒られたりはしないよね?とか
なんかすごい人っぽいな、とか
ひょっとしてとんでもない超人とかだろうか、なんて考えていたら、いつのまにか目的地に着いていた。
そして結局、確かめようとしなかった。
一人で部屋へ入る私を、その部屋の中にいる人を、彼女が一体どんな眼で視ていたのか
そして、部屋の主の前に立った、その瞬間
私は、すべてを理解した
◆
「はじめまして、先生」
そこにいたのは、一人の生徒だった。
ただし、これまでに出会った生徒たちとは、明確に違う点があった。
その生徒は、
彼女ではなく、
このキヴォトスに来て初めて見る、
精悍な顔立ちに、短く切り揃えられた濡羽色の髪、薄い唇は優しい微笑みを湛え、穏やかな心根を顕している。
どこかこちらを見定めているような、キリッとした凛々しい金色の瞳は、同色に輝く荘厳なヘイローも相まって、美しいだけでなく意思の強さや高潔さを感じさせる。
端正でありながら雄々しく凛とした彼の容姿は、元の世界にいた男性と比べても非常に整っていた。
「本来なら私から出向くべきなのですが、何分今は立て込んでおりまして」
「アッウンキニシナイデ」
「まずは感謝を。先生のおかげで我々もようやっと本格的な業務を再開できます」
「アッウンキニシナイデ」
「と、ご挨拶がまだでしたね。私は連邦生徒会で副会長を務めております、
が、しかし!
私の、否、世のすべての女の視線を惹き付け、時を忘れさせるほどに魅了し、魔性と言えるほどに心を奪うだろうその原因は、彼の
簡単に言うとスケベすぎた。もうすんごいドスケベだった。いやもうホントすんごいのなんの。
否が応にも力強さを伝えてくる巨体に、着ている黒いシャツどころか白いベストすら今にもはち切らんと押し上げて主張している逞しい彼の胸筋は、健気にも主を守らんとするボタンさんに悲鳴をあげさせている。その様はまるでスパ○ダーマン2で電車を止めようとするピー○ー・パー○ーのよう。いや、ホーム○ミングのフェリーの方だろうか。どっちにしろスーパーヒーローであることに変わりはない。手に汗握るボタンさんの踏ん張りに、自然と喉がなる。とんでもないおっぱ戦いだ...ゴクリンコ...こうしちゃいられない、私もボタンさんを応援しないと!すごい!がんばれ!はち切れろ!余計なことするな!おっぱい出せ!
そのくせ腰は厚みがありながらもキュッと引き締まっている。おい!胸部のボタンさんに比べて腹部のボタンの仕事量が少なすぎるだろ!腹ボタンの奴には
そして下半身にいたっては―――
なんだその太ももは!?ふざけてるの!?パンパンじゃない!スラックスちゃんがミチミチ言ってるじゃない!!アーッいけません!こんなのR18じゃないと許されないゾ!!キャプ○ンのスーツだってこんなミチミチでパンパンじゃなかったよ!!もうすごいミチミチパンパン!いやムチムチパンパン!!こんなのもはやキャ○テン・ハメリカ―――
「あの、先生...?」
「エッッッッッッッッッッッッッッッッッ!?!?!!!??!!!」
ハッ⁉私は今何を!?
「大丈夫ですか?」
「アッ、いやその、ちょっと考えごとをあっいやべつに変なことじゃなくてねちょっとおっぱいやじゃなくて太もmヤッベいやちょっと普通にちょっとさっきほら色々あったからさほら今後のこととかねいや私もねほら一応ねうん先生だからさほら今後のこととかね考えてねうん考えといたほうがねいいんじゃないかってねほらやっぱね今後をねうん先生としてね生徒のこととかねほら考えないとうんやっぱいやほら私もね先生だからさほら生徒をねやっぱ生徒のことをね考えてねちょっと生徒で
ナニ口走ってんだよ私!?こ、こんなところで終わるわけにはいかないっ!私の教師生活は始まったばかりなんだ!こちとらまだ初日だよ!?淫行教師RTAしてるわけじゃないんだよ!!これから生徒たちと絆を深めて、少しずつ信頼してもらって、いずれ理想の先生になるんだ!!犯罪者なんかになるわけには―――
「――――そう、ですか」ウルッ
あっ、おわった
◆
というわけでね、いかがでしたでしょうか
いやー短かったなー私の教師生活...
今日から私も淫行教師、犯罪者か...
もっと生徒のみんなの力になりたかったな...
矯正局ってところに行くのかな...
カツ丼とかでるのかなー...
でるといいなー...
一回食べてみたかったんだよねーあれ...
フフフ...
ハァ...
でもまあ、しょうがないよね...
生徒をさ、傷つけちゃったわけだし...
泣かせちゃったわけだし...
ハァ...
私、最低だな...
...
..
.
いやでもさ、いきなりこんな女の理想と性欲全部ぶち込んでグツグツ煮詰めて欲望濃縮こってり濃厚性癖マシマシドロリッチみたいな男の人が現れるなんて思わないじゃん?
リンちゃんもさーここに来るまでさー少しは時間あったわけだしさーせめて男の人だよーくらい、いやせめておっきい男の人だよーくらい、いやすんごいすごい男の人だよーくらい教えてくれるべきだったと思うんだよね!言いながらこう、ジェスチャーとかですんごいおっぱいしたドスケベ大魔人だよっt「先生」
はい、ごめんなさい。
「やはり、あなたは尊敬すべきお人だ。
あいつは、間違ってなんかいなかった...。
あぁ、先生が、あいつが選んだ大人が、このキヴォトスに来てくれた人が、あなたで本当によかった...」
「アッウン」
ごめんなさい
「あ、すみません、お疲れですよね。急にお呼び立てしてしまい申し訳ありませんでした。先程戦場から帰ったばかりだというのに。
今後のことや生徒たちのことはまたにして、今日はゆっくりとお休みください」
「アッウン」
本当にごめんなさい...
こんな大人で...すみませんでした...
私は...私はなんて醜い人間なのだろうか...
こんなにも、こんなにも純粋で善良な生徒に対して、なんてことを...
なにがムチムチパンパンだ、なにが性癖マシマシドロリッチだっ!気持ち悪いんだよっ!消え去れ私のデザイア!
彼だって生徒だ。私が護るべき一人の生徒だ!連邦生徒会副会長だろうと関係ない!男子生徒だろうと関係ない!一人の生徒として真摯に向き合うべきだ!だって私は『先生』なんだから!
さっきの私はどうかしていた、いや、さっきまでの私はもう死んだ!これからは曇りなき眼で見定め、生徒たちを導いていこう!あぁ、なんて晴れやかな気持ちだろう。どうやら私は理想の先生になってしまったようだ。これが完全体の私...いや、もはや
「お休みの前に、先生、どうしてもあなたにお伝えしておきたいことが」
アッ顔近い...いい匂いすりゅ...
ハッ⁉私は今何を!?
いかんいかん、彼とは『先生』と生徒として真摯に向き合っt「先生」ギュッ
うおっ手ぇデッカ♡
いきなり手を握るとかもう結婚じゃん私のこと好きかよ私はもちろん愛してr
「キヴォトスに来てくださり、
連邦生徒会副会長として、俺も先生を支えます。必要とあれば何でも言ってください。
あなたのためなら俺は、何だってできる」
私はなんて醜い人間なのだろうか...
ん?今何でもするって言ったよね?
まさかスパ○ダーマンの正体がピータ○・パーカ○だったなんて...!
デカエロくんのマッチョ量はお好みでご想像ください
私はフィジギフおじさんが好きです