先生殿がまた死んでおられるぞ! 作:大事なのは選択ではなく諦めない心
・ジョーカーかと思ったらショッカーだった
一瞬見間違えるくらい字面が似ている……そっちならかっこよかったんですがねぇ
・先生を早々に夢の世界に叩き込めればこの周回再現可能?
穏便なやり方さえわかれば……ウタハかサヤあたりに頑張ってもらえばワンチャン
・ビデオレターの内容について
詳しくは今回
304:暗黒救護騎士
団長曰くナギサが本校を出発。こっち来てるっぽいね
305:名無し生徒A
ちゃんとゴリラ伴ってる?
306:暗黒救護騎士
ゴリラどころか正実トップ2人とイチカ部隊もセットらしい
307:名無し生徒A
何と戦うつもりだ!!
308:名無し生徒A
そらキャプテンアメリカとセクシーフォックスと変なモブよ
309:暗黒救護騎士
これ不意撃ちミサイルからの無限ユスティナコンボ以外で止める手段ある?
310:名無し生徒A
エリドゥフルセットでわからんくらい?
いやムリか?
311:名無し生徒A
演算設備全部建物ごと破壊してアビ・エシュフとアバンギャルド君の機能不全引き起こすとか言うバカみたいな攻略法が許されるからなトリニティゴリラパーティには
312:名無し生徒A
なんかトリニティだけ強者多くない……?
313:名無し生徒A
生徒総数が違う。
割合はたぶん他校とそんなに変わらん
314:名無し生徒A
強さの方向性は違えど十割強者のアビドスとか言う魔境
315:名無し生徒A
強者にならざるを得なかったと言うか……
316:クロノス記者
アビドスといえば、こっちは無事ヒフミがアビドスの現状知ってから帰って行ったよ
トリニティの状況的に砲撃支援してもらえるかは賭けになるけど
317:暗黒救護騎士
そこはシーフ王がやってくれるから大丈夫なはず
318:名無し生徒A
作戦失敗でぺしゃんこフォックスにされなきゃではあるけどな
319:暗黒救護騎士
まあ、そこは3人の絆を信じよう
320:名無し生徒A
先生殿みたいなこと言うじゃん
321:名無し生徒A
何十回と導かれてりゃ影響くらい受けるわな
365:暗黒救護騎士
さてそろそろ到着する頃……
壁 が 吹 っ 飛 ん だ
366:名無し生徒A
草
367:名無し生徒A
トリニティの気品を感じるエントリー
368:名無し生徒A
>>367
■■■■ー!!!
369:名無し生徒A
>>368
やめないか!
370:暗黒救護騎士
ツルギにそっと抱きかかえられた……何?
371:名無し生徒A
開幕で「死ねえぇ!」されなくてよかったじゃん
372:暗黒救護騎士
それはそうなんだけども
よく見たら他の団員も移動させられてるな
抱えられてるのは流石にいないけど
373:名無し生徒A
抱えられたのは一応怪我人判定だからか?
374:名無し生徒A
そういえば団長に殴られてベッド送りだったな
375:暗黒救護騎士
仮にもキヴォトス人だし、もう治ってるんだけどな……
376:名無し生徒A
侵入方法以外は平和な制圧で良かった。
あとは幹部組で直接対峙するのみか
377:名無し生徒A
頼むぞセクシーフォックス大納言。ミカのあれこれをなんか良い感じにできるかどうかはお前にかかっている
378:名無し生徒A
全体的にふわっとしてる
「このような日が来るとは夢にも思いませんでしたよ、セイアさん……ッ!」
「私を差し置いて夢を語るとはね……ッ!」
「お、おふたりとも無理はなさらず……」
「やっぱりなにか変じゃない? 私たちなんでこんなことしてるんだっけ?」
「救護!!!!」
「会話が成立してない……」
正義実現委員長の大胆なリフォームにより風通しの良くなった隠れ家にて。
非戦闘員、あるいは正義実現委員会には敵わないくらいの救護騎士団の面々は、すっかり広くなった部屋の中央でまるでヘルメット団かスケバンのように銃も使わず取っ組み合う学園トップ3名及び自分たちの団長の姿をなんともいえない表情で見守っていた。
ミネとミカに関しては
反対にナギサとセイアは開始数秒で既に肩で息をしており、このままではミネの救護ターゲットが倒れかけた2人に向いてしまう可能性まであった。
基本的に優しい救護騎士団の彼女達からすれば気の休まらない光景だ。
「まあ、多分大丈夫っすよ。ナギサ様曰く、何かお考えがあってのあの光景らしいんで」
「アレがですか?」
「ええ、多分、おそらく、きっと……っすね」
ちゃんとこっちの目をまっすぐ見て言え。という内心を飲み込んで、正義実現委員会の面々も同様に事の成り行きを見守る……のをやめ、ミネ以外の救護騎士団の面々を無事な別室へ移動させた後、自分たちも建物の外へ移動する。
彼女らが命ぜられたのはナギサへの加勢ではなく非戦闘員の安全確保と外部からの襲撃への警戒。
現に
「近ごろ、本当にお疲れの様子でしたからね……」
「ああ……」
「逆にセイア様は静養中と聞いていましたが、お元気そうでしたね」
「何よりだな」
決して部屋の中央から目を逸らしている訳ではないはずだ。
本人達の繰り広げる惨状はともかく、学園トップが3人とも、それも本校ではなく郊外に集結しているというのは彼女らを襲撃したい連中からすれば絶好の機会だろう。これ以上野次馬根性で警備に穴を開ける訳にはいかない。
「はぁ、明日からどんな顔して接すればいいんだろ……」
「簡単っすよ? 私たちは何も見てないってことで」
「あ、はい……」
ちゃんとこっちの目をまっすぐ見て言え。と出そうになった言葉をまた飲み込んで、黒いセーラー服の集団は中央の部屋を除く、隠れ家全体の警備に入った。
数分後。
より正確には2組のうち1組の、だが。
「フゥー……フゥー……やりますねセイアさん……!」
「そちらこそ……ね……! うぇっ」
「ねえもう倒れそうじゃん2人とも! 本当にどうしちゃったの!?」
まだまだ余裕そうなミネの突撃を自身も余裕を持って対処しつつ、ミカは今日いちばんの大声をあげた。
「どうした……か。そこのティーパーティーホスト
「なんの……ことですか!」
「ミネからの偽報は聞いているだろう? この通り私は生きているが、あれは一部本当だ。襲撃は実際にあった」
「! セイアちゃん、それは……」
それまで常と変わらないリズムで働いていた心臓が跳ね上がる感覚に、ミカは思わず動きを止めた。
すかさずミネに掴み掛かられ、ほとんど取り押さえられる格好になってしまったが、それを気にする余裕はもはやなかった。
「私が消えて空いた椅子の上から、随分と好き勝手やってくれたようじゃないか。エデン条約など、締結間近と聞く」
「待って、それは」
セイアが語るにつれ、心臓が早鐘を打つ理由が少しずつ別のものに変わっていく。
友が、ミカにとって耐えがたい誤解をしている。
「人が動くには、動機というのがつきものだ」
それ以上言わせてはいけない。その一心で、ミカは2人の間に割って入るべく全身に力をこめた。
「どいて!」
「ええ、どうぞ」
「へっ?」
こめた力をそのまま受け流され、勢いのままミカは床に顔から倒れ込んだ。
「痛〜ッ!」
「ミカさん……?」
「セイアちゃん待って! ナギちゃんは何も悪くなくて、えっと、セイアちゃんは寝てたかも知れないけど、襲撃したのはナギちゃんとは全然関係ない別の子で……あ! その子が悪いって言うんじゃなくて、指示したのは……」
両手をつき、陥没した床から勢いよく顔を引き抜くと、意を決して、しかし本音を言えば心の準備は全くできておらず、しどろもどろになりながらも誤解を解こうとするミカだったが、徐々に声が小さくなっていく。
「そうだね。襲撃を指示したのは君だ。ミカ」
「……はぁ、本当にミカさんだとは。今までの苦労はいったい」
視線の先には困ったように微笑むセイアと、手の甲を額に当てて宙を仰ぐナギサ。
ミネは何も言わず出口付近で目を閉じ、置き物と化している。
「もしかして……ていうかやっぱり、この騒ぎ、全部お芝居?」
「ああ、百鬼夜行では狐は人を化かすものだろう?」
「はは、何それ」
「巻き込んでしまった正義実現委員会と救護騎士団の皆さんにはいい迷惑ですね……」
「仕方ないさ。暗殺者自体は本物だからね。ミカは利用されたわけだ」
「そこまで知ってるんだ」
「私が生きているんだ。つまりそう言うことだよ」
「そっか、あの子……」
2人が自分達しか知らない情報を元に話し始めたところでナギサが咳払いで説明を求める。
もう言い逃れはできないところまで来てしまった。もう構うものか、とミカは今までの経緯を順序立てて話し始めた。
「セイアちゃん、本当にごめんね……」
「いいさ。私の方こそ君の気持ちを考慮しない発言が多々あったことは自覚している」
「……何か変なもの食べた?」
「激怒してみせた方が良かったかい?」
「わー! ウソ! 今のなし!」
「おふたりとも、こういう時くらい静かに語らえませんか?」
「ロールケーキはもう勘弁して!」
「どこから出したんだい? それ……」
あらかた情報を話し終えた頃、元の友人らしい振る舞いを取り戻した3人の様子を見届けたミネはそっと出口から退出し、
ビデオレターの内容要約
・生きてるよ
・もしミカが近くにいたら再生をやめてもう一つのビデオ(ミカ宛の当たり障りのない内容)に切り替えて欲しい
・襲撃を指示したのはミカ
・この件で後戻りできなくなったミカが返り血で赤く染まる未来が見えた(4thPVのスチル)
・信じられんだろうし証拠もないので、後戻りできるうちに本人の自供を引き出そう
・あれで結構頭が回るので冷静さを奪うため一芝居打とう。多少トンチキなくらいが良い
・襲撃は本当にあったので護衛を忘れずに
大体こんな感じのことをエデン条約編プロローグみたいな言い回しで伝えました。