先生殿がまた死んでおられるぞ! 作:大事なのは選択ではなく諦めない心
・ホシノ怒られそう
詳しくは今回
・ループ初めの周りの反応について
前年度隣の席だった奴が急に来なくなったとかそこまで荒くれじゃなかったはずの奴が暴れ出したりとかいろいろ同時期に起きていますので勘や頭のいい人達には察知されてます。中でも議長と横乳は行動力の塊。
・壊れてない組も要救護判定喰らいそう
一見大丈夫そうでも見る人が見ればアウト判定のメンバーもいますね。テラーとか
705:黄金の毒蛇
前が見えねえ
706:名無し生徒A
原作の七囚人戦みたいな演出までいれて
カッコつけて出ていって
瞬 殺 さ れ た
ってマジですか?
707:黄金の毒蛇
そうだが? いまシロコに簀巻きにされてる
708:名無し生徒A
まあしゃーない。アビドスはちょっと強すぎる。
709:名無し生徒A
ホシノ抜きでも1人で勝てるわけ無いんだよなぁ
710:名無し生徒A
で、何がしたかったんだ?
711:黄金の毒蛇
これでヌビアはアビドスに学園名義で喧嘩を売って返り討ちにあったという正式な記録ができたわけだ
712:名無し生徒A
自分から黒星取りに行くのか(困惑)
713:名無し生徒A
するとどうなる?
714:カイ様信者
そうだね、ボスの身代金および喧嘩売った賠償金だね
715:野良メット
コレを受け取り拒否すれば周辺からはヌビアを完全に潰す意思表示と取られるか「コイツラ甘ちゃんだぜ」と今まで以上に舐め腐った対応取られるようになるか。マイナスがデカすぎるわけでゲス
716:名無し生徒A
要は壮大で回りくどいお金貢ぎ作戦だったと?
717:名無し生徒A
そうでもしないと受け取らないアビドス側にも問題がある
あ、監禁は勘弁しt
718:黄金の毒蛇
ついでにホシノを危険にさらさずカイザーに一線踏み越えさせるのも狙ってる。
どうせ借金全部返せる額はホシノが止めるだろうから、ついでと言いつつこっちのほうがメインまであるな。
>>717
はいアウト
719:名無し生徒A
あー、じゃあカイザーは……
720:野良メット
大変でゲス、カイザー理事小納言殿!
アビドスがヌビア制圧しちまったでゲス!
これはヌビアと、ついでにアビドスも私有地での戦闘行為と不法占拠で拘束する絶好のチャンスでゲース!
721:名無し生徒A
連邦生徒会「そこはヌビアの土地のようですが?(威圧)」
ひでえ罠だ
722:名無し生徒A
欲のためにガキ5人に嫌がらせしただけで血も涙もねえ……っ!
723:名無し生徒A
カイザーは鏡見ろ定期
724:名無し生徒A
アイツラが文句言う事って大抵自分は誰かにやってるくせに案件だからな
725:名無し生徒A
本当にカス
726:黄金の毒蛇
まあそんなわけで奴らはそのうちヌビアに方向転換して攻めてくるはずなので悪いが戦力をちょっと割いてくれ
727:名無し生徒A
全部じゃなくて?
728:黄金の毒蛇
>>720の文言で誘った以上、チャンスとばかりにアビドス校舎も制圧しようとするものと思われる
729:名無し生徒A
うわあ……
730:名無し生徒A
まあ分散するので、原作よりは戦力落ちると考えれば……
731:名無し生徒A
ウチらも分散するんだけどな!
732:名無し生徒A
助けてヒナちゃん!!!
733:シーフ王
そこで他の女の名前を呼ぶとは、つれないじゃないか
734:名無し生徒A
せ、セクシーフォックス大納言様!
735:シーフ王
アビドス砂漠で牽引式榴弾砲の演習を行う準備は万端だよ。いつでも出せる
運が良ければ例の生徒の嘆願が間に合ってナギサからも戦力がくるかもね
736:名無し生徒A
有能オブ有能
737:名無し生徒A
もう動いて大丈夫なのか
738:シーフ王
流石に本格的な復帰はミネに睨まれるから、まだまだナギサに代理を頼まなければならない状態だ。
……とは言うが、これはもう卒業まで実権はナギサのものじゃないかな?
739:名無し生徒A
もうナギちゃんトップに据えた命令系統できちゃってるからね。仕方ないね
740:名無し生徒A
エデン条約とかのデカい案件控えてる中で更にトップ交代はまあ混乱の元
741:暗黒救護騎士
トリニティの内輪のアレコレはともかく、これで戦力はなんとかなるはずだ。
742:名無し生徒A
お前今回は本当に頑張ったよ
743:黄金の毒蛇
助かる。アビドス組からの説教が済んだらこちらも迎撃準備に入る
744:名無し生徒A
説教挟むの草
745:名無し生徒A
仕方ないよ。
特にグルのホシノ、書記に降格は確実
746:名無し生徒A
アヤネの前で正座してる姿が目に浮かぶ
747:黄金の毒蛇
>>746
よくわかったな
748:名無し生徒A
してるのか……
749:名無し生徒A
草 残当
「さて、ホシノ先輩? 何か申し開きはありますか?」
「え~っとぉ~……」
言い訳はいくつか思い浮かぶものの、それを口にすればあの銃口も黙ってはいない。
身体的なダメージはホシノからすれば無いに等しいものだろうが、おそらく心が耐えられない。
故に、取るべき行動はひとつ。
「ごめんなさい……」
平謝りだ。
「……考えがあったようですが、一言くらい相談してくれてもよかったじゃありませんか」
「うん」
「本当に、心配したんですからね」
「……うん」
もっと仲間に頼ろうと誓った直後に仲間を置いてけぼりにした作戦を決行。
涙を堪えているアヤネを見て、勢いに身を任せすぎた。と猛省する。
「それで、なんて言ってホシノ先輩を丸め込んだの?」
「無論、借金を何とかする方法があると……」
「ん!」
「この卑怯者!」
「お仕置きです♧」
「ははっ、痛い」
隣を見れば、友がその証言をいわゆる詐欺話だと解釈した他の後輩たちに袋叩きにされていた。
よく見るまでもなく相当手加減しているようで、やられている本人も軽く笑っているが。
アヤネもホシノへの説教を中断してその光景を暫し見つめたあと、意を決したようにそちらの方へ向かった。
「ヌビア分校・生徒会長……いえ、元アビドス生徒会会計・■■■■■先輩。あなたにもお聞きしたいことが山程あります」
「え」
「!?」
「あら」
「調べていたか」
硬い床の上で正座のまま待機させられてうへうへ鳴いているホシノへ視線が集中する。
情報の裏付けを求められているのを察知したホシノは比較的真面目な顔に戻り頷いた。
「そうだよ、その子はおじさんの2年前の同級生。話を信じたのも、まあ、そういう訳でねぇ」
そのまま続けてホシノの口から語られた、この連れ去り事件に至るまでの経緯。
話が進むにつれて後輩たちの視線に含まれていた敵意が薄れていく。
本当に優しい面々だな、と黄金の毒蛇は眩しそうに目を細めた。
「まあ、前提は達した。もう誤魔化す必要もあるまい」
掲示板で仲間たちと話したように、ヌビアからの賠償金、および自分の身代金の話をアビドスへ伝える。
「え、何その額。借金返しきれちゃうじゃない!」
「元会計ですから、こちらの返済事情も計算で把握できるという事なのでしょうね。しかしそれは……」
「一攫千金。だけど……」
「ちょ~っと、高すぎるかなぁ」
「そうですね、流石に受け取れません」
思い出されるのはブラックマーケットでのやり取り。
銀行を襲って手に入れるのは取引情報のみのつもりだったが、そんな事情は知らない銀行員が目の眩むような大金をバッグに詰めてきた。
借金を返す元手にできるかと一瞬期待したが結局は道端に放置して立ち去っている。
一度でも楽な手段に手を出せば、あとは一生、常にその選択肢がチラつくようになる。
そうしてもう一度だけ、と何度も繰り返しいつかそれが当たり前になっていく。
ホシノのあの警告は、今思えば矯正局にまで行ってしまったこの友を見て、そのことを思い知っていたからこそ出た物……なのかもしれない。
ここでこの大金を受け取ってしまえば、あのやり取りは何だったのか、という事になる。
「とはいえ、まったく受け取らないのが逆にまずいのも理解できます。最後の生徒会メンバーであるホシノ先輩の拉致……つまり
「そうだね、あいつらはリスクなしで殴り放題だ~って思われちゃう。特にカイザーなんかにそう思われたら……」
「うーん、ではどうしましょう」
それに
首を捻る一行の中、ふとシロコが簀巻きにした元アビドスの先輩を俵のように持ち上げた。
「ん、良いことを考えた」
「シロコ先輩?」
「このままアビドスに連れて帰る」
「うん?」
「い、今なんて……」
「このまま連れて帰る」
「ちょっと、仰っている意味が……」
「ヌビアの生徒会長を攫って、アビドスに転校してもらう。今度はヌビアが止めに来ればいい。これでおあいこ」
シロコ以外の全員が完全に凍り付いた中、すたすたと歩きだす覆面水着団ナンバー2の背中を数秒見つめた後、最初に再起動したホシノの
「そ、そう来たかぁ~」
という声だけが妙に大きく響いた。
「感心してる場合ですか!? 止めないと!」
「あ、うん。シロコちゃん、それは流石に」
「? もともと、他校の生徒を攫って転校させるのはホシノ先輩が出したアイディアのはず。しかもヌビアも候補に入れてた」
「へ? ……あ、あぁ~……言ったねぇ、会議の時。いやぁ、アレはちょっとした冗談というか……ていうか君も大人しく運ばれてないでさ! 縄抜けくらいできるでしょ?」
「ふむ。今ならそれも悪くないかとちょっと思ってな……」
「うへぇ、この状況以外で聞きたかったなぁ、その言葉」
「しっかりしなさい! ヌビアの子たちはどうするのよ! あの子達を路頭に迷わせたら承知しないわよ!? 会長なんでしょ!?」
「む」
その言葉にハッとした様子のミノムシ会長へ呆れた視線を送っていると、柱の陰からすすり泣くような声が聞こえてくる。
そちらを見れば先ほど倒したヌビアの生徒たちが目頭を押さえて膝をついていた。
「黒見セリカ……お前という奴は……」
「見てたの!? じゃあ早く止めなさい! 連れてかれちゃうわよ!」
「しかし会長がそれも悪くないと仰るなら……」
「あーもう! ちょっとくらいわがまま言いなさい! 絶対無下にはされないわよあの様子なら!」
「そ、そうかな……」
「そう!」
「う……うおおおおおおお! 行かないでください会長!!」
銃も持たずに殺到するヌビアの面々に流石のシロコも発砲は出来ず、逃げる側がひとりという変則的な鬼ごっこが部屋の中で開催された。
「みんな元気ですね~」
「ちょっと元気すぎる気もするけど。ま、これはこれで……あ」
「「あ」? ……あ」
呑気にその光景を眺めていたホシノとノノミだったが、すっと渦中へ歩み出た後輩の姿を見て震え出す。
直後、一発の銃声が鳴り響き、全員の視線が発生源へと集められた。
「
「「「「「「「「……はい」」」」」」」」
そこには、眼鏡に光を反射させて表情の読めない状態のアヤネが、硝煙を上げる銃を掲げて立っていた。
逆らえる者など、この場に居ようはずもなかった。